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今も変わらずに...

logbook #190 作並温泉 岩松旅館








岩松旅館1

杜の都”仙台”
ワタシもカレも大好きな街のひとつ
東北唯一の政令指定都市として発展し
海も山も自然が多くあります

仙台の市街地から車で30分も走ると
元祖”仙台の奥座敷”と呼ばれる「作並温泉」に入ります
大型旅館から小さな温泉宿まで数件が軒を連ね
中でも最も歴史が古く
そして唯一の混浴宿として残るのが
ここ「岩松旅館」です

仙台市と山形市を結ぶ国道48号線沿いにあるので
山間といえども宿の目の前を通る国道の交通量は極めて多いです
岩松旅館の駐車場は道路を挟んだ反対側にあるので
渡る際にはぜひ注意をしてくださいね☆

岩松旅館5

創業は200年前の寛政8年(1796年)と歴史の深い宿
何と言ってもこの渓流沿いの露天風呂が有名ですね☆
室町時代に岩松対馬尉 藤原信寿という人物がこの作並の地に移り住みます
当時は蝦夷地として深い深い僻地であったこの地で湧き出る温泉を人知れず守り
11代目の寿隆(喜惣治)になり”秘されたこの湯を世の人々に分かち合いたい”
と藩に申し出て開発が始まります
実に8年の歳月をかけ何もない山間に道路の整備が始まり”古湯”を完成させます
これが現在の「鷹泉閣(ようせんかく)岩松旅館」の前身です

さらに古くは721年に奈良の高僧”行基”が東北地方巡業時に発見
渓流の響きと共に聞こえてきた仏法僧の声に誘われて深い森の斜面を降り立つと
碧色の泉水をたたえながら沸き立つ白い湯気が!
これをお仏さまのお導きと合掌した言い伝えがあります

その後1189年には源頼朝が奥州藤原氏征伐の際に兵馬を休めたと言われるのがこの作並温泉
頼朝が矢で仕留めた鷹を追って深い渓谷に入ると
そこには湯煙をあげながらこんこんと沸き立つ温泉があり
先ほどの鷹が湯壺に浸かり傷を癒し
やがて大空に羽ばたいていきました

岩松旅館9

それを見た頼朝も自ら体を湯に浸し休めると
たちどころに長い軍旅の疲れが取れ癒されたので
兵達にも浸からせ軍勢も精気を蘇らせたと言われています

この宿の始まりでもある”古湯”を作った岩松喜惣治に
伊達の殿様からは功労を讃えられ
頼朝の伝説を元に岩松旅館の屋号「鷹泉閣」の名称を授かり今に至るそうです

喜惣治が開発を手がける以前は
当時の奥州仙台領遠見記に作並を紹介されるも
湯治客が来るような著名な温泉地ではなかったようですが
1878年(明治11)になると古湯・新湯(その後1855年に創業した現在の神の湯作並ホテル)の二件で
年間2500人と秋保温泉をもしのぐ温泉地に成長します

岩松旅館15

岩松旅館は5つの源泉を持ち
そのうちの4つは渓流露天風呂の4つある湯船にそれぞれ分けられています
同じ露天風呂で違う源泉を楽しめるなんて
なんとも贅沢な気分になれます☆

手前から”しん湯””瀧の湯””鷹の湯””河原の湯”
その他に女性専用の”香華の湯”
本館にある男女別内湯”不二の湯”とまさに温泉三昧
源泉温度は52℃~61℃のナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
無色透明のお湯でほんのり硫黄の香り漂う
体に優しいリラックスできるお湯です☆

岩松旅館22

広瀬川の上流に位置する作並温泉は
切り立った谷が続く渓谷にあります
その為か谷底にある渓流露天風呂は
夜はもちろん日中でも国道や温泉街の喧騒は一切届かず
ただただ作並の自然と200年前と何ら変わらず
古の時をゆっくりと刻んでいます

4つのすべての湯船は立派な大きな屋根の下にあり
側面は切り立った崖を利用して作られている全天候型の半露天風呂
雨の降る日も雪の降る日も
自然の変化を眺めながら安心して入浴を楽しめます

ワタシの大好きな湯船が”鷹の湯”
以前は湯船の縁がヒノキ風の木造りになっていて
とても暖かみがったのですが
今は御影石風のタイルに変わっていました

この場所でこんな風にのんびりとリラックスしながら
目の前に流れる広瀬の渓流の音を聞きながら目を閉じると
なんとも言えない至福の時があります
幸せ~♪

岩松旅館23

平日の夜遅くだったので誰もいない貸切状態でしたが
お一人地元から来られている殿方とご一緒できました
せっかくなので同じ湯船にご一緒させていただき
いろいろなお話で盛り上がりました
これも混浴温泉ならではの醍醐味ですね

この岩松旅館の露天風呂は
記念すべきワタシの混浴デビューの場所なんです☆
....かれこれ11年ほど前の話ですが...
本当に混浴ってあるんだな~って思いと
老若男女それぞれが自然に湯浴みを楽しむ姿に
もともと開放的なことが好きだったワタシは
とても感動したのを覚えています☆

恥じらい?というかお風呂って裸で入るのが当たり前なので
変な恥ずかしさは一切ありませんでした(笑)
初めて連れてきてくれたカレの方がびっくりしていました☆
(*ノω・*)テヘ

岩松旅館3

そしてここの名物は露天風呂へ続く長い階段☆
”名湯に長い階段あり”(勝手に名言!?を作りました)
行きはヨイヨイ系ですね..
体力ないワタシには厳しいのでエレベーターが欲しいと言いたいところですが
ここだけは200年の歴史の面影を今に残すこの宿を
語る上では欠かすことの出来ないこの88段の階段です
一歩一歩を味わいながらお湯を楽しむという価値があると思います

ワタシが初めて訪れた時と変わらず
200年の歴史を刻む岩松旅館の露天風呂☆
今までもこれからも
変わらずにあり続けてくれることを
心から願います

またここに帰ってこよう♪

岩松旅館20


みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【作並温泉 岩松旅館】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆

【住所】 宮城県仙台市青葉区作並温字元木16
【☎︎】 022-395-2211
【入浴料】 1500円
【入浴時間】 11:00~14:00 / 日祭日は~13:00まで
【定休日】 不定休(要確認)

【HP】 鷹泉閣岩松旅館HP

参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください



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2014.02.26 滝壺の温泉☆
滝壺の温泉☆

logbook #008 宮城県鬼首 吹上温泉 峯雲閣




鳴子温泉を超え
更に山道を進むと
間欠泉で有名な
鬼首にたどり着きます

どうですか!
滝壺がそのまま
温泉になっているんですよ♪

゚+.(o,,〃ω〃)o スゴォ~ィ♪゚+.*

吹上c

流れ落ちる川の水も
もちろん
温泉☆
不思議な感じ~

自然の中で
とっても贅沢です♪

滝壺付近はもちろん深いので
近づかない様に☆

吹上a

川の上には
しっかりとした露天風呂もあります

川の流れを聞きながら
緑のドームでの
温泉三昧☆

夜は恐ろしい程
静寂に包まれますが
(全く付近にはなにもない!)(笑)
たまには虫の音と
渓流の流れを子守唄に
眠るのもいいですね

吹上b




みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【吹上温泉 峯雲閣】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆

【住所】 宮城県大崎市鳴子温泉鬼首吹上16
【☎︎】 0229-86-2243
【入浴料】 500円
【入浴時間】 10:00~13:00
【定休日】 日帰りは月曜休

【HP】


参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください

国道沿いの民家の中の湯小屋

logbook #007 宮城県 馬場温泉




大崎市より
国道47号線を鳴子方面に向かう途中
気をつけなければ
見落としてしまいそうな
温泉宿があります

馬場c

お目当ての混浴は
本館の方ではなく
小民家風の佇まいの母屋?の
庭のような場所に☆

扉を開けると
狭い湯小屋には
脱衣所と湯船が

殺風景ではあるけれど
清潔感のある
お風呂☆

馬場b

ご覧の通り
不気味なほど
深~い色になっていますね

お湯加減は...
激アツ!!!
(´д゚lllノ)ノ ヒイィィィ!!

おそらく
まだ誰も入っていないのかな

カレが懸命に
表の雪を持ってきて
温度調節

馬場a

身体を沈めてみると
お湯はとってもディープな
紅茶色☆

身体の芯まであたためてくれる
お湯でした♪


みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【馬場温泉】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆

【住所】 宮城県玉造郡鳴子町大口字馬場102
【☎︎】 0229-83-3378
【入浴料】 300円(共同浴場) ・ 500円(内湯) ・ 500円(両方)
【入浴時間】 10:00 - 20:00
【定休日】

【HP】


参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください