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2014.05.29 梶原の湯
梶原の湯

logbook #113 栃木県 塩原温泉郷 元湯 えびす屋




塩原11湯の中の”元湯”温泉は
名前の通り塩原温泉発祥の地で
箒川(ほうきがわ)沿いに広がる温泉街から
一山超えた山あいに現在3軒ほどの旅館がある
ひっそりとした雰囲気♪

でも江戸時代には元湯だけで
戸数84旅館48戸“元湯千軒”と呼ばれる程の
活気ある賑わいを見せていましたが
1695年の大地震の山体崩壊によって
ほとんどが土砂に埋もれ
現在のえびす屋に残る“梶原の湯”だけが
奇跡的に残ったそうです

塩原温泉最古の湯ですね

えびすa

祠を形どったお湯の注ぎ口には
白い硫黄がびっしりこびりついていて
硫黄臭のお湯が流れてきます
これが“梶原の湯”です

泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物温泉
よくわからないけど(笑)
簡単に言うと炭酸入りの硫黄泉♪
温度もちょうど良くて
ゆっくり入っていられます

”梶原の湯”は飲泉すると胃腸に良いとされ
大正時代には、このお湯を原料に
『長命丸』という胃腸薬が作られていたそうです

この日もご一緒した殿方は
持参のペットボトルに
梶原の湯を汲んでいました

えびす屋a

混浴内湯のふたつある湯船のもうひとつは
“弘法の湯”☆
梶原の湯に比べると硫黄の更に濃い泉質という事が
真っ白に変化した湯船の淵を見ればわかります
コチラの湯は激アツで
非常に入り応えのあるお湯です
含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉

湯の注ぎ口は竹筒になっていて
5~6分ごとにお湯が勢い良く吹き出る間欠泉になっています
そのために竹筒の周りは
鍾乳洞の様に析出物が見事に蓄積して綺麗♪

しーんと静まり返った湯小屋内に
突如響き渡る間欠泉の音に
毎回ビックリさせられます

見ているだけでも楽しい~♪

えびすcf

多くの方が“梶原の湯”の方で時間を過ごしていました

女性用内湯には弘法の湯の源泉のみが引かれているので
梶原の湯を楽しむ為には
混浴に入りざるをえない(汗)状況です☆

薄暗い木造の
湯気の立ちこめる
混浴湯小屋

日常ととはかけ離れた
非日常的な空間で
思い思いに湯につかる
平日でもひっきりなしに多くの人が訪れる
人気のお湯です

えびすや11

みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【塩原温泉郷元湯 えびす屋】
みうたんお気に入り度☆☆☆

【住所】 栃木県那須塩原市湯本塩原153
【☎︎】 0287-32-3221
【入浴料】 500円
【入浴時間】 10:45~15:00
【定休日】 不定休(要確認)

【HP】塩原温泉郷元湯 えびす屋HP

参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください

雪見風呂ならぬ“雪風呂”!?

logbook #112 北海道 然別湖コタン 氷上露天風呂




女の子の心を掴む
“限定モノ”や”期間限定”という響き
そんな特別感に女心は思いっきり揺れます(笑)

混浴露天風呂の“期間限定モノ”といえば
有名な所で和歌山県の川湯温泉“仙人風呂”があります
でも期間限定といっても
いつもと変わらぬ自然いっぱいの
河原の露天風呂☆
(それは素敵な景色ですけどね)

期間限定でなかなかお目にかかれない変わり種☆
それが北海道の十勝にある
然別湖コタンにあります

然別湖コタン①15

コタンとはアイヌ語で“集落”という意味
イヌイットの人達の狩猟遠征時に使う避難小屋として
使われる”イグルー”と呼ばれる
雪のブロックを積み重ねて作った
ドーム型の住居☆

ここ然別湖コタンというイベントでは
大小さまざまなイグルーがお目見えして
観光客を喜ばせています

宿泊?のできるイグルーのホテルもあれば
教会もあって、実際に結婚式も執り行なうみたいです
(○'ω'b)b
そして、なんとお酒の飲めるバーまであるんです☆
もちろんドリンクを頂くグラスも氷です

然別湖コタン②17

期間限定で行なわれる”然別湖コタン”の最大の目玉が
(みうたん的な目玉ですが...笑)
イグルーで作られた『氷上露天風呂』です!

雪見風呂は全国で数多く入ってきましたが
ここは雪見風呂ならぬ、完全な『雪風呂』ですね☆
湯船自体はFRPなのかな?
だから溶けるなんていう心配はいりません(笑)

湖畔の”ホテル風水”よりパイプで温泉を引き
溢れない様にまたパイプで湖畔に戻しています
良質なナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉は100%かけ流しです☆

IMG_3185のコピー

湯船は2つあり、男女という区別もないので
基本的に混浴です
もちろん水着着用、バスタオルOKですから
女性の方でも気兼ねなく入れると思います
ワタシは濡れたタオルが身体にくっつくのが嫌なので
もちろんハダカで☆
ましてや、こんな厳寒の雪風呂でタオルを巻いていたら
出た瞬間に凍り付きそうで...

ただ他のイグルーをまわっている観光客の方々からは
好機の目に晒されてしまいますので
気をつけてくださいね☆

なかなか味わう事の出来ないイグルーでの氷上露天風呂
寒さも吹き飛ぶくらいに
綺麗な然別湖の山々の景色や
目の前に広がる雪原に感動しますよ☆

防寒対策をしっかりして
ぜひ厳冬の十勝・然別湖に足を運んで見ては如何ですか?

夜の然別湖に幻想的に浮かび上がる
イグルーの光が素敵でした☆

然別湖コタン①37

みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【然別湖コタン 期間限定☆氷上露天風呂】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆

【住所】 北海道河東郡鹿追町北瓜幕無番地
【☎︎】 0156-69-8181 (然別湖ネイチャーセンター)
【開催期間】 開催日程 1月下旬~3月下旬(要確認)
【入浴料】 無料
【入浴時間】 6時30分~22時
【定休日】 期間中はなし

【HP】然別湖ネイチャーセンターHP

参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
手作りの“おもてなし"

logbook #111 北海道 糠平温泉 中村屋








高度経済成長期からバブル期にかけて
日本という国が急激なスピードで大きな発展を遂げました
経済、高速道路、新幹線、人々の生活..
ワタシは経験していませんが
狂った時代と呼ばれた
バブル期..
日経平均市場最高値
1989年12月29日38,957円..

そんな波が
観光業界や温泉地にも押し寄せた時代

日本中で大型観光ホテルが
ぞくぞくと誕生し
大型観光バスが沢山出入りし
出来るだけ多くの団体客を囲い込むような
風潮に変わって行く中で
個人のお客さんを大切にしてきた
個人経営の旅館や
昔ながらの湯治場が
次々と姿を消していきました

バブル崩壊後
リーマンショックを受け
ますます下降線を描く日本経済の中で
いつしかまた新たな形が見直されつつあります

“個人対個人”
一人一人の顧客満足度を高める
いち早く先見性を持ち
そんな経営方針を打ち出した宿が
糠平温泉『中村屋』です

糠平温泉中村屋夏37
中村屋のおかみさんとお婿さん

玄関ロビーに入ると
無機質な外観からは想像もつかないような
手作り感のあるあたたかな空間がワタシ達を出迎えます

昭和6年に創業された観光ホテルを
昭和52年に現主人の父親が購入
前述した考えの中
父親から譲り受けた経営の改革に☆

平成17年
帯広市内のパン屋さんに勤める娘さん夫婦を呼び戻し
自分たちの目の届く範囲での
顧客満足を目指し
48室あった部屋数を18室にしぼり
全ての部屋、浴室、露天風呂の改装を
ご主人とお婿さんが
地場物を使用した果実酒、食事レシピにこだわる
調理を女将さんと娘さんがそれぞれ担当し
団体客をメインとする旅行代理店との契約を打ち切り
新たなスタートを切ったそうです

『中村屋』の新たなスタートです!
それは彼らの挑戦でもあった事でしょう

糠平温泉 中村屋24

”手間ひまかける”という言葉がある様に
そこには愛情や情熱が注ぎ込まれます
『損して徳を取る』の通り
口コミで噂が広まり
今ではリピーターの多い
人気の宿になったそうです
v(*・v・♪)ブィブィ♪

廊下や露天風呂の至る所に
“気配り”“心配り”が見られて感動ものです

今回は立ち寄り湯でしたが
次回は絶対に宿泊です!
決して料金も高くはありませんが
心が満たされるこの宿を満喫しようと思います

糠平湖の大原始林のダイナミックなロケーションの中で
この宿のご家族が持つ
大らかなお人柄や
北海道の大自然で感じる
せかせかしない“北海道時間”(笑)の中で
癒されてみませんか☆
(o´∀`o)

IMG_3779のコピー

♢♢♢♢♢

というわけで!

早速その年の夏に糠平温泉再訪〜!
中村屋に念願の宿泊!
相変わらず手作り感満載の宿は
全てに心がこもっていました

料理を担当するのは
社長の娘さん☆
料理の腕はピカイチなのはもちろん
食材は全て地場のものを使用しているこだわり
山菜の天婦羅、さくさくでおいしかった〜

糠平温泉中村屋夏3

使用するお箸も
何種類かの木から作った手作り♪
環境にも優しい感じが
伝わります

料理とは
どんなにいい食材
どんなに高級なものを食しても
作った人がイライラしていたり
いやいや作った料理は
食べた人にその”念”が伝わってしまうそうです

世界で一番素晴らしい料理は
母親が作る”家庭料理”
そこに”愛”が伝わるからだそうです

中村屋の料理は
そんな”愛”がつたわってきます

朝食もおいしいビュッフェでした

糠平温泉中村屋夏33

ワタシがここを好きなもうひとつの理由
この”あずきちゃん”!
前回来た時よりも
さらに大きくなって
ワタシを迎えてくれました☆

一緒に遊びすぎて
ヘロヘロ..
幸せ〜〜

糠平温泉中村屋夏20

お湯も素晴らしく
何よりも中村屋の社長さんの
”混浴文化”に対する考え方や思い入れが大好きです

日本の素晴らしい混浴の文化を
継承してくださる
貴重なおひとりです

糠平温泉中村屋夏25

何度も泊まりに来たい宿です


みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【糠平温泉 中村屋】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆

【住所】 北海道河東郡上士幌町字ぬかびら源泉郷
【☎︎】 01564-4-2311
【入浴料】 500円
【入浴時間】 7:30~21:00
【定休日】 不定休(要確認)

【HP】糠平温泉 中村屋HP

参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください

ぬかびら温泉の開拓者の宿☆

logbook #110 北海道 糠平温泉 湯元館





温泉好きの皆さん!
日本源泉かけ流し温泉協会ってご存知でしょうか?
数年前に“温泉偽造問題”なる
ニュースが駆け巡って以来
正真正銘の温泉をアピールする為に
厳選な調査の末に100%かけ流しを証明出来る指針として
掲げられています

その日本源泉かけ流し温泉協会が太鼓判を押す
100%かけ流しの温泉のひとつが
ここ“ぬかびら温泉郷”です☆

2007年に正式に認められたそうです

実際に入ってみると
肌に馴染むナトリウム・塩化物炭酸水素塩水で
飲泉することで胃腸にも効果があるとか☆

糠平温泉 湯元館3

糠平(ぬかびら)温泉は大正8年に開湯され
現在9軒の旅館・ホテルがあります
糠平ダムが完成するまでは
現在の湖底に温泉街がありましたが
今の温泉街はその際に移転されたものです

糠平(ぬかびら)の語源は
アイヌ語で「ノカ・ピラ」
“形のある崖”の意味
実際に音更川の岸壁に
人の姿に似た岩があったそうですが
ここも今現在、ダムの湖底に沈んでいて
見る事は出来ないとのこと

大正8年に糠平の原生林に湧出する
温泉が発見された事が始まりですが
その源泉を発見した人こそ
ここ『湯元館』の初代館主だったそうです

糠平温泉 湯元館4

いわば糠平温泉の開拓者ですね☆

厳冬の雪深い大雪山国立公園の大自然の中で
目の前の原生林の景色と
木々を行き交う野鳥の姿を眺めながら
ゆっくりとパイオニアの残したお湯を楽しむ

まさに至福の時間です☆

みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【糠平温泉 湯元館】
みうたんお気に入り度☆☆☆

【住所】 北海道河東郡上士幌町糠平本通4
【☎︎】 01564-4-212
【入浴料】 500円
【入浴時間】 9:00~19:00
【定休日】 不定休(要確認)

【HP】湯元館HP


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北の大地へ第一歩♪

logbook #109 北海道 幌加温泉 鹿の谷温泉旅館




みうたん☆クローバーZの新たな冒険!
今回は“雪島”へ上陸です☆
(あっ!雪島とは、みうたん的“北海道”の事です)
(・∀・)アヒャ!!

2月の雪島は
まさに冬本番!!
帯広空港に降り立つと
肌を刺すような空気が
北の大地だという事を五感で感じられます

ブーツにアイゼンを装着☆
冒険気分で、いざ出発です

帯広から大雪山系を抜けて旭川に向かう
国道273号線を北へ
アイスバーンと地吹雪が
行く手を阻みます(汗)

糠平湖を抜けると
一層山深い景色一色で
集落どころか一軒も民家がありません

まさに陸の孤島!
そんな山奥に
秘湯ファンを唸らせる
『幌加温泉 鹿の谷温泉旅館』はあります

幌加7

ここの最大の特徴は
一度に4つの源泉を楽しめる事☆
もちろん掛け流しです

古びた感は否めない広い内湯
3つ並んだ浴槽は
手前から「ナトリューム泉」「鉄鉱泉」「カルシューム泉」と
それぞれの泉質が作り出す色が
芸術作品の様に並びます

そして混浴の露天風呂は「硫黄泉」☆

なんとも贅沢気分♪

幌加9

窓の外は雪景色
平日の午前中
またまたワタシ達だけの貸し切り状態(笑)

打たせ湯まであって
十分に身体も温まります☆

宿の周りには沢山のエゾシカが棲息する事から
鹿の谷(かのや)というらしいのですが
この日は全く姿が見えず...
露天風呂のすぐ近くまで寄って来るらしいです
...残念☆

エゾシカを間近に見ながらの露天風呂..
ますます贅沢気分ですね♪



みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【幌加温泉旅館】
みうたんお気に入り度☆☆☆

【住所】 北海道河東郡上士幌町幌加
【☎︎】 01564-4-2163
【入浴料】 500円
【入浴時間】 9:00~20:00
【定休日】 不定休(要確認)

【HP】


参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください