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手作りの“おもてなし"

logbook #111 北海道 糠平温泉 中村屋








高度経済成長期からバブル期にかけて
日本という国が急激なスピードで大きな発展を遂げました
経済、高速道路、新幹線、人々の生活..
ワタシは経験していませんが
狂った時代と呼ばれた
バブル期..
日経平均市場最高値
1989年12月29日38,957円..

そんな波が
観光業界や温泉地にも押し寄せた時代

日本中で大型観光ホテルが
ぞくぞくと誕生し
大型観光バスが沢山出入りし
出来るだけ多くの団体客を囲い込むような
風潮に変わって行く中で
個人のお客さんを大切にしてきた
個人経営の旅館や
昔ながらの湯治場が
次々と姿を消していきました

バブル崩壊後
リーマンショックを受け
ますます下降線を描く日本経済の中で
いつしかまた新たな形が見直されつつあります

“個人対個人”
一人一人の顧客満足度を高める
いち早く先見性を持ち
そんな経営方針を打ち出した宿が
糠平温泉『中村屋』です

糠平温泉中村屋夏37
中村屋のおかみさんとお婿さん

玄関ロビーに入ると
無機質な外観からは想像もつかないような
手作り感のあるあたたかな空間がワタシ達を出迎えます

昭和6年に創業された観光ホテルを
昭和52年に現主人の父親が購入
前述した考えの中
父親から譲り受けた経営の改革に☆

平成17年
帯広市内のパン屋さんに勤める娘さん夫婦を呼び戻し
自分たちの目の届く範囲での
顧客満足を目指し
48室あった部屋数を18室にしぼり
全ての部屋、浴室、露天風呂の改装を
ご主人とお婿さんが
地場物を使用した果実酒、食事レシピにこだわる
調理を女将さんと娘さんがそれぞれ担当し
団体客をメインとする旅行代理店との契約を打ち切り
新たなスタートを切ったそうです

『中村屋』の新たなスタートです!
それは彼らの挑戦でもあった事でしょう

糠平温泉 中村屋24

”手間ひまかける”という言葉がある様に
そこには愛情や情熱が注ぎ込まれます
『損して徳を取る』の通り
口コミで噂が広まり
今ではリピーターの多い
人気の宿になったそうです
v(*・v・♪)ブィブィ♪

廊下や露天風呂の至る所に
“気配り”“心配り”が見られて感動ものです

今回は立ち寄り湯でしたが
次回は絶対に宿泊です!
決して料金も高くはありませんが
心が満たされるこの宿を満喫しようと思います

糠平湖の大原始林のダイナミックなロケーションの中で
この宿のご家族が持つ
大らかなお人柄や
北海道の大自然で感じる
せかせかしない“北海道時間”(笑)の中で
癒されてみませんか☆
(o´∀`o)

IMG_3779のコピー

♢♢♢♢♢

というわけで!

早速その年の夏に糠平温泉再訪〜!
中村屋に念願の宿泊!
相変わらず手作り感満載の宿は
全てに心がこもっていました

料理を担当するのは
社長の娘さん☆
料理の腕はピカイチなのはもちろん
食材は全て地場のものを使用しているこだわり
山菜の天婦羅、さくさくでおいしかった〜

糠平温泉中村屋夏3

使用するお箸も
何種類かの木から作った手作り♪
環境にも優しい感じが
伝わります

料理とは
どんなにいい食材
どんなに高級なものを食しても
作った人がイライラしていたり
いやいや作った料理は
食べた人にその”念”が伝わってしまうそうです

世界で一番素晴らしい料理は
母親が作る”家庭料理”
そこに”愛”が伝わるからだそうです

中村屋の料理は
そんな”愛”がつたわってきます

朝食もおいしいビュッフェでした

糠平温泉中村屋夏33

ワタシがここを好きなもうひとつの理由
この”あずきちゃん”!
前回来た時よりも
さらに大きくなって
ワタシを迎えてくれました☆

一緒に遊びすぎて
ヘロヘロ..
幸せ〜〜

糠平温泉中村屋夏20

お湯も素晴らしく
何よりも中村屋の社長さんの
”混浴文化”に対する考え方や思い入れが大好きです

日本の素晴らしい混浴の文化を
継承してくださる
貴重なおひとりです

糠平温泉中村屋夏25

何度も泊まりに来たい宿です


みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【糠平温泉 中村屋】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆

【住所】 北海道河東郡上士幌町字ぬかびら源泉郷
【☎︎】 01564-4-2311
【入浴料】 500円
【入浴時間】 7:30~21:00
【定休日】 不定休(要確認)

【HP】糠平温泉 中村屋HP

参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください

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