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良き日の塩原温泉の姿

logbook #115 塩原温泉郷 畑下(はたおり)温泉 清琴楼




北関東の混浴エリアとして最もメジャーな温泉地のひとつが
塩原温泉郷です
1000以上の歴史を持つ古い温泉郷で
大きく分けると『塩原11湯』と呼ばれるくらいに
それぞれの個性を持ったエリアに分かれます

那須塩原ICから塩原に入ると
箒川に沿って
大網温泉、福渡温泉、塩釜温泉の次にあるのが
畑下(はたおり)温泉です

806年に塩原元湯が発見され
明治17年(1884年)に塩原街道が開通し
多くの賑わいを見せる中
夏目漱石、谷崎潤一郎、斉藤茂吉、高村光太郎などの
文豪も訪れた温泉としても有名ですね

その中でも畑下温泉の『清琴楼』は
尾崎紅葉が滞在中に有名な“金色夜叉”を書き上げた宿として知られます

清琴楼d

今でも宿泊者には見学可能な
『紅葉の間』が保存公開されています
ここで執筆されていたんですね

元々は『佐野屋』という屋号だったそうですが
舞台となった「清琴楼」という小説の中の旅館の名前を
今の屋号に変えたそうです
つまり名付けの親は”尾崎紅葉”☆
Σヾ(・Д・´●)ノわぉ!!

今も新館の玄関には
尾崎紅葉像がしっかりと鎮座しています

清琴楼b

ここのもうひとつのポイントは
混浴の露天風呂が湾曲する箒川の中州にあるという所☆
おぉ-(o゚Д゚ノ)ノ
新館を一旦出て、古びた廃屋の庭を抜け
小さな吊り橋を渡って中州の露天風呂へ行きます

平日のお客さんの少ない日は
『貸し切り風呂』として使っているそうです
お湯は少し白濁した含塩化土類・弱食塩泉
ワタシが入った時は一番風呂だったのか
超ゲキ熱(笑)で強敵でした

畑下温泉は今でこそバブル後の静けさに包まれた感は否めません
とくに400号のバイパスが塩釜より抜けた事で
大型バスもそちらに流れてしまう傾向に..
しかし見逃してしまいそうな畑下温泉に一歩足を踏み入れて
川沿いの遊歩道をあるけば
自然の息吹を感じ
まだまだ良き日の塩原温泉の姿を感じ取れる場所です

清琴楼a

中州の静寂の中
箒川の清流に囲まれ
上を見上げれば木々の隙間からのぞく
黄昏れ近い空

身体を無防備にお湯に預ければ
完全なるOFFモードが
皆さんの身体を充電させてくれるでしょう☆


みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【塩原温泉郷 畑下温泉 清琴楼】
みうたんお気に入り度☆☆☆

【住所】 栃木県那須塩原市下塩原458
【☎︎】 0287-32-3121
【入浴料】 500円
【入浴時間】 10:00~15:00
【定休日】 不定休(要確認)

【HP】 清琴楼ホームページ

参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください

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