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渓谷を見下ろす露天風呂♪

logbook #139 湯野上温泉 旅館新湯




福島県南会津の湯野上温泉は
会津の奥座敷として有名な芦の牧温泉同様に
日光連山を源とする大川(新潟県に入り阿賀野川と名前を変える)沿いの温泉で
切り立った渓谷沿いの崖に張り付く様に温泉街を形成します

明治時代の開湯という比較的新しい温泉
もともとは渓谷下の河原沿いに河床より自噴する源泉を元に
露天風呂や温泉宿がありましたが
川の氾濫や源泉の汲み上げ技術の向上により
戦後、渓谷の上に多くの宿が移転し
現在の温泉街の形を作り上げました

湯野上温泉新湯7のコピー

18軒の旅館・民宿よりなる湯野上温泉は
5つの源泉(猿湯、上ノ湯、姥湯、舘ノ湯、舘新湯)を集中管理して
各温泉宿に供給しています

ここ旅館新湯(しんゆ)は大川の渓谷の崖に立つ
湯の川温泉では比較的大型の宿です
明治創業の老舗旅館です
男女別の内湯、女性専用露天風呂、貸し切り風呂
混浴の露天風呂はとても大きな庭園風で真下の渓谷を覗き込むと
大川の流れが素晴らしい景観を作り出し
迫り来る山々と渓流の流れを聞きながらの湯浴みが楽しめます

お湯は無色透明の100%かけ流しアルカリ単純泉
お肌に優しい美人の湯ですね
露天風呂には屋根もあるので
夏の陽射しや雨も凌げます

湯野上温泉の真骨頂は、やはり秋でしょう
近くには旧会津西街道の大内宿や
山あいの会津にありながら
大昔は海の底だったこの地に今も残る“塔のへつり”も見所のひとつ
当時の繰り返される浸食によって作りだされた芸術作品ですね

2009年の公衆浴場法によって
残念ながら廃止されてしまった”河原の露天風呂”
昔の河原の露天風呂の名残のこの野湯は
湯野上温泉の大きな観光資源であった事は間違いないと思います
今でもこの河原周辺からは湯けむりが所々に上がっています
一度は入ってみたかった伝説の野湯です

今ある日本中の混浴文化を
ワタシ達の手で守って行きたいと
改めて思いました☆

湯野上温泉新湯16

みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【湯野上温泉 旅館新湯】
みうたんお気に入り度☆☆☆

【住所】 福島県南会津郡下郷町湯野上舘本1320
【☎︎】 0241-68-2321
【入浴料】 500円
【入浴時間】 13:00~15:00
【定休日】 不定休(要確認)

【HP】 旅館 新湯 HP

参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください

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