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世界遺産の森の野湯

logbook #151 岩尾別温泉 三段の湯





日本の最北東の地”知床”
半島のほとんどが”立ち入り制限区域”のため
原生林が鬱蒼と茂る大自然が残されています
西側に続く断崖絶壁の海岸線は
日本とは思え無いような絶景

ここを訪れれば
誰もが”秘境”を感じられるでしょう

そんな”地の涯”
アイヌ語で”シリエトク”
なるほど〜
ここの”知床”もアイヌ語から来ているんですね

三段の湯10

その名にふさわしい秘境の宿”ホテル地の涯”
その宿の近くに野趣溢れる
素晴らしいお湯があると聞いてやってきました☆

世界的にもヒグマの生息地として
密集率も世界一のエリア
その知床の自然の中での野湯ともなれば
今までの冒険とは一味もふた味も緊張感が違います

爆竹は?ラジオは?クマ鈴は?
クマよけスプレーもあったほうが良いかな〜?
という感じで
当日の岩尾別温泉”三段の湯”を目指します!

岩尾別の野湯へは
ホテル地の涯の駐車場からアクセスします
”露天風呂”と書かれた看板のところの
小さな小径を降りていきます

さぁ山を越え谷を越えの
大冒険の始まり〜
と覚悟を決めていたのですが
なんてことはなく(笑)
徒歩1分
森に入ってすぐのところに
その野湯はありました

三段の湯7

”三段の湯”
その名の通り
上段、中段、下段と湯船が分かれていて
上段よりオーバーフローしたお湯が
下段まで流れていきます

ここは脱衣所がないので
女性にはハードルが高いですね
ワタシの場合は、むしろ開放的に堂々と(笑)

事前に脱衣所がないと聞いていたので
車で彼の持っていたストールを
裸の上にパレオとして巻いて行ったので
脱衣も一瞬でした(笑)

この日は入浴中に殿方がひとり覗きに来たくらいでしたが
観光シーズンのピーク時には
結構な人で賑わいそうです

駐車場に近い場所と言っても
所詮、知床の森の中
ここばかりは誰か入っていてもらったほうが
心強いかも(笑)

野湯といっても
ホテルがしっかり手入れしてくださっているので
とても綺麗な湯船☆
上段が熱く
下段にいくにつれ
ぬるくなっているようです
この日は中段が一番いい湯加減でした

泉質はホテル地の涯と同じかな?
薄いエメラルドグリーンかかったお湯
オーバーフローする段差の部分は
綺麗な温泉成分に塗られていました

三段の湯16のコピー

この奥には”滝見の湯”という湯船があるそうですが
見逃してしまい入れませんでした(汗)

世界遺産の森の中
自然のエネルギーを体いっぱいに受け
ゆったりと過ごす原生林の中の湯浴みは格別です

みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【岩尾別温泉 三段の湯】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆

【住所】 北海道斜里郡斜里町岩尾別温泉
【☎︎】 0152-24-2331 (ホテル地の涯)
【入浴料】 無料
【入浴時間】 冬期 (11月~4月)
【定休日】 )

【HP】

参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください

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