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裂けた岩から温泉が☆

logbook #174 裂石温泉 雲峰荘(うんぽうそう)





江戸と甲州を結ぶ重要路の役割があった
メインの甲州街道、裏街道”秩父往還路”
そしてもう一つが
青梅と甲府を結ぶ大菩薩峠越えの”青梅往還路”
いわゆる青梅街道です

その青梅街道の甲府側に下った仙境感の溢れる山里に
一軒宿の”裂石温泉 雲峰荘(うんぽうそう)”はあります

武田信玄の隠し金山にまつわる
「おいらん渕」の伝説もすぐ近く
有名な心霊スポット...
不用意に近ずくとヤバそうですね

裂石15

裂石温泉のすぐ隣には
この宿と同じ名前の”雲峰寺(うんぽうじ)”があり
行基による開創の言い伝えがります
天平17年(745)6月17日に行基の目の前で
激しい雷が大岩に落ち
真っ二つに裂けた岩の間から
燦然と十一面観音が出現したといわれています
崇高な心で萩の樹を切り取り
十一面観音の尊像へと彫刻し
この寺に奉祀しました

この裂石温泉の由来も同じような言い伝えで
1200年前(同じ頃ですね)にあるお坊さんが業をしていると
突然雷が落ち石が裂けて
温泉が湧き出たという話

....似てますよね..
というか一緒?
この辺りは雷が落ちやすい場所なのか..
はたまた
ふたつの言い伝えが混同しているのか
それはわかりませんが
そのような開湯伝説により
”裂石温泉”と呼ばれています

裂石5

雲峰荘は木造二階建ての
いわゆる鄙びた温泉宿
本館内にふたつの男女交代制の内湯がありますが
目的の混浴の露天風呂は本館外
橋を渡った別棟にあります

受付を済ませ露天風呂へ向かいます
男女別の脱衣所のある二階建ての建物
二階は一体何に使っているんだろ?

雲峰荘の混浴露天風呂
上段の湯と下段の湯船に分かれていて
一番の特徴的なのは上段の湯の屋根代わりになっている
塩山御影石の一枚岩☆
十谷の源氏の湯といい
山梨は岩を屋根にする
ハラハラ系が流行りなのかhしら?(笑)

お湯はph9.9の美人の湯
”いいですね〜”
上段の湯が熱めで
下段の方は少しぬるめ
肌に滑らかでヌルヌルしてきます♪

裂石8

さすが人気の混浴温泉だけあって
平日にもかかわらず
次々とお客さんがやってきます
もちろんオール殿方ですが(笑)

ここは時間制で1時間ときっちり決まっています
本館の受付で入浴開始時間の紙を渡され
脱衣籠のところに置くシステム
つまり時間オーバーかどうかがわかる仕組みなのでしょうね
なのでず〜と居座る人もいないので
宿側としては回転がいいのかも

裂石温泉と川浦温泉 山県館は
車で30分かからない場所なので
混浴ファンにとってはセットなのでしょうか
ここで見かけた殿方が数名
山県館でも一緒でした
東京青梅方面からは比較的近くにある
貴重な混浴ですから
ハシゴには最適ですね

裂石10

山梨といえば
やっぱりワインや桃!
この裂石を降りていくと
勝沼周辺はワイナリーやぶどう畑が広がり
道路沿いには桃の直売所が並びます

ワタシ達はアルコールは苦手なのですが
フルーツは大好物
こんな風に全国を旅して
土地土地の美味しい果物をいただくのも
醍醐味ですね☆

裂石20

そろそろ1時間の制限時間(汗)
...せめて1.5は欲しいところですが
決まりは決まりなので(笑)

ワタシ達が出る頃には
結構な人数の殿方が入っていました
人気のほどが伺えます

山梨にはまだまだ名泉があります
次はどこに行こうかな〜〜♪

裂石23のコピー


みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【裂石温泉 雲峰荘】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆

【住所】 山梨県山梨市上萩原2715-23
【☎︎】 0553-32-3818
【入浴料】 500円
【入浴時間】 10:00~13:00
【定休日】 無休

【HP】 雲峰荘HP

参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
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