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草木も眠る丑三つ時

logbook #189 下呂温泉 噴泉池





岐阜県を代表する混浴露天風呂
高山市の奥飛騨温泉郷が真っ先に思いつきますが
ココ下呂温泉の「噴泉池」も忘れてはならないランドマークのひとつ

下呂温泉そのものが1000年の歴史を誇り
有馬・草津と並び江戸時代の儒学者・林羅山が
日本三名泉に紹介するなど
日本を代表する温泉地でもあります

噴泉池2

下呂の温泉街を流れる飛騨川(益田川)の河川敷に
名前の通りぽっかりと口を開けた”池”の如くその露天風呂はありました
静まり返った2月の真夜中の下呂温泉
川沿いの温泉街の灯りを頼りに噴泉池へ

なぜ深夜に??
しかも”草木も眠る丑三つ時”に??

ワタシが混浴巡りをするずっと前に
テレビで見た噴泉池の映像...衝撃でした~
360度遮るものもなければ
脱衣所さえない晒し者状態の露天風呂に
お天道様の下、完全に生まれたままの姿の人たちが
あられもない姿で湯浴みを楽しむ姿...
ワタシの知らない非日常の世界がそこにはありました~

噴泉池10

今では”こちら側”の人になっていますが...(笑)

いつかはあの開放的な露天風呂を!と思っていたら
平成22年2月1日より男女とも完全水着着用が義務付け!
....あの非日常の空間は完全に過去のものとなってしまいました
(ちなみにワタシは開放感が好きなだけです)

その後ネットなどで調べてみると
昼間でこそ水着天国になって徹底している様ですが
夜はまだまだ正装(ここでいう裸)で入っている人もいる..との情報
というわけである旅の途中
岐阜を夜に通過する機会があったので
ココに丑三つ時(丁度2時過ぎでした 笑)に立ち寄ったとう訳です

噴泉池5

平安時代に近くの湯の峰山から湧出した温泉
(当時は湯島と呼ばれた)
その後、湯脈を変え飛騨川の河原に湧出(白鷺が教えた伝説があります)するも
安政の大洪水で湯脈を失ってしまいました
大正時代に入りボーリング採掘により再度お湯が湧出
昭和初期にかけ大きな賑わいを見せますが
高度成長期の大型ホテル乱立により湯脈があっという間に減少
ついに1974年、14の源泉を集め安定したお湯を供給するため
集中管理の湯タンクを2箇所設置
(3階たての高さもあります)
現在温泉街の各宿に配湯しています

噴泉池のお湯もその中のひとつ
昔の下呂温泉の白鷺伝説のイメージがあるので
”噴泉池”といいますが
自噴している訳ではありません

それでも無料で提供してくださっていることに心より感謝ですね☆

噴泉池9

さすがに2月の真夜中の噴泉池
お湯も適温とはいかず少々ぬるめ....
でも岩の湧出口から出てくるお湯は暖かく
とっても気持ち良く湯浴みができました
でも長い時間、この一角からなかなか動くことができませんでしたけど

時が止まってしまったかのような真夜中の下呂の温泉街
月明かりに照らされ人っ子一人いない丑三つ時の噴泉地も
なかなか体験できない素敵な時間になりました☆

ただメチャ寒かった!!

どんな形になっても
この噴泉池は混浴文化の宝です♪

噴泉池16



みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【下呂温泉 噴泉池】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆

【住所】 岐阜県下呂市幸田
【☎︎】 0576-24-2222 (下呂温泉観光協会)
【入浴料】 無料
【入浴時間】 24h
【定休日】 清掃時・河川増水時(要確認)

【HP】 下呂温泉観光協会HP


参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください



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