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現代社会のオアシス

logbook #200 白鳥山温泉 喜楽苑





かつては明治初期より炭鉱の町として栄えた福島県いわき市
常磐高速道を北上すると”日立南IC”あたりから海岸にせり出した丘陵地帯に入り
数多くのトンネルが宮城県の仙台平野が開ける阿武隈川まで続きます
日本でも最古の地層カンブリア層を持つ阿武隈高地です
特に日立市からいわき市までの地域は「常磐炭田」が栄え
(水戸藩の常陸国(常)と磐城平藩の磐城国(磐)から名前が付けられた)
当時関東随一の規模を誇りました
その当時の坑道跡が今でも地下深くに無数に張り巡らされていて
この区間の高速道は陥没防止のため全てコンクリート舗装になっています

白鳥山 喜楽苑5

終戦後エネルギー革命による石炭採掘の斜陽化を受け
次々と全国の炭鉱が閉山
ここ常磐炭鉱も閉山を道を辿ります
多くの労働者を抱えたこの地域では豊富な源泉を生かし
「いわき湯本温泉」の活性化や「常磐ハワイアンセンター(現ハワイアンズ)」建設など
観光化を図り大きく発展してきました
映画「フラガール」の舞台としても有名ですね

そのハワイアンズからわずか車で5分という場所に
今回ご紹介する「白鳥山温泉 喜楽苑」はあります

常磐自動車道 いわき湯本ICからも目と鼻の先のこの場所に
これだけの自然の残る秘境があるなんて全く知りませんでした
白鳥山とよばれる小高い丘を上がった原生林を抜けると
すぐ近くにはJRAの「馬の温泉」なる施設があり
G1競走馬など多くの馬が訪れリハビリを行っています

山の斜面をうまく利用した喜楽苑の1万坪の敷地には
16の客室と池や遊歩道など持つ贅沢な造りで
落ち着いた雰囲気の隠れ家的な気分を味わえます

休日には多くの宿泊者や立ち寄り客でにぎわいを見せるそうです
なので平日がお勧め♪

白鳥山 喜楽苑8

混浴の露天風呂は敷地の一番奥にあり
より一層の静けさを感じられます
男女別の脱衣所の先に岩で組まれた10以上入れる湯船
一部は崖の斜面を掘った洞窟風呂も作られています
屋根も半分近くを覆っているので
日差しの強い夏や雨の日でも安心して入ることができそうです
ただ目隠しもなくお湯も透明なので
女性にはハードルが高いかもしれませんね

白鳥山温泉独自の源泉は鉱泉で、宿泊者専用の内湯のみに使われています
混浴露天風呂のお湯は自家源泉ではなく
12km先にある湯本の温泉街の源泉から引湯しています
含硫黄-ナトリウム-塩化物・ 硫酸塩温泉のお湯は
硫黄臭は湯本に比べると随分薄れてはいるものの
このロケーションがそれを忘れさせてくれるくらい
気持ちの良い湯浴みを提供してくれます

白鳥山 喜楽苑9

日本秘湯を守る会の宿でもある喜楽苑
秘湯感は感じられないものの
「日常のオアシス」的な雰囲気は抜群の自然豊富な景観
でもグーグルマップでこの宿の位置を確認すると
露天風呂の向こうの谷の先には実に100程先まで
大きな団地が迫ってきているというから驚き!
そんな気配を全く感じられないロケーション
本当に山あいの秘境にでも来ているかのような
転地効果は抜群の宿です
特に新緑のこの時期
木々の緑がたくさんのエネルギーを分けてくれるでしょう☆

秘境に行くには遠い、近場では味気ない
そんな方には都心からもアクセスしやすい白鳥山温泉
「灯台下暗し」的な穴場♪
日常のオアシスを感じてみてください

白鳥山 喜楽苑6


みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆

【住所】 福島県いわき市常磐白鳥町勝丘119
【☎︎】 0246-43-2227
【入浴料】 1500円
【入浴時間】 8:30~15:30
【定休日】 不定休(要確認)

【HP】 白鳥山温泉 喜楽苑HP


参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください

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