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日本屈指の”あつ湯”

logbook #204 湯宿温泉 湯本館





2016年の大河ドラマ皆さんは見ていますか~??
1985年に放映された真田太平記以来の真田幸村を描いた力作☆
もちろんワタシはYoutubeでコンプリートしました
歴史が大好きなワタシ
おそらく大河ドラマの中でもトップクラスに入るのでは??
と思える完成度の高い作品でしたが
その(幸村)真田家を描いたリメイク版となる”真田丸”
余程、前作を上回る事がない限り酷評されるであろうパンドラの箱を開けたのが
実力脚本家「三谷幸喜」
随所に三谷ワールドを交えながらの展開、うんうん♪まずまずの面白さです☆

何よりも光る部分がキャスティングでしょうね
前回の幸村が今回の昌幸...当時の丹波哲郎さんの演技を見ていた草刈正雄さんが
自身にかけられたプレッシャーはとてつもなく大きなものだと思いますが
見事に素晴らしい演技を見せています☆今後も期待大です

IMG_2633のコピー

すいません!「真田丸」の話で盛り上がってしまいました...
本題の混浴レポートを始めましょう☆

群馬県と新潟県との県境”三国峠”の直ぐ近く
関越自動車道ができるまでは
越後と関東を結ぶ重要な交通路であった三国街道
現在の国道17号線沿いから旧道へ逸れた小さな集落に
現在6軒の宿と4つの共同湯を持つ「湯宿温泉」はあります

当時は三国峠越えの重要な城下町として栄えたこの温泉
開湯の歴史は古く約1200年~1300年前の
仁寿2年2月8日に弘須(こうず)法師が読経している際に薬師如来が現れ
岩穴から突如温泉が湧出したとされます

江戸時代には大泉洋の演じる真田信之(幸)が徳川方に着いて
沼田城主になってから5代目にあたる城主”真田伊賀守信真”が
長年患っていた持病の”痔”を湯宿の湯にて完治させた事から
薬師如来を再建、薬師瑠璃光如来を祀ったそうです
その薬師瑠璃光如来が現在、湯宿温泉中心部にある共同湯
「窪湯」に併設されたお堂でその姿を見る事ができます

IMG_2677のコピー

その窪湯を見下ろすように建つ鉄筋コンクリートの宿が「湯本館」
温泉街で一番大きな旅館です
面白いのが旅館でありながら門の表札には個人名が掲げられていること
「湯本作太夫」
この宿の主人が代々襲名する名で
現在でなんと!21代目になるというから驚き!
なんとも歴史の刻まれた旅館です

館内にはお風呂が3つ
混浴大浴場と婦人用浴場、貸切風呂
露天風呂はありませんが
メインの混浴大浴場はインパクト大です

浴室に入るとまず目に飛び込んでくるのが
大きな円を描く湯船☆15人以上は入れそうな大きさ
湯船の円に対して浴室は六角形になっていてなんとも不思議な感覚☆
無機質な印象になりがちなコンクリート造りの浴室ですが
床のタイルが柔らかい印象を与えてくれます
高い天井と大きな窓からの最高も十分なので開放感を感じます

さっそくお湯に浸かると
噂には聞いていた通り、かなりの激アツ...!(汗)
こ、これは相当強敵...
本来であれば水を入れると温泉本来の効能が薄れてしまうのですが
ここは水道のホースを投入(笑)
ちょっと入ると足が真っ赤になるほど

湯宿温泉の中で唯一の独自源泉を持つ湯本館
源泉温度は63℃のナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉
加温・加水・消毒循環一切なしの掛け流し
宿の旦那さんの話では
熱交換式の機械は高いし、注ぎ込む源泉の量を絞り込むとお湯が濁る
無色透明のクリアなお湯を保つためには自然な湧出しかないようです
「熱くなければ湯宿のお湯じゃない」という名言があるほど
全国屈指の”あつ湯”なのです

混浴大浴場の湯温は42℃とありますが
人がしばらく入っていないと45~47℃はあるとのこと
う~ん...このお湯に涼しい顔で入れるくらいになりたいですね

湯宿15

湯宿16

混浴大浴場にて一際目を引くのがこのお湯の湧出口に敷き詰められた玉石☆
その上には、まるで雪が積もったかのような
純白の析出物が結晶を作り出しています
近くで見ると塩のような
はたまたイソギンチャクのような(笑)
この析出物の主成分は石膏と石英
そこには竹筒が置いてありお湯をすくって飲泉できるようになっています

ワタシは温泉を飲むのが苦手なので...
飲むふりだけしておきましょう(汗)

IMG_2646のコピー

湯本館のロビーから大浴場へ進む廊下から見える中庭には
東屋に覆われた湯本館の源泉井戸があり
その奥には洞窟らしきものが見えます
湯宿の開湯伝説に出てくる岩穴だそうです
あの銅像は初代館主作太夫さん?
この時は少々荒廃した感じと、日陰だったからかちょっと怖~い雰囲気でした(汗)

湯宿温泉では毎年2月8日(開湯伝説の日)に
宿の主人6人が中庭に集まり、近くの本覚院金泉寺の住職による読経が行われます
湯宿温泉の人々の温泉に対する信仰の深さと畏敬の念が伝わってきます
きっと何年も何年も繰り返されている伝統行事なのでしょう

湯宿9

今ニュースでは先日の熊本大地震が連日伝えられています
被害に遭われた方へお見舞い申し上げます
そして残念ながらお亡くなりになられた遺族の方へも重ねまして
心よりお悔やみ申し上げます

現在もなお余震が続き、被災された方は不安な日々を過ごされている事と思います
ワタシも東日本大震災で被災経験をしているからこそ
とても心配な気持ちでいっぱいです
1日も早い復興を願います

長い長い歴史の中で
この湯宿温泉を始め多くの温泉地や老舗旅館は
今までにも火災や天変地異による大きな被害や困難を
幾度となく越えてきた事と思います
きっと今回の災害も、多くの人たちの思いと力で
必ず乗り越えられると信じています
今こそ心を一つにして☆

湯宿37


みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

みうたんお気に入り度☆☆☆

【住所】 群馬県利根郡みなかみ町湯宿温泉甲23
【☎︎】 0278-64-00
【入浴料】 大人600円 小人300円
【入浴時間】 11:00~18:00
【定休日】 無休

【HP】 湯宿温泉 湯本館HP


参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください

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