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国見グリーン♪

logbook #223 国見温泉 森山荘



☆PCビューで見る方がより画像の質が良くなります☆




ノースブルーを縦断する奥羽山脈
その山脈を突き抜けるように
”出羽国(秋田県)”と”陸奥国(岩手県)”を結んだ秋田街道(国道46号線)
秋田県側は仙北市、岩手県側は盛岡市を結ぶ重要な街道です
この街道の難所”国見峠”は「峠道の博物館」といわれ
それぞれの時代の道が、今もほとんど手付かずのままで残されています

江戸時代末までの徒歩のみで超える峠”江戸の道”
人力車や荷馬車が通った明治以降の峠道”明治の道”
車の時代となった昭和の峠道
大量高速時代の交流を支える平成の峠道
それぞれの時代の峠道は
今も手付かずのまま残っているので
当時の人々の知恵や労力を知る事ができるといいます

国見森山荘20

そんな駒ヶ岳の南麓岩手県の”国見峠”に湧くみちのくの名湯が
「国見温泉」
現在は二軒の温泉宿がある静かなエリアです
秋田駒ヶ岳の登山道入口にもなっているので
登山者の利用も多い温泉地です
もちろん冬は深い雪に閉ざされるため冬季閉鎖となります

今回はその中の宿「森山荘」を訪ねてみました☆
日帰り入浴者は宿手前の売店食堂にて入浴券を購入し奥へ進みます
森山荘には男女別の内湯と混浴の”展望露天風呂”があり
どちらも利用可能です

国見森山荘26

展望露天風呂に向かい、階段を降ります
途中ペット専用の温泉施設もあり充実ぶりを伺えます

混浴露天風呂に着くと、まず目に飛び込んでくるのが
眩いばかりのエメラルドグリーンのお湯!
これ、本当に天然のお湯なの~?って思うくらいです!
過去にある温泉地では白濁湯の温泉偽装問題も以前ありましたが
まさにバスクリンを入れたような、むしろ人工的な色にびっくり
こんな鮮やかな色は、その昔テレビで見た
”ドリフ”のコントに出てくるお湯くらいなもの...(笑)

国見温泉の泉質は”含硫黄炭酸水素泉”
正真正銘の天然掛け流し100%の鮮やかなグリーンのお湯☆
不思議とお湯の湧出口をみると源泉は透明なお湯...
ではこのエメラルドグリーンはいったい??

実はこの色の正体は植物の一種♪
着色はレイリー散乱によるものだそう..(って何?)
成分中の植物の一種が紫外線に当たると光合成が始まり変色するみたいですよ
なので、その日の気候条件や様々な条件により
結晶のサイズや構造が異なり変化する色に違いが出るそうです

確かに乳白色の温泉も、源泉は透明で
空気に触れて酸化することで見事な白になるんですよね
温泉って面白い☆

国見森山荘38

温泉の宝庫でもある岩手県
その温泉に含まれる重層(皮膚に効能が高いとされます)は
県内の温泉の平均含有量の7倍あるとの事☆
ということはココのお湯は美人の湯!
お肌ツルツル〜〜
という事で、ここぞとばかりに長湯☆(笑)

展望露天風呂というだけあって
お湯に浸かりながらも国見に広がるブナの原生林を間近に感じられ
ロケーションは抜群!
湯船の前にあるベンチに腰掛け
火照った体をそこで休めれば
駒ヶ岳に吹く風を全身に感じることができ
更に開ける眺望に「言うことなし!」の気持ちになります☆

テラス?から見下ろせば
緑に染まった温泉成分のグラデーションが
自然の芸術作品を作り上げていました
これも圧巻です!

国見森山荘33のコピー

国見森山荘35

この駒ヶ岳周辺には数多くの温泉地帯があり
有名な秋田県の乳頭温泉もそのひとつ
つまりこのエリアは言わずと知れた混浴温泉の宝庫
冬は雪が深いため国見温泉は冬季休業に入る秘境
その直前の秋の国見温泉は
きっと素晴らしい紅葉に包まれる事でしょう

みちのくの秘湯「国見温泉」
ノースブルーのポテンシャルの高さを感じます♪

国見森山荘28



みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

みうたんお気に入り度☆☆☆☆

【住所】 岩手県雫石町橋場 国見温泉
【☎︎】 090-1930-2992
【入浴料】 500円
【入浴時間】 7:00~20:00
【定休日】 11月中旬~4月末までは冬季休業

【HP】 森山荘HP


参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください

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