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2016.12.10
どこの”下”??
どこの”下”??
logbook #232 西山温泉 下の湯
☆PCビューで見る方がより画像の質が良くなります☆
柳津の福満虚空蔵尊の門前町として栄えたこのエリアには
豊富な温泉と昔ながらの湯治の名残として
未だに数多くの混浴文化が根付いています
温泉街らしい温泉地としては
名前の通り”柳津温泉”がありますが
そこに長い間、引湯をしていた温泉地こそが
この西山温泉です
この地の8つある源泉に順序良く浸かることで
万病に効くと謳われた西山温泉は
古くより「神の湯」と呼ばれてきました
豊富な湯量を象徴するかのように
すぐ近くにはこの地の地熱を利用した
”柳津西山地熱発電所”があります
しかも国内有数の出力を持つそうです
見た限りでは観光の”か”の字も感じることのないような
静かな山間の集落の西山温泉
そのポテンシャルには相当期待できそうです☆
静かな温泉地である西山温泉は
高低差も多く入り組んだ細い道を進みます
その中でも最も分かりづらい場所にある宿が「下の湯」
おそらく初めての人は100%迷うことになりそうです
同じく混浴を持つ宿「滝の湯」の裏道を回り込むように進み
空いたスペースに車を停め
目の前の川に架かる、小ぶりながらしっかりとした吊り橋を渡った先に
西山温泉の情景にこれまたドンピシャな外観の「下の湯」はあります
看板がなければ、普通の民家にしか見えません(笑)
「おじちゃ~ん、おばあちゃ~ん遊びに来たよ~」
と声をかけたくなるような雰囲気の中
声をかけると奥の居間の方から
年配のおばあさんが出てきて案内をしてくれました
まさに生活感を感じられる長い廊下を奥に進んだ先に
この宿に一つだけある混浴の浴室があります
意外に廊下も脱衣所も清潔感があり新しい感じなので
最近リニューアルしたのかな?
浴室は二つに分けられた湯船が並ぶシンプルな作りです
さすがは日本有数の地熱発電を持つ西山温泉☆
源泉温度は70度近く、貯められたお湯の温度も
ゆうに50度近くはありそう(汗)
これに地元のおじいさんたちは涼しい顔で入るのかしら...
新参者のワタシにはかなり厳しい洗礼(涙)
たくさん重ねられたケロリンの桶で分けられた湯船のうち
向かって左側は源泉がそのまま注がれているので熱め(かなり)
そのお湯が流れている右側はややぬるめ(でも熱め)です
やはり源泉直のお湯には温泉成分の湯の花が
溶き卵のように舞っていて、程よい硫黄臭が感じられます
10分以上の湯かきでの激アツ湯との攻防の末ようやく適温に☆
ぬるめの方のお湯にゆっくり浸かります
含硫黄-ナトリウム塩化物泉のお湯は
とても優しくお肌を包んでくれます
「下の湯」という名前
あちこちの温泉地でもたまに聞くネーミング
湯布院の混浴の共同湯にも「下ん湯」ってありましたね
ここは立地的に宿の頭上高くに高架橋が通っていますが
それが「下の湯」のネーミングとは思えません(笑)
おそらく(推測)源泉の出ている場所の下という意味なのかもしれませんね
先ほどもご紹介したように
初めての人はなかなかたどり着けない立地からも
まさに「下の湯」という名前はぴったりです
各地の混浴宿のお湯の泉質や効能も多種多様であるように
その宿の"個性”をや”湯守”のセンスが表現される浴室インテリア(!?)
こだわりを持った所もあれば、全くこだわっていない所もあり
中には意識していないのに経年劣化や温泉成分などによる変色も手伝って
自然に”こだわり”のようなセンスを見せる宿もあります
「下の湯」の雰囲気、ワタシは好きです
湯気抜き屋根や壁は木造りのぬくもりあり
腰壁のグレーとえんじ色の様な見事な色合いのセンス
そして大谷石のような切石の床
長年のお湯の流れでしょうか
下の湯の歴史を刻む様にボコボコとした凹凸を生み出し
とても全体的なバランスがいいんです
これが”こだわり”なのか”偶然”なのかわかりませんが(笑)
とにかく居心地が良かったな~
飾り気の欠片もなく
山間の素朴な原風景の中の湯量豊富な温泉地
”こんな所にこんな素晴らしい温泉があるなんて”と
間違いなく感動に値する西山温泉
ただ全国的に見られる様に
ここでも宿主の高齢化の波が押し寄せ
近年では廃業を余儀なくされる宿も多くなっている様です
この西山ismを継承しつつ
いつでも帰ってこれる様な温泉であってほしいです
帰りがけ「お世話様でした~」と玄関で声をかけましたが
居間の方では大音量で付けてある”ミヤネ屋”らしき番組の音声のみが
下の湯に響いていました(笑)
これもまた”西山ism”(笑)
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
みうたんお気に入り度☆☆☆
【住所】 福島県河沼郡柳津町五畳敷字下の湯44
【☎︎】 0241-43-2021
【入浴料】 400円
【入浴時間】 9:30~17:00
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
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logbook #232 西山温泉 下の湯
☆PCビューで見る方がより画像の質が良くなります☆
柳津の福満虚空蔵尊の門前町として栄えたこのエリアには
豊富な温泉と昔ながらの湯治の名残として
未だに数多くの混浴文化が根付いています
温泉街らしい温泉地としては
名前の通り”柳津温泉”がありますが
そこに長い間、引湯をしていた温泉地こそが
この西山温泉です
この地の8つある源泉に順序良く浸かることで
万病に効くと謳われた西山温泉は
古くより「神の湯」と呼ばれてきました
豊富な湯量を象徴するかのように
すぐ近くにはこの地の地熱を利用した
”柳津西山地熱発電所”があります
しかも国内有数の出力を持つそうです
見た限りでは観光の”か”の字も感じることのないような
静かな山間の集落の西山温泉
そのポテンシャルには相当期待できそうです☆
静かな温泉地である西山温泉は
高低差も多く入り組んだ細い道を進みます
その中でも最も分かりづらい場所にある宿が「下の湯」
おそらく初めての人は100%迷うことになりそうです
同じく混浴を持つ宿「滝の湯」の裏道を回り込むように進み
空いたスペースに車を停め
目の前の川に架かる、小ぶりながらしっかりとした吊り橋を渡った先に
西山温泉の情景にこれまたドンピシャな外観の「下の湯」はあります
看板がなければ、普通の民家にしか見えません(笑)
「おじちゃ~ん、おばあちゃ~ん遊びに来たよ~」
と声をかけたくなるような雰囲気の中
声をかけると奥の居間の方から
年配のおばあさんが出てきて案内をしてくれました
まさに生活感を感じられる長い廊下を奥に進んだ先に
この宿に一つだけある混浴の浴室があります
意外に廊下も脱衣所も清潔感があり新しい感じなので
最近リニューアルしたのかな?
浴室は二つに分けられた湯船が並ぶシンプルな作りです
さすがは日本有数の地熱発電を持つ西山温泉☆
源泉温度は70度近く、貯められたお湯の温度も
ゆうに50度近くはありそう(汗)
これに地元のおじいさんたちは涼しい顔で入るのかしら...
新参者のワタシにはかなり厳しい洗礼(涙)
たくさん重ねられたケロリンの桶で分けられた湯船のうち
向かって左側は源泉がそのまま注がれているので熱め(かなり)
そのお湯が流れている右側はややぬるめ(でも熱め)です
やはり源泉直のお湯には温泉成分の湯の花が
溶き卵のように舞っていて、程よい硫黄臭が感じられます
10分以上の湯かきでの激アツ湯との攻防の末ようやく適温に☆
ぬるめの方のお湯にゆっくり浸かります
含硫黄-ナトリウム塩化物泉のお湯は
とても優しくお肌を包んでくれます
「下の湯」という名前
あちこちの温泉地でもたまに聞くネーミング
湯布院の混浴の共同湯にも「下ん湯」ってありましたね
ここは立地的に宿の頭上高くに高架橋が通っていますが
それが「下の湯」のネーミングとは思えません(笑)
おそらく(推測)源泉の出ている場所の下という意味なのかもしれませんね
先ほどもご紹介したように
初めての人はなかなかたどり着けない立地からも
まさに「下の湯」という名前はぴったりです
各地の混浴宿のお湯の泉質や効能も多種多様であるように
その宿の"個性”をや”湯守”のセンスが表現される浴室インテリア(!?)
こだわりを持った所もあれば、全くこだわっていない所もあり
中には意識していないのに経年劣化や温泉成分などによる変色も手伝って
自然に”こだわり”のようなセンスを見せる宿もあります
「下の湯」の雰囲気、ワタシは好きです
湯気抜き屋根や壁は木造りのぬくもりあり
腰壁のグレーとえんじ色の様な見事な色合いのセンス
そして大谷石のような切石の床
長年のお湯の流れでしょうか
下の湯の歴史を刻む様にボコボコとした凹凸を生み出し
とても全体的なバランスがいいんです
これが”こだわり”なのか”偶然”なのかわかりませんが(笑)
とにかく居心地が良かったな~
飾り気の欠片もなく
山間の素朴な原風景の中の湯量豊富な温泉地
”こんな所にこんな素晴らしい温泉があるなんて”と
間違いなく感動に値する西山温泉
ただ全国的に見られる様に
ここでも宿主の高齢化の波が押し寄せ
近年では廃業を余儀なくされる宿も多くなっている様です
この西山ismを継承しつつ
いつでも帰ってこれる様な温泉であってほしいです
帰りがけ「お世話様でした~」と玄関で声をかけましたが
居間の方では大音量で付けてある”ミヤネ屋”らしき番組の音声のみが
下の湯に響いていました(笑)
これもまた”西山ism”(笑)
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
みうたんお気に入り度☆☆☆
【住所】 福島県河沼郡柳津町五畳敷字下の湯44
【☎︎】 0241-43-2021
【入浴料】 400円
【入浴時間】 9:30~17:00
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
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Ripple
これまた、何とも言葉に出来ない情緒を感じられるいい雰囲気を持った温泉宿ですね。
大音量のテレビは「ミヤネ屋」でしたか?
私、関西だけの番組かと思ってましたが、
違ったんですね。
明日は、日帰りで知多に行ってきます。
湯温 熱いかなぁ・・
大音量のテレビは「ミヤネ屋」でしたか?
私、関西だけの番組かと思ってましたが、
違ったんですね。
明日は、日帰りで知多に行ってきます。
湯温 熱いかなぁ・・
みうたん
Rippleさん
こんにちは!コメントありがとうございます!
南知多は楽しまれたようですね
どこでもRipple流に楽しむところが素敵です
ミヤネ屋は関西ですが
今では関東でも昼の顔になっていますよ
こんにちは!コメントありがとうございます!
南知多は楽しまれたようですね
どこでもRipple流に楽しむところが素敵です
ミヤネ屋は関西ですが
今では関東でも昼の顔になっていますよ
2016/12/20 Tue 17:14 URL [ Edit ]
みうたん
ひでさん
こんにちは!コメントありがとうございます!
とても素朴ないい宿だと思います
地元のローカリズムを感じられます
西山温泉は源泉によっては沸騰直前のお湯もありますからね
こんにちは!コメントありがとうございます!
とても素朴ないい宿だと思います
地元のローカリズムを感じられます
西山温泉は源泉によっては沸騰直前のお湯もありますからね
2016/12/20 Tue 17:16 URL [ Edit ]
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