| Home |
2017.11.25
鷹の湯流の贅沢♪
鷹の湯流の贅沢♪
logbook #270 秋の宮温泉郷 鷹の湯温泉
ワタシの大好きな稲庭うどん
日本のうどんブランドで一番好き☆
1665年創業以来、佐竹藩御用達であり御朱印を拝領し”稲庭うどん”という名称を唯一許された佐藤養助総本店のある秋田県湯沢市にやってきました!
もちろん今回も美味しい稲庭うどんを頂きましたよ♪
秋田県というと、ワタシが子供の頃はメチャ遠いイメージ
さらに昔は”陸の孤島”とまで言われた僻地でしたが
今では新幹線や高速道路など交通の急速な発達とともに
その距離感はかなり縮まってきたと思います
特に今回訪れた秋の宮温泉郷は県の南部の宮城県境付近に位置し
よく行く鳴子温泉郷からは鬼首を通ると約40分と意外に近かった事に驚きました☆
それでも鬼首道路から仙秋サンラインを抜けると
そこは大自然に囲まれ人里離れた秘境
この日は天気も良く5月の新緑が始まる頃で
陽の光に山の緑がキラキラと輝いていました
【混浴半露天風呂】
秋の宮温泉郷は秋の宮山荘・稲住温泉・宝寿温泉・おなじみ荘・新五郎湯・保養センター太郎兵衛・松の湯温泉・鷹の湯温泉などの温泉から構成され現在12軒の宿があります
その中で最も古く”秋田最古の温泉”と言われるのが今回の”鷹の湯温泉”
木造2階建ての玄関部分(一部3階建て)は昭和のイメージを残す鄙びた宿
それでも創業は1885年(明治18年)と130年の老舗
現在の小山田さんで4代目を数えます
もともと湯治宿として始まった鷹の湯温泉
地域の農家の方々が農閑期に集まり、疲れた体を癒しながら冬の間は賑わっていたそうです
旅館部が始まったのは昭和40年頃だそうですが
今でも自炊部は残してあり、本館前の役内川に架かるプライベート吊り橋!?の対岸に”河鹿荘”として残してあります。自炊ファンにとっては嬉しい事ですね。
吊り橋の向こうに自炊棟である”河鹿荘”があります
吊り橋の横にはモウモウと湯けむりをあげる源泉井戸☆
部屋数20室の家族経営である鷹の湯温泉
源泉豊富なお湯を楽しむ浴室は全部で6つあります
◻︎混浴大浴場
◻︎ご婦人専用内湯
◻︎混浴半露天風呂
◻︎ご婦人専用露天風呂
◻︎足湯
◻︎混浴野天風呂
(自炊部の河鹿荘にも混浴の内湯があるそうです)
浴室の数もさる事ながら、そのひとつひとつのお風呂のクオリティーの高さが素晴らしい♪
先ほどは冒頭で”僻地”や”陸の孤島”という表現をしましたが
これならわざわざ時間と経費をかけてでもお湯を楽しみに来る
という気持ちがわかります
ワタシ的にお気に入りだったのは
この混浴半露天風呂☆
湯船はふたつあり杉材で縁取られた四角の湯船と岩風呂
どちらも3~4人は入れそうな広さです
その名前の通り湯船は大きな屋根で覆われているので、雨はもちろん
雪深い秋の宮でもゆっくりと湯浴みができますね
もちろん夏は紫外線を避けてくれるので、女性には嬉しい造り☆
夏は風通しが良さそうですね
秋の宮温泉郷には50以上の源泉があるという湯量豊富な地域
鷹の湯温泉の泉質はナトリウム-塩化物泉
源泉温度72℃の源泉掛け流し
高温のため加水してあります
特徴はとてもクリアな透明度の高いお湯
秋田美人と言われるように、ここのお湯にあやかって美人になりたい♪
混浴半露天風呂のすぐ前は混浴野天へ続く遊歩道
綺麗な景色と川の流れを見ようと立ち上がれば
ご覧のように丸見えになります
なので女性はご注意をww
夜の半露天風呂もまた幻想的♪
奥の石垣の向こうがご婦人専用露天風呂です
湯船から贅沢にかけ流されるお湯が
涼んで冷えた体に気持ち良い~♪
【足湯】
本館から出て庭を通った先の東屋風の足湯
そのまま進むと混浴野天風呂に続く遊歩道沿いにあります
川の流れを眺めながら
リラックスした時間を過ごせますね
【混浴野天風呂】
混浴半露天風呂の前を通って野天風呂へ
坂を下りた先に簡易的な脱衣所と野天風呂があります
この宿の名物風呂のひとつでもある混浴野天風呂
先ほどの混浴半露天風呂の前を通り
河原の方へ降りていきます
この宿で最も役内川に近く本館から離れているので
その名の通り野湯に浸かっているような感覚でした
大雨などで役内川が増水すると
完全に水没してしまうほど川に近く作られた岩風呂で
余裕で10人以上は入浴できる広さがあります
夏は裸のまま川で水遊びができそうですよ
ワタシ達が訪問したGWの役内川は春の雪解け水で
目が醒めるような冷たさ!
川のところまでハダカで行ってみましたが
正装での水遊びは断念しました~
向こうに見える鷹の湯の建物と源泉井戸から立ち上る湯煙りを眺めながら
耳には竹筒から流れ落ちるお湯と渓流のBGMが心地よく届きます
日常の”時間の流れ”という概念が全く通用しない世界ですね
ここでは慌てる必要も急ぐ事もありません
スマートフォンと腕時計を忘れる1日も
時には大切なのかもしれませんね
夜の野天風呂
闇の中で更に五感が研ぎ澄まされます
リラックス~♪
【混浴大浴場】
高い湯気抜き天井と広々とした浴室空間☆
鷹の湯温泉で最も有名かつ人気の浴室がココ”混浴大浴場”
杉材で縁取った長方形の湯船がコの字型に配置されていて印象的です
それぞれ源泉が注がれていますが、微妙に温度が違っていました
その中でも浴室に入って左側の湯船はご覧の通り
”立ち湯”になっていて深さが130cm!
ワタシは152cmなので真っ直ぐ踵を付けて立つとギリギリ立っていられる深さです
鉛温泉 藤三旅館の白猿の湯が公式発表で125cmとなっているので
こちらの方が深いはずですが、実際には鉛温泉の方が深いと思います
立ち湯では深い分、水圧(湯圧)が全身にかかるので
全身の血行促進に効果があるとされています
くれぐれもお子様や酩酊状態での入浴にはご注意願います
その他、奥のエリアには”打たせ湯”と洗い場があり
もうひとつ小さめの岩風呂がありました
内湯なので密閉された空間でありながら広さがあるので
さほど窮屈さは感じられません
ぼんやりとした白熱球に照らされた浴室内では
源泉が湯に流れ落ちる音と、贅沢に床一面にかけ流される
お湯の音だけが響いていていました
ひとつひとつのお風呂が
とても個性的で素晴らしい秋の宮温泉 鷹の湯温泉
ワタシが一推しする訳がお分かりいただけたと思います
歴史ある自然に包まれた一軒宿の温泉
ここでは
ただただ時の流れに身を任せ
ゆったりとした時間を過ごして頂きたいと思います
せっかく旅行に来たのだから
観光地やおみやげ屋さんを忙しく巡るのではなく
「何もない」秋の宮で
時間を贅沢に使うのもいいですね
ここに来たのなら「何もない」と嘆く事はせず
「何もない」という事を楽しむ
これが”鷹の湯流”の贅沢です
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【秋の宮温泉郷 鷹の湯温泉】
~2016.5 訪問~
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆
【住所】 秋田県湯沢市秋の宮字殿上
【☎︎】 0183-56-2141
【入浴料】 630円
【入浴時間】 11:00~14:00 (年末年始・GW・お盆は要確認)
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 秋の宮温泉郷 鷹の湯HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
ブログランキング
どれかひとつに”おまけ”画像ありま~す☆
励みになります☆
混浴王を目指すワタシへポチっとお願いします♡
logbook #270 秋の宮温泉郷 鷹の湯温泉
ワタシの大好きな稲庭うどん
日本のうどんブランドで一番好き☆
1665年創業以来、佐竹藩御用達であり御朱印を拝領し”稲庭うどん”という名称を唯一許された佐藤養助総本店のある秋田県湯沢市にやってきました!
もちろん今回も美味しい稲庭うどんを頂きましたよ♪
秋田県というと、ワタシが子供の頃はメチャ遠いイメージ
さらに昔は”陸の孤島”とまで言われた僻地でしたが
今では新幹線や高速道路など交通の急速な発達とともに
その距離感はかなり縮まってきたと思います
特に今回訪れた秋の宮温泉郷は県の南部の宮城県境付近に位置し
よく行く鳴子温泉郷からは鬼首を通ると約40分と意外に近かった事に驚きました☆
それでも鬼首道路から仙秋サンラインを抜けると
そこは大自然に囲まれ人里離れた秘境
この日は天気も良く5月の新緑が始まる頃で
陽の光に山の緑がキラキラと輝いていました
【混浴半露天風呂】
秋の宮温泉郷は秋の宮山荘・稲住温泉・宝寿温泉・おなじみ荘・新五郎湯・保養センター太郎兵衛・松の湯温泉・鷹の湯温泉などの温泉から構成され現在12軒の宿があります
その中で最も古く”秋田最古の温泉”と言われるのが今回の”鷹の湯温泉”
木造2階建ての玄関部分(一部3階建て)は昭和のイメージを残す鄙びた宿
それでも創業は1885年(明治18年)と130年の老舗
現在の小山田さんで4代目を数えます
もともと湯治宿として始まった鷹の湯温泉
地域の農家の方々が農閑期に集まり、疲れた体を癒しながら冬の間は賑わっていたそうです
旅館部が始まったのは昭和40年頃だそうですが
今でも自炊部は残してあり、本館前の役内川に架かるプライベート吊り橋!?の対岸に”河鹿荘”として残してあります。自炊ファンにとっては嬉しい事ですね。
吊り橋の向こうに自炊棟である”河鹿荘”があります
吊り橋の横にはモウモウと湯けむりをあげる源泉井戸☆
部屋数20室の家族経営である鷹の湯温泉
源泉豊富なお湯を楽しむ浴室は全部で6つあります
◻︎混浴大浴場
◻︎ご婦人専用内湯
◻︎混浴半露天風呂
◻︎ご婦人専用露天風呂
◻︎足湯
◻︎混浴野天風呂
(自炊部の河鹿荘にも混浴の内湯があるそうです)
浴室の数もさる事ながら、そのひとつひとつのお風呂のクオリティーの高さが素晴らしい♪
先ほどは冒頭で”僻地”や”陸の孤島”という表現をしましたが
これならわざわざ時間と経費をかけてでもお湯を楽しみに来る
という気持ちがわかります
ワタシ的にお気に入りだったのは
この混浴半露天風呂☆
湯船はふたつあり杉材で縁取られた四角の湯船と岩風呂
どちらも3~4人は入れそうな広さです
その名前の通り湯船は大きな屋根で覆われているので、雨はもちろん
雪深い秋の宮でもゆっくりと湯浴みができますね
もちろん夏は紫外線を避けてくれるので、女性には嬉しい造り☆
夏は風通しが良さそうですね
秋の宮温泉郷には50以上の源泉があるという湯量豊富な地域
鷹の湯温泉の泉質はナトリウム-塩化物泉
源泉温度72℃の源泉掛け流し
高温のため加水してあります
特徴はとてもクリアな透明度の高いお湯
秋田美人と言われるように、ここのお湯にあやかって美人になりたい♪
混浴半露天風呂のすぐ前は混浴野天へ続く遊歩道
綺麗な景色と川の流れを見ようと立ち上がれば
ご覧のように丸見えになります
なので女性はご注意をww
夜の半露天風呂もまた幻想的♪
奥の石垣の向こうがご婦人専用露天風呂です
湯船から贅沢にかけ流されるお湯が
涼んで冷えた体に気持ち良い~♪
【足湯】
本館から出て庭を通った先の東屋風の足湯
そのまま進むと混浴野天風呂に続く遊歩道沿いにあります
川の流れを眺めながら
リラックスした時間を過ごせますね
【混浴野天風呂】
混浴半露天風呂の前を通って野天風呂へ
坂を下りた先に簡易的な脱衣所と野天風呂があります
この宿の名物風呂のひとつでもある混浴野天風呂
先ほどの混浴半露天風呂の前を通り
河原の方へ降りていきます
この宿で最も役内川に近く本館から離れているので
その名の通り野湯に浸かっているような感覚でした
大雨などで役内川が増水すると
完全に水没してしまうほど川に近く作られた岩風呂で
余裕で10人以上は入浴できる広さがあります
夏は裸のまま川で水遊びができそうですよ
ワタシ達が訪問したGWの役内川は春の雪解け水で
目が醒めるような冷たさ!
川のところまでハダカで行ってみましたが
正装での水遊びは断念しました~
向こうに見える鷹の湯の建物と源泉井戸から立ち上る湯煙りを眺めながら
耳には竹筒から流れ落ちるお湯と渓流のBGMが心地よく届きます
日常の”時間の流れ”という概念が全く通用しない世界ですね
ここでは慌てる必要も急ぐ事もありません
スマートフォンと腕時計を忘れる1日も
時には大切なのかもしれませんね
夜の野天風呂
闇の中で更に五感が研ぎ澄まされます
リラックス~♪
【混浴大浴場】
高い湯気抜き天井と広々とした浴室空間☆
鷹の湯温泉で最も有名かつ人気の浴室がココ”混浴大浴場”
杉材で縁取った長方形の湯船がコの字型に配置されていて印象的です
それぞれ源泉が注がれていますが、微妙に温度が違っていました
その中でも浴室に入って左側の湯船はご覧の通り
”立ち湯”になっていて深さが130cm!
ワタシは152cmなので真っ直ぐ踵を付けて立つとギリギリ立っていられる深さです
鉛温泉 藤三旅館の白猿の湯が公式発表で125cmとなっているので
こちらの方が深いはずですが、実際には鉛温泉の方が深いと思います
立ち湯では深い分、水圧(湯圧)が全身にかかるので
全身の血行促進に効果があるとされています
くれぐれもお子様や酩酊状態での入浴にはご注意願います
その他、奥のエリアには”打たせ湯”と洗い場があり
もうひとつ小さめの岩風呂がありました
内湯なので密閉された空間でありながら広さがあるので
さほど窮屈さは感じられません
ぼんやりとした白熱球に照らされた浴室内では
源泉が湯に流れ落ちる音と、贅沢に床一面にかけ流される
お湯の音だけが響いていていました
ひとつひとつのお風呂が
とても個性的で素晴らしい秋の宮温泉 鷹の湯温泉
ワタシが一推しする訳がお分かりいただけたと思います
歴史ある自然に包まれた一軒宿の温泉
ここでは
ただただ時の流れに身を任せ
ゆったりとした時間を過ごして頂きたいと思います
せっかく旅行に来たのだから
観光地やおみやげ屋さんを忙しく巡るのではなく
「何もない」秋の宮で
時間を贅沢に使うのもいいですね
ここに来たのなら「何もない」と嘆く事はせず
「何もない」という事を楽しむ
これが”鷹の湯流”の贅沢です
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【秋の宮温泉郷 鷹の湯温泉】
~2016.5 訪問~
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆
【住所】 秋田県湯沢市秋の宮字殿上
【☎︎】 0183-56-2141
【入浴料】 630円
【入浴時間】 11:00~14:00 (年末年始・GW・お盆は要確認)
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 秋の宮温泉郷 鷹の湯HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
ブログランキング
どれかひとつに”おまけ”画像ありま~す☆
励みになります☆
混浴王を目指すワタシへポチっとお願いします♡
2017.11.02
ジモ専??
ジモ専??
logbook #269 湯田中渋温泉郷 沓野温泉 くつの館
古くから草津街道の宿場町として賑わった湯田中渋温泉郷
江戸・上州方面と越後・北信を結ぶ最短ルートの信州側最後の宿場町として
湯治客だけでなく多くの商人や物資の往来で賑わっていました
また上州草津~湯田中渋温泉~善光寺詣という観光ルートとしても
古くから歓楽街として発展してきた温泉地です
横湯川に沿って多くの温泉旅館が軒を連ねる渋温泉
戦後まもなくの1947年にはGHQが軍の施設として
日本で初めてスキーリフトを設置し国内初のスキーリゾート開発された志賀高原
1998年の長野オリンピックではアルペンスキー・スノーボード競技会場にもなりました
その志賀高原の玄関口でもある湯田中渋温泉郷は
安代・角間・上林・地獄谷・渋・湯田中・新湯田中・星川・穂波・沓野をいう
10の温泉地からなる
まさに北信を代表する温泉郷のひとつです
その温泉郷の中心的温泉地のひとつ渋温泉と横湯川を隔てた丘陵地に静かな集落が
今回訪問した「沓野温泉」
渋温泉から見るその高台が靴の形に見える事で”沓野(くつの)”と呼ばれる様になったそうです
渋や湯田中の様に温泉宿が立ち並び賑やかな温泉街とは程遠く
昔ながらの住宅や歴史ある酒問屋が続く集落で現在は3軒の民宿があるのみ
ここ”くつの館”も民家の様な外観で
おそらく看板がなければ温泉宿とは分からない家庭的な雰囲気の民宿です
それでも1940年に建てられた入母屋造りの木造建築
重厚感たっぷりの存在感がありました
玄関先にはこの宿を見守る様にアイヌ犬が日向ぼっこしていました
「名湯に温泉犬あり」
これはなかなか期待できそう~
お気に入りなのかな?同じ色のお友達も一緒(笑)
玄関を入ると、やはり民家の造りそのままww
まるでおばちゃんの家に遊びに来た感じで「お邪魔しま~す」と廊下奥の浴室へ向かいます
「くつの館」には男女別の内湯があります
他のお客さんがいなければ、大抵「広めの男湯へご一緒にどうぞ」と
即席の混浴というか貸切状態で使用できます
ヒノキで作られた湯船と浴室床が
かけ流されている温泉によって
いい感じで経年劣化し温泉成分で色塗られていました
1818年(文政元年)に沓野村坪根川淵で泉源が発見されて
その泉温の高さから“熱の湯”と称された板葺き屋根の浴場が開設されたのが
この沓野温泉の始まりです
現在は渋温泉の熱の湯より引湯しているお湯は
やや濁りのあるなめらかなお湯
まだまだ肌寒い4月始めの上信にはちょっと熱めのお湯がいい☆
冷えていた体をじんわりと温めてくれます
内湯の扉から表に出て、これまた民家の庭の様なところを通って奥に進むと
小ぶりな混浴露天風呂がありました
女性内湯からもアクセスできます
こじんまりとした集落の中にある立地ゆえに
目隠しの柵に囲まれた露天風呂からの眺望はなし
むしろ近所の建物からは覗かれないかしら(汗)
お隣の茅葺き屋根がアクセントの借景となっていました
お湯は内湯に比べると温めですね
地熱の高い質の良いお湯を持つ湯田中渋温泉郷は
かなりのポテンシャルを持ちます
そもそも長野県は広大な面積を持ち
日本の屋根と言われる日本アルプスをはじめとした
数多くの名山に囲まれた地形
温泉が豊富な条件が揃っています
「環境省が作成したデータによる温泉ランキング」
これにはいくつかの部門があるんです
①源泉数ランキング
②湧出量ランキング
ここではどちらもダントツ1位なのが”おんせん県”大分県!さすがですね
しか~し!その他の部門が興味深い☆
③温泉地数
④温泉宿泊施設数
は共に第2位に急浮上!
⑤温泉利用の公共浴場数に至ってはなんと、ダントツの堂々第1位☆
地域の人に親しまれ、生活の一部として多くの人が温泉と慣れ親しんだ地域なんですね
混浴露天風呂のすぐ隣には東屋風の屋根の下に蓋のついた釜風呂が!
蓋を開けてみると今まで閉じ込められていた湯気が一気にもうもうと上がります
手を入れてみたらなかなかの熱湯...!
しっかり湯かきをして入浴します
内湯のお湯のように熱めのお湯がまたまたジワ~と体の芯を温めてくれます
4月だというのに粉雪の舞う湯田中の空の下
とっても気持ちがいい♪
なかなか素晴らしい五右衛門風呂ですよ
先ほど温泉ランキングでダントツ1位だった”温泉利用の公共浴場数”
確かにこの湯田中渋温泉郷にはかなりの数の公共浴場があり
”大湯”とよばれる浴場も一箇所の温泉郷の中に7つも存在します
ただこの湯田中渋温泉郷の興味深いところのひとつが
「鍵付き外湯」「鍵風呂」といった基本一般の観光客や訪問者入浴不可が多い点です
この様な共同湯の事を「ジモ専」と呼び
・地域の住民でない人
・組合に未加入の人
・鍵を持たない人
以上は原則入浴不可というローカルルールによって守られています
これは入浴を認められた人の”親戚”であっても入浴を許されないハードルの高さ
それでいて歴史ある湯田中渋の効能高きお湯
全国の温泉ファンにとっては、かなりのプレミア度高きお湯なのです
それでも最近になってその規制緩和を行ったのが渋温泉
”渋大湯”をはじめとした9つの共同湯のうち
9番目の”渋大湯”を日帰り共同湯として一般に開放☆
その他のお湯は”渋温泉の宿に宿泊した人のみ”に宿から鍵を借りる事で
"渋温泉外湯めぐり”が可能になりました
(宿の浴衣を着て湯めぐりのタオルを持つ事がルール)
苦労(九労)を洗い流し最後に渋薬師庵にて満願成就を願う
このスタイルで人気を博した湯めぐりになっています
それでも渋温泉以外の温泉地には
まだまだ門外不出の共同湯が数多くある湯田中渋温泉郷
”時代に媚びない地域密着の温泉”
そんなローカルスタイルも
多くの人々を惹きつける魅力の一つなのでしょうね♪
↑沓野温泉に舞う粉雪を舐めています(笑)
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【沓野温泉 くつの館】
~2016.4 訪問~
みうたんお気に入り度☆☆☆
【住所】 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏1183
【☎︎】 0269-33-2048
【入浴料】 500円
【入浴時間】 12:00~16:00
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
ブログランキング
どれかひとつに”おまけ”画像ありま~す☆
励みになります☆
混浴王を目指すワタシへポチっとお願いします♡
logbook #269 湯田中渋温泉郷 沓野温泉 くつの館
古くから草津街道の宿場町として賑わった湯田中渋温泉郷
江戸・上州方面と越後・北信を結ぶ最短ルートの信州側最後の宿場町として
湯治客だけでなく多くの商人や物資の往来で賑わっていました
また上州草津~湯田中渋温泉~善光寺詣という観光ルートとしても
古くから歓楽街として発展してきた温泉地です
横湯川に沿って多くの温泉旅館が軒を連ねる渋温泉
戦後まもなくの1947年にはGHQが軍の施設として
日本で初めてスキーリフトを設置し国内初のスキーリゾート開発された志賀高原
1998年の長野オリンピックではアルペンスキー・スノーボード競技会場にもなりました
その志賀高原の玄関口でもある湯田中渋温泉郷は
安代・角間・上林・地獄谷・渋・湯田中・新湯田中・星川・穂波・沓野をいう
10の温泉地からなる
まさに北信を代表する温泉郷のひとつです
その温泉郷の中心的温泉地のひとつ渋温泉と横湯川を隔てた丘陵地に静かな集落が
今回訪問した「沓野温泉」
渋温泉から見るその高台が靴の形に見える事で”沓野(くつの)”と呼ばれる様になったそうです
渋や湯田中の様に温泉宿が立ち並び賑やかな温泉街とは程遠く
昔ながらの住宅や歴史ある酒問屋が続く集落で現在は3軒の民宿があるのみ
ここ”くつの館”も民家の様な外観で
おそらく看板がなければ温泉宿とは分からない家庭的な雰囲気の民宿です
それでも1940年に建てられた入母屋造りの木造建築
重厚感たっぷりの存在感がありました
玄関先にはこの宿を見守る様にアイヌ犬が日向ぼっこしていました
「名湯に温泉犬あり」
これはなかなか期待できそう~
お気に入りなのかな?同じ色のお友達も一緒(笑)
玄関を入ると、やはり民家の造りそのままww
まるでおばちゃんの家に遊びに来た感じで「お邪魔しま~す」と廊下奥の浴室へ向かいます
「くつの館」には男女別の内湯があります
他のお客さんがいなければ、大抵「広めの男湯へご一緒にどうぞ」と
即席の混浴というか貸切状態で使用できます
ヒノキで作られた湯船と浴室床が
かけ流されている温泉によって
いい感じで経年劣化し温泉成分で色塗られていました
1818年(文政元年)に沓野村坪根川淵で泉源が発見されて
その泉温の高さから“熱の湯”と称された板葺き屋根の浴場が開設されたのが
この沓野温泉の始まりです
現在は渋温泉の熱の湯より引湯しているお湯は
やや濁りのあるなめらかなお湯
まだまだ肌寒い4月始めの上信にはちょっと熱めのお湯がいい☆
冷えていた体をじんわりと温めてくれます
内湯の扉から表に出て、これまた民家の庭の様なところを通って奥に進むと
小ぶりな混浴露天風呂がありました
女性内湯からもアクセスできます
こじんまりとした集落の中にある立地ゆえに
目隠しの柵に囲まれた露天風呂からの眺望はなし
むしろ近所の建物からは覗かれないかしら(汗)
お隣の茅葺き屋根がアクセントの借景となっていました
お湯は内湯に比べると温めですね
地熱の高い質の良いお湯を持つ湯田中渋温泉郷は
かなりのポテンシャルを持ちます
そもそも長野県は広大な面積を持ち
日本の屋根と言われる日本アルプスをはじめとした
数多くの名山に囲まれた地形
温泉が豊富な条件が揃っています
「環境省が作成したデータによる温泉ランキング」
これにはいくつかの部門があるんです
①源泉数ランキング
②湧出量ランキング
ここではどちらもダントツ1位なのが”おんせん県”大分県!さすがですね
しか~し!その他の部門が興味深い☆
③温泉地数
④温泉宿泊施設数
は共に第2位に急浮上!
⑤温泉利用の公共浴場数に至ってはなんと、ダントツの堂々第1位☆
地域の人に親しまれ、生活の一部として多くの人が温泉と慣れ親しんだ地域なんですね
混浴露天風呂のすぐ隣には東屋風の屋根の下に蓋のついた釜風呂が!
蓋を開けてみると今まで閉じ込められていた湯気が一気にもうもうと上がります
手を入れてみたらなかなかの熱湯...!
しっかり湯かきをして入浴します
内湯のお湯のように熱めのお湯がまたまたジワ~と体の芯を温めてくれます
4月だというのに粉雪の舞う湯田中の空の下
とっても気持ちがいい♪
なかなか素晴らしい五右衛門風呂ですよ
先ほど温泉ランキングでダントツ1位だった”温泉利用の公共浴場数”
確かにこの湯田中渋温泉郷にはかなりの数の公共浴場があり
”大湯”とよばれる浴場も一箇所の温泉郷の中に7つも存在します
ただこの湯田中渋温泉郷の興味深いところのひとつが
「鍵付き外湯」「鍵風呂」といった基本一般の観光客や訪問者入浴不可が多い点です
この様な共同湯の事を「ジモ専」と呼び
・地域の住民でない人
・組合に未加入の人
・鍵を持たない人
以上は原則入浴不可というローカルルールによって守られています
これは入浴を認められた人の”親戚”であっても入浴を許されないハードルの高さ
それでいて歴史ある湯田中渋の効能高きお湯
全国の温泉ファンにとっては、かなりのプレミア度高きお湯なのです
それでも最近になってその規制緩和を行ったのが渋温泉
”渋大湯”をはじめとした9つの共同湯のうち
9番目の”渋大湯”を日帰り共同湯として一般に開放☆
その他のお湯は”渋温泉の宿に宿泊した人のみ”に宿から鍵を借りる事で
"渋温泉外湯めぐり”が可能になりました
(宿の浴衣を着て湯めぐりのタオルを持つ事がルール)
苦労(九労)を洗い流し最後に渋薬師庵にて満願成就を願う
このスタイルで人気を博した湯めぐりになっています
それでも渋温泉以外の温泉地には
まだまだ門外不出の共同湯が数多くある湯田中渋温泉郷
”時代に媚びない地域密着の温泉”
そんなローカルスタイルも
多くの人々を惹きつける魅力の一つなのでしょうね♪
↑沓野温泉に舞う粉雪を舐めています(笑)
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【沓野温泉 くつの館】
~2016.4 訪問~
みうたんお気に入り度☆☆☆
【住所】 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏1183
【☎︎】 0269-33-2048
【入浴料】 500円
【入浴時間】 12:00~16:00
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
ブログランキング
どれかひとつに”おまけ”画像ありま~す☆
励みになります☆
混浴王を目指すワタシへポチっとお願いします♡
| Home |