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2016.03.04 出雲国の薬湯
出雲国の薬湯

logbook #198 出雲湯村温泉 川辺の露天風呂




出雲大社をはじめとする
神話の世界では数々の舞台となっている出雲国
天平5年(733年)に編集されたと言われる「出雲風土記」に
「漆仁(しつに)の薬湯」として紹介されている
実に1300年以上の歴史を誇る名湯があります

飯石郡の境の漆仁川のほとりに薬湯があり
身体はやすらかになり病気にきき
老若男女昼夜を問わず行列するように通い
ききめが無いということがないので
土地の人は薬湯と呼んでいる

現在は斐伊川(ひいかわ)沿いに2軒の宿と1軒の共同湯を持つ
静かな温泉地「出雲湯村温泉」
奈良時代にはすでに湯治場として知られていました

出雲湯村温泉15

湯村温泉湯乃上館のすぐ近くのコンクリート小屋の後ろから
川辺に伸びる何とも心もとない木の階段を降りたところに
「川辺の露天風呂」はあります
地元の方の手入れが行き届いていて清潔感はバッチリです
岩をコンクリートで固めながらも
湯底は砂という野湯の雰囲気を十分に楽しめる造り

足元よりアルカリ単純泉がプクプクと自噴し
少しづつ川へかけ流されています
斐伊川と同じ目線の高さで手を伸ばせばそこはもう川の水
夏は日差しが強そうですが
暑くなればそのまま川会飛び込めば
開放感抜群の水遊びが出来そう☆

出雲湯村温泉10

お湯に浸かった状態からの視界は
野趣溢れる景色で文句の付けようがありません
素敵でしょ??♡
日本の原風景を楽しみながら
春の陽気の中で至福の時間です
湯温も適温で、この日は暑くもなく寒くもなく
暑くなれば岩に腰掛け春風に身を任せ
冷えてきたらお湯に身を沈め川の音を聞きながらリラックス
贅沢この上ない気持ちになれます

出雲湯村温泉22

川に目をやると小さなお魚が楽しそうに泳いでいます
湯船の中にも増水時に迷い込んで出られなくなった小魚が☆
次の増水まで頑張って~

このような野湯の場合、天候によって水没してしまったりすることもよくあります
せっかく遠路はるばる来たのに~って場面も多々ありますね
でも自然相手の恩恵である以上仕方のない事
つまり天のみぞ知る、貴重なお風呂です

ワタシ達が入浴していたら
上の道路からこちらの様子を伺う若い殿方の姿が..
入りたそうにしているのですが入れなさそうな感じ(汗)
すいません、気を使わせてしまいましたね

出雲湯村温泉26

関東圏からはなかなか気軽には足を運ぶのは難しいかもしれませんが
ここは神々の宿る地”出雲”
パワースポットを巡る旅の一つとして
ぜひこの漆仁の薬湯は超おすすめ!

なかなか日常では味わうことのできない”心の贅沢”を
生まれたままの姿で開放的に体験することができるはず
ぜひ時間を作ってでも行ってみてください!
その価値は大いにアリです

出雲湯村温泉16


みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【出雲湯村温泉 川辺の露天風呂】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆

【住所】 島根県雲南市木次町湯村1340付近
【☎︎】
【入浴料】 無料
【入浴時間】 24h
【定休日】

【HP】

参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください



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