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2017.08.01
一宿一飯の宿♪
一宿一飯の宿♪
logbook #260 湯野上温泉 清水屋旅館
広大な面積を持つ福島県
そのエリアは3つに分けれ
東から浜通り、中通り、会津とそれぞれぞれ同じ県内でありながら
気候や風習、方言など大きく違ってきます
今回訪問した宿は福島県会津エリアの「湯野上温泉」☆
古くは奈良時代に発見されたと伝わる大川沿いの温泉地です
正確には明治に入り、それまで商人の行き交う宿場町
(近くには江戸の宿場町”大内宿”があります)でしたが
国道121号線(新日光街道)が整備されたことにより
多く人達が行き交うようになった事で温泉街として発展
現在18軒の旅館や民宿が立ち並ぶ温泉街を形成しています
その中でもひときわ古く明治23年(1889)に営業を開始したのが
湯野上温泉きっての老舗旅館「清水屋旅館」になります
これでもかという位、国道ギリギリにせまる二階建ての建物
よく見れば緩やかな行動のカーブに沿って湾曲していましたww
明治創業という面影は現在の建物から見ることはできませんが
それでも昭和中期に建てられたであろう外観は独特の存在感があります
館内も昭和に建てられた当時のままのフロントロビーですが
一歩脚を踏み入れると感じる外観とのギャップも、またこの宿の魅力の一つ
若い主人への世代交代によるものでしょう
ところどころポイント的に現代風アートが見られ
少しずつ改装されているような印象があります
部屋はおそらく当時のままの様ですが
廊下などはリニューアルされ綺麗に清掃もされていました
その雰囲気はしっかりと宿の打ち出す
”ノスタルジックな香り漂う 源泉かけ流しの宿 清水屋旅館”のイメージそのもの☆
ただ単に古い・昭和=ノスタルジーではないですからね(笑)
バラエティーに富んだ湯船を用意してある混浴露天風呂
清水屋には館内に男女別の内湯の他に
混浴となる露天風呂には滝の湯・砂利湯・舟湯・松の湯・平湯と
5つの湯船が用意されていました。
サウナ?のような設備もありましたが現在は使用されていない様です
湯野上温泉の泉質は弱アルカリ性単純泉☆源泉温度は55℃
ここ清水屋旅館は独自源泉”名舟湯”を持ち豊富なお湯を源泉100%掛け流ししてあります
湯船によって温度も40℃~44℃までと変えてあるので
好みのお湯を選んで入ると良いでしょう
混浴露天風呂は”露天”でありながらしっかりと屋根も付いているので
天気を気にせず湯浴みを楽しむことができます
これは積雪の多い地域には必要不可欠な作りですね
バラエティーに富んだたくさんの湯船と手作り感のあるこの宿
「混浴ワンダーランド」と呼ぶにふさわしい☆
ただそれはディズニーランドやUSJのように洗練されたイメージより
いい意味で「花やしき」のような素朴なイメージかな(笑)
平湯の淵に佇む観音様も摩訶不思議な存在感を出していました
一番広い湯船"平湯”
全12室のこの宿は学生さん向けの合宿所などにも使われることが多く
(若い子達の合宿で混浴って...ドキドキものでしょうね 笑)
30人以上になれば貸切もOKな対応をしています
館内には”ホール”と呼ばれる広間があり
混浴露天へ行くにはこの”ホール”を通って行くのですが
ここがまた昭和レトロな空間で
紅白の垂れ幕に木馬の置物、ビリヤード台が設置されています
お風呂上りに”温泉卓球”ならぬ”温泉ビリヤード”!
浴衣で9ボールもオツなものでメチャ楽しめます♪
何よりも宿泊料金のコスパが素晴らしく
平日であれば素泊まりトイレなし部屋なんとお一人様3,500円!
(トイレ付きでも3,800円)
休日前でも5,500円(5,800円)で納得以上の温泉と遊びの空間を満喫できます
これはオススメです!
変な話ですが、カップルさんであれば
ラブホwwに泊まるよりも数倍楽しめると思います☆
近くには江戸時代の宿場町の面影を残す「大内宿(おおうちじゅく)」
日本で二箇所しかない茅葺屋根の駅舎”湯野上温泉駅"や
百万年以上の歳月をかけて作り上げられた奇形奇岩の「塔のへつり」など見所も多く
観光拠点としても最適です
素泊まりのお客さんにも夜食として”おにぎり”のサービス付き
こういった”まごころ”の心遣いって嬉しいですよね
一番熱めの扇型のお風呂”松の湯"
冬の寒さの厳しい会津地方の朝
身が引き締まるような凜とした冷たい外気のなか
熱い湯船に身を沈めると
贅沢に湯気をたたえながら湯船からかけ流された豊富かつ新鮮なお湯が
音を立てながらオーバーフローして溢れていきます
この光景を見ただけで温泉好きにはたまらない贅沢感を味わえます♡
この宿のHPでは昭和な外観や昔ながらの屋号は見られず
”一宿一飯のOnsenハウス しみずや Shimizuya”と
かなり若者にターゲット層にしたものになっていたのにはビックリしました
おそらくHPのみを見て足を運んだ人は
実際に外観を目にした瞬間に”え??ここ??”と戸惑いそう...ww
もちろんその先入観さえ払拭できれば
最高の居心地を提供する良い宿ということはワタシが太鼓判を押します!
きっと世代交代したであろう若き主人も
今後の温泉旅館のあり方や方向性に試行錯誤しているような印象を持ちました
今はその途中段階の模索中といったところでしょうか
それでもHPで銘打っている”一宿一飯(いっしゅくいっぱん)”という言葉
もともと昔の博徒や渡世人、いわゆる任侠と呼ばれる世界の人達☆
当時で言えば清水次郎長や国定忠治!
ちょっとした恩義でも決して忘れてはならないという戒めの言葉であり
一度でも世話になったことを一生の恩義とする大切な風潮です
現在社会においては忘れがちな大切なことですよね
”与えた恩は川に流せ、もらった恩は石に刻め”
”一期一会”のようなひとつひとつの出会いを大切にしている宿
そんな主人の思いが、あの”おにぎり”にぎっしりと詰められていたような気がします
いつまでもホッとできるような
素敵な宿であり続けて欲しいと思えた
福島会津地方の老舗旅館でした
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【湯野上温泉 清水屋旅館】
~2016.2訪問~
みうたんお気に入り度☆☆☆☆
【住所】 福島県南会津郡下郷町湯野上居平乙762
【☎︎】 0241-68-2211
【入浴料】 500円
【入浴時間】 9:00~16:00
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 清水屋旅館HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
ブログランキング
どれかひとつに”おまけ”画像ありま~す☆
励みになります☆
混浴王を目指すワタシへポチっとお願いします♡
logbook #260 湯野上温泉 清水屋旅館
広大な面積を持つ福島県
そのエリアは3つに分けれ
東から浜通り、中通り、会津とそれぞれぞれ同じ県内でありながら
気候や風習、方言など大きく違ってきます
今回訪問した宿は福島県会津エリアの「湯野上温泉」☆
古くは奈良時代に発見されたと伝わる大川沿いの温泉地です
正確には明治に入り、それまで商人の行き交う宿場町
(近くには江戸の宿場町”大内宿”があります)でしたが
国道121号線(新日光街道)が整備されたことにより
多く人達が行き交うようになった事で温泉街として発展
現在18軒の旅館や民宿が立ち並ぶ温泉街を形成しています
その中でもひときわ古く明治23年(1889)に営業を開始したのが
湯野上温泉きっての老舗旅館「清水屋旅館」になります
これでもかという位、国道ギリギリにせまる二階建ての建物
よく見れば緩やかな行動のカーブに沿って湾曲していましたww
明治創業という面影は現在の建物から見ることはできませんが
それでも昭和中期に建てられたであろう外観は独特の存在感があります
館内も昭和に建てられた当時のままのフロントロビーですが
一歩脚を踏み入れると感じる外観とのギャップも、またこの宿の魅力の一つ
若い主人への世代交代によるものでしょう
ところどころポイント的に現代風アートが見られ
少しずつ改装されているような印象があります
部屋はおそらく当時のままの様ですが
廊下などはリニューアルされ綺麗に清掃もされていました
その雰囲気はしっかりと宿の打ち出す
”ノスタルジックな香り漂う 源泉かけ流しの宿 清水屋旅館”のイメージそのもの☆
ただ単に古い・昭和=ノスタルジーではないですからね(笑)
バラエティーに富んだ湯船を用意してある混浴露天風呂
清水屋には館内に男女別の内湯の他に
混浴となる露天風呂には滝の湯・砂利湯・舟湯・松の湯・平湯と
5つの湯船が用意されていました。
サウナ?のような設備もありましたが現在は使用されていない様です
湯野上温泉の泉質は弱アルカリ性単純泉☆源泉温度は55℃
ここ清水屋旅館は独自源泉”名舟湯”を持ち豊富なお湯を源泉100%掛け流ししてあります
湯船によって温度も40℃~44℃までと変えてあるので
好みのお湯を選んで入ると良いでしょう
混浴露天風呂は”露天”でありながらしっかりと屋根も付いているので
天気を気にせず湯浴みを楽しむことができます
これは積雪の多い地域には必要不可欠な作りですね
バラエティーに富んだたくさんの湯船と手作り感のあるこの宿
「混浴ワンダーランド」と呼ぶにふさわしい☆
ただそれはディズニーランドやUSJのように洗練されたイメージより
いい意味で「花やしき」のような素朴なイメージかな(笑)
平湯の淵に佇む観音様も摩訶不思議な存在感を出していました
一番広い湯船"平湯”
全12室のこの宿は学生さん向けの合宿所などにも使われることが多く
(若い子達の合宿で混浴って...ドキドキものでしょうね 笑)
30人以上になれば貸切もOKな対応をしています
館内には”ホール”と呼ばれる広間があり
混浴露天へ行くにはこの”ホール”を通って行くのですが
ここがまた昭和レトロな空間で
紅白の垂れ幕に木馬の置物、ビリヤード台が設置されています
お風呂上りに”温泉卓球”ならぬ”温泉ビリヤード”!
浴衣で9ボールもオツなものでメチャ楽しめます♪
何よりも宿泊料金のコスパが素晴らしく
平日であれば素泊まりトイレなし部屋なんとお一人様3,500円!
(トイレ付きでも3,800円)
休日前でも5,500円(5,800円)で納得以上の温泉と遊びの空間を満喫できます
これはオススメです!
変な話ですが、カップルさんであれば
ラブホwwに泊まるよりも数倍楽しめると思います☆
近くには江戸時代の宿場町の面影を残す「大内宿(おおうちじゅく)」
日本で二箇所しかない茅葺屋根の駅舎”湯野上温泉駅"や
百万年以上の歳月をかけて作り上げられた奇形奇岩の「塔のへつり」など見所も多く
観光拠点としても最適です
素泊まりのお客さんにも夜食として”おにぎり”のサービス付き
こういった”まごころ”の心遣いって嬉しいですよね
一番熱めの扇型のお風呂”松の湯"
冬の寒さの厳しい会津地方の朝
身が引き締まるような凜とした冷たい外気のなか
熱い湯船に身を沈めると
贅沢に湯気をたたえながら湯船からかけ流された豊富かつ新鮮なお湯が
音を立てながらオーバーフローして溢れていきます
この光景を見ただけで温泉好きにはたまらない贅沢感を味わえます♡
この宿のHPでは昭和な外観や昔ながらの屋号は見られず
”一宿一飯のOnsenハウス しみずや Shimizuya”と
かなり若者にターゲット層にしたものになっていたのにはビックリしました
おそらくHPのみを見て足を運んだ人は
実際に外観を目にした瞬間に”え??ここ??”と戸惑いそう...ww
もちろんその先入観さえ払拭できれば
最高の居心地を提供する良い宿ということはワタシが太鼓判を押します!
きっと世代交代したであろう若き主人も
今後の温泉旅館のあり方や方向性に試行錯誤しているような印象を持ちました
今はその途中段階の模索中といったところでしょうか
それでもHPで銘打っている”一宿一飯(いっしゅくいっぱん)”という言葉
もともと昔の博徒や渡世人、いわゆる任侠と呼ばれる世界の人達☆
当時で言えば清水次郎長や国定忠治!
ちょっとした恩義でも決して忘れてはならないという戒めの言葉であり
一度でも世話になったことを一生の恩義とする大切な風潮です
現在社会においては忘れがちな大切なことですよね
”与えた恩は川に流せ、もらった恩は石に刻め”
”一期一会”のようなひとつひとつの出会いを大切にしている宿
そんな主人の思いが、あの”おにぎり”にぎっしりと詰められていたような気がします
いつまでもホッとできるような
素敵な宿であり続けて欲しいと思えた
福島会津地方の老舗旅館でした
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【湯野上温泉 清水屋旅館】
~2016.2訪問~
みうたんお気に入り度☆☆☆☆
【住所】 福島県南会津郡下郷町湯野上居平乙762
【☎︎】 0241-68-2211
【入浴料】 500円
【入浴時間】 9:00~16:00
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 清水屋旅館HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
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どれかひとつに”おまけ”画像ありま~す☆
励みになります☆
混浴王を目指すワタシへポチっとお願いします♡
ひで
綺麗に上手くリニューアルされていて
居心地良さそうですね(*^。^*)
素泊まりって、自炊のスペースとかあるんですかね?
周辺の観光とともにお泊りしてみたいですね~
居心地良さそうですね(*^。^*)
素泊まりって、自炊のスペースとかあるんですかね?
周辺の観光とともにお泊りしてみたいですね~
更新まってましたー!
レトロ感いいですね~ゆんるりと代わり代わり風呂を楽しみたいです。
そして、コスパ100点だ☆学生時分に行きたかった、、、
レトロ感いいですね~ゆんるりと代わり代わり風呂を楽しみたいです。
そして、コスパ100点だ☆学生時分に行きたかった、、、
2017/08/02 Wed 14:22 URL [ Edit ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2017/08/06 Sun 09:45 [ Edit ]
みうたん
ひでさん
こんにちは!コメントありがとうございます☆
ここは素泊まりはありますが、自炊場はないです
なので外食か持ち込みになりますね
といっても表にもそれほどお店があるわけでもないです
こんにちは!コメントありがとうございます☆
ここは素泊まりはありますが、自炊場はないです
なので外食か持ち込みになりますね
といっても表にもそれほどお店があるわけでもないです
2017/08/06 Sun 19:30 URL [ Edit ]
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