2ntブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
混浴エアポケットの奇跡!

logbook #262 白浜温泉 浜千鳥の湯 海舟








まだこの様に温泉を巡る旅を始めるまでは
ましてや混浴王を目指すまでは(笑)
「未だに混浴なんてあるの~?」って非現実的な世界だと思っていましたが
実際に混浴行脚の旅を始めてみると
意外に混浴文化って残っているものだと気付かされビックリしたものです

で、こうやって既にここ数年間で300湯もの混浴を回っているワタシ達
人生でこんなにも温泉巡りをする事になるなんて
勿論、夢にも思っていませんでした

海舟④九度山23のコピー

そんな風に未だに”混浴”という素晴らしい文化を残す我が国日本ですが
実は混浴”エアポケット”といえる地域があります
それが関西~近畿圏☆
どのような歴史の流れから混浴文化が衰退してしまったのかは分かりませんが
とにかく混浴や混浴を持つ宿が極端に少ない地域です

そのエリアでとても貴重な”混浴”を持つ近畿圏の宿に
今回はやってきました
和歌山白浜温泉”浜千鳥の宿 海舟”
混浴宿というと古い鄙びた山奥の一軒家
もしくは人も寄り付かない
文明社会から取り残されたような秘湯のイメージがありますが
ここ”海舟”は「この宿に本当に混浴があるの?」
と思わせる程の大型観光ホテルでした

海舟④九度山36のコピー

昼と夜では景観や雰囲気がガラリと変わる
メインの混浴露天風呂「浜千鳥の湯」

海舟②41

和歌山県の白浜温泉は南紀随一のメジャーな観光地
一年中南国ムードを漂わせるパームツリーが海岸線に並ぶ一方
かつては”熱海温泉”や”別府温泉”とならぶ「日本三大温泉」と言われた名湯
さらに古くは”牟婁(むろ)の湯”と呼ばれ”日本三大古湯”(道後・有馬・白浜)に数えられる歴史があり、万葉集にも登場していたほどの温泉地

そんな白浜の景勝地の一つ”千畳敷”のほど近く
小さな岬に建つのが”浜千鳥の湯 海舟”
2007年10月にオープンした比較的新しい今風の大型観光ホテル
熊野古道をイメージしたエントランスの”梅香の庭”と”風の庭”を抜けると広々としたラウンジがワタシ達を迎えてくれます

それぞれ5階建ての”暁の抄”と”波の抄”
そして今回ワタシ達が宿泊した離れの”浜屋”の全109室からなり
岬そのものが宿屋の敷地になっているため
遥か白浜の海を眺められる見晴らし台も用意されていました

その先端の一番の特等席にあるのが
この混浴露天風呂なんです

海舟②33

海舟②27

夜は暗闇に響く波の音を聞きながら
遠くに見える紀伊半島の夜景を望めます
身を乗り出すと吸い込まれそうでチョット怖いですが
なかなか日常では味わえない幻想的な世界を体感できます

この混浴露天風呂は基本的に男女共湯浴み着着用なので
女性も安心して入浴できると思います☆
入浴時間は15時~24時 5時~10時まで

本館には24時間入浴可能な男女別大浴場「大湯屋 海つばき」があり
それぞれ2つの内風呂と2つの露天風呂が用意され
この宿が持つ2つの源泉(文殊温泉・合気温泉)を楽しめます

海舟③高野山37

海舟③高野山39

大浴場の湯上り処も広くとられ
とっても嬉しいアイスのサービスがあります
飲料水の脇に冷凍庫があり自由に取れるようになっていました
そこにはこの宿に3つある貸切風呂の札がかけられていて
札が掛かっていれば入浴可能☆
その札を持ってそれぞれの貸切風呂の扉に掛ければ”入浴してます”の目印になるシステム
あらかじめ時間を決めて予約するのと違って、気軽な感じで良いですね
ただし休日前はチョット待つようになるかもしれません

海舟②20

~貸切風呂~
・梅香の湯(合気温泉) 樽風呂
・石匠の湯(合気温泉) ひょうたん石
・岩戸の湯(文殊温泉) 岩風呂

先ほどの混浴露天風呂へ降りていく石段の途中にそれぞれありました

海舟③高野山45

今回入浴したのは一番手前の”梅香の湯”
湯船は樽風呂で3人ほど入れる大きさ
目の前に海の広がる混浴露天風呂と違って波の音も届かず
ここは静寂に包まれた林の中の雰囲気
ご家族や好きな人と周りに気兼ねなくリラックスした時間を過ごせるでしょう

食事はお食事どころで海を眺めながら贅沢な紀州地場産の味覚を楽しみます
和歌山・紀州といえば”梅”☆
食前酒の梅酒は絶品でした
お酒の飲めないワタシ達ですが
この時ばかりはペロッといただきました

海舟③高野山34

玄関前の”風の庭”もライトアップされて綺麗☆

今回ワタシが泊まったのは離れ”浜屋”にある「浜菱」というお部屋
60平米の広々としたお部屋で天井も高くとても開放感があります
テラスも広くとってあり海も眺められる絶好の場所
お風呂上りにテラスで涼むと
夜でも2月とは思えない心地よい海からの夜風を感じる事ができます

海舟③高野山49

テラスとリビングはオープンリビングのように見える全面ガラス張り

海舟①45

室内は和を基調とした落ち着ける空間です

海舟①46

もちろん離れにはプライベートの専用露天風呂も♪
好きな時に好きな人と好きなだけ☆
これは特別室の特権ですね♡
二人サイズの檜風呂で潮風を感じながら超リラックスの時間です

海舟④九度山38のコピー

朝一でもう一度混浴露天風呂へ
夜の露天風呂もいいけれど
やはり大海原を一望できる湯浴みも格別~♪
白波が陽の光に照らされてキラキラしていました

最近では海辺の混浴露天風呂も少しずつ姿を消しています
このようなロケーションの混浴は貴重だし
ましてや混浴のエアポケットであるこの地域のこの宿
いつまでも混浴スタイルを守り続けて欲しいと切に願います

1300年の歴史ある南紀白浜温泉
今回はちょっと贅沢気分の時間を過ごしてみました♪
みなさんもぜひ☆

海舟④九度山37のコピー




みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【白浜温泉 海舟】
~訪問2016.2~

みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆

【住所】 和歌山県西牟婁郡白浜町1698-1
【☎︎】 0739-82-2220
【入浴料】 立ち寄り入浴不可
【入浴時間】
【定休日】 無休

【HP】 浜千鳥の湯 海舟HP


参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください

ブログランキング
どれかひとつに”おまけ”画像ありま~す☆










励みになります☆
混浴王を目指すワタシへポチっとお願いします♡
Secret