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2017.01.27
またひとつ
またひとつ
logbook #239 塩沢温泉 湯元山荘跡地
岐阜県の山中にある旧高根村(現在は高山市)の小さな沢沿いに
温泉マニアには名の知れた野湯があることを知って
紅葉真っ盛りの木曽路にやってきました
高山市と南信州伊那を結ぶ木曽街道と
”あゝ野麦峠”で有名な野麦街道が交差する付近は
静かな集落が点在する田舎町
そこに数軒の宿が集まる小さな温泉地”塩沢温泉”があります
温泉地から外れ沢沿いの県道を数km進み
宿の看板らしきものが撤去されたものが目印
その空いたスペースに車を止め
木々に囲まれた細い坂道を沢に向かって下りていきます
見上げると両側に木々が迫り
ちょっと心細いです
様々なブロガーさん達の情報をもとに行ってみたのですが
初めて訪れる見知らぬ野湯はいつでも心細いものですね...
目的地に近づくにつれ沢を流れる水の音が響いてきます
やがて木々が途切れ開けた場所に降り立った場所が
「塩沢温泉 湯元山荘跡地」☆
心細さを更に煽るように”熊出没注意”の立て看板が目に入ります
そりゃ出るでしょう~といったロケーション
一応事前情報を集めていたので”熊鈴”は持参していきましたよ(笑)
備えあれば憂いなし!
で、肝心の野湯はというと...
おそらく”露天風呂”であろう湯船は
完全に落ち葉で覆われていて
とてもお湯が貯められている雰囲気ではないですね...
ワタシ達が訪問したのは2015年11月初め
2015年7月に訪問したというブロガーさんの情報では
車を止めた場所にチェーンがかかり”ここでの入浴はできません”の張り紙があるものの
幸い湯船にはお湯が貯められ藻や湯底のヌメヌメ感はあるものの
36度ほどのお湯になんとか入浴出来たそうです
とりあえず向こう岸に渡ってみましょう☆
露天風呂とを隔てる川にはなかなか立派な木の橋が架けられています
この場所の詳細はわかりませんが、1990年代に廃業したであろう”湯元山荘”という温泉宿跡らしく
その後は地元の有志の方達が建物や露天風呂を修繕し無料開放していました
一時期は建物内も清掃され、休憩やトイレなども使用できたと聞きます
そんな素晴らしい環境のもと廃墟とはいえ
全国から多くの温泉ファンが足を運ぶ有名な野湯として知れ渡っていました
今ではその建物も完全に取り壊され
そこに建物があったことすら想像もできません
石段を降りて露天風呂”跡”へ降りてみると
湯船の端の方にちょこっとだけお湯が溜まっていましたが
とても入れるお湯ではありませんでした
川の反対側にある源泉井戸からは一本の塩ビパイプが伸びていて
申し訳程度にお湯が出ています
手を当ててみるとかなりの温め
でも自分でエアプールでも持って来れば
そこにお湯をためることも可能な感じ
露天風呂から目の前の名もなき小さな川に向かって
豊富なお湯がかけ流されていたであろう痕跡として
温泉成分による析出物が見事な氷柱の様に形成されているのを見る事ができます
その後あるブロガーさんのレポートによると
2015年12月の段階ではついに高山市からの正式な立て看板が入り口に掲げられ
”平成27年11月をもちまして露天風呂を閉鎖いたしました
長い間ご利用ありがとうございうました”
と書かれていたそうです
ちょうどワタシ達が訪れたすぐ後...
今はお湯を送る塩ビパイプも取り除かれ
向こう岸に渡る橋も板が打ち付けられ渡れないようになっていたそうです
つまり完全に”立ち入り禁止”
多くの人に親しまれた人気の露天風呂も遂に終焉の時を迎えました
確かに橋が崩落したりお湯の衛生面、熊の被害などが出てしまうのも時間の問題と
市や地域の方達が判断したのでしょう
こればかりは仕方がない事ですね
人が立ち入らなくなった建物や場所というのは
あっという間に風化してしまいます
この場所もやがてもとの自然の形に戻っていく事でしょう
でも、ここを訪れた人たち、長い間露天風呂を愛し守ってきた有志の方々の記憶の中に
いつまで鮮明に残り続け語り継がれていく事と想います
秋の木曽路
またひとつ貴重なお湯が姿を消してしまいましたが
ワタシもココ”塩沢温泉 湯元山荘”の記憶の1ページに
しっかりと足跡を残してきました
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
みうたんお気に入り度☆☆
【住所】 岐阜県高山市高根町上ヶ洞某所
【☎︎】
【入浴料】
【入浴時間】
【定休日】
【HP】
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
ブログランキング
どれかひとつに”おまけ”画像ありま~す☆
励みになります☆
混浴王を目指すワタシへポチっとお願いします♡
logbook #239 塩沢温泉 湯元山荘跡地
岐阜県の山中にある旧高根村(現在は高山市)の小さな沢沿いに
温泉マニアには名の知れた野湯があることを知って
紅葉真っ盛りの木曽路にやってきました
高山市と南信州伊那を結ぶ木曽街道と
”あゝ野麦峠”で有名な野麦街道が交差する付近は
静かな集落が点在する田舎町
そこに数軒の宿が集まる小さな温泉地”塩沢温泉”があります
温泉地から外れ沢沿いの県道を数km進み
宿の看板らしきものが撤去されたものが目印
その空いたスペースに車を止め
木々に囲まれた細い坂道を沢に向かって下りていきます
見上げると両側に木々が迫り
ちょっと心細いです
様々なブロガーさん達の情報をもとに行ってみたのですが
初めて訪れる見知らぬ野湯はいつでも心細いものですね...
目的地に近づくにつれ沢を流れる水の音が響いてきます
やがて木々が途切れ開けた場所に降り立った場所が
「塩沢温泉 湯元山荘跡地」☆
心細さを更に煽るように”熊出没注意”の立て看板が目に入ります
そりゃ出るでしょう~といったロケーション
一応事前情報を集めていたので”熊鈴”は持参していきましたよ(笑)
備えあれば憂いなし!
で、肝心の野湯はというと...
おそらく”露天風呂”であろう湯船は
完全に落ち葉で覆われていて
とてもお湯が貯められている雰囲気ではないですね...
ワタシ達が訪問したのは2015年11月初め
2015年7月に訪問したというブロガーさんの情報では
車を止めた場所にチェーンがかかり”ここでの入浴はできません”の張り紙があるものの
幸い湯船にはお湯が貯められ藻や湯底のヌメヌメ感はあるものの
36度ほどのお湯になんとか入浴出来たそうです
とりあえず向こう岸に渡ってみましょう☆
露天風呂とを隔てる川にはなかなか立派な木の橋が架けられています
この場所の詳細はわかりませんが、1990年代に廃業したであろう”湯元山荘”という温泉宿跡らしく
その後は地元の有志の方達が建物や露天風呂を修繕し無料開放していました
一時期は建物内も清掃され、休憩やトイレなども使用できたと聞きます
そんな素晴らしい環境のもと廃墟とはいえ
全国から多くの温泉ファンが足を運ぶ有名な野湯として知れ渡っていました
今ではその建物も完全に取り壊され
そこに建物があったことすら想像もできません
石段を降りて露天風呂”跡”へ降りてみると
湯船の端の方にちょこっとだけお湯が溜まっていましたが
とても入れるお湯ではありませんでした
川の反対側にある源泉井戸からは一本の塩ビパイプが伸びていて
申し訳程度にお湯が出ています
手を当ててみるとかなりの温め
でも自分でエアプールでも持って来れば
そこにお湯をためることも可能な感じ
露天風呂から目の前の名もなき小さな川に向かって
豊富なお湯がかけ流されていたであろう痕跡として
温泉成分による析出物が見事な氷柱の様に形成されているのを見る事ができます
その後あるブロガーさんのレポートによると
2015年12月の段階ではついに高山市からの正式な立て看板が入り口に掲げられ
”平成27年11月をもちまして露天風呂を閉鎖いたしました
長い間ご利用ありがとうございうました”
と書かれていたそうです
ちょうどワタシ達が訪れたすぐ後...
今はお湯を送る塩ビパイプも取り除かれ
向こう岸に渡る橋も板が打ち付けられ渡れないようになっていたそうです
つまり完全に”立ち入り禁止”
多くの人に親しまれた人気の露天風呂も遂に終焉の時を迎えました
確かに橋が崩落したりお湯の衛生面、熊の被害などが出てしまうのも時間の問題と
市や地域の方達が判断したのでしょう
こればかりは仕方がない事ですね
人が立ち入らなくなった建物や場所というのは
あっという間に風化してしまいます
この場所もやがてもとの自然の形に戻っていく事でしょう
でも、ここを訪れた人たち、長い間露天風呂を愛し守ってきた有志の方々の記憶の中に
いつまで鮮明に残り続け語り継がれていく事と想います
秋の木曽路
またひとつ貴重なお湯が姿を消してしまいましたが
ワタシもココ”塩沢温泉 湯元山荘”の記憶の1ページに
しっかりと足跡を残してきました
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
みうたんお気に入り度☆☆
【住所】 岐阜県高山市高根町上ヶ洞某所
【☎︎】
【入浴料】
【入浴時間】
【定休日】
【HP】
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
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ひで
もったいない話ですね。
色んな所に行ってみたいのに
良いところが少なくなっちゃいますね。
廃墟?
しっかり露撮してる写真
とっても良い感じです(*^。^*)
色んな所に行ってみたいのに
良いところが少なくなっちゃいますね。
廃墟?
しっかり露撮してる写真
とっても良い感じです(*^。^*)
Ripple
私たちがここに来たのはいつだったろう??
と、ちょっと調べてみたら15年の5月でした。
その時には清掃用の道具などが置かれてて
地元の老人会や愛好会の人たちの奉仕の手によって管理されてるとの手書きの看板がありました。
しかし、そういったことを継続的にやっていくことは並大抵の事ではありませんよね。
湯船のある対岸へ渡るための木製の橋も
かなり老朽化してることもあり、もし何かしらの事故でも起きたら・・・
そういったリスクを考えると閉鎖せざるを得ないのでしょうね。
もう入れる機会は来ないって知ると、
あの時無理してでも入ればよかったなぁ・・
なんて、ちょっと後悔してたりします。
元々、この近くにある「桟温泉」の混浴に行ったのですが、ここも混浴の場所はあるもののお湯は張られてませんでした。
と、ちょっと調べてみたら15年の5月でした。
その時には清掃用の道具などが置かれてて
地元の老人会や愛好会の人たちの奉仕の手によって管理されてるとの手書きの看板がありました。
しかし、そういったことを継続的にやっていくことは並大抵の事ではありませんよね。
湯船のある対岸へ渡るための木製の橋も
かなり老朽化してることもあり、もし何かしらの事故でも起きたら・・・
そういったリスクを考えると閉鎖せざるを得ないのでしょうね。
もう入れる機会は来ないって知ると、
あの時無理してでも入ればよかったなぁ・・
なんて、ちょっと後悔してたりします。
元々、この近くにある「桟温泉」の混浴に行ったのですが、ここも混浴の場所はあるもののお湯は張られてませんでした。
Ripple
ここのポンプ小屋のほうも
朽ちた落ち葉がいっぱいであまり綺麗な雰囲気ではなかったのですが、パイプからお湯が出てたってことは、みうたんたちが来た時も
ポンプ自体は動いてたってことですよね?
電気代はかからないのかなぁ??
なんて、変なことが気になったり・・
私も真似て、この場所の写真を載せようかと思ってますが、いいですか?
朽ちた落ち葉がいっぱいであまり綺麗な雰囲気ではなかったのですが、パイプからお湯が出てたってことは、みうたんたちが来た時も
ポンプ自体は動いてたってことですよね?
電気代はかからないのかなぁ??
なんて、変なことが気になったり・・
私も真似て、この場所の写真を載せようかと思ってますが、いいですか?
みうたん
ひでさん
こんにちは!いつもコメントありがとうございます!
ここ数年でたくさんの混浴が廃止になっています
ここもその一つに数えられてしまうのですね
一日も早くたくさん回らないと..と考えてしまいます
穏やかな日差しの中
エア混浴は気持ちよかったです♪
こんにちは!いつもコメントありがとうございます!
ここ数年でたくさんの混浴が廃止になっています
ここもその一つに数えられてしまうのですね
一日も早くたくさん回らないと..と考えてしまいます
穏やかな日差しの中
エア混浴は気持ちよかったです♪
2017/02/14 Tue 10:14 URL [ Edit ]
みうたん
Rippleさん
こんにちは!いつもコメントありがとうございます!
ワタシ達の訪問は2015年11月始めだったので
ちょっと前まではお湯が張られていたのですね..
とにかく残念の一言です
Rippleさんの湯元山荘のレポを拝見させていただきました
しかし..(汗)あのお湯に入るのは絶対に無理ですね〜
こんにちは!いつもコメントありがとうございます!
ワタシ達の訪問は2015年11月始めだったので
ちょっと前まではお湯が張られていたのですね..
とにかく残念の一言です
Rippleさんの湯元山荘のレポを拝見させていただきました
しかし..(汗)あのお湯に入るのは絶対に無理ですね〜
2017/02/14 Tue 10:16 URL [ Edit ]
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