2015.10.30
塩原 新湯
塩原 新湯
logbook #181 塩原温泉郷 新湯温泉 湯宿白樺
開湯1200年の歴史を誇る塩原温泉郷
60件以上の宿と150を超える源泉を持ち
そのお湯は多種多様
”6種7色3性質”といわれ
塩原温泉協会も「源泉遺産」と銘打っています
11の温泉エリアからなる塩原温泉郷
その中で最も高い標高に位置するのが”新湯温泉”
塩原元湯と共に”奥塩原温泉”とも呼ばれています
何と言ってもランドマークとなるのが
”新湯爆裂噴火口”
山肌があらわになった噴気地帯からは
水蒸気がもうもうと上がり
比較的静かな雰囲気の”塩原温泉”のイメージとは対照的に
荒々しいダイナミックな温泉地です
その硫黄山の斜面に張り付くように建つ3階建ての
昭和の雰囲気を漂う宿が”湯宿白樺”
一見古びた宿ですが
冬はハンタマ(ハンターマウンテン)スキー場のお客さんや
夏場のツーリングのライダーたちで賑わう人気の宿
ここに宿泊すると
新湯温泉にある公共浴場
むじなの湯・中の湯
そして湯宿白樺のすぐ隣
爆裂噴火口跡を背負うように鎮座する
混浴の公共浴場”寺の湯”を無料で入浴できます
建物2階に上がると
そこには中庭的な混浴の露天風呂があります
「七福の湯」
名前の通り露天風呂奥に
七福神様たちが並んでいます
公共浴場の中の湯より源泉を引いている
新湯温泉独特の硫黄臭の強い白濁湯は
寺の湯の刺激の強い白濁湯に比べると
ほどよく優しい酸性硫黄泉
体の芯まで温めてくれます
寒〜い季節に鳥肌を立ててブルブル震えながら
この露天風呂に飛び込んだ瞬間に
至福の気持ちになるんでしょうね☆
ひょうたん型の湯船の真ん中には
衝立があるので先客がいても
入ってしまえば白濁湯という防御もしっかりできるので
すんなり女子でもいけそうですね
新湯温泉の歴史は比較的新しく300年ちょっと
1659年に起きた田代大震災によって山体崩壊の山津波が発生
約30件以上あった温泉宿、85もの民家が一瞬で巻き込まれ壊滅
実に残ったのはわずか3件のみ
命からがら生き延びた元湯温泉居残住民は
奇しくもその災害で湧き出した標高970mの温泉地に移動
湯治場を再開したことから”新湯温泉”と呼ばれました
自然の恩恵を受ける温泉は
常に自然災害などの被害とも背中合わせ
塩原温泉も大雨、洪水そして山津波と
幾多の困難を迎えながらも乗り越えてきました
いままでも、そしてこれからも
たくさんの人たちの手で
受け継いでいくべき文化だと
地熱を感じる白濁湯の中で感じました
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【塩原温泉郷 新湯温泉 湯宿白樺】
みうたんお気に入り度☆☆☆
【住所】 栃木県那須塩原市湯本塩原14
【☎︎】 0287-32-2565
【入浴料】 500円
【入浴時間】 10:00~20:00
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 湯宿 白樺
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
logbook #181 塩原温泉郷 新湯温泉 湯宿白樺
開湯1200年の歴史を誇る塩原温泉郷
60件以上の宿と150を超える源泉を持ち
そのお湯は多種多様
”6種7色3性質”といわれ
塩原温泉協会も「源泉遺産」と銘打っています
11の温泉エリアからなる塩原温泉郷
その中で最も高い標高に位置するのが”新湯温泉”
塩原元湯と共に”奥塩原温泉”とも呼ばれています
何と言ってもランドマークとなるのが
”新湯爆裂噴火口”
山肌があらわになった噴気地帯からは
水蒸気がもうもうと上がり
比較的静かな雰囲気の”塩原温泉”のイメージとは対照的に
荒々しいダイナミックな温泉地です
その硫黄山の斜面に張り付くように建つ3階建ての
昭和の雰囲気を漂う宿が”湯宿白樺”
一見古びた宿ですが
冬はハンタマ(ハンターマウンテン)スキー場のお客さんや
夏場のツーリングのライダーたちで賑わう人気の宿
ここに宿泊すると
新湯温泉にある公共浴場
むじなの湯・中の湯
そして湯宿白樺のすぐ隣
爆裂噴火口跡を背負うように鎮座する
混浴の公共浴場”寺の湯”を無料で入浴できます
建物2階に上がると
そこには中庭的な混浴の露天風呂があります
「七福の湯」
名前の通り露天風呂奥に
七福神様たちが並んでいます
公共浴場の中の湯より源泉を引いている
新湯温泉独特の硫黄臭の強い白濁湯は
寺の湯の刺激の強い白濁湯に比べると
ほどよく優しい酸性硫黄泉
体の芯まで温めてくれます
寒〜い季節に鳥肌を立ててブルブル震えながら
この露天風呂に飛び込んだ瞬間に
至福の気持ちになるんでしょうね☆
ひょうたん型の湯船の真ん中には
衝立があるので先客がいても
入ってしまえば白濁湯という防御もしっかりできるので
すんなり女子でもいけそうですね
新湯温泉の歴史は比較的新しく300年ちょっと
1659年に起きた田代大震災によって山体崩壊の山津波が発生
約30件以上あった温泉宿、85もの民家が一瞬で巻き込まれ壊滅
実に残ったのはわずか3件のみ
命からがら生き延びた元湯温泉居残住民は
奇しくもその災害で湧き出した標高970mの温泉地に移動
湯治場を再開したことから”新湯温泉”と呼ばれました
自然の恩恵を受ける温泉は
常に自然災害などの被害とも背中合わせ
塩原温泉も大雨、洪水そして山津波と
幾多の困難を迎えながらも乗り越えてきました
いままでも、そしてこれからも
たくさんの人たちの手で
受け継いでいくべき文化だと
地熱を感じる白濁湯の中で感じました
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【塩原温泉郷 新湯温泉 湯宿白樺】
みうたんお気に入り度☆☆☆
【住所】 栃木県那須塩原市湯本塩原14
【☎︎】 0287-32-2565
【入浴料】 500円
【入浴時間】 10:00~20:00
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 湯宿 白樺
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
2015.10.16
素晴らしさの再確認♪
素晴らしさの再確認♪
logbook #180 塩原温泉郷 岩の湯 2014再訪
”もみじの湯”同様
塩原公共3湯のひとつ
塩原温泉郷の”顔”ともいえる露天風呂
箒川沿いの遊歩道を歩くと
対岸に塩原温泉郷福渡のホテル群から”丸見え”の
まるでライブのステージのような(笑)
難易度ランクの高い混浴露天風呂が見えてきます
前回の訪問時は
あまりの人多さと
対岸、吊り橋からのギャラリーの数に
早々とギブアップしましたが
今回はとても”平和な”(笑)
岩の湯を堪能できました
混浴友達のEMIさん
”彼女も有名なHIRO&EMIとして活動中”
九州から会いに来てくれたので
イーストブルーを代表する公共露天風呂の岩の湯は外せませんね☆
というのもありますが
前回一人では心細かったので
EMIさんがいれば鬼に金棒!的な気持ちも..(笑)
岩の湯は有名すぎて
いや”有名になりすぎ”て
良い部分だけではなく
様々な弊害も観光協会を悩ます種です
”ワ◯問題”が話題に上がり
一般女性どころか
純粋に温泉を愛する殿方も
一人で入っているだけでも
女性の裸を見るのが目的の”ワ◯さん”扱いをされがちな雰囲気
なので実際にワタシたちも
知らず知らずに足が遠のいてしまっていたのも確か
カップルさんや女性グループが現れるやいなや
どこからともなく複数の男性が岩の湯に集結...
なんてこともあるそうですが
(男性ですから女性の裸には興味ありますよね)
あからさまはNGですよぉ
でもそれが”岩の湯”の全てではないと思います
今回も殿方2~3人とご一緒しましたが
みなさんマナー良く入浴されていましたし
何よりも
目の前に流れる箒川と福渡温泉の旅館群と山々を眺めながらの
露天風呂でのひと時は
改めて塩原温泉のポテンシャルの高さを感じました
1200年以上の歴史を持つ塩原温泉郷
その玄関口である
塩原モミジ谷大吊り橋付近上流から続く箒川渓谷
鹿股沢(かのまたさわ)合流点近くまでに見られる奇形奇岩は
約2千万年前頃から地殻の変動で造られた
まさに桃源郷を思わせる絶景
もみじの湯は比較的新しく
昭和になってから作られましたが
”岩の湯”や”不動の湯”は大正時代にはすでに
塩原温泉の公共の露天風呂として
その歴史を見守ってきた貴重な財産です
塩原温泉には欠かすことのできない
公共3湯と呼ばれる露天風呂
次の世代にも
次の時代にも
その文化を閉ざすことないよう
一人一人のモラルで守っていきましょうね
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【塩原温泉郷 岩の湯】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆
【住所】 那須塩原市塩原福渡温泉
【☎︎】 0287-32-4000(塩原温泉観光協会)
【入浴料】 500円
【入浴時間】 日中のみ
【定休日】 なし
【HP】 塩原温泉観光協会
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
logbook #180 塩原温泉郷 岩の湯 2014再訪
”もみじの湯”同様
塩原公共3湯のひとつ
塩原温泉郷の”顔”ともいえる露天風呂
箒川沿いの遊歩道を歩くと
対岸に塩原温泉郷福渡のホテル群から”丸見え”の
まるでライブのステージのような(笑)
難易度ランクの高い混浴露天風呂が見えてきます
前回の訪問時は
あまりの人多さと
対岸、吊り橋からのギャラリーの数に
早々とギブアップしましたが
今回はとても”平和な”(笑)
岩の湯を堪能できました
混浴友達のEMIさん
”彼女も有名なHIRO&EMIとして活動中”
九州から会いに来てくれたので
イーストブルーを代表する公共露天風呂の岩の湯は外せませんね☆
というのもありますが
前回一人では心細かったので
EMIさんがいれば鬼に金棒!的な気持ちも..(笑)
岩の湯は有名すぎて
いや”有名になりすぎ”て
良い部分だけではなく
様々な弊害も観光協会を悩ます種です
”ワ◯問題”が話題に上がり
一般女性どころか
純粋に温泉を愛する殿方も
一人で入っているだけでも
女性の裸を見るのが目的の”ワ◯さん”扱いをされがちな雰囲気
なので実際にワタシたちも
知らず知らずに足が遠のいてしまっていたのも確か
カップルさんや女性グループが現れるやいなや
どこからともなく複数の男性が岩の湯に集結...
なんてこともあるそうですが
(男性ですから女性の裸には興味ありますよね)
あからさまはNGですよぉ
でもそれが”岩の湯”の全てではないと思います
今回も殿方2~3人とご一緒しましたが
みなさんマナー良く入浴されていましたし
何よりも
目の前に流れる箒川と福渡温泉の旅館群と山々を眺めながらの
露天風呂でのひと時は
改めて塩原温泉のポテンシャルの高さを感じました
1200年以上の歴史を持つ塩原温泉郷
その玄関口である
塩原モミジ谷大吊り橋付近上流から続く箒川渓谷
鹿股沢(かのまたさわ)合流点近くまでに見られる奇形奇岩は
約2千万年前頃から地殻の変動で造られた
まさに桃源郷を思わせる絶景
もみじの湯は比較的新しく
昭和になってから作られましたが
”岩の湯”や”不動の湯”は大正時代にはすでに
塩原温泉の公共の露天風呂として
その歴史を見守ってきた貴重な財産です
塩原温泉には欠かすことのできない
公共3湯と呼ばれる露天風呂
次の世代にも
次の時代にも
その文化を閉ざすことないよう
一人一人のモラルで守っていきましょうね
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【塩原温泉郷 岩の湯】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆
【住所】 那須塩原市塩原福渡温泉
【☎︎】 0287-32-4000(塩原温泉観光協会)
【入浴料】 500円
【入浴時間】 日中のみ
【定休日】 なし
【HP】 塩原温泉観光協会
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
2015.10.09
落葉のもみじの湯♪
落葉のもみじの湯♪
logbook #179 塩原温泉郷 もみじの湯 (再訪)
塩原温泉共同3湯といえば
混浴温泉マニアの聖地とまで例えられるほどの
全国的に有名な共同湯です
今では有名を通り越し
有名になりすぎたことにより
様々な弊害が起きていることも事実ですね
”紅葉”から”落葉”を迎えた今
名前の通りに最高の時期を迎える”もみじの湯”
赤に包まれる露天風呂は圧巻の一言です
以前のもみじの湯には囲いのような塀は全くなく
ホテルニュー塩原あたりから伸びる川沿いの遊歩道があるだけ
(なので遊歩道を歩くハイカーからは丸見え☆)
なので目の前に箒川の流れを見ながら
塩原の山々も見渡せる開放的な露天風呂だったそうです
今では対岸に”もの語り館”という
お土産やさんやレストランを併設する
情報施設が建ったことや吊り橋が架かったことにより
その対策として目隠しが設けられたようです
目隠しのない
もみじの湯
入ってみたかったなぁ〜
開放的なの大好き〜
ただその目隠しが
様々な良からぬ温床となってしまったのかも..
楕円形のコンクリートで固めらられた湯船と
共同の脱衣所
一応女性側には暖簾がかかっていて
対岸や入浴者からは目隠しになっています
裸で入浴しているところよりも
脱衣時に視線が来る方が
女の子は恥ずかしいものです(汗)
1/3と2/3に湯船は分かれていて
小さい方にお湯の湧出口があるのでお湯は熱め
大きめの方がぬるめになっています
なので長湯する方達は
みなさん大きめの湯船に入浴されています
8人も入ればいっぱいの湯船ですが
ピーク時はキツキツ状態になります
ワタシもここは数回訪れていますが
ほぼ先客がいますし
一度週末の深夜に来た時がありますが
暗闇の中に7名ほどいたのにはびっくりしました!
「み、見えるの?」と思っていたら
訪問直後は真っ暗闇でしたが
目が慣れてくると
なんとなく見えてくるものですね
ただ様々な問題も大きかったようです
特に週末の深夜の時間の騒ぎ声やゴミ問題
風紀を乱す行為が多くなってきたということ
一時はこのもみじの湯も閉鎖になってしまいましたが
現在は7:00〜19:00の間の入浴可
深夜はお湯を抜いてしまうという条件で
なんとか再開することとなりました
ほっと一安心
全国で同じようなケースで
消えていく混浴が多い中で
この素晴らしい
日本を代表する公共露天風呂は
なんとか守りたいと思います
ワタシが偉そうなことは言えませんが
無くなってしまっては元も子もありません
それぞれの楽しみ方があると思いますが
”行き過ぎ”だけは各個人で自制していくことが
大切なのでしょうね
社会で大切な”気配り”や”配慮”
この”混浴”という一社会では
moreな気配りや配慮があれば
みんなで楽しく混浴できますね
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【塩原温泉郷 もみじの湯】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆
【住所】 栃木県那須塩原市古町温泉
【☎︎】 0287-32-4000 塩原温泉観光協会
【入浴料】 100円
【入浴時間】 7:00~19:00 (それ以外の時間は現在お湯を抜いています)
【定休日】 なし
【HP】 塩原温泉郷公式HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
logbook #179 塩原温泉郷 もみじの湯 (再訪)
塩原温泉共同3湯といえば
混浴温泉マニアの聖地とまで例えられるほどの
全国的に有名な共同湯です
今では有名を通り越し
有名になりすぎたことにより
様々な弊害が起きていることも事実ですね
”紅葉”から”落葉”を迎えた今
名前の通りに最高の時期を迎える”もみじの湯”
赤に包まれる露天風呂は圧巻の一言です
以前のもみじの湯には囲いのような塀は全くなく
ホテルニュー塩原あたりから伸びる川沿いの遊歩道があるだけ
(なので遊歩道を歩くハイカーからは丸見え☆)
なので目の前に箒川の流れを見ながら
塩原の山々も見渡せる開放的な露天風呂だったそうです
今では対岸に”もの語り館”という
お土産やさんやレストランを併設する
情報施設が建ったことや吊り橋が架かったことにより
その対策として目隠しが設けられたようです
目隠しのない
もみじの湯
入ってみたかったなぁ〜
開放的なの大好き〜
ただその目隠しが
様々な良からぬ温床となってしまったのかも..
楕円形のコンクリートで固めらられた湯船と
共同の脱衣所
一応女性側には暖簾がかかっていて
対岸や入浴者からは目隠しになっています
裸で入浴しているところよりも
脱衣時に視線が来る方が
女の子は恥ずかしいものです(汗)
1/3と2/3に湯船は分かれていて
小さい方にお湯の湧出口があるのでお湯は熱め
大きめの方がぬるめになっています
なので長湯する方達は
みなさん大きめの湯船に入浴されています
8人も入ればいっぱいの湯船ですが
ピーク時はキツキツ状態になります
ワタシもここは数回訪れていますが
ほぼ先客がいますし
一度週末の深夜に来た時がありますが
暗闇の中に7名ほどいたのにはびっくりしました!
「み、見えるの?」と思っていたら
訪問直後は真っ暗闇でしたが
目が慣れてくると
なんとなく見えてくるものですね
ただ様々な問題も大きかったようです
特に週末の深夜の時間の騒ぎ声やゴミ問題
風紀を乱す行為が多くなってきたということ
一時はこのもみじの湯も閉鎖になってしまいましたが
現在は7:00〜19:00の間の入浴可
深夜はお湯を抜いてしまうという条件で
なんとか再開することとなりました
ほっと一安心
全国で同じようなケースで
消えていく混浴が多い中で
この素晴らしい
日本を代表する公共露天風呂は
なんとか守りたいと思います
ワタシが偉そうなことは言えませんが
無くなってしまっては元も子もありません
それぞれの楽しみ方があると思いますが
”行き過ぎ”だけは各個人で自制していくことが
大切なのでしょうね
社会で大切な”気配り”や”配慮”
この”混浴”という一社会では
moreな気配りや配慮があれば
みんなで楽しく混浴できますね
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【塩原温泉郷 もみじの湯】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆
【住所】 栃木県那須塩原市古町温泉
【☎︎】 0287-32-4000 塩原温泉観光協会
【入浴料】 100円
【入浴時間】 7:00~19:00 (それ以外の時間は現在お湯を抜いています)
【定休日】 なし
【HP】 塩原温泉郷公式HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
2015.10.07
大自然の中で童心にかえる♪
大自然の中で童心にかえる♪
logbook #178 奥鬼怒温泉郷 八丁の湯
最近のこの国の異常気象はいかがなものでしょうか?
梅雨だというのに
異様なジメジメ感と30度を超える暑さ
真夏を思わせるスコールのような豪雨
あのシトシトと降る
”風情のある梅雨”は何処へ?
日本の温暖化もいよいよ本格的になり
まさに亜熱帯化...
本来の”日本の四季”のもつ美しさが
失われているのかもしれません
そんな梅雨入りして間もなくのとある平日
奥鬼怒温泉郷にやってきました
下界は30度近い夏日が続く中
標高1500mのここ”八丁の湯”は
気温も22度ほどで
暑くもなく寒くもなくの快適な気候でした
奥鬼怒四湯の中のひとつ”八丁の湯”は
カナディアン風のログハウスが並ぶ
現代風の秘湯です
玄関のある本館こそ
昭和4年(1929年)に開業した当時のままの
木造二階建ての鄙びた雰囲気を残しますが
その両脇に並ぶ宿泊棟と休憩棟を見る限りでは
秘湯のこの場所も
今風のリゾート地に見えてきます
新緑のなかに
樹の雰囲気が素晴らしいですね
ここは女夫淵からの遊歩道沿いにあるので
ログハウス前のベンチやテーブルには
ハイキングの方達が休憩されていたり
昼食をとったりしていて
とても活気があります
秘境というのも
この奥鬼怒がマイカー規制をしているからであって
今では電気も通り
加仁湯と八丁の湯は携帯の電波とも近いこともあり
場所によっては通信も可能という便利さがあります
人によっては良くもあり悪くもありなのかな?
まずは男女共用の脱衣所からすぐの
混浴露天風呂”雪見の湯”へ
昭和4年の創業以来の湯船です
四角の湯船に湧出口からお湯が勢い良く流れ込みます
無色透明の八丁の湯の源泉は
敷地内の8箇所の山肌から自然湧出しています
うっすらと湯の花が舞う単純硫黄温泉
ここは日差しが強いと
隠れる場所がないので
女子には厳しいかも...
ワタシ達が入っていたら
おじさまが顔を出して
申し訳なさそうに出て行かれました
ご一緒しても大丈夫なのに
申し訳ないです..
でもそれだけマナーの良い人たちが多いのも特徴かも
さすがに徒歩で2時間近くかけて
女性の裸目的で来る人がいたら
よほどの気合と根性の持ち主ですね(笑)
それに奥鬼怒まで送迎バスで来るには
”宿泊”でないと来れません
...のはずが
実は八丁の湯には
例外的に嬉しいプランがあるのです
『日帰り入浴パック』☆
何なに〜〜!
日帰り入浴+昼食のパックで
1名様~3名様の場合ひとり3,500円
4名様以上であれば、ひとり3.000円で
女夫淵を9:30もしくは10:30に迎えに来て
14:30に八丁の湯を出発というプラン
♪9:30に乗れば八丁の湯に10:00には着くので
最大で4時間半ゆっくりできる!
ここだけでなく
急げば加仁湯や日光澤にも足を伸ばせますよ
こんな感じで昼食をいただきます
素敵な広々としたログハウスをふたりで貸切でした☆
このあと座布団を敷いて、しばし爆睡〜
めちゃ気持ち良くて
すごい贅沢な時間☆
お風呂だけでなく
気持ちのいい八丁の湯近辺を
軽く散策もできちゃいます
絶対にオススメプランですよ☆
ただし、事前予約が必要ですのでご注意を!
素晴らしい奥鬼怒の自然の中でそよ風にあたりながら
かなりゆっくりリラックスした後に
もうひとつの混浴露天風呂”滝見の湯”へ
こちらは岩で組んである庭園風の広い露天風呂
木陰もあったり女性用脱衣所もありと
強い日差しから逃げられます
すでに殿方が一人入浴中でしたが
ワタシはあまりの気持ちよさに
目の前にある大きな滝の前で
おもいっきりマイナスイオンを浴びてしまいました☆
気持ちいい〜〜
実はもう一つここには湯船があります
”石楠花(しゃくなげ)の湯”
目の前に流れ落ちる滝の真横にあるので
迫力満点☆
”滝見の湯”が見渡せる高い位置にあります
どうですか?見えますか〜?
大自然の中で童心に戻り(ワタシの場合は常にですが..)
老若男女問わず誰もが
裸で楽しめる奥鬼怒の秘湯
何度も訪れたい
そして
いつまでも続いて欲しい
素晴らしい宿です
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【奥鬼怒温泉郷 八丁の湯】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆
【住所】 栃木県日光市川俣876
【☎︎】 0288-96-0306
【入浴料】 500円
【入浴時間】 9:00~15:00
【定休日】 無休
【HP】 八丁の湯HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
logbook #178 奥鬼怒温泉郷 八丁の湯
最近のこの国の異常気象はいかがなものでしょうか?
梅雨だというのに
異様なジメジメ感と30度を超える暑さ
真夏を思わせるスコールのような豪雨
あのシトシトと降る
”風情のある梅雨”は何処へ?
日本の温暖化もいよいよ本格的になり
まさに亜熱帯化...
本来の”日本の四季”のもつ美しさが
失われているのかもしれません
そんな梅雨入りして間もなくのとある平日
奥鬼怒温泉郷にやってきました
下界は30度近い夏日が続く中
標高1500mのここ”八丁の湯”は
気温も22度ほどで
暑くもなく寒くもなくの快適な気候でした
奥鬼怒四湯の中のひとつ”八丁の湯”は
カナディアン風のログハウスが並ぶ
現代風の秘湯です
玄関のある本館こそ
昭和4年(1929年)に開業した当時のままの
木造二階建ての鄙びた雰囲気を残しますが
その両脇に並ぶ宿泊棟と休憩棟を見る限りでは
秘湯のこの場所も
今風のリゾート地に見えてきます
新緑のなかに
樹の雰囲気が素晴らしいですね
ここは女夫淵からの遊歩道沿いにあるので
ログハウス前のベンチやテーブルには
ハイキングの方達が休憩されていたり
昼食をとったりしていて
とても活気があります
秘境というのも
この奥鬼怒がマイカー規制をしているからであって
今では電気も通り
加仁湯と八丁の湯は携帯の電波とも近いこともあり
場所によっては通信も可能という便利さがあります
人によっては良くもあり悪くもありなのかな?
まずは男女共用の脱衣所からすぐの
混浴露天風呂”雪見の湯”へ
昭和4年の創業以来の湯船です
四角の湯船に湧出口からお湯が勢い良く流れ込みます
無色透明の八丁の湯の源泉は
敷地内の8箇所の山肌から自然湧出しています
うっすらと湯の花が舞う単純硫黄温泉
ここは日差しが強いと
隠れる場所がないので
女子には厳しいかも...
ワタシ達が入っていたら
おじさまが顔を出して
申し訳なさそうに出て行かれました
ご一緒しても大丈夫なのに
申し訳ないです..
でもそれだけマナーの良い人たちが多いのも特徴かも
さすがに徒歩で2時間近くかけて
女性の裸目的で来る人がいたら
よほどの気合と根性の持ち主ですね(笑)
それに奥鬼怒まで送迎バスで来るには
”宿泊”でないと来れません
...のはずが
実は八丁の湯には
例外的に嬉しいプランがあるのです
『日帰り入浴パック』☆
何なに〜〜!
日帰り入浴+昼食のパックで
1名様~3名様の場合ひとり3,500円
4名様以上であれば、ひとり3.000円で
女夫淵を9:30もしくは10:30に迎えに来て
14:30に八丁の湯を出発というプラン
♪9:30に乗れば八丁の湯に10:00には着くので
最大で4時間半ゆっくりできる!
ここだけでなく
急げば加仁湯や日光澤にも足を伸ばせますよ
こんな感じで昼食をいただきます
素敵な広々としたログハウスをふたりで貸切でした☆
このあと座布団を敷いて、しばし爆睡〜
めちゃ気持ち良くて
すごい贅沢な時間☆
お風呂だけでなく
気持ちのいい八丁の湯近辺を
軽く散策もできちゃいます
絶対にオススメプランですよ☆
ただし、事前予約が必要ですのでご注意を!
素晴らしい奥鬼怒の自然の中でそよ風にあたりながら
かなりゆっくりリラックスした後に
もうひとつの混浴露天風呂”滝見の湯”へ
こちらは岩で組んである庭園風の広い露天風呂
木陰もあったり女性用脱衣所もありと
強い日差しから逃げられます
すでに殿方が一人入浴中でしたが
ワタシはあまりの気持ちよさに
目の前にある大きな滝の前で
おもいっきりマイナスイオンを浴びてしまいました☆
気持ちいい〜〜
実はもう一つここには湯船があります
”石楠花(しゃくなげ)の湯”
目の前に流れ落ちる滝の真横にあるので
迫力満点☆
”滝見の湯”が見渡せる高い位置にあります
どうですか?見えますか〜?
大自然の中で童心に戻り(ワタシの場合は常にですが..)
老若男女問わず誰もが
裸で楽しめる奥鬼怒の秘湯
何度も訪れたい
そして
いつまでも続いて欲しい
素晴らしい宿です
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【奥鬼怒温泉郷 八丁の湯】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆
【住所】 栃木県日光市川俣876
【☎︎】 0288-96-0306
【入浴料】 500円
【入浴時間】 9:00~15:00
【定休日】 無休
【HP】 八丁の湯HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
2015.10.06
仁義な温泉宿
仁義な温泉宿
logbook #177 奥鬼怒温泉郷 加仁湯
奥鬼怒温泉郷には”奥鬼怒四湯”とよばれる4つの宿があります
”日光澤温泉””手白澤温泉””八丁の湯”そして”加仁湯”
混浴がないのが”手白澤温泉”のみでその他の宿では
全て混浴を楽しめます
その中で最も有名な宿が
ここ”加仁湯”ではないでしょうか☆
今回の奥鬼怒温泉郷への冒険を
送迎バスで行くため(汗)
加仁湯に宿泊してきました
〜第二露天風呂〜
マイカー規制のある”秘境”ではあるものの
加仁湯は近代的な4階建ての立派な宿
もう少し鄙びた感じがあるのかと思っていたので
少し拍子抜け..(汗)
平成に新築された新館(積善館)はロビーも客室も
快適なくらいに秘境を感じさせません
もともとは1934年(昭和9年)に
「岳人小屋 蟹湯」という山小屋からスタート
今でもその当時の宿は旧館の奥に移築された
「長久記念館」として残っています
(長久とは現社長の祖父の名前)
加仁湯の最大の魅力は
バラエティーに富んだお風呂の数☆
積善館男女別内風呂
第一露天風呂(女性専用)
第二露天風呂(混浴)
第三露天風呂(混浴)
ロマンの湯(混浴)
温水プール(夏季のみ)
樹齢600年のシナの木の切り株風呂”愛のハラハラ風呂"
巨石風呂
貸切風呂
特に”ロマンの湯”がとてもユニークで
加仁湯にある5つの源泉
♦︎黄金の湯
♦︎崖の湯
♦︎たけの湯
♦︎奥鬼怒4号
♦︎岩の湯
それぞれの源泉が小さな湯船になって
料亭の個室のように仕切られています
ここは加仁湯の全ての源泉を
”利き酒”ならぬ”利き湯”ができるという事☆
めちゃ面白い♪
それぞれが肌触りも温度も違うので
加仁湯の泉質の違いや良さを体感できます
”たけの湯”だけが硫黄を含まない無色透明でした
体の芯までしっかり温めてくれる
名湯”加仁湯”のお湯
”長久記念館”に名前を残す現社長の祖父”小松長久”さん
そのさらに祖父の”小松峰吉”さんの時代(明治時代)に
この辺りの沢には蟹がたくさんいた事から”蟹湯”と名付けられました
彼は当時”小松峰”という地名を残すほどの山男だったそうです
この名湯は受け継がれ
昭和に入り長久さんの時代に
今の加仁湯の前身となる”祖先館”を建設しますが
奇しくも時代は太平世戦争に突入
継手の長久さんは陸軍に徴収され
しばらくの間”蟹湯”は全く誰も管理できない状態が続いたそうです
昭和23年に兵役を離れた長久さんは
荒れ放題であろう蟹湯に戻ります
そこで人生を変える大きな出来事に出会います
約13年間無人だった蟹湯が
荒れているどころか
今まで通り変わらずの状態..
実はその間
山の愛好家やこのお湯を愛する有志たちが
ずっと長久さんに替わり湯守をしていたのでした
〜夜の第三露天風呂〜
その間の宿帳もきちんと管理され
宿代はお賽銭のように並べられていたと言います
..感動〜♪
若き頃はこの宿を継ぐ事に
決して前向きではなかった長久さんでしたが
この出来事によって
強く心を打たれたそうです
山の男たちから”仁の道(ひととしての道)”を
今までなかった自分自身の心に加えてもらったと☆
その時以来
現在の”加仁湯”という名前に変えたそうです
その後彼はツルハシ一本で
温泉の発掘に励むなど
人生をかけて宿の再建に挑んだそうです
加仁湯にある”仁”には深い意味があったのですね
儒教の教えでもある五常(仁・義・礼・智・信)のひとつでもある”仁"
「他人に対する親愛の情、優しさ」を意味します
その後の彼の温泉の発掘にかけた人生は
自分自身のためではなく
ここを訪れる人たちのため
ここを守ってきてくれた有志のため
つまり”利”ではなく”義”を重んじる生き方
”仁義”の考え方が成り立ちます
そんな先代の教えを受け継いでいる加仁湯
その精神に触れることで
数多くのリピーターが何度もココを訪れるのが
よくわかります
翌朝の加仁湯は
ワタシたちに最高のサプライズをくれました♪
カーテンを開けると一面銀世界
11月の奥鬼怒はもう冬の訪れ☆
まだ誰もいない第三露天風呂で
今年初めての雪見風呂を満喫です
九州から来たEMIさんも
奥鬼怒の雪化粧に感動していました
お湯を受け継ぐだけではなく
先人の思いや考え方をも受け継ぐ秘湯の宿
決して表舞台に語られることはなくとも
全国の温泉地には素晴らしいドラマが
たくさんあります
だからこそ
この”混浴”という風前の灯の文化を
私たちの手で守っていかなければと
改めて感じた宿でした
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【奥鬼怒温泉郷 加仁湯】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆
【住所】 栃木県日光市川俣871
【☎︎】 0288-96-0311
【入浴料】 500円
【入浴時間】 9:00~15:00
【定休日】 無休
【HP】 加仁湯HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
logbook #177 奥鬼怒温泉郷 加仁湯
奥鬼怒温泉郷には”奥鬼怒四湯”とよばれる4つの宿があります
”日光澤温泉””手白澤温泉””八丁の湯”そして”加仁湯”
混浴がないのが”手白澤温泉”のみでその他の宿では
全て混浴を楽しめます
その中で最も有名な宿が
ここ”加仁湯”ではないでしょうか☆
今回の奥鬼怒温泉郷への冒険を
送迎バスで行くため(汗)
加仁湯に宿泊してきました
〜第二露天風呂〜
マイカー規制のある”秘境”ではあるものの
加仁湯は近代的な4階建ての立派な宿
もう少し鄙びた感じがあるのかと思っていたので
少し拍子抜け..(汗)
平成に新築された新館(積善館)はロビーも客室も
快適なくらいに秘境を感じさせません
もともとは1934年(昭和9年)に
「岳人小屋 蟹湯」という山小屋からスタート
今でもその当時の宿は旧館の奥に移築された
「長久記念館」として残っています
(長久とは現社長の祖父の名前)
加仁湯の最大の魅力は
バラエティーに富んだお風呂の数☆
積善館男女別内風呂
第一露天風呂(女性専用)
第二露天風呂(混浴)
第三露天風呂(混浴)
ロマンの湯(混浴)
温水プール(夏季のみ)
樹齢600年のシナの木の切り株風呂”愛のハラハラ風呂"
巨石風呂
貸切風呂
特に”ロマンの湯”がとてもユニークで
加仁湯にある5つの源泉
♦︎黄金の湯
♦︎崖の湯
♦︎たけの湯
♦︎奥鬼怒4号
♦︎岩の湯
それぞれの源泉が小さな湯船になって
料亭の個室のように仕切られています
ここは加仁湯の全ての源泉を
”利き酒”ならぬ”利き湯”ができるという事☆
めちゃ面白い♪
それぞれが肌触りも温度も違うので
加仁湯の泉質の違いや良さを体感できます
”たけの湯”だけが硫黄を含まない無色透明でした
体の芯までしっかり温めてくれる
名湯”加仁湯”のお湯
”長久記念館”に名前を残す現社長の祖父”小松長久”さん
そのさらに祖父の”小松峰吉”さんの時代(明治時代)に
この辺りの沢には蟹がたくさんいた事から”蟹湯”と名付けられました
彼は当時”小松峰”という地名を残すほどの山男だったそうです
この名湯は受け継がれ
昭和に入り長久さんの時代に
今の加仁湯の前身となる”祖先館”を建設しますが
奇しくも時代は太平世戦争に突入
継手の長久さんは陸軍に徴収され
しばらくの間”蟹湯”は全く誰も管理できない状態が続いたそうです
昭和23年に兵役を離れた長久さんは
荒れ放題であろう蟹湯に戻ります
そこで人生を変える大きな出来事に出会います
約13年間無人だった蟹湯が
荒れているどころか
今まで通り変わらずの状態..
実はその間
山の愛好家やこのお湯を愛する有志たちが
ずっと長久さんに替わり湯守をしていたのでした
〜夜の第三露天風呂〜
その間の宿帳もきちんと管理され
宿代はお賽銭のように並べられていたと言います
..感動〜♪
若き頃はこの宿を継ぐ事に
決して前向きではなかった長久さんでしたが
この出来事によって
強く心を打たれたそうです
山の男たちから”仁の道(ひととしての道)”を
今までなかった自分自身の心に加えてもらったと☆
その時以来
現在の”加仁湯”という名前に変えたそうです
その後彼はツルハシ一本で
温泉の発掘に励むなど
人生をかけて宿の再建に挑んだそうです
加仁湯にある”仁”には深い意味があったのですね
儒教の教えでもある五常(仁・義・礼・智・信)のひとつでもある”仁"
「他人に対する親愛の情、優しさ」を意味します
その後の彼の温泉の発掘にかけた人生は
自分自身のためではなく
ここを訪れる人たちのため
ここを守ってきてくれた有志のため
つまり”利”ではなく”義”を重んじる生き方
”仁義”の考え方が成り立ちます
そんな先代の教えを受け継いでいる加仁湯
その精神に触れることで
数多くのリピーターが何度もココを訪れるのが
よくわかります
翌朝の加仁湯は
ワタシたちに最高のサプライズをくれました♪
カーテンを開けると一面銀世界
11月の奥鬼怒はもう冬の訪れ☆
まだ誰もいない第三露天風呂で
今年初めての雪見風呂を満喫です
九州から来たEMIさんも
奥鬼怒の雪化粧に感動していました
お湯を受け継ぐだけではなく
先人の思いや考え方をも受け継ぐ秘湯の宿
決して表舞台に語られることはなくとも
全国の温泉地には素晴らしいドラマが
たくさんあります
だからこそ
この”混浴”という風前の灯の文化を
私たちの手で守っていかなければと
改めて感じた宿でした
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【奥鬼怒温泉郷 加仁湯】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆
【住所】 栃木県日光市川俣871
【☎︎】 0288-96-0311
【入浴料】 500円
【入浴時間】 9:00~15:00
【定休日】 無休
【HP】 加仁湯HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください