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北の国からの混浴♪

logbook #142 北海道 十勝岳吹上の湯





景色を見ているだけで、つい
さだまさしの”あ〜あ〜ぁ”という名曲が
頭の中でリピートし続けてしまう
北海道の景勝地”富良野”

ラベンダー畑が山の斜面に色を加え
平野にはトウモロコシ畑、たまねぎ畑、ぶどう畑が広がります
”北の国から”ファンにはたまらないロケ地でもあるので
見学する場所もたくさんあります
その世代であるカレは興奮しっぱなしでした

十勝岳吹上の湯15

富良野から十勝岳に向かって標高を上げていくと
名湯の野湯”吹上の湯”があります
休日にもなれば
朝早くから多くの温泉ファンが
ひっきりなしに訪れる人気の湯

この日もすでに駐車場には
たくさんの車やキャンピングカーが止まっていました
中には泊りがけで滞在しているキャンパーの姿も

駐車場から徒歩で谷を回り込むように
数分歩いていくと
木々の向こうに露天風呂が見えてきました☆

十勝岳吹上の湯25

吹上の湯は”上段の湯”と”下段の湯”の二つがあり
この時は”下段の湯”に多くの人たち(殿方)が
集中して入浴されていました
大きさも”下段の湯”の方が2~3倍ほど大きく
15人くらいは入れそうな感じ

...この状況では
普通の(!?)女の子は
まず入るのは難易度高いでしょうね
でもワタシは混浴王を目指す女!
躊躇なく入ります!

ですが下段の湯にはすでに10名ほどの殿方が..
なので上段の湯のそばで脱衣をし入浴をしました

...が!ここ激アツ!!!
10秒も入っていられない〜
カレも数秒でノックアウト!(笑)
上段の湯にすでに入浴されていた殿方たちは
”ダメだな〜”って笑っていました

彼らはここの主らしく
いろいろフレンドリーにお話してくださいました☆
真夜中には星がよく見えることや
その時に人工衛星の軌跡が綺麗なんだとか
楽しい時間を過ごせました
そんな時間の中
顔見知りと思える殿方が
数名”上段の湯”に入ってきました

なるほど..
つまり上段の湯は激アツで
常連さんの憩いの場になっているので
ビジターは自然とぬるめの下段の湯へ集まるシステムなんですね

でもそのおかげで
楽しい時間を過ごさせていただきました
ありがとうございます

ここは”北の国からシリーズ”
「北の国から`95 秘密」のワンシーンで
田中邦衛さんと宮沢りえさんが混浴するシーンに使われた事から人気になった露天風呂です

もともとは明治時代に発見され
ここに旅館があったのですが
その旅館が廃業
その跡地に湯船だけが残ったそうです

十勝岳吹上の湯18

常に常連の方や
有志の方たちが綺麗に掃除をし
現在まで守ってくれている混浴の露天風呂です
やはり感謝の気持ちを持って
このお湯をいただきたいですね






みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【十勝岳吹上の湯】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆

【住所】 北海道空知郡上富良野町吹上
【☎︎】 0167-45-6983(上富良野町役場商工観光課)
【入浴料】 無料
【入浴時間】 24h
【定休日】 なし

【HP】




参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
山奥の川沿いの混浴♪

logbook #141 北海道 芽登温泉ホテル





十勝平野は北海道らしい雰囲気を見せてくれる
ワタシは関東に住んでいるので
北海道らしさを感じたければ
迷わず”道東”をお勧めします

その道東の玄関口”帯広空港”を降り立ち
北へ進むと牧場の広がる”士幌町”へ
道路脇に延々と続く防雪林と地吹雪よけフェンスが
冬の厳しさを物語っています

士幌町から東へ進むと
”足寄”に入ります
”あしょろ”と読みますが
アイヌ語で”沿って下る川"の意味
おもしろい地名がたくさん!

国道から逸れて
約3キロののダートを進むと
鄙びた雰囲気の”芽登温泉ホテル”が見えてきます
ヌカナン川の流れのそばに
混浴の露天風呂が☆

芽登温泉6のコピー

目の前に広がる河原☆
おもわず裸でそのまま駆け出して行きたくなる
大自然が広がっていて
とても素敵です
ここに来たら誰もが開放的な気分になれるでしょうね

芽登温泉の開湯は明治34年
100年以上の歴史があります
でもきっとアイヌの人たちには
もっと古より親しまれていたのでしょうね

硫黄泉ですが
綺麗な無色透明のお湯
かすかに硫黄臭がします
きっと劣化の少ないお湯なのでしょう
肌にしっかり馴染む感じ

芽登温泉13

「芽登」は”めと”と読みます
アイヌ語で”山奥”の意味と言われるように
本当に大自然に包まれた場所にあります

なので野生動物の宝庫でもあり
エゾシカやシマフクロウが
毎晩のように見られるみたい
露天風呂にはシンボルマークのように
シマフクロウの石像がありました

ヒグマも現れるのかな〜
ドキドキしながらの混浴露天風呂!
これもまた北海道のワクワクドキドキのひとつですね

芽登温泉17

平成27年4月に新しい露天風呂”巨岩の湯”がオープン
時間制による混浴・男湯・女湯の入れ替えになります
今までの混浴露天風呂が”男湯露天風呂”になります


10:30~12:00 男性専用
12:00~13:30 女性専用
13:30~20:00 混浴(湯浴着着用)




みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【芽登温泉ホテル】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆

【住所】 北海道足寄郡足寄町芽登2979番地
【☎︎】 0156-26-2119
【入浴料】 大人:520円(中学生以上)
子人:250円(3歳児から小学校6年)
【入浴時間】10:30~20:00
【定休日】 無休

【HP】 HP


参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
足元自噴の魅力♪

logbook #140 福島県 二岐温泉 柏屋旅館





那須連峰の北側、標高1,544mの二岐山の山中にひっそりとある
二岐(ふたまた)温泉は二岐川の小さな渓谷沿いの鄙びた温泉地
開湯は969年と1000年の歴史を持つ温泉で
江戸時代には会津藩が”隠し湯”として管理し
一般の人達の入山を制限していた歴史を持ちます

冬には2mを越える雪に閉ざされる中
現在7軒の旅館がひっそりと軒を連ねます

今の車社会になって、渓谷沿いの道も舗装され
随分と交通の便もよくなりましたが
やはり長時間のドライブの後
車から降りる頃には
“ようやく到着~”と言葉が漏れる様な最奥の場所
もちろんスマホの電波は圏外☆
さすが日本で最初に”秘湯”という言葉が用いられた場所です

柏屋旅館27

柏屋旅館は明治37年創業の老舗宿
今でも多くの湯治客を始め人気の宿で
建物も決して新しくはないものの
隅々まで清掃が行き届き清潔感があります

渓谷に張り付く様に建てられた四階建ての建物の
四階がロビーフロント、一階にお風呂がある作りです

柏屋旅館の源泉は5つあり
混浴風呂に1本
男性用内湯”滝の湯”に1本
男女別露天風呂と女性用内湯”檜風呂”は3本の混合になっています

柏屋旅館23

川を渡った先にある男女別の露天風呂は
ブナの原生林の中、季節ごとの景観を楽しめますが
何といっても柏屋旅館自慢のお風呂がこの混浴風呂です

渓谷の自然の岩肌をそのまま生かした湯小屋は
最高も大きく取れた開放感のある造り
創業者の主がタガネ一本で源泉部分を掘ったと言われる湯船は
コンクリートで固められた”自噴泉”です♪

よく見ると岩場のそこの隙間から約50℃の源泉が自噴し
間歇的にボコッと大きな気泡が出ています

柏屋旅館15

はじめはかなりの熱さに怯んでしまいましたが
少しずつ身体を慣らしながらゆっくり肩まで沈めます
目の前に拡がるお湯を見るとさすが足元自噴泉
見事なくらいの無色透明の綺麗なお湯
新鮮さが身体からだけでなく視覚からも充分に伝わってきます

数分浸かって、湯船の淵でクールダウン
またお湯に身体を沈めてを繰り返すうちに
不思議と熱さを感じなくなり
むしろ身体を優しく包み込む感覚になります
アルカリ単純泉のお湯がなんとも素晴らしいですね

湯上がりにまた身体を包み込むような後味感があり
かなりスッキリとさせてくれます
なるほど多くの方々が秘境まで足を運ぶ価値を感じます

改めて足元自噴の魅力を充分に味わえるお湯でした

柏屋旅館28

みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【二岐温泉 柏屋旅館】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆

【住所】 福島県岩瀬郡天栄村湯本字下二俣22-6
【☎︎】 0248-84-2316
【入浴料】 500円
【入浴時間】 10:00~15:00
【定休日】 無休

【HP】 二岐温泉 柏屋旅館HP

参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください

渓谷を見下ろす露天風呂♪

logbook #139 湯野上温泉 旅館新湯




福島県南会津の湯野上温泉は
会津の奥座敷として有名な芦の牧温泉同様に
日光連山を源とする大川(新潟県に入り阿賀野川と名前を変える)沿いの温泉で
切り立った渓谷沿いの崖に張り付く様に温泉街を形成します

明治時代の開湯という比較的新しい温泉
もともとは渓谷下の河原沿いに河床より自噴する源泉を元に
露天風呂や温泉宿がありましたが
川の氾濫や源泉の汲み上げ技術の向上により
戦後、渓谷の上に多くの宿が移転し
現在の温泉街の形を作り上げました

湯野上温泉新湯7のコピー

18軒の旅館・民宿よりなる湯野上温泉は
5つの源泉(猿湯、上ノ湯、姥湯、舘ノ湯、舘新湯)を集中管理して
各温泉宿に供給しています

ここ旅館新湯(しんゆ)は大川の渓谷の崖に立つ
湯の川温泉では比較的大型の宿です
明治創業の老舗旅館です
男女別の内湯、女性専用露天風呂、貸し切り風呂
混浴の露天風呂はとても大きな庭園風で真下の渓谷を覗き込むと
大川の流れが素晴らしい景観を作り出し
迫り来る山々と渓流の流れを聞きながらの湯浴みが楽しめます

お湯は無色透明の100%かけ流しアルカリ単純泉
お肌に優しい美人の湯ですね
露天風呂には屋根もあるので
夏の陽射しや雨も凌げます

湯野上温泉の真骨頂は、やはり秋でしょう
近くには旧会津西街道の大内宿や
山あいの会津にありながら
大昔は海の底だったこの地に今も残る“塔のへつり”も見所のひとつ
当時の繰り返される浸食によって作りだされた芸術作品ですね

2009年の公衆浴場法によって
残念ながら廃止されてしまった”河原の露天風呂”
昔の河原の露天風呂の名残のこの野湯は
湯野上温泉の大きな観光資源であった事は間違いないと思います
今でもこの河原周辺からは湯けむりが所々に上がっています
一度は入ってみたかった伝説の野湯です

今ある日本中の混浴文化を
ワタシ達の手で守って行きたいと
改めて思いました☆

湯野上温泉新湯16

みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【湯野上温泉 旅館新湯】
みうたんお気に入り度☆☆☆

【住所】 福島県南会津郡下郷町湯野上舘本1320
【☎︎】 0241-68-2321
【入浴料】 500円
【入浴時間】 13:00~15:00
【定休日】 不定休(要確認)

【HP】 旅館 新湯 HP

参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください

まぶしいほどの乳白色☆

logbook #138 福島県 幕川温泉 さえりの湯




吾妻連峰土湯峠の更に奥深く
林道を走った先にある秘境ムード漂う幕川温泉“水戸屋”
樹齢800年の檜の丸太を2つ繋げた名物”展望露天風呂”
にごり湯と素晴らしい景色を満喫出来ます

そしてココにはもうひとつ
本館とは別の離れに”さえりの湯”と呼ばれる
渓流露天風呂があります
その存在を知らない日帰り入浴客は
そのまま帰ってしまうこともあるそうです

幕川温泉源泉の汲み上げ施設のすぐ側にある“さえりの湯”

IMG_7512のコピー

男女共用の簡素な脱衣小屋
小さな渓流を望む6~7人程が入れる岩組の湯船
ブナの原生林が目の前に迫る迫力の
まさに自然の中の露天風呂です

目の前に流れる小川は鉄分を含んでいるのか
川全体が茶褐色に染まっています
この辺りは様々な温泉成分があるのでしょうか
本館のにごり湯とはまた違った青みがかった硫黄泉の乳白色は
新緑の緑の中、眩しいくらいに浮かび上がってきます

IMG_7509のコピー

100%かけ流しの贅沢なお湯は
少しぬるめというか、ワタシにはかなりの適温だったので
ゆっくりと長湯を楽しめるお湯です

ご一緒していた殿方はワタシ達がくる前から
そして上がった後も、ずっと湯浴みをされていました
途中では小型ガスバーナーを取り出してお湯を沸かし
お昼ご飯のうどんを作られていました☆
そうやってきっと一日中”さえりの湯”を愉しんでいらっしゃるのでしょうね

幕川温泉さえりの湯8

週末ともなれば秘湯にありながら近隣の老人会や大手旅行会社のツアー客
ハイキングの愛好家などが大型バスでたくさん訪れる大盛況ぶり
秘境感とはちょっとかけ離れてしまうかも
平日の静かな時期を狙って行く事をお勧めします

11月下旬より4月下旬までは冬期休業となる幕川温泉
初夏の新緑の季節、眩しい紅葉の時季と限られた時間の中で
多くの人達を満足させてくれます

野鳥のさえずりと小川のせせらぎをBGMに
大自然に抱かれながらの湯浴みを堪能してみてはいかがですか?
一度入ったら出るのが惜しくなる様な露天風呂です

幕川温泉さえりの湯5

みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【幕川温泉 さえりの湯】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆

【住所】 福島県福島市土湯温泉町幕川1
【☎︎】 0242-64-3316
【入浴料】 500円
【入浴時間】 消灯後は不可
【定休日】 11月下旬~4月下旬

【HP】


参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください