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2016.01.24
100%天然のジャグジー☆
100%天然のジャグジー☆
logbook #193 福島県 沼尻元湯
温泉の総湧出量日本一を誇る草津温泉
誰もが知っている”湯畑”で有名な日本が誇る温泉地
立ち並ぶ沢山の温泉宿に送られるお湯は毎分34,000ℓ
強酸性のお湯から立ち上る湯けむりは圧巻です
同じく強酸性の豊富な湯量を誇る源泉地が
実はここ福島県にも存在します
単一湧出口からの量としては日本一と言われる湯量は毎分13,400ℓ
但し草津との大きな違いは
全てのお湯を使い切る温泉宿の数も少ないため
そのほとんどが川にかけ流されているという贅沢極まりない状況
そして草津の湯畑のような観光地の賑わいは一切なく
人知れず今でもその源泉地帯からは湯けむりと共にお湯が溢れ出ています
猪苗代にある静かな温泉地の中ノ沢温泉
その近くにある「沼尻スキー場」にも数件の温泉宿を持つ沼尻温泉
この二つの小さな温泉地へお湯を提供している源泉が「沼尻元湯」です
沼尻温泉にある田村屋旅館の建物を左折すると
沼尻スキー場の側道のダートが現れ
そこを約15分ほど走ると小さな空き地のようなスペースが☆
ここに車を止めて源泉地帯までアクセスする事になります
目の前には二つの分かれ道があります
つまりルートは二つ
◻︎右側の登山道ルート(安達太良山の登山道を通るルート)
◻︎左側の谷側ルート(配管管理道ルート)
登山道のルートは急な勾配があるため、谷川ルートをお勧めします
但し崩落箇所がこの時も2箇所ほどあったので
細心の注意を払っていく必要があります
所要時間は30分ほど
体力的にもそれほど困難ではなく、むしろ谷川には絶景が広がり
景色を楽しみながらのあっという間のトレッキングになるはずです
途中に見える「白糸の滝」
これが源泉地帯から流れる滝で、この滝の奥に「沼尻元湯」はあります
訪れたのは紅葉真っ盛りの10月中旬
暑くもなく寒くもなくという温泉日和
沼尻元湯の源泉地帯に近ずくにつれ
目の前には山肌を露わにした荒涼な風景が広がります
そのゴツゴツとした地獄谷に伸びる塩ビ配管と木道
さらに先へ進むと草津の湯畑のような木筒の並ぶ風景が広がります
ただそこは観光地ではなく、今でも危険な火山性有毒ガスが立ち込める危険地帯
基本的には立ち入りを制限している区域です
江戸末期より硫黄の採掘が始まり
明治に入ると西洋の採掘技術が渡来し、一気に硫黄鉱山としての活気を見せはじめます
沼尻温泉にある田村屋旅館の前身も明治19年にこの元湯に創業
ここに来る途中にその跡地を見ることができました
(現在はその建物は平成6年の台風により倒壊)
しかし明治33年(1900年)に安達太良山の大噴火があり
多くの被害が出ます
その後息を吹き返した硫黄鉱山は明治末期から大正時代にかけて
火薬の燃料やマッチの原料などの需要が増え硫黄採掘も急ピッチで進められ
1913年(大正2年)には磐越西線の川桁駅から沼尻まで
総延長15kmの輸送用鉄道”磐越急行電鉄"が開通
1968年(昭和43年)の沼尻硫黄鉱山の廃坑まで多くの労働者や観光客が訪れました
その賑わいは沼尻の温泉の最盛期でもありました
上流の噴火口のある沼ノ平からは豊富なお湯が湯の川となって流れ
あちこちに湯だまりを作っています
スコップ持参の方もいるようですが、ほとんどその必要はないと思います
なので自分の気に入った、気の向いた場所で入浴することが可能です
もちろんココは天然の野湯
脱衣所なんて一切ありませんので老若男女、気にせず開放的に脱衣してください(笑)
いざ入湯!
おお~~♪と声をあげたくなるくらい至福の時がワタシを待っていました
何よりもこの絶景が素敵です♪
川湯や湯の川にしては珍しく、温度にムラのない適温☆
普通は変に熱すぎたり、冷たすぎたり、足の先は冷たいのにお尻はアチチ...なんて経験も多いですよね
ここはそんな心配がない湯浴みを楽しめます
ワタシたちが最初に選んだ湯だまりは、ちょっとした滝のような流れの場所
胃腸の名湯と呼ばれる強酸性の効能にプラスして
マイナスイオンという効能☆が含まれてとても快適
100%天然のジェットバス、天然のジャグジーを体感できますよ
この日は霧が深く立ち込め、さらに上流は視界が狭められ風も弱い状況だったため
これ以上は進みませんでした
1997年には霧の深い中、沼の平に迷い込んだ登山客4人が
火山性ガスで死亡する事故が起きています
硫化水素は無味無臭、即死亡する恐ろしいガスですので
ここ沼尻元湯でも”無風”の時はガスが滞留するため立ち寄らないほうが良いでしょう
お友達の”はまべー”さんと仲良く滝壺で☆
気持ちいい~♪
どうです、凄くないですか~??
まるで別世界に迷い込んでしまったかのようなロケーション
まさにワイルドな野湯を満喫できます
普段は文明の利器に頼りすぎて、どこにでもどんな場所でも
簡単に移動ができるのが当たり前の中で
沼尻元湯は、わずか30分ほどですが自分の足で歩かないとたどり着くことができない場所
だからこそ、そのありがたみを強く感じられるのでしょうね☆
体だけでなく心も癒され、大きな達成感に包まれます
「ハダカが正装」って言葉が本当にぴったりの沼尻元湯
温泉街に送られる引湯の塩ビ配管と共に走る木道には
時折登山客の姿がみられます
..ということはこちらの姿も見られる..(汗)
しかも場所によっては結構な至近距離
この時も一人のハイカーに完全に見られてしまいまいましたっ!..が
ここではあまり気にもならず(笑)その非日常の世界を楽しめました
移動した下流付近は流れも穏やか
次第に霧も晴れてきて青空が広がってきました
平日の昼下がり
気の合う仲間とハダカの付き合い
まさにココは「タイムレス」な世界
誰もが衣服だけでなく地位も名誉も何もかも脱ぎ捨てて
リラックスできる場所がここにはあります
とっても気持ちいいものですよ♪
春の優しさ、夏の匂い、秋の高い雲、冬の張り詰めた空気
季節の足音や風を感じる瞬間
気がついたら、そんな五感を感じることなく毎日を過ごしてしまっている
人が本来持つ潜在意識や下意識
個々が持ち合わせている様々な能力を呼び覚ます鍵は
もしかしたらこんな風に五感に語りかけることなのかもしれません
”急がば回れ”
日常の中でちょっと足を止めて
自然に触れる時間を作ることで
もっと効果的に気持ちの良い毎日が送れるということですね
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【沼尻元湯】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆
【住所】 福島県耶麻郡猪苗代町大字沼尻
【☎︎】
【入浴料】
【入浴時間】
【定休日】
※基本的にここは立ち入り禁止区域です
【HP】
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
励みになります☆
混浴王を目指すワタシへポチっとお願いします♡
logbook #193 福島県 沼尻元湯
温泉の総湧出量日本一を誇る草津温泉
誰もが知っている”湯畑”で有名な日本が誇る温泉地
立ち並ぶ沢山の温泉宿に送られるお湯は毎分34,000ℓ
強酸性のお湯から立ち上る湯けむりは圧巻です
同じく強酸性の豊富な湯量を誇る源泉地が
実はここ福島県にも存在します
単一湧出口からの量としては日本一と言われる湯量は毎分13,400ℓ
但し草津との大きな違いは
全てのお湯を使い切る温泉宿の数も少ないため
そのほとんどが川にかけ流されているという贅沢極まりない状況
そして草津の湯畑のような観光地の賑わいは一切なく
人知れず今でもその源泉地帯からは湯けむりと共にお湯が溢れ出ています
猪苗代にある静かな温泉地の中ノ沢温泉
その近くにある「沼尻スキー場」にも数件の温泉宿を持つ沼尻温泉
この二つの小さな温泉地へお湯を提供している源泉が「沼尻元湯」です
沼尻温泉にある田村屋旅館の建物を左折すると
沼尻スキー場の側道のダートが現れ
そこを約15分ほど走ると小さな空き地のようなスペースが☆
ここに車を止めて源泉地帯までアクセスする事になります
目の前には二つの分かれ道があります
つまりルートは二つ
◻︎右側の登山道ルート(安達太良山の登山道を通るルート)
◻︎左側の谷側ルート(配管管理道ルート)
登山道のルートは急な勾配があるため、谷川ルートをお勧めします
但し崩落箇所がこの時も2箇所ほどあったので
細心の注意を払っていく必要があります
所要時間は30分ほど
体力的にもそれほど困難ではなく、むしろ谷川には絶景が広がり
景色を楽しみながらのあっという間のトレッキングになるはずです
途中に見える「白糸の滝」
これが源泉地帯から流れる滝で、この滝の奥に「沼尻元湯」はあります
訪れたのは紅葉真っ盛りの10月中旬
暑くもなく寒くもなくという温泉日和
沼尻元湯の源泉地帯に近ずくにつれ
目の前には山肌を露わにした荒涼な風景が広がります
そのゴツゴツとした地獄谷に伸びる塩ビ配管と木道
さらに先へ進むと草津の湯畑のような木筒の並ぶ風景が広がります
ただそこは観光地ではなく、今でも危険な火山性有毒ガスが立ち込める危険地帯
基本的には立ち入りを制限している区域です
江戸末期より硫黄の採掘が始まり
明治に入ると西洋の採掘技術が渡来し、一気に硫黄鉱山としての活気を見せはじめます
沼尻温泉にある田村屋旅館の前身も明治19年にこの元湯に創業
ここに来る途中にその跡地を見ることができました
(現在はその建物は平成6年の台風により倒壊)
しかし明治33年(1900年)に安達太良山の大噴火があり
多くの被害が出ます
その後息を吹き返した硫黄鉱山は明治末期から大正時代にかけて
火薬の燃料やマッチの原料などの需要が増え硫黄採掘も急ピッチで進められ
1913年(大正2年)には磐越西線の川桁駅から沼尻まで
総延長15kmの輸送用鉄道”磐越急行電鉄"が開通
1968年(昭和43年)の沼尻硫黄鉱山の廃坑まで多くの労働者や観光客が訪れました
その賑わいは沼尻の温泉の最盛期でもありました
上流の噴火口のある沼ノ平からは豊富なお湯が湯の川となって流れ
あちこちに湯だまりを作っています
スコップ持参の方もいるようですが、ほとんどその必要はないと思います
なので自分の気に入った、気の向いた場所で入浴することが可能です
もちろんココは天然の野湯
脱衣所なんて一切ありませんので老若男女、気にせず開放的に脱衣してください(笑)
いざ入湯!
おお~~♪と声をあげたくなるくらい至福の時がワタシを待っていました
何よりもこの絶景が素敵です♪
川湯や湯の川にしては珍しく、温度にムラのない適温☆
普通は変に熱すぎたり、冷たすぎたり、足の先は冷たいのにお尻はアチチ...なんて経験も多いですよね
ここはそんな心配がない湯浴みを楽しめます
ワタシたちが最初に選んだ湯だまりは、ちょっとした滝のような流れの場所
胃腸の名湯と呼ばれる強酸性の効能にプラスして
マイナスイオンという効能☆が含まれてとても快適
100%天然のジェットバス、天然のジャグジーを体感できますよ
この日は霧が深く立ち込め、さらに上流は視界が狭められ風も弱い状況だったため
これ以上は進みませんでした
1997年には霧の深い中、沼の平に迷い込んだ登山客4人が
火山性ガスで死亡する事故が起きています
硫化水素は無味無臭、即死亡する恐ろしいガスですので
ここ沼尻元湯でも”無風”の時はガスが滞留するため立ち寄らないほうが良いでしょう
お友達の”はまべー”さんと仲良く滝壺で☆
気持ちいい~♪
どうです、凄くないですか~??
まるで別世界に迷い込んでしまったかのようなロケーション
まさにワイルドな野湯を満喫できます
普段は文明の利器に頼りすぎて、どこにでもどんな場所でも
簡単に移動ができるのが当たり前の中で
沼尻元湯は、わずか30分ほどですが自分の足で歩かないとたどり着くことができない場所
だからこそ、そのありがたみを強く感じられるのでしょうね☆
体だけでなく心も癒され、大きな達成感に包まれます
「ハダカが正装」って言葉が本当にぴったりの沼尻元湯
温泉街に送られる引湯の塩ビ配管と共に走る木道には
時折登山客の姿がみられます
..ということはこちらの姿も見られる..(汗)
しかも場所によっては結構な至近距離
この時も一人のハイカーに完全に見られてしまいまいましたっ!..が
ここではあまり気にもならず(笑)その非日常の世界を楽しめました
移動した下流付近は流れも穏やか
次第に霧も晴れてきて青空が広がってきました
平日の昼下がり
気の合う仲間とハダカの付き合い
まさにココは「タイムレス」な世界
誰もが衣服だけでなく地位も名誉も何もかも脱ぎ捨てて
リラックスできる場所がここにはあります
とっても気持ちいいものですよ♪
春の優しさ、夏の匂い、秋の高い雲、冬の張り詰めた空気
季節の足音や風を感じる瞬間
気がついたら、そんな五感を感じることなく毎日を過ごしてしまっている
人が本来持つ潜在意識や下意識
個々が持ち合わせている様々な能力を呼び覚ます鍵は
もしかしたらこんな風に五感に語りかけることなのかもしれません
”急がば回れ”
日常の中でちょっと足を止めて
自然に触れる時間を作ることで
もっと効果的に気持ちの良い毎日が送れるということですね
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【沼尻元湯】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆
【住所】 福島県耶麻郡猪苗代町大字沼尻
【☎︎】
【入浴料】
【入浴時間】
【定休日】
※基本的にここは立ち入り禁止区域です
【HP】
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
励みになります☆
混浴王を目指すワタシへポチっとお願いします♡
J&You
みうたんさんと大自然での温泉は素晴らしいのはもちろんですが・・・
色々な角度からとっても可愛いみうたんさんを撮影しているくまさんの愛と努力とエロがひしひしと伝わってきます(^^♪
いつもいつも感心しながら、少しでも追いつきたいと日々思ってはいますが、なかなか一朝一夕に出来ることではありません(*_*;
今後も勉強させて頂きます!
また、続きも楽しみにしています。
色々な角度からとっても可愛いみうたんさんを撮影しているくまさんの愛と努力とエロがひしひしと伝わってきます(^^♪
いつもいつも感心しながら、少しでも追いつきたいと日々思ってはいますが、なかなか一朝一夕に出来ることではありません(*_*;
今後も勉強させて頂きます!
また、続きも楽しみにしています。
ripple
あまりにも素晴らしい場所なので
色々持ち込んでここでキャンプしたいなんて思ってしまいますが、やはりそれは危険なんでしょうね?
色々持ち込んでここでキャンプしたいなんて思ってしまいますが、やはりそれは危険なんでしょうね?
みうたん
J&Youさん
こんにちは!コメントありがとうございます!
ブログの写真からカレの”愛”と”努力”と....”エロ”も伝わりますか?(笑)
追いつきたいだなんて!何をおっしゃいますか!!
勉強したいのはこちらの方です
Youさんのようなスタイル...努力しないと!!!(汗)
こんにちは!コメントありがとうございます!
ブログの写真からカレの”愛”と”努力”と....”エロ”も伝わりますか?(笑)
追いつきたいだなんて!何をおっしゃいますか!!
勉強したいのはこちらの方です
Youさんのようなスタイル...努力しないと!!!(汗)
2016/01/29 Fri 12:50 URL [ Edit ]
みうたん
rippleさん
こんにちは!いつもコメントありがとうございます!
ここは手前だったら硫化水素の心配もいうほどないと思います
ただ、無風の日は行かない方がいいかもしれませんね
みんなで裸でワイワイ!たのしそう☆
こんにちは!いつもコメントありがとうございます!
ここは手前だったら硫化水素の心配もいうほどないと思います
ただ、無風の日は行かない方がいいかもしれませんね
みんなで裸でワイワイ!たのしそう☆
2016/01/29 Fri 12:53 URL [ Edit ]
みうたん
kkpolさん
こんにちは〜!
紅葉の時期のちょうどいいタイミングで沼尻元湯を堪能しました!
ぜひぜひ一緒に探検しましょう☆
こんにちは〜!
紅葉の時期のちょうどいいタイミングで沼尻元湯を堪能しました!
ぜひぜひ一緒に探検しましょう☆
2016/01/29 Fri 12:56 URL [ Edit ]
みうたん
rippleさん
こんにちは!コメントありがとうございます!
最後の写真!あ〜あれ、もちろん正装のまま一眼レフというクマさんスタイルです
でもタオルは巻いていたかな(笑)
常に縦横無尽に走り回っていますよ
こんにちは!コメントありがとうございます!
最後の写真!あ〜あれ、もちろん正装のまま一眼レフというクマさんスタイルです
でもタオルは巻いていたかな(笑)
常に縦横無尽に走り回っていますよ
2016/01/29 Fri 12:58 URL [ Edit ]
みうたん
ももんがさん
こんにちは!コメントありがとうございます
硫化水素は怖いですね。美しい自然の中には脅威もあるという事、肝に銘じていきます
こんにちは!コメントありがとうございます
硫化水素は怖いですね。美しい自然の中には脅威もあるという事、肝に銘じていきます
2016/01/31 Sun 21:47 URL [ Edit ]
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