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2017.01.22
にごりご
にごりご
logbook #238 濁河温泉 旅館御嶽
☆PCビューで見る方がより画像の質が良くなります☆
秋の木曽路にやってきました☆
たくさん深呼吸をしたくなるような美味しい空気と
中山道の通る”奈良井宿”や妻籠宿”など歴史を感じる昔ながらの佇まい
山々の連なる大自然いっぱいの景色は
疲れた体をフル充電するには最高の場所ではないでしょうか
21峰ある3000m超の山の中で
もっとも西に位置する名峰”御嶽山”
この木曽を代表する山ですが
記憶にもまだ新しい2014年9月に起きた御嶽山噴火では
雲ひとつない快晴の休日、噴火警戒レベルは1だったにも関わらず
たくさんの登山客で賑わう火口付近で突如起こった大規模な水蒸気爆発で
登山者52名の尊い命を奪ってしまった国内戦後最悪の火山災害でした
お亡くなりになった方々にはご冥福をお祈り申し上げます
もともとこの山は”山岳信仰”の霊峰
長い歴史の中でたくさんの修験者を惹きつけてきた山です
国土の90%近くが山地である日本
狩猟民族の時代は人々に食料である獲物をもたらし
定住生活の始まった稲作文化以降は豊富な湧き水の恩恵を与え
山の火山エネルギーから湧出する温泉はもちろんの事
家屋の材料や生活の燃料など多くのものを与えてくれる”山”
時には土砂災害や大雨、洪水、干ばつなど
”恵み”と”脅威”を常にもたらす”山”への敬う気持ちが
やがて山岳信仰につながったと言われています
雲の間から顔をのぞかせる名峰”御嶽山”
今回はそんな木曽の人々の山岳信仰に深い関わりのある御嶽山の西麓の七合目
標高1800mにあるいで湯”濁河温泉”の宿「旅館御嶽」へ向かいました
ここは万座温泉同様、通年マイカーで行ける日本最高所の温泉(日本第3位)
濁河スキー場があったり、御嶽山飛騨側登山口にもなっており
近隣の「下島温泉」「湯屋温泉」と合わせたこの”小坂温泉郷”には多くの登山客や観光客が足を運びます
また夜になると、この辺りは光害の少ないことから天体観測にも適した場所でもあり
「旅館御嶽」では口径31センチの大きな望遠鏡を持つミニ天文台があり
満点の星空と天の川を楽しむ事もできます
「濁河温泉」...”にごりがわ”とずっと思っていましたが正確には”にごりご”と読むそうです
名前の由来かどうかは知りませんが濁河温泉のお湯は鉄分を含んだ”含土類芒硝泉”
この日は茶色い濁り色をしていましたが、宿の説明によれば天候の変化により
白~茶~鶯~エメラルドと色鮮やかに変わるとのことです
旅館御嶽の名物のひとつがこの渓谷露天風呂☆
深い谷の下にあるこの露天風呂に行くためには
160段の階段を降りていきます
10~15人ほどはゆったり入れる大きさで脱衣所もしっかり男女別
なのですが、脱衣所の扉を開けるとすぐ足元から湯船という作り
しかも間口が広くないので殿方に脱衣所付近を陣取られると
女性は入りずらいかもしれません
ただここは湯浴み、水着がOKなので大丈夫かな☆
ワタシ的にはどんな状況でも正装が一番ですが
v(。-_-。)vブイッ♪
お湯はさらっとした肌触りで湯加減はこの時期のせいか、やや温めかな?
木筒から流れ出る湧出口付近にいるとちょうど良い感じでした☆
もちろん100%掛け流しの源泉は飲泉もOKだそうです
この日チェックインしたのは遅めだったので
日帰り入浴の方はもういませんでした
紅葉の時期といのもあり大型観光バスも数台あり宿泊客は多いようで
混浴露天風呂も混雑を覚悟していたにも関わらず
ワタシ達のいた時間には一組のカップルさんと入れ違いになっただけで終始貸切状態!
山深い場所にありながら比較的規模の大きい大型ホテルの「旅館御嶽」
館内には男女別内湯とそれぞれに露天風呂があります
おそらく足腰の不自由な方や高齢者は
わざわざ高低差50mの160段の階段を上り下りしてまで..とは思わないのかもしれませんね
だったら館内の内湯でOK...みたいな
ましてや冬のシーズンともなれば
渓谷露天風呂まで降りていく階段や通路はかなり寒いハズ
でもその分ワタシ達はゆっくりと時間を過ごすことができました☆
明るい時間と夜の時間の2度もこの露天風呂へ入るなんて珍しいのかも(笑)
決してスタミナのあるワタシ達ではないのですが
カレの撮影心というか執念を感じます
江戸時代中期より山岳信仰の人々や
湯治目当てに訪れる人の多かった濁河温泉
御嶽山七合目に位置する山深いこの地に
湯治の人たちは何日もかけてやってきたことでしょう
160段の階段でヒイヒイ言っている自分が恥ずかしい...
今や観光地巡りでも旅行でも
その道中は”高速道路”という単調な同じような景色に慣れてしまいました
ちょっと前までは下道をゆっくりゆっくり進んで
今のどこにでもあるコンビニではなく
その地域ごとのドライブインなどを目印に
それだけで転地効果を楽しめたものです
自動車であっと今に過ぎる数kmの距離
その距離を昔の人は、どんな思いでどんな景色を目に焼き付けて旅をしたのかな
この日の夜も暖房の効いた部屋で暖かいお布団にくるまっていたワタシ達
”あたりまえ”になってしまった日常
雨が降ろうが風が吹こうが嵐が来ようが”あたりまえ”に変わらぬ毎日
恩恵も脅威も与えてくれる自然に全て対し
八百万の神を置き、明日の朝を向かえられる事を全身全霊で喜び
畏敬の念と感謝の気持ちを持ち続けた先人達のように
ワタシもこれからは少しづつ”あたりまえ”な事に
感謝の気持ちを持ちたいと思いました
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
みうたんお気に入り度☆☆☆
【住所】 岐阜県下呂市小坂町落合唐谷2376-1
【☎︎】 0576-62-2124
【入浴料】 1,000円 (小人500円)
【入浴時間】 13:00~16:00
【定休日】 無休
【HP】 旅館御嶽
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
ブログランキング
どれかひとつに”おまけ”画像ありま~す☆
励みになります☆
混浴王を目指すワタシへポチっとお願いします♡
logbook #238 濁河温泉 旅館御嶽
☆PCビューで見る方がより画像の質が良くなります☆
秋の木曽路にやってきました☆
たくさん深呼吸をしたくなるような美味しい空気と
中山道の通る”奈良井宿”や妻籠宿”など歴史を感じる昔ながらの佇まい
山々の連なる大自然いっぱいの景色は
疲れた体をフル充電するには最高の場所ではないでしょうか
21峰ある3000m超の山の中で
もっとも西に位置する名峰”御嶽山”
この木曽を代表する山ですが
記憶にもまだ新しい2014年9月に起きた御嶽山噴火では
雲ひとつない快晴の休日、噴火警戒レベルは1だったにも関わらず
たくさんの登山客で賑わう火口付近で突如起こった大規模な水蒸気爆発で
登山者52名の尊い命を奪ってしまった国内戦後最悪の火山災害でした
お亡くなりになった方々にはご冥福をお祈り申し上げます
もともとこの山は”山岳信仰”の霊峰
長い歴史の中でたくさんの修験者を惹きつけてきた山です
国土の90%近くが山地である日本
狩猟民族の時代は人々に食料である獲物をもたらし
定住生活の始まった稲作文化以降は豊富な湧き水の恩恵を与え
山の火山エネルギーから湧出する温泉はもちろんの事
家屋の材料や生活の燃料など多くのものを与えてくれる”山”
時には土砂災害や大雨、洪水、干ばつなど
”恵み”と”脅威”を常にもたらす”山”への敬う気持ちが
やがて山岳信仰につながったと言われています
雲の間から顔をのぞかせる名峰”御嶽山”
今回はそんな木曽の人々の山岳信仰に深い関わりのある御嶽山の西麓の七合目
標高1800mにあるいで湯”濁河温泉”の宿「旅館御嶽」へ向かいました
ここは万座温泉同様、通年マイカーで行ける日本最高所の温泉(日本第3位)
濁河スキー場があったり、御嶽山飛騨側登山口にもなっており
近隣の「下島温泉」「湯屋温泉」と合わせたこの”小坂温泉郷”には多くの登山客や観光客が足を運びます
また夜になると、この辺りは光害の少ないことから天体観測にも適した場所でもあり
「旅館御嶽」では口径31センチの大きな望遠鏡を持つミニ天文台があり
満点の星空と天の川を楽しむ事もできます
「濁河温泉」...”にごりがわ”とずっと思っていましたが正確には”にごりご”と読むそうです
名前の由来かどうかは知りませんが濁河温泉のお湯は鉄分を含んだ”含土類芒硝泉”
この日は茶色い濁り色をしていましたが、宿の説明によれば天候の変化により
白~茶~鶯~エメラルドと色鮮やかに変わるとのことです
旅館御嶽の名物のひとつがこの渓谷露天風呂☆
深い谷の下にあるこの露天風呂に行くためには
160段の階段を降りていきます
10~15人ほどはゆったり入れる大きさで脱衣所もしっかり男女別
なのですが、脱衣所の扉を開けるとすぐ足元から湯船という作り
しかも間口が広くないので殿方に脱衣所付近を陣取られると
女性は入りずらいかもしれません
ただここは湯浴み、水着がOKなので大丈夫かな☆
ワタシ的にはどんな状況でも正装が一番ですが
v(。-_-。)vブイッ♪
お湯はさらっとした肌触りで湯加減はこの時期のせいか、やや温めかな?
木筒から流れ出る湧出口付近にいるとちょうど良い感じでした☆
もちろん100%掛け流しの源泉は飲泉もOKだそうです
この日チェックインしたのは遅めだったので
日帰り入浴の方はもういませんでした
紅葉の時期といのもあり大型観光バスも数台あり宿泊客は多いようで
混浴露天風呂も混雑を覚悟していたにも関わらず
ワタシ達のいた時間には一組のカップルさんと入れ違いになっただけで終始貸切状態!
山深い場所にありながら比較的規模の大きい大型ホテルの「旅館御嶽」
館内には男女別内湯とそれぞれに露天風呂があります
おそらく足腰の不自由な方や高齢者は
わざわざ高低差50mの160段の階段を上り下りしてまで..とは思わないのかもしれませんね
だったら館内の内湯でOK...みたいな
ましてや冬のシーズンともなれば
渓谷露天風呂まで降りていく階段や通路はかなり寒いハズ
でもその分ワタシ達はゆっくりと時間を過ごすことができました☆
明るい時間と夜の時間の2度もこの露天風呂へ入るなんて珍しいのかも(笑)
決してスタミナのあるワタシ達ではないのですが
カレの撮影心というか執念を感じます
江戸時代中期より山岳信仰の人々や
湯治目当てに訪れる人の多かった濁河温泉
御嶽山七合目に位置する山深いこの地に
湯治の人たちは何日もかけてやってきたことでしょう
160段の階段でヒイヒイ言っている自分が恥ずかしい...
今や観光地巡りでも旅行でも
その道中は”高速道路”という単調な同じような景色に慣れてしまいました
ちょっと前までは下道をゆっくりゆっくり進んで
今のどこにでもあるコンビニではなく
その地域ごとのドライブインなどを目印に
それだけで転地効果を楽しめたものです
自動車であっと今に過ぎる数kmの距離
その距離を昔の人は、どんな思いでどんな景色を目に焼き付けて旅をしたのかな
この日の夜も暖房の効いた部屋で暖かいお布団にくるまっていたワタシ達
”あたりまえ”になってしまった日常
雨が降ろうが風が吹こうが嵐が来ようが”あたりまえ”に変わらぬ毎日
恩恵も脅威も与えてくれる自然に全て対し
八百万の神を置き、明日の朝を向かえられる事を全身全霊で喜び
畏敬の念と感謝の気持ちを持ち続けた先人達のように
ワタシもこれからは少しづつ”あたりまえ”な事に
感謝の気持ちを持ちたいと思いました
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
みうたんお気に入り度☆☆☆
【住所】 岐阜県下呂市小坂町落合唐谷2376-1
【☎︎】 0576-62-2124
【入浴料】 1,000円 (小人500円)
【入浴時間】 13:00~16:00
【定休日】 無休
【HP】 旅館御嶽
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
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ひで
そうなんですよね
今日は満室て言ってても、混浴に行くと人がすくないんですよね
みんな何故混浴の旅館に来て混浴に入らないのか????
温泉に浸かりながら星を眺めるのは大好きです。
そのためにお泊りしたいんですよね。
今日は満室て言ってても、混浴に行くと人がすくないんですよね
みんな何故混浴の旅館に来て混浴に入らないのか????
温泉に浸かりながら星を眺めるのは大好きです。
そのためにお泊りしたいんですよね。
Ripple
季節が違うとやはり同じ温泉でも雰囲気が違って見えますね。
ここの脱衣所の「男」「女」の文字って
粋なデザインだなぁって思ってました。
それよりももっと粋だなぁっていつも思ってるのはみうたんの書く文章ですけどね。
ここの脱衣所の「男」「女」の文字って
粋なデザインだなぁって思ってました。
それよりももっと粋だなぁっていつも思ってるのはみうたんの書く文章ですけどね。
みうたん
ひでさん
こんにちは!コメントありがとうございます
意外に混浴風呂って空いていますよね(*_*)
みなさん恥ずかしいのでしょうか?
宿泊の醍醐味はたくさんありますが
その一つにのんびりと時間を気にせず
何もしなくていい贅沢ですね
こんにちは!コメントありがとうございます
意外に混浴風呂って空いていますよね(*_*)
みなさん恥ずかしいのでしょうか?
宿泊の醍醐味はたくさんありますが
その一つにのんびりと時間を気にせず
何もしなくていい贅沢ですね
2017/01/23 Mon 22:27 URL [ Edit ]
みうたん
Rippleさん
こんにちは!コメントありがとうございます
この宿は思ったよりも奥深い山あいにあるんですね
Rippleさんのブログでもあったように
県道を使うとかなり心細くなりますね(*_*)
文章ですか...お恥ずかしい(*_*)
ただ、このような所にくるたびに
昔の人って此処までどうやって来たんだろって考えてしまいます
ワタシ達って楽ですよね
その代わり今では見えなくなってしまったモノも
たくさんあるのかなと考えます
こんにちは!コメントありがとうございます
この宿は思ったよりも奥深い山あいにあるんですね
Rippleさんのブログでもあったように
県道を使うとかなり心細くなりますね(*_*)
文章ですか...お恥ずかしい(*_*)
ただ、このような所にくるたびに
昔の人って此処までどうやって来たんだろって考えてしまいます
ワタシ達って楽ですよね
その代わり今では見えなくなってしまったモノも
たくさんあるのかなと考えます
2017/01/23 Mon 22:37 URL [ Edit ]
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