2016.01.12
ノスタルジックな旅籠(はたご)へ☆
ノスタルジックな旅籠(はたご)へ☆
logbook #191 宮城県 鎌先温泉 木村屋旅館
仙台の奥座敷として有名な「作並温泉」「秋保温泉」
古くから湯治場として栄えた「鳴子温泉」と
宮城県には多くの温泉地があります
そんな中ワタシも初めて聞いた温泉地が「鎌先温泉」
開湯はなんと今から600年ほど前の1428年の室町時代
地元の農民が山を草刈り中に、喉を潤すために水を求めたところ温泉の湧出を発見
鎌の先で伺いながら温泉を掘り当てた事から「鎌先」という名前がついたそうです
宮城県の南部に位置する「白石市」
宮城蔵王の玄関口であり仙台藩の支城である白石城の城下町
歴史を感じる人口3万5000人の静かな街です
素麺と違い「油を使わない手延製法」を忠実に受け継ぎ
一本一本丁寧に延ばし仕上げた独自の伝統の逸品「うーめん」が有名です
その白石市から車でわずか30ほどの山あいに鎌先温泉はあります
現在はわずか5件の宿が残る小さな温泉街ですが
一歩温泉街に足を踏み入れるとノスタルジックな宿の佇まいに
古の時にタイムスリップしたかのような錯覚に☆
細く入り組んだ路地、木造建築の旅館群
宿泊者は温泉街の入口にある共用の駐車場に車を止め歩いていくので
足腰の弱い方や大きなトランクがあると大変なのですが
小京都を思わせる風情ある景観に心安らぎます
その中で一際目を引く建物が木造4階建の老舗旅館「湯主一條」
今の建築法では絶対に難しそうなこの建築は
大正時代に宮大工が釘一本使わずに建てたもの
東日本大震災でもビクともしなかったそうです
現在で20代目というから驚き!
一條の祖先は京都の公家
戦国大名の今川義元の食客として仕え
織田信長に敗れた桶狭間の後東北に落ち延び
この地の湯で傷を癒し、そのまま宿屋を始めたそうです
伊達政宗、片倉小十郎も入湯したといわれます
まさに鎌先温泉のランドマークとして「Old Beauty」を今に伝えます
今回訪れたのは鎌先の温泉街の中で最奥の最も高台に建つ「木村屋旅館」
1999年に改築した建物は鉄筋の5階建て
立派な石垣はお城のような佇まいを誇ります
この宿の創業は元禄元年(1688)で400年の歴史がある老舗旅館
ふたつの源泉を持ち、泉質はナトリウム-塩化物硫酸塩泉
わずかに鉄分を含むお湯は茶褐色の”にごり湯”になっていて
肌に優しくなじむ素晴らしい名湯
昔から「傷は鎌先」といわれる薬湯で湯治客には人気のお湯です
最上階には男女別の内湯「殿の湯」と「姫の湯」とそれぞれの露天風呂「月見浴殿」
そして混浴内湯の「天狗岩風呂」があります
最上階にある「月見浴殿」からは鎌先の温泉街が一望できる素晴らしいロケーション
ただワタシが入浴したのは日没後だったので辺りは真っ暗でしたが
日頃の喧騒を忘れさせてくれるほどの静寂に包まれ心も体も癒されます
いつものごとく、宿泊のお客さんも少なかったので
男湯に潜入させていただきました~ごめんなさい...
内湯も共に改装されてからの湯殿らし新しい感じでした
さぁメインの混浴内湯の「天狗岩風呂」
こちらは本館の1階の一番奥の方にあり
改装前の旧館的な雰囲気漂う廊下の先にあります
なのでちょっと寂しい雰囲気のエリアを抜けていきます
「天狗の岩風呂」
鎌先の山に昔から伝わる天狗伝説をもとに
天狗の棲家をイメージして作ったそうですが
なにせ薄暗く、なんとも不気味な印象
柱ともいえないような鍾乳洞のような感じで
奥の方はちょっとした洞窟風呂になっています
ハッキリ言って....怖いです....(汗)
男女別の脱衣所からアクセスしますが
ワタシは怖がりなので男性用脱衣所でカレとヌギヌギ..
違う意味で女性一人での入浴は、やっぱり怖いと思います
ここだけは男性でも誰かいてくれた方が安心できそう
浴室の壁には天狗のお面が!
一層不気味さを醸し出しています...
ただただ静寂の中にお湯の流れ出る音だけが響きます
鎌先には天狗伝説だけでなく河童伝説や
あの”かぐや姫”伝説も語り継がれています
きっと人里離れた山間だけに
人々を寄せ付けなかったミステリアスな場所だったということでしょうね
天狗岩風呂はちょっと怖かったけど(汗)
高度経済成長もバブルの波も跳ね除け
古の時の流れを今に伝える鎌先をぜひ皆さんも感じてみてください
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【鎌先温泉 木村屋旅館】
みうたんお気に入り度☆☆☆
【住所】 宮城県白石市鎌先温泉1-51
【☎︎】 0224-26-2161
【入浴料】 500円
【入浴時間】 10:30~16:00(天狗の岩風呂利用可能か電話で確認)
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 木村屋旅館HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
励みになります☆
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logbook #191 宮城県 鎌先温泉 木村屋旅館
仙台の奥座敷として有名な「作並温泉」「秋保温泉」
古くから湯治場として栄えた「鳴子温泉」と
宮城県には多くの温泉地があります
そんな中ワタシも初めて聞いた温泉地が「鎌先温泉」
開湯はなんと今から600年ほど前の1428年の室町時代
地元の農民が山を草刈り中に、喉を潤すために水を求めたところ温泉の湧出を発見
鎌の先で伺いながら温泉を掘り当てた事から「鎌先」という名前がついたそうです
宮城県の南部に位置する「白石市」
宮城蔵王の玄関口であり仙台藩の支城である白石城の城下町
歴史を感じる人口3万5000人の静かな街です
素麺と違い「油を使わない手延製法」を忠実に受け継ぎ
一本一本丁寧に延ばし仕上げた独自の伝統の逸品「うーめん」が有名です
その白石市から車でわずか30ほどの山あいに鎌先温泉はあります
現在はわずか5件の宿が残る小さな温泉街ですが
一歩温泉街に足を踏み入れるとノスタルジックな宿の佇まいに
古の時にタイムスリップしたかのような錯覚に☆
細く入り組んだ路地、木造建築の旅館群
宿泊者は温泉街の入口にある共用の駐車場に車を止め歩いていくので
足腰の弱い方や大きなトランクがあると大変なのですが
小京都を思わせる風情ある景観に心安らぎます
その中で一際目を引く建物が木造4階建の老舗旅館「湯主一條」
今の建築法では絶対に難しそうなこの建築は
大正時代に宮大工が釘一本使わずに建てたもの
東日本大震災でもビクともしなかったそうです
現在で20代目というから驚き!
一條の祖先は京都の公家
戦国大名の今川義元の食客として仕え
織田信長に敗れた桶狭間の後東北に落ち延び
この地の湯で傷を癒し、そのまま宿屋を始めたそうです
伊達政宗、片倉小十郎も入湯したといわれます
まさに鎌先温泉のランドマークとして「Old Beauty」を今に伝えます
今回訪れたのは鎌先の温泉街の中で最奥の最も高台に建つ「木村屋旅館」
1999年に改築した建物は鉄筋の5階建て
立派な石垣はお城のような佇まいを誇ります
この宿の創業は元禄元年(1688)で400年の歴史がある老舗旅館
ふたつの源泉を持ち、泉質はナトリウム-塩化物硫酸塩泉
わずかに鉄分を含むお湯は茶褐色の”にごり湯”になっていて
肌に優しくなじむ素晴らしい名湯
昔から「傷は鎌先」といわれる薬湯で湯治客には人気のお湯です
最上階には男女別の内湯「殿の湯」と「姫の湯」とそれぞれの露天風呂「月見浴殿」
そして混浴内湯の「天狗岩風呂」があります
最上階にある「月見浴殿」からは鎌先の温泉街が一望できる素晴らしいロケーション
ただワタシが入浴したのは日没後だったので辺りは真っ暗でしたが
日頃の喧騒を忘れさせてくれるほどの静寂に包まれ心も体も癒されます
いつものごとく、宿泊のお客さんも少なかったので
男湯に潜入させていただきました~ごめんなさい...
内湯も共に改装されてからの湯殿らし新しい感じでした
さぁメインの混浴内湯の「天狗岩風呂」
こちらは本館の1階の一番奥の方にあり
改装前の旧館的な雰囲気漂う廊下の先にあります
なのでちょっと寂しい雰囲気のエリアを抜けていきます
「天狗の岩風呂」
鎌先の山に昔から伝わる天狗伝説をもとに
天狗の棲家をイメージして作ったそうですが
なにせ薄暗く、なんとも不気味な印象
柱ともいえないような鍾乳洞のような感じで
奥の方はちょっとした洞窟風呂になっています
ハッキリ言って....怖いです....(汗)
男女別の脱衣所からアクセスしますが
ワタシは怖がりなので男性用脱衣所でカレとヌギヌギ..
違う意味で女性一人での入浴は、やっぱり怖いと思います
ここだけは男性でも誰かいてくれた方が安心できそう
浴室の壁には天狗のお面が!
一層不気味さを醸し出しています...
ただただ静寂の中にお湯の流れ出る音だけが響きます
鎌先には天狗伝説だけでなく河童伝説や
あの”かぐや姫”伝説も語り継がれています
きっと人里離れた山間だけに
人々を寄せ付けなかったミステリアスな場所だったということでしょうね
天狗岩風呂はちょっと怖かったけど(汗)
高度経済成長もバブルの波も跳ね除け
古の時の流れを今に伝える鎌先をぜひ皆さんも感じてみてください
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【鎌先温泉 木村屋旅館】
みうたんお気に入り度☆☆☆
【住所】 宮城県白石市鎌先温泉1-51
【☎︎】 0224-26-2161
【入浴料】 500円
【入浴時間】 10:30~16:00(天狗の岩風呂利用可能か電話で確認)
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 木村屋旅館HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
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2016.01.07
今も変わらずに...
今も変わらずに...
logbook #190 作並温泉 岩松旅館
杜の都”仙台”
ワタシもカレも大好きな街のひとつ
東北唯一の政令指定都市として発展し
海も山も自然が多くあります
仙台の市街地から車で30分も走ると
元祖”仙台の奥座敷”と呼ばれる「作並温泉」に入ります
大型旅館から小さな温泉宿まで数件が軒を連ね
中でも最も歴史が古く
そして唯一の混浴宿として残るのが
ここ「岩松旅館」です
仙台市と山形市を結ぶ国道48号線沿いにあるので
山間といえども宿の目の前を通る国道の交通量は極めて多いです
岩松旅館の駐車場は道路を挟んだ反対側にあるので
渡る際にはぜひ注意をしてくださいね☆
創業は200年前の寛政8年(1796年)と歴史の深い宿
何と言ってもこの渓流沿いの露天風呂が有名ですね☆
室町時代に岩松対馬尉 藤原信寿という人物がこの作並の地に移り住みます
当時は蝦夷地として深い深い僻地であったこの地で湧き出る温泉を人知れず守り
11代目の寿隆(喜惣治)になり”秘されたこの湯を世の人々に分かち合いたい”
と藩に申し出て開発が始まります
実に8年の歳月をかけ何もない山間に道路の整備が始まり”古湯”を完成させます
これが現在の「鷹泉閣(ようせんかく)岩松旅館」の前身です
さらに古くは721年に奈良の高僧”行基”が東北地方巡業時に発見
渓流の響きと共に聞こえてきた仏法僧の声に誘われて深い森の斜面を降り立つと
碧色の泉水をたたえながら沸き立つ白い湯気が!
これをお仏さまのお導きと合掌した言い伝えがあります
その後1189年には源頼朝が奥州藤原氏征伐の際に兵馬を休めたと言われるのがこの作並温泉
頼朝が矢で仕留めた鷹を追って深い渓谷に入ると
そこには湯煙をあげながらこんこんと沸き立つ温泉があり
先ほどの鷹が湯壺に浸かり傷を癒し
やがて大空に羽ばたいていきました
それを見た頼朝も自ら体を湯に浸し休めると
たちどころに長い軍旅の疲れが取れ癒されたので
兵達にも浸からせ軍勢も精気を蘇らせたと言われています
この宿の始まりでもある”古湯”を作った岩松喜惣治に
伊達の殿様からは功労を讃えられ
頼朝の伝説を元に岩松旅館の屋号「鷹泉閣」の名称を授かり今に至るそうです
喜惣治が開発を手がける以前は
当時の奥州仙台領遠見記に作並を紹介されるも
湯治客が来るような著名な温泉地ではなかったようですが
1878年(明治11)になると古湯・新湯(その後1855年に創業した現在の神の湯作並ホテル)の二件で
年間2500人と秋保温泉をもしのぐ温泉地に成長します
岩松旅館は5つの源泉を持ち
そのうちの4つは渓流露天風呂の4つある湯船にそれぞれ分けられています
同じ露天風呂で違う源泉を楽しめるなんて
なんとも贅沢な気分になれます☆
手前から”しん湯””瀧の湯””鷹の湯””河原の湯”
その他に女性専用の”香華の湯”
本館にある男女別内湯”不二の湯”とまさに温泉三昧
源泉温度は52℃~61℃のナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
無色透明のお湯でほんのり硫黄の香り漂う
体に優しいリラックスできるお湯です☆
広瀬川の上流に位置する作並温泉は
切り立った谷が続く渓谷にあります
その為か谷底にある渓流露天風呂は
夜はもちろん日中でも国道や温泉街の喧騒は一切届かず
ただただ作並の自然と200年前と何ら変わらず
古の時をゆっくりと刻んでいます
4つのすべての湯船は立派な大きな屋根の下にあり
側面は切り立った崖を利用して作られている全天候型の半露天風呂
雨の降る日も雪の降る日も
自然の変化を眺めながら安心して入浴を楽しめます
ワタシの大好きな湯船が”鷹の湯”
以前は湯船の縁がヒノキ風の木造りになっていて
とても暖かみがったのですが
今は御影石風のタイルに変わっていました
この場所でこんな風にのんびりとリラックスしながら
目の前に流れる広瀬の渓流の音を聞きながら目を閉じると
なんとも言えない至福の時があります
幸せ~♪
平日の夜遅くだったので誰もいない貸切状態でしたが
お一人地元から来られている殿方とご一緒できました
せっかくなので同じ湯船にご一緒させていただき
いろいろなお話で盛り上がりました
これも混浴温泉ならではの醍醐味ですね
この岩松旅館の露天風呂は
記念すべきワタシの混浴デビューの場所なんです☆
....かれこれ11年ほど前の話ですが...
本当に混浴ってあるんだな~って思いと
老若男女それぞれが自然に湯浴みを楽しむ姿に
もともと開放的なことが好きだったワタシは
とても感動したのを覚えています☆
恥じらい?というかお風呂って裸で入るのが当たり前なので
変な恥ずかしさは一切ありませんでした(笑)
初めて連れてきてくれたカレの方がびっくりしていました☆
(*ノω・*)テヘ
そしてここの名物は露天風呂へ続く長い階段☆
”名湯に長い階段あり”(勝手に名言!?を作りました)
行きはヨイヨイ系ですね..
体力ないワタシには厳しいのでエレベーターが欲しいと言いたいところですが
ここだけは200年の歴史の面影を今に残すこの宿を
語る上では欠かすことの出来ないこの88段の階段です
一歩一歩を味わいながらお湯を楽しむという価値があると思います
ワタシが初めて訪れた時と変わらず
200年の歴史を刻む岩松旅館の露天風呂☆
今までもこれからも
変わらずにあり続けてくれることを
心から願います
またここに帰ってこよう♪
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【作並温泉 岩松旅館】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆
【住所】 宮城県仙台市青葉区作並温字元木16
【☎︎】 022-395-2211
【入浴料】 1500円
【入浴時間】 11:00~14:00 / 日祭日は~13:00まで
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 鷹泉閣岩松旅館HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
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logbook #190 作並温泉 岩松旅館
杜の都”仙台”
ワタシもカレも大好きな街のひとつ
東北唯一の政令指定都市として発展し
海も山も自然が多くあります
仙台の市街地から車で30分も走ると
元祖”仙台の奥座敷”と呼ばれる「作並温泉」に入ります
大型旅館から小さな温泉宿まで数件が軒を連ね
中でも最も歴史が古く
そして唯一の混浴宿として残るのが
ここ「岩松旅館」です
仙台市と山形市を結ぶ国道48号線沿いにあるので
山間といえども宿の目の前を通る国道の交通量は極めて多いです
岩松旅館の駐車場は道路を挟んだ反対側にあるので
渡る際にはぜひ注意をしてくださいね☆
創業は200年前の寛政8年(1796年)と歴史の深い宿
何と言ってもこの渓流沿いの露天風呂が有名ですね☆
室町時代に岩松対馬尉 藤原信寿という人物がこの作並の地に移り住みます
当時は蝦夷地として深い深い僻地であったこの地で湧き出る温泉を人知れず守り
11代目の寿隆(喜惣治)になり”秘されたこの湯を世の人々に分かち合いたい”
と藩に申し出て開発が始まります
実に8年の歳月をかけ何もない山間に道路の整備が始まり”古湯”を完成させます
これが現在の「鷹泉閣(ようせんかく)岩松旅館」の前身です
さらに古くは721年に奈良の高僧”行基”が東北地方巡業時に発見
渓流の響きと共に聞こえてきた仏法僧の声に誘われて深い森の斜面を降り立つと
碧色の泉水をたたえながら沸き立つ白い湯気が!
これをお仏さまのお導きと合掌した言い伝えがあります
その後1189年には源頼朝が奥州藤原氏征伐の際に兵馬を休めたと言われるのがこの作並温泉
頼朝が矢で仕留めた鷹を追って深い渓谷に入ると
そこには湯煙をあげながらこんこんと沸き立つ温泉があり
先ほどの鷹が湯壺に浸かり傷を癒し
やがて大空に羽ばたいていきました
それを見た頼朝も自ら体を湯に浸し休めると
たちどころに長い軍旅の疲れが取れ癒されたので
兵達にも浸からせ軍勢も精気を蘇らせたと言われています
この宿の始まりでもある”古湯”を作った岩松喜惣治に
伊達の殿様からは功労を讃えられ
頼朝の伝説を元に岩松旅館の屋号「鷹泉閣」の名称を授かり今に至るそうです
喜惣治が開発を手がける以前は
当時の奥州仙台領遠見記に作並を紹介されるも
湯治客が来るような著名な温泉地ではなかったようですが
1878年(明治11)になると古湯・新湯(その後1855年に創業した現在の神の湯作並ホテル)の二件で
年間2500人と秋保温泉をもしのぐ温泉地に成長します
岩松旅館は5つの源泉を持ち
そのうちの4つは渓流露天風呂の4つある湯船にそれぞれ分けられています
同じ露天風呂で違う源泉を楽しめるなんて
なんとも贅沢な気分になれます☆
手前から”しん湯””瀧の湯””鷹の湯””河原の湯”
その他に女性専用の”香華の湯”
本館にある男女別内湯”不二の湯”とまさに温泉三昧
源泉温度は52℃~61℃のナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
無色透明のお湯でほんのり硫黄の香り漂う
体に優しいリラックスできるお湯です☆
広瀬川の上流に位置する作並温泉は
切り立った谷が続く渓谷にあります
その為か谷底にある渓流露天風呂は
夜はもちろん日中でも国道や温泉街の喧騒は一切届かず
ただただ作並の自然と200年前と何ら変わらず
古の時をゆっくりと刻んでいます
4つのすべての湯船は立派な大きな屋根の下にあり
側面は切り立った崖を利用して作られている全天候型の半露天風呂
雨の降る日も雪の降る日も
自然の変化を眺めながら安心して入浴を楽しめます
ワタシの大好きな湯船が”鷹の湯”
以前は湯船の縁がヒノキ風の木造りになっていて
とても暖かみがったのですが
今は御影石風のタイルに変わっていました
この場所でこんな風にのんびりとリラックスしながら
目の前に流れる広瀬の渓流の音を聞きながら目を閉じると
なんとも言えない至福の時があります
幸せ~♪
平日の夜遅くだったので誰もいない貸切状態でしたが
お一人地元から来られている殿方とご一緒できました
せっかくなので同じ湯船にご一緒させていただき
いろいろなお話で盛り上がりました
これも混浴温泉ならではの醍醐味ですね
この岩松旅館の露天風呂は
記念すべきワタシの混浴デビューの場所なんです☆
....かれこれ11年ほど前の話ですが...
本当に混浴ってあるんだな~って思いと
老若男女それぞれが自然に湯浴みを楽しむ姿に
もともと開放的なことが好きだったワタシは
とても感動したのを覚えています☆
恥じらい?というかお風呂って裸で入るのが当たり前なので
変な恥ずかしさは一切ありませんでした(笑)
初めて連れてきてくれたカレの方がびっくりしていました☆
(*ノω・*)テヘ
そしてここの名物は露天風呂へ続く長い階段☆
”名湯に長い階段あり”(勝手に名言!?を作りました)
行きはヨイヨイ系ですね..
体力ないワタシには厳しいのでエレベーターが欲しいと言いたいところですが
ここだけは200年の歴史の面影を今に残すこの宿を
語る上では欠かすことの出来ないこの88段の階段です
一歩一歩を味わいながらお湯を楽しむという価値があると思います
ワタシが初めて訪れた時と変わらず
200年の歴史を刻む岩松旅館の露天風呂☆
今までもこれからも
変わらずにあり続けてくれることを
心から願います
またここに帰ってこよう♪
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【作並温泉 岩松旅館】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆
【住所】 宮城県仙台市青葉区作並温字元木16
【☎︎】 022-395-2211
【入浴料】 1500円
【入浴時間】 11:00~14:00 / 日祭日は~13:00まで
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 鷹泉閣岩松旅館HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
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2015.12.24
草木も眠る丑三つ時
草木も眠る丑三つ時
logbook #189 下呂温泉 噴泉池
岐阜県を代表する混浴露天風呂
高山市の奥飛騨温泉郷が真っ先に思いつきますが
ココ下呂温泉の「噴泉池」も忘れてはならないランドマークのひとつ
下呂温泉そのものが1000年の歴史を誇り
有馬・草津と並び江戸時代の儒学者・林羅山が
日本三名泉に紹介するなど
日本を代表する温泉地でもあります
下呂の温泉街を流れる飛騨川(益田川)の河川敷に
名前の通りぽっかりと口を開けた”池”の如くその露天風呂はありました
静まり返った2月の真夜中の下呂温泉
川沿いの温泉街の灯りを頼りに噴泉池へ
なぜ深夜に??
しかも”草木も眠る丑三つ時”に??
ワタシが混浴巡りをするずっと前に
テレビで見た噴泉池の映像...衝撃でした~
360度遮るものもなければ
脱衣所さえない晒し者状態の露天風呂に
お天道様の下、完全に生まれたままの姿の人たちが
あられもない姿で湯浴みを楽しむ姿...
ワタシの知らない非日常の世界がそこにはありました~
今では”こちら側”の人になっていますが...(笑)
いつかはあの開放的な露天風呂を!と思っていたら
平成22年2月1日より男女とも完全水着着用が義務付け!
....あの非日常の空間は完全に過去のものとなってしまいました
(ちなみにワタシは開放感が好きなだけです)
その後ネットなどで調べてみると
昼間でこそ水着天国になって徹底している様ですが
夜はまだまだ正装(ここでいう裸)で入っている人もいる..との情報
というわけである旅の途中
岐阜を夜に通過する機会があったので
ココに丑三つ時(丁度2時過ぎでした 笑)に立ち寄ったとう訳です
平安時代に近くの湯の峰山から湧出した温泉
(当時は湯島と呼ばれた)
その後、湯脈を変え飛騨川の河原に湧出(白鷺が教えた伝説があります)するも
安政の大洪水で湯脈を失ってしまいました
大正時代に入りボーリング採掘により再度お湯が湧出
昭和初期にかけ大きな賑わいを見せますが
高度成長期の大型ホテル乱立により湯脈があっという間に減少
ついに1974年、14の源泉を集め安定したお湯を供給するため
集中管理の湯タンクを2箇所設置
(3階たての高さもあります)
現在温泉街の各宿に配湯しています
噴泉池のお湯もその中のひとつ
昔の下呂温泉の白鷺伝説のイメージがあるので
”噴泉池”といいますが
自噴している訳ではありません
それでも無料で提供してくださっていることに心より感謝ですね☆
さすがに2月の真夜中の噴泉池
お湯も適温とはいかず少々ぬるめ....
でも岩の湧出口から出てくるお湯は暖かく
とっても気持ち良く湯浴みができました
でも長い時間、この一角からなかなか動くことができませんでしたけど
時が止まってしまったかのような真夜中の下呂の温泉街
月明かりに照らされ人っ子一人いない丑三つ時の噴泉地も
なかなか体験できない素敵な時間になりました☆
ただメチャ寒かった!!
どんな形になっても
この噴泉池は混浴文化の宝です♪
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【下呂温泉 噴泉池】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆
【住所】 岐阜県下呂市幸田
【☎︎】 0576-24-2222 (下呂温泉観光協会)
【入浴料】 無料
【入浴時間】 24h
【定休日】 清掃時・河川増水時(要確認)
【HP】 下呂温泉観光協会HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
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logbook #189 下呂温泉 噴泉池
岐阜県を代表する混浴露天風呂
高山市の奥飛騨温泉郷が真っ先に思いつきますが
ココ下呂温泉の「噴泉池」も忘れてはならないランドマークのひとつ
下呂温泉そのものが1000年の歴史を誇り
有馬・草津と並び江戸時代の儒学者・林羅山が
日本三名泉に紹介するなど
日本を代表する温泉地でもあります
下呂の温泉街を流れる飛騨川(益田川)の河川敷に
名前の通りぽっかりと口を開けた”池”の如くその露天風呂はありました
静まり返った2月の真夜中の下呂温泉
川沿いの温泉街の灯りを頼りに噴泉池へ
なぜ深夜に??
しかも”草木も眠る丑三つ時”に??
ワタシが混浴巡りをするずっと前に
テレビで見た噴泉池の映像...衝撃でした~
360度遮るものもなければ
脱衣所さえない晒し者状態の露天風呂に
お天道様の下、完全に生まれたままの姿の人たちが
あられもない姿で湯浴みを楽しむ姿...
ワタシの知らない非日常の世界がそこにはありました~
今では”こちら側”の人になっていますが...(笑)
いつかはあの開放的な露天風呂を!と思っていたら
平成22年2月1日より男女とも完全水着着用が義務付け!
....あの非日常の空間は完全に過去のものとなってしまいました
(ちなみにワタシは開放感が好きなだけです)
その後ネットなどで調べてみると
昼間でこそ水着天国になって徹底している様ですが
夜はまだまだ正装(ここでいう裸)で入っている人もいる..との情報
というわけである旅の途中
岐阜を夜に通過する機会があったので
ココに丑三つ時(丁度2時過ぎでした 笑)に立ち寄ったとう訳です
平安時代に近くの湯の峰山から湧出した温泉
(当時は湯島と呼ばれた)
その後、湯脈を変え飛騨川の河原に湧出(白鷺が教えた伝説があります)するも
安政の大洪水で湯脈を失ってしまいました
大正時代に入りボーリング採掘により再度お湯が湧出
昭和初期にかけ大きな賑わいを見せますが
高度成長期の大型ホテル乱立により湯脈があっという間に減少
ついに1974年、14の源泉を集め安定したお湯を供給するため
集中管理の湯タンクを2箇所設置
(3階たての高さもあります)
現在温泉街の各宿に配湯しています
噴泉池のお湯もその中のひとつ
昔の下呂温泉の白鷺伝説のイメージがあるので
”噴泉池”といいますが
自噴している訳ではありません
それでも無料で提供してくださっていることに心より感謝ですね☆
さすがに2月の真夜中の噴泉池
お湯も適温とはいかず少々ぬるめ....
でも岩の湧出口から出てくるお湯は暖かく
とっても気持ち良く湯浴みができました
でも長い時間、この一角からなかなか動くことができませんでしたけど
時が止まってしまったかのような真夜中の下呂の温泉街
月明かりに照らされ人っ子一人いない丑三つ時の噴泉地も
なかなか体験できない素敵な時間になりました☆
ただメチャ寒かった!!
どんな形になっても
この噴泉池は混浴文化の宝です♪
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【下呂温泉 噴泉池】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆
【住所】 岐阜県下呂市幸田
【☎︎】 0576-24-2222 (下呂温泉観光協会)
【入浴料】 無料
【入浴時間】 24h
【定休日】 清掃時・河川増水時(要確認)
【HP】 下呂温泉観光協会HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
励みになります☆
混浴王を目指すワタシへポチっとお願いします♡
2015.12.15
仙人風呂体験♪
仙人風呂体験♪
logbook #188 川湯温泉 仙人風呂
熊野詣の宿泊地といえば
メジャーなところでは那智勝浦あたりが
地の利的にも多く選ばれるのかもしれませんが
実は熊野本宮大社の目と鼻の先
車で10分少々のところに
とても素晴らしい温泉地があります
「川湯温泉」
熊野川の支流”大塔川沿いに10軒ほどの
ホテルや旅館が立ち並ぶ静かな温泉街です
ここの名物は日本でも有数の広さを持つ
「仙人風呂」
たくさん入れる事から「千人風呂」かと思ったら「仙人」でした(笑)
その大きさから”千人”をイメージさせているのでしょう
幅40m、奥行き15m、深さ60cm
これはおそらく日本一ではないでしょうか?
冬の12月~2月末日までの”期間限定”で作られる露天風呂
群馬県にある名物の”尻焼温泉”は自然そのものの川湯であるのに対して
こちらの仙人風呂は重機などによってしっかり整備されています
もちろんどちらも甲乙つけがたい素晴らしさがあります!
川湯らしく川底はそのまま玉石が引いてあり
歩くと”足つぼ”ごとく必然的に足裏マッサージが行われます(笑)
痛い痛い...ワタシって不健康なのかしら???
湯面には川床から上がる気泡がプクプクと足元自噴している様子が確認できます
その源泉温度は74度☆
大塔川の水とうまく調節して42度ほどになっています
川床からだけでなく
湯船のふちのコンクリートの隙間からも
絶え間なく源泉が湧き出ていて
気をつけないとアチチっ!となるくらいです。ご注意を(笑)
お湯から立ち上る湯気
この雰囲気素晴らしいですね~
紀伊半島の山々に囲まれた川湯温泉
冬ともなれば雪も降るくらいに底冷えする寒さです
ワタシがここを訪れたのも2月の一番寒い時でした
もちろん、その目的はこの仙人風呂☆
なぜ冬季限定なのか?
それは紀伊半島といえば台風の通り道でもあり
夏から秋にかけては全国的に見ても雨量が多く
必然的に、この大塔川も水量が増します
本流である熊野川も明治22年に大水害がおこり
それまで熊野川の中洲にあった熊野本宮大社の社殿が流されるという被害の大きさ
その後明治24年に現在の高台に移築・遷座しました
明治以降、山林の伐採が急激に行われたことにより
山林の保水力が失われ大規模な洪水が引き起こされたと言われます
そんな背景の中、この川湯温泉でも
流量の減る冬期に仙人風呂を作るそうです
仙人風呂に入って何に感動したかというと
この広さはもちろんですが
この適温に保たれたお湯の温度☆
まさに”あ~いい湯だなぁ~”と勝手に言葉が出るくらいのお湯
冬のこの時期にこれだけの満足のいく露天風呂
しかも自然のお風呂!
それだけ川湯の湯量は豊富なんだろうな~って感じます
おそるべし川湯温泉のポテンシャル!
しかも無料で楽しめるなんて
地域の人たちに感謝ですね☆
昼間の大自然を感じながらの露天風呂も素晴らしのですが
ぜひ川湯温泉に宿泊して夜の仙人風呂も体験してほしと思います
川湯の原生林に包まれながら湯船に浸かり
大塔川の向こう岸にぼんやりと灯る温泉街の明かり
晴れた日であればモウモウと立ち上がる湯気の合間から
満天の星空を見ることができます
ご夫婦や恋人同士には
最高にロマンティックな時間を過ごせます
なにせ広~い露天風呂
死角はたくさんありますよ(笑)
夏場は仙人風呂は開設されていませんが
河原を掘れば豊富にお湯が湧出するので
多くの人が河原を掘り当て、自作の湯船で温泉を楽しむ
冬のシーズンも休日となれば
多くの人でこの仙人風呂は賑わいます
ただほとんどの人が水着かラッシュガード、湯浴み着着用ですが(笑)
勇気のあるリアル温泉好きの方は”正装”でそうぞ!
歴史ある熊野詣の湯垢離(ゆごり)場である湯の峰温泉とは対照的に
子供から大人まで幅広く楽しめるレジャー的要素の強い温泉地
八百万の神々が住むと言われる熊野三山
その懐の広大な仙人風呂で日頃の疲れを洗い流す
贅沢この上ない時間です
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【川湯温泉 仙人風呂】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆
【住所】 和歌山県田辺市本宮町川湯温泉内
【☎︎】 01564-4-2311
【入浴料】 500円
【入浴時間】 6:30~22:00
【定休日】 冬季限定(12月~2月末日)
【HP】 熊野本宮観光協会
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
励みになります☆
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logbook #188 川湯温泉 仙人風呂
熊野詣の宿泊地といえば
メジャーなところでは那智勝浦あたりが
地の利的にも多く選ばれるのかもしれませんが
実は熊野本宮大社の目と鼻の先
車で10分少々のところに
とても素晴らしい温泉地があります
「川湯温泉」
熊野川の支流”大塔川沿いに10軒ほどの
ホテルや旅館が立ち並ぶ静かな温泉街です
ここの名物は日本でも有数の広さを持つ
「仙人風呂」
たくさん入れる事から「千人風呂」かと思ったら「仙人」でした(笑)
その大きさから”千人”をイメージさせているのでしょう
幅40m、奥行き15m、深さ60cm
これはおそらく日本一ではないでしょうか?
冬の12月~2月末日までの”期間限定”で作られる露天風呂
群馬県にある名物の”尻焼温泉”は自然そのものの川湯であるのに対して
こちらの仙人風呂は重機などによってしっかり整備されています
もちろんどちらも甲乙つけがたい素晴らしさがあります!
川湯らしく川底はそのまま玉石が引いてあり
歩くと”足つぼ”ごとく必然的に足裏マッサージが行われます(笑)
痛い痛い...ワタシって不健康なのかしら???
湯面には川床から上がる気泡がプクプクと足元自噴している様子が確認できます
その源泉温度は74度☆
大塔川の水とうまく調節して42度ほどになっています
川床からだけでなく
湯船のふちのコンクリートの隙間からも
絶え間なく源泉が湧き出ていて
気をつけないとアチチっ!となるくらいです。ご注意を(笑)
お湯から立ち上る湯気
この雰囲気素晴らしいですね~
紀伊半島の山々に囲まれた川湯温泉
冬ともなれば雪も降るくらいに底冷えする寒さです
ワタシがここを訪れたのも2月の一番寒い時でした
もちろん、その目的はこの仙人風呂☆
なぜ冬季限定なのか?
それは紀伊半島といえば台風の通り道でもあり
夏から秋にかけては全国的に見ても雨量が多く
必然的に、この大塔川も水量が増します
本流である熊野川も明治22年に大水害がおこり
それまで熊野川の中洲にあった熊野本宮大社の社殿が流されるという被害の大きさ
その後明治24年に現在の高台に移築・遷座しました
明治以降、山林の伐採が急激に行われたことにより
山林の保水力が失われ大規模な洪水が引き起こされたと言われます
そんな背景の中、この川湯温泉でも
流量の減る冬期に仙人風呂を作るそうです
仙人風呂に入って何に感動したかというと
この広さはもちろんですが
この適温に保たれたお湯の温度☆
まさに”あ~いい湯だなぁ~”と勝手に言葉が出るくらいのお湯
冬のこの時期にこれだけの満足のいく露天風呂
しかも自然のお風呂!
それだけ川湯の湯量は豊富なんだろうな~って感じます
おそるべし川湯温泉のポテンシャル!
しかも無料で楽しめるなんて
地域の人たちに感謝ですね☆
昼間の大自然を感じながらの露天風呂も素晴らしのですが
ぜひ川湯温泉に宿泊して夜の仙人風呂も体験してほしと思います
川湯の原生林に包まれながら湯船に浸かり
大塔川の向こう岸にぼんやりと灯る温泉街の明かり
晴れた日であればモウモウと立ち上がる湯気の合間から
満天の星空を見ることができます
ご夫婦や恋人同士には
最高にロマンティックな時間を過ごせます
なにせ広~い露天風呂
死角はたくさんありますよ(笑)
夏場は仙人風呂は開設されていませんが
河原を掘れば豊富にお湯が湧出するので
多くの人が河原を掘り当て、自作の湯船で温泉を楽しむ
冬のシーズンも休日となれば
多くの人でこの仙人風呂は賑わいます
ただほとんどの人が水着かラッシュガード、湯浴み着着用ですが(笑)
勇気のあるリアル温泉好きの方は”正装”でそうぞ!
歴史ある熊野詣の湯垢離(ゆごり)場である湯の峰温泉とは対照的に
子供から大人まで幅広く楽しめるレジャー的要素の強い温泉地
八百万の神々が住むと言われる熊野三山
その懐の広大な仙人風呂で日頃の疲れを洗い流す
贅沢この上ない時間です
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【川湯温泉 仙人風呂】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆
【住所】 和歌山県田辺市本宮町川湯温泉内
【☎︎】 01564-4-2311
【入浴料】 500円
【入浴時間】 6:30~22:00
【定休日】 冬季限定(12月~2月末日)
【HP】 熊野本宮観光協会
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
励みになります☆
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2015.12.08
熊野詣のお供に
熊野詣のお供に
logbook #187 川湯温泉 川湯みどりや
熊野詣の拠点として賑わう温泉地”川湯温泉”
熊野川の支流である大塔川沿いに
数件の宿を構える温泉街
その中でも規模の大きい宿が『川湯みどりや』
ホテル浦島チェーンの経営する川湯温泉の3つの宿のひとつ
(川湯みどりや・川湯きのくに・川湯まつや)
いわゆる大型観光ホテルの部類に入るのでしょうね
部屋数も多そうです
熊野(本宮)詣には交通の便も良く車で10分ほど
ホテルからは毎朝送迎バスも出してもらえます
この宿の目玉はこの露天風呂!
開放感抜群の素晴らしいロケーション☆
ワクワクしますね
川湯温泉は名前のごとく川底より温泉が湧きます
近くの河原での冬季の期間限定露天風呂『仙人風呂』は有名ですね
夏場も川遊びをしながら
それぞれ河原を掘って自作の湯船を作っています
みどりやの露天風呂も
大塔川の清流を見渡せ
夏であれば、そのまま川で水浴びができてしまいそうです
もちろん冬場は大人しく露天風呂に浸かり
川面と同じ目線で清流を感じながら臨場感たっぷりの入浴気分を味わえます
いつもの正装姿でゆったりと入浴...とは
女性にはかなりハードルが高い露天風呂です
露天風呂は全室リバービューの客室からは丸見え(汗)
葦簀があるもの、ほぼ意味を持ちません(笑)
でも”安心してください!”(笑)
女性の味方”湯浴み着”が用意されています☆
これで安心して露天風呂を楽しめそうです
ただ湯浴み着の難点..というか
ワタシが苦手な理由が
お湯から上がるときに肌にピタッとくっついてしまう事
冬は余計に風が当たると冷たい事
...なによりお風呂にはハダカ(裸)で入りたい♪
なのでついつい誰もいないと脱いでしまいます(笑)
ワタシの脱いだ湯浴み着が
天女の忘れた羽衣の様にお湯に漂っていました(笑)
宿の夕食は大きな会場でビュッフェ形式でいただきます
ハイシーズンは混み合うのでしょうけど
この日は平日だったので
終始静かな館内でした
なので当然、混浴露天風呂も静かに楽しめました
夜の露天風呂は昼間の雰囲気とは一変して
静寂の世界に包まれます
露天風呂の照明も暗めなので
客室から見られる心配も少ないので
よりリラックスした湯浴みができます
熊野詣と川湯の温泉で
身も心も英気を養って
また新たな冒険への意欲が増しました~♪
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【川湯温泉 川湯みどりや】
みうたんお気に入り度☆☆☆
【住所】 和歌山県田辺市本宮町川湯13
【☎︎】 0735-42-1011
【入浴料】 800円
【入浴時間】14:00~19:00
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 川湯温泉 川湯みどりやHP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
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logbook #187 川湯温泉 川湯みどりや
熊野詣の拠点として賑わう温泉地”川湯温泉”
熊野川の支流である大塔川沿いに
数件の宿を構える温泉街
その中でも規模の大きい宿が『川湯みどりや』
ホテル浦島チェーンの経営する川湯温泉の3つの宿のひとつ
(川湯みどりや・川湯きのくに・川湯まつや)
いわゆる大型観光ホテルの部類に入るのでしょうね
部屋数も多そうです
熊野(本宮)詣には交通の便も良く車で10分ほど
ホテルからは毎朝送迎バスも出してもらえます
この宿の目玉はこの露天風呂!
開放感抜群の素晴らしいロケーション☆
ワクワクしますね
川湯温泉は名前のごとく川底より温泉が湧きます
近くの河原での冬季の期間限定露天風呂『仙人風呂』は有名ですね
夏場も川遊びをしながら
それぞれ河原を掘って自作の湯船を作っています
みどりやの露天風呂も
大塔川の清流を見渡せ
夏であれば、そのまま川で水浴びができてしまいそうです
もちろん冬場は大人しく露天風呂に浸かり
川面と同じ目線で清流を感じながら臨場感たっぷりの入浴気分を味わえます
いつもの正装姿でゆったりと入浴...とは
女性にはかなりハードルが高い露天風呂です
露天風呂は全室リバービューの客室からは丸見え(汗)
葦簀があるもの、ほぼ意味を持ちません(笑)
でも”安心してください!”(笑)
女性の味方”湯浴み着”が用意されています☆
これで安心して露天風呂を楽しめそうです
ただ湯浴み着の難点..というか
ワタシが苦手な理由が
お湯から上がるときに肌にピタッとくっついてしまう事
冬は余計に風が当たると冷たい事
...なによりお風呂にはハダカ(裸)で入りたい♪
なのでついつい誰もいないと脱いでしまいます(笑)
ワタシの脱いだ湯浴み着が
天女の忘れた羽衣の様にお湯に漂っていました(笑)
宿の夕食は大きな会場でビュッフェ形式でいただきます
ハイシーズンは混み合うのでしょうけど
この日は平日だったので
終始静かな館内でした
なので当然、混浴露天風呂も静かに楽しめました
夜の露天風呂は昼間の雰囲気とは一変して
静寂の世界に包まれます
露天風呂の照明も暗めなので
客室から見られる心配も少ないので
よりリラックスした湯浴みができます
熊野詣と川湯の温泉で
身も心も英気を養って
また新たな冒険への意欲が増しました~♪
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【川湯温泉 川湯みどりや】
みうたんお気に入り度☆☆☆
【住所】 和歌山県田辺市本宮町川湯13
【☎︎】 0735-42-1011
【入浴料】 800円
【入浴時間】14:00~19:00
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 川湯温泉 川湯みどりやHP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
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