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泡の湯の魅力☆

logbook #195 白骨温泉 泡の湯旅館





泡の湯昼14
日本の名湯は至る所にありますが
白濁湯として名を馳せた名湯のひとつが「白骨温泉」
その中でも全国的に有名な名宿「泡の湯旅館」
この宿が誇る”大露天風呂”は旅行雑誌などでもお馴染みの露天風呂です
30~40人は余裕で入れる広さ
白濁湯というよりはコバルトブルーのような不思議な魅惑的な色と
「しらほね」と言うネーミングが
多くの人々に強烈なインパクトを与えます

白骨温泉共同湯のある中心地より更に県道白骨線を1kmほど進んだ場所に「泡の湯旅館」はあります
宿泊者用の表玄関は鄙びた雰囲気を漂わせる木造3階建ての本館
この歴史ある建物は明治45年に建てられたもので
今年で創業103年を迎えたという泡の湯の歴史を刻んでいます
昔ながらの帳場、土間のある玄関
木のぬくもりを随所に感じられます

宿泊者にはウェルカムドリンクが用意されていて
チェックインはロビーで行います
荷物を預けて館内を進むと、まるでタイムスリップしたかのように
館内は一気に近代化された現代風宿に早変わり
鉄筋の4階建ての立派な建物になります
今回通された部屋は新館の12畳次の間広縁付きの部屋でした

ちなみに泡の湯旅館の宿泊プランは
かなりの強気な値段設定になっています(汗)
白骨温泉全体がそうなのかな?
でも相応のホスピタリティに満足でした☆

泡の湯昼15

写真右側に見える窓が新館のロビー
ということは...そうです..宿泊者はロビーと玄関前の駐車場から
この大露天風呂の様子を見ることができます(汗)
これは宿泊者の特権かな?(笑)なので女性は注意を!..
でもここはタオル巻きOKなので大丈夫ですね

立ち寄り入浴者の入り口は新館裏手に設けてあり別になります
これは宿泊者に静かな館内の雰囲気を提供するための気配りでしょう
なにせここは人気の宿、観光シーズンには大型バスも乗り付け
裏の立ち寄り受付には列ができるほどの混雑になるといいますから
完全に分けているのでしょうね...納得です

それだけ泡の湯の大露天風呂は大人気の温泉
~秘湯の白濁湯~
しかし実際はネットなどの写真で見る通り
たくさんの人でごった返し...
「秘湯」という言葉はどこかへ吹き飛びます
むしろテーマパークにやってきた感を感じてしまいそう

泡の湯昼17

泡の湯昼22

やはり泡の湯を「秘湯」のイメージで満喫したければ
立ち寄り湯ではなく宿泊がオススメです
この日は平日だったこともあり、さらに静かな露天風呂を楽しむことができました

昼間のコバルトブルーのお湯と雪の白の世界も
また夜のになれば程よい灯に照らされた幻想的な世界を見せてくれます
これこそ宿泊者の特権♪
カレとふたりで貸切状態でのんびりまったり
贅沢な時間☆
ただ静けさの中に木筒の湯口から滝のように注がれる湯の音だけが響きます

泡の湯夜14

唯一冬の泡の湯の厳しいところがあります...
源泉温度が低いということ
大露天風呂は加温されているもののこの時期はちょっとぬるいかも
(冬は40度ないくらい)

ただワタシは知っています☆
真ん中の岩のところに加温された湯の湧出口があることを!
他にも数箇所、暖かいポイントがあります
ここに陣取ればなかなか快適に湯浴みできます
逆にここの暖かさを知ってしまうと、他の場所にはとても戻れません...もはや水...(笑)

さぁ次は泡の湯の最大の魅力を!
それはココ大露天風呂ではなく、内湯にあります

泡の湯夜8

男女別の内湯はそれぞれ二つの湯船があり
大きめの方が源泉そのままの透明な「ぬる湯」
小さめの浴槽が加温された白濁の「あつ湯」
それぞれ湯温は37度と40度
特に源泉そのままを生かした「ぬる湯」がこの宿の真骨頂☆

含硫黄、カルシウム、マグネシウム、炭酸水素塩泉
”炭酸”.. !
湯船に浸かっていると次第にワタシの肌を包むように
シュワーっと細かな気泡が♡

白い綺麗な湯の花と気泡☆
写真では見ずらいですね...

泡の湯夜5

めちゃ気持ちいい!
これがこの名宿「泡の湯」の名前の由来になっている貴重なお湯なんです
加温浴槽も加水なしの熱交換による昇温されたお湯
ただ40度を超えるとお湯と炭酸ガスが分離してしまうとの事なので
「あつ湯」は上がり湯として使い
断然この「ぬる湯」が素晴らしい湯使いをされた浴槽という事になります

でもこの日も多くの方たちは一目散に名物「大露天風呂」へ
上がり湯として「あつ湯」で体を温め
この「ぬる湯」にはほとんど目もくれず...が現状でした

白濁湯はつまり透明なお湯が空気に触れて酸化したお湯
多くの人たちに白濁湯は成分の濃いというイメージがあり
お湯が透けない事から混浴に向いています
でも一概にはいえませんが「白濁湯=劣化したお湯」がぬぐいきれない事と
休日に多くの人が入浴する大露天風呂のお湯は相当痛んでいるでしょうね

経営や事業という点から見れば「集客」が一番の重要課題ですが
個人を相手にする高級宿ではお湯の見直しがされているところも多くなっています
名人とも呼べる”湯守”がお湯の効果効能を最大限に生かすために
源泉場所からの湯船への距離、お湯が劣化しないために計算された湯船の大きさ、形状
外来入浴を制限しお湯を新鮮に保つなどの拘り
素晴らしい事だと思います

泡の湯夜12

白濁の大露天風呂という一大看板を掲げる名宿「泡の湯」
その陰に隠された知る人ぞ知る内湯の極上湯♡
ぜひ「泡の湯」に足を運んだ時は
しらほねの大自然を大露天風呂で楽しみつつ
新鮮な炭酸の気泡を身に纏いながら
極上のお湯を楽しんでみてくださいね

泡の湯夜20


みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【白骨温泉 泡の湯旅館】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆

【住所】 長野県松本市安曇白骨温泉4181
【☎︎】 0263-93-2101
【入浴料】 800円(タオル付き1,000円)
【入浴時間】 10:30~13:30
【定休日】 無休

【HP】 泡の湯旅館HP

参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください



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2016.01.29 魅惑の白濁湯
魅惑の白濁湯

logbook #194 白骨温泉 かつらの湯 丸永旅館





長野県松本市と岐阜県高山を結ぶ奥飛騨を抜ける国道158号線
3000mを超える山々の連なる日本アルプスの風景は
まるで襞(ひだ)が連なるように見えることから「飛騨」「奥飛騨」と呼ばれました
ひときわ高くそびえる乗鞍岳の北東山麓の急な斜面に張り付くように
10数軒の宿持つ名湯「白骨温泉」はあります

魅力はなんといっても質の高い「白濁湯」
白骨温泉イコール白濁湯という印象を強く押し出しています

松永旅館4

松永旅館5

鎌倉幕府の時代、奥飛騨を抜ける街道は「鎌倉往還」と呼ばれ
鎌倉と北陸を結ぶ重要な道とされていました
その頃よりこの白濁湯は利用され
戦国時代には武田家の銀山もこの付近にあったことから知られていました
湯治客が多くなった江戸元禄年間に現在のような温泉街が賑わいを見せます

国道から県道に入り更に深い谷の斜面に
この白骨温泉の温泉街が開け、現在9つの宿が軒を連ねています
更に乗鞍スーパー林道の入り口付近にあたる1kmほど先に
3軒の温泉宿があります
白骨温泉の中でも混浴の残る宿は2つ、どちらもこのエリアにありました

そのひとつが「かつらの湯 丸永旅館」
男女別内湯と混浴露天風呂を備える、小さな民家風の旅館です
館内は改装されていて清潔感漂う静かな雰囲気
内湯も露天風呂も決して広くはありませんが
その分源泉も鮮度を保つには丁度いい広さかもしれません

やはり一際目を引くのは
魅力的な白濁湯

松永旅館35

白骨温泉は共同源泉ではなく、各宿に自家源泉を持つ温泉地ですが
ここ丸永旅館は両隣の宿より引湯しています
露天風呂は「小梨の湯 笹屋」の源泉を、内湯はあの名宿「泡の湯」の源泉を使用していることから
ここはある意味一軒の宿で二軒分の源泉を味わえる”おいしい”宿でもありますね

ただどちらの源泉温度も37度と低いので、加温されていますが
飲泉も可能という事から100%源泉掛け流しである事が伺えます

「白骨温泉」...はっこつおんせん??と実にインパクトのあるネーミング☆
もともとは「白船温泉」と呼ばれていましたが、温泉成分の沈着する湯船や木々が
人骨に見えた事と大正時代に中里介山さんの長編小説「大菩薩峠」の中で
そのイメージ通り「白骨温泉」として紹介したことから「しらほね」と呼ばれるようになりました
標高1500mの奥深い秘境のイメージを、更に強く印象付けさせますね

そのように”白骨温泉イコール白濁湯”ですが
「温泉は生き物」であり自然環境の変化によって敏感に温度や色、ひいては湯脈までをも変えてしまう自然の産物
代名詞である白濁湯が白濁しなくなってしまった時期がありました

時代は昭和のバブルを超え”平成の大不況”を迎えた時代
売りである白濁湯を失いかけた某グランドホテルは
経営不振を逃れようとした一心だったのでしょう、入浴剤を使用した温泉偽装問題を2004年に週刊ポストが取り上げ大きあニュースとして取り上げられます
それは一部の宿に過ぎなかった事例であったにも関わらず「白骨温泉」全体の温泉偽装のように取り上げられてしまいます

松永旅館8

それどころか、ここに端を発した温泉偽装問題は全国に飛び火し
名だたる有名温泉地でも次々と発覚する大きな社会現象となってしまいました
ただ当時の温泉法に抵触することもなかった為に大きな責任を取られることはなかったのですが
宿を始め地域に与える経済的損失は大きく、その後数年は白骨温泉にとって暗い時代が訪れました
なにより倫理的問題という社会的責任は人々の記憶に深く深く刻まれてしまいます

10年以上経った今でも「白骨温泉イコール温泉偽装」のイメージはついて回ります
それは前述した通り「白骨温泉イコール白濁湯」の代表選手であるが故なのでしょうね

偽装が発覚した翌年「温泉法」が改正され、結果的には日本の文化である”温泉”が再度見直される事となり
”躓き”をきっかけに全国の温泉宿も今後の温泉のあり方や”湯守”という考え方を大きく見直すきっかけになったのかもしれません

白濁湯だけではなく自然の中で色を変えていく魅惑的な、そして神秘に満ちた”温泉”☆
”五色の湯”という変化するお湯の色を売り文句にした温泉もあるくらいですから
それもまた「温泉は生き物」という大きな魅力のひとつではないでしょうか

松永旅館9

今も刻々と湧出し続ける白骨の湯
この日もエメラルドブルーの素晴らしいお湯が贅沢にかけ流されていました
丸永温泉の内湯の秘湯の雰囲気は
心の癒しをも満たしてくれる効能があります

露天風呂は男女共内湯のサッシからアクセスしていきます
女性の場合は暖簾と囲いがあるのでお湯に浸かった状態から露天風呂に行けるので
比較的入りやすいと思います

後ろに見えるのが男性用内湯の窓
こちらから見えていなくても
向こう側から見えていることもありますのでご注意を(笑)

松永旅館16

静かな山間にひっそりと佇む丸永旅館
露天風呂は囲いがあり景観はそれほどありませんが
まわりの木々や自然の息吹を十分に感じさせてくれることは間違いないですよ☆

松永旅館19

みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【白骨温泉 かつらの湯 丸永旅館】
みうたんお気に入り度☆☆☆

【住所】 長野県松本市安曇4185-2
【☎︎】 0263-93-2119
【入浴料】 500円
【入浴時間】 11:00~15:00
【定休日】 無休

【HP】 丸永旅館HP

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100%天然のジャグジー☆

logbook #193 福島県 沼尻元湯







沼尻元湯前9
温泉の総湧出量日本一を誇る草津温泉
誰もが知っている”湯畑”で有名な日本が誇る温泉地
立ち並ぶ沢山の温泉宿に送られるお湯は毎分34,000ℓ
強酸性のお湯から立ち上る湯けむりは圧巻です

同じく強酸性の豊富な湯量を誇る源泉地が
実はここ福島県にも存在します
単一湧出口からの量としては日本一と言われる湯量は毎分13,400ℓ
但し草津との大きな違いは
全てのお湯を使い切る温泉宿の数も少ないため
そのほとんどが川にかけ流されているという贅沢極まりない状況
そして草津の湯畑のような観光地の賑わいは一切なく
人知れず今でもその源泉地帯からは湯けむりと共にお湯が溢れ出ています

沼尻元湯後29

猪苗代にある静かな温泉地の中ノ沢温泉
その近くにある「沼尻スキー場」にも数件の温泉宿を持つ沼尻温泉
この二つの小さな温泉地へお湯を提供している源泉が「沼尻元湯」です

沼尻温泉にある田村屋旅館の建物を左折すると
沼尻スキー場の側道のダートが現れ
そこを約15分ほど走ると小さな空き地のようなスペースが☆
ここに車を止めて源泉地帯までアクセスする事になります

目の前には二つの分かれ道があります
つまりルートは二つ
◻︎右側の登山道ルート(安達太良山の登山道を通るルート)
◻︎左側の谷側ルート(配管管理道ルート)
登山道のルートは急な勾配があるため、谷川ルートをお勧めします
但し崩落箇所がこの時も2箇所ほどあったので
細心の注意を払っていく必要があります
所要時間は30分ほど
体力的にもそれほど困難ではなく、むしろ谷川には絶景が広がり
景色を楽しみながらのあっという間のトレッキングになるはずです

途中に見える「白糸の滝」
これが源泉地帯から流れる滝で、この滝の奥に「沼尻元湯」はあります

沼尻元湯前5

訪れたのは紅葉真っ盛りの10月中旬
暑くもなく寒くもなくという温泉日和
沼尻元湯の源泉地帯に近ずくにつれ
目の前には山肌を露わにした荒涼な風景が広がります

そのゴツゴツとした地獄谷に伸びる塩ビ配管と木道
さらに先へ進むと草津の湯畑のような木筒の並ぶ風景が広がります
ただそこは観光地ではなく、今でも危険な火山性有毒ガスが立ち込める危険地帯
基本的には立ち入りを制限している区域です

江戸末期より硫黄の採掘が始まり
明治に入ると西洋の採掘技術が渡来し、一気に硫黄鉱山としての活気を見せはじめます
沼尻温泉にある田村屋旅館の前身も明治19年にこの元湯に創業
ここに来る途中にその跡地を見ることができました
(現在はその建物は平成6年の台風により倒壊)
しかし明治33年(1900年)に安達太良山の大噴火があり
多くの被害が出ます

沼尻元湯前15

その後息を吹き返した硫黄鉱山は明治末期から大正時代にかけて
火薬の燃料やマッチの原料などの需要が増え硫黄採掘も急ピッチで進められ
1913年(大正2年)には磐越西線の川桁駅から沼尻まで
総延長15kmの輸送用鉄道”磐越急行電鉄"が開通
1968年(昭和43年)の沼尻硫黄鉱山の廃坑まで多くの労働者や観光客が訪れました
その賑わいは沼尻の温泉の最盛期でもありました

上流の噴火口のある沼ノ平からは豊富なお湯が湯の川となって流れ
あちこちに湯だまりを作っています
スコップ持参の方もいるようですが、ほとんどその必要はないと思います
なので自分の気に入った、気の向いた場所で入浴することが可能です

もちろんココは天然の野湯
脱衣所なんて一切ありませんので老若男女、気にせず開放的に脱衣してください(笑)
いざ入湯!
おお~~♪と声をあげたくなるくらい至福の時がワタシを待っていました

沼尻元湯前25

何よりもこの絶景が素敵です♪

沼尻元湯前27

川湯や湯の川にしては珍しく、温度にムラのない適温☆
普通は変に熱すぎたり、冷たすぎたり、足の先は冷たいのにお尻はアチチ...なんて経験も多いですよね
ここはそんな心配がない湯浴みを楽しめます

ワタシたちが最初に選んだ湯だまりは、ちょっとした滝のような流れの場所
胃腸の名湯と呼ばれる強酸性の効能にプラスして
マイナスイオンという効能☆が含まれてとても快適
100%天然のジェットバス、天然のジャグジーを体感できますよ

この日は霧が深く立ち込め、さらに上流は視界が狭められ風も弱い状況だったため
これ以上は進みませんでした
1997年には霧の深い中、沼の平に迷い込んだ登山客4人が
火山性ガスで死亡する事故が起きています
硫化水素は無味無臭、即死亡する恐ろしいガスですので
ここ沼尻元湯でも”無風”の時はガスが滞留するため立ち寄らないほうが良いでしょう

沼尻元湯前31

お友達の”はまべー”さんと仲良く滝壺で☆
気持ちいい~♪

沼尻元湯後1

どうです、凄くないですか~??
まるで別世界に迷い込んでしまったかのようなロケーション
まさにワイルドな野湯を満喫できます

普段は文明の利器に頼りすぎて、どこにでもどんな場所でも
簡単に移動ができるのが当たり前の中で
沼尻元湯は、わずか30分ほどですが自分の足で歩かないとたどり着くことができない場所
だからこそ、そのありがたみを強く感じられるのでしょうね☆
体だけでなく心も癒され、大きな達成感に包まれます

「ハダカが正装」って言葉が本当にぴったりの沼尻元湯
温泉街に送られる引湯の塩ビ配管と共に走る木道には
時折登山客の姿がみられます
..ということはこちらの姿も見られる..(汗)
しかも場所によっては結構な至近距離
この時も一人のハイカーに完全に見られてしまいまいましたっ!..が
ここではあまり気にもならず(笑)その非日常の世界を楽しめました

沼尻元湯後11

移動した下流付近は流れも穏やか
次第に霧も晴れてきて青空が広がってきました

平日の昼下がり
気の合う仲間とハダカの付き合い
まさにココは「タイムレス」な世界
誰もが衣服だけでなく地位も名誉も何もかも脱ぎ捨てて
リラックスできる場所がここにはあります
とっても気持ちいいものですよ♪

沼尻元湯後20

春の優しさ、夏の匂い、秋の高い雲、冬の張り詰めた空気
季節の足音や風を感じる瞬間
気がついたら、そんな五感を感じることなく毎日を過ごしてしまっている
人が本来持つ潜在意識や下意識
個々が持ち合わせている様々な能力を呼び覚ます鍵は
もしかしたらこんな風に五感に語りかけることなのかもしれません

”急がば回れ”
日常の中でちょっと足を止めて
自然に触れる時間を作ることで
もっと効果的に気持ちの良い毎日が送れるということですね

沼尻元湯後15





みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪

【沼尻元湯】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆

【住所】 福島県耶麻郡猪苗代町大字沼尻
【☎︎】
【入浴料】
【入浴時間】
【定休日】

※基本的にここは立ち入り禁止区域です

【HP】


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浮世絵の露天風呂

logbook #192 中ノ沢温泉 平澤屋旅館





「うつくしま ふくしま」
見事なキャッチコピーでPRする福島県は
面積が北海道、岩手県につづく第3位でありながら人口密度では全国39位
つまり人が踏み入れない自然の宝庫だという事

福島県は大きく3つのエリアに分けられます
いわき市のある「浜通り」
郡山市や福島市のある「中通り」
そして会津若松や喜多方市のある「会津地方」
今回訪れた場所は「会津地方」きっての観光地”猪苗代町”

IMG_8793のコピー

全国で3番目に大きな湖”猪苗代湖”や
雄大にそびえる”磐梯山”
裏磐梯には磐梯山の大噴火が作り上げた”五色沼”や”桧原湖”
冬にはスキーやスノーボードで賑わう”アルツ”や”裏磐梯猫魔”などメジャーなスキー場など
数多くの観光スポットを持つ町です

そんな中ひっそりと息づく温泉街があります
「中ノ沢温泉」
数件の温泉宿がメインの通りに佇むのみの静かな場所で
すぐ近くには”沼尻スキー場”があります

「鄙びた」とはまた違った「寂れた」感のある中ノ沢温泉
唯一の混浴風呂を持つ「平澤屋旅館」を訪ねました

IMG_8797のコピー

宿のHPでも「ザ・昭和」と打ち出すほど
何の変哲も無い「普通」と「昭和」の似合う建物は鉄筋3階建て
赤絨毯のロビーと売店の館内、定番ですね
ホスピタリティーはしっかりとした印象でした

男女別内湯の脇に”露天風呂”と書かれた暖簾をくぐると男女共用の脱衣所があります
露天風呂に出ると白く青みがかったお湯が目に飛び込んできます
2月の雪の日なので外気温が低く湯気がたくさん!
あまりの寒さにすぐさま飛び込みます

お湯は強酸性の含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
明礬泉の香りの漂う、それでいて肌にはなじむお湯です
寒さに震えていた肌に満足感がひろがります
極楽~♪

IMG_8857のコピー

この露天風呂の特徴は何と言ってもこの浮世絵の美人画
お風呂といえば富士山、タイルの幾何学模様が多い中
なんとなく目を奪われる浮世絵です
浴室に浮世絵って殆どイメージありませんが
その大胆な発想にオーナーのセンスが伺えますね☆

湧出口からドバドバと流れ出るお湯は
この中ノ沢から直線距離で7km先の安達太良山の噴火口近くの
「沼尻元湯」より引湯しています
安達太良山の登山道に広がる沼尻元湯には
草津の湯畑と同じ技法で木筒の温泉道が張り巡らせてあり
地獄谷のような山肌が露わになった荒々しい光景は圧巻です
今でも硫化水素による危険区域が設けられていますのでご注意を!

その湧出量は毎分13,400ℓ、草津の毎分34,000ℓには敵いませんが
単一湧出口からの量としては日本一を誇ります
現在は沼尻温泉のロッジと中ノ沢温泉に引湯されるのみと温泉地自体に宿の数が少ないので
余ったお湯はそのまま使われずに沢に流されているといいます

なんとも贅沢な~

明治21年から昭和43年まで行われた沼尻硫黄鉱山の採掘では
磐越西線に硫黄を運ぶための手段として総延長15kmの軽便鉄道である
「磐越急行電鉄」が川桁駅から沼尻まで走り
多くの労働者やスキー客や観光客が中ノ沢に訪れ賑わっていたそうですが
沼尻鉱山の閉山により軽便鉄道も廃止され
この温泉街もひっそりと静まり返っています

IMG_8821のコピー

豊富なお湯の量を誇る隠れた名湯「中ノ沢温泉」
猪苗代の観光の一つとして盛り上がって欲しいですね☆


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【中ノ沢温泉 平澤屋旅館】
みうたんお気に入り度☆☆☆

【住所】 福島県耶麻郡猪苗代町蚕養沼尻山甲2855-133
【☎︎】 0242-64-3821
【入浴料】 500円
【入浴時間】 11:00~16:00
【定休日】 不定休(要確認)

【HP】 平澤屋旅館HP

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〜もののふのへやへ〜


いつも「みう散歩」をご覧いただきありがとうございます
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みうたんより