2016.03.25
現代社会のオアシス
現代社会のオアシス
logbook #200 白鳥山温泉 喜楽苑
かつては明治初期より炭鉱の町として栄えた福島県いわき市
常磐高速道を北上すると”日立南IC”あたりから海岸にせり出した丘陵地帯に入り
数多くのトンネルが宮城県の仙台平野が開ける阿武隈川まで続きます
日本でも最古の地層カンブリア層を持つ阿武隈高地です
特に日立市からいわき市までの地域は「常磐炭田」が栄え
(水戸藩の常陸国(常)と磐城平藩の磐城国(磐)から名前が付けられた)
当時関東随一の規模を誇りました
その当時の坑道跡が今でも地下深くに無数に張り巡らされていて
この区間の高速道は陥没防止のため全てコンクリート舗装になっています
終戦後エネルギー革命による石炭採掘の斜陽化を受け
次々と全国の炭鉱が閉山
ここ常磐炭鉱も閉山を道を辿ります
多くの労働者を抱えたこの地域では豊富な源泉を生かし
「いわき湯本温泉」の活性化や「常磐ハワイアンセンター(現ハワイアンズ)」建設など
観光化を図り大きく発展してきました
映画「フラガール」の舞台としても有名ですね
そのハワイアンズからわずか車で5分という場所に
今回ご紹介する「白鳥山温泉 喜楽苑」はあります
常磐自動車道 いわき湯本ICからも目と鼻の先のこの場所に
これだけの自然の残る秘境があるなんて全く知りませんでした
白鳥山とよばれる小高い丘を上がった原生林を抜けると
すぐ近くにはJRAの「馬の温泉」なる施設があり
G1競走馬など多くの馬が訪れリハビリを行っています
山の斜面をうまく利用した喜楽苑の1万坪の敷地には
16の客室と池や遊歩道など持つ贅沢な造りで
落ち着いた雰囲気の隠れ家的な気分を味わえます
休日には多くの宿泊者や立ち寄り客でにぎわいを見せるそうです
なので平日がお勧め♪
混浴の露天風呂は敷地の一番奥にあり
より一層の静けさを感じられます
男女別の脱衣所の先に岩で組まれた10以上入れる湯船
一部は崖の斜面を掘った洞窟風呂も作られています
屋根も半分近くを覆っているので
日差しの強い夏や雨の日でも安心して入ることができそうです
ただ目隠しもなくお湯も透明なので
女性にはハードルが高いかもしれませんね
白鳥山温泉独自の源泉は鉱泉で、宿泊者専用の内湯のみに使われています
混浴露天風呂のお湯は自家源泉ではなく
12km先にある湯本の温泉街の源泉から引湯しています
含硫黄-ナトリウム-塩化物・ 硫酸塩温泉のお湯は
硫黄臭は湯本に比べると随分薄れてはいるものの
このロケーションがそれを忘れさせてくれるくらい
気持ちの良い湯浴みを提供してくれます
日本秘湯を守る会の宿でもある喜楽苑
秘湯感は感じられないものの
「日常のオアシス」的な雰囲気は抜群の自然豊富な景観
でもグーグルマップでこの宿の位置を確認すると
露天風呂の向こうの谷の先には実に100程先まで
大きな団地が迫ってきているというから驚き!
そんな気配を全く感じられないロケーション
本当に山あいの秘境にでも来ているかのような
転地効果は抜群の宿です
特に新緑のこの時期
木々の緑がたくさんのエネルギーを分けてくれるでしょう☆
秘境に行くには遠い、近場では味気ない
そんな方には都心からもアクセスしやすい白鳥山温泉
「灯台下暗し」的な穴場♪
日常のオアシスを感じてみてください
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆
【住所】 福島県いわき市常磐白鳥町勝丘119
【☎︎】 0246-43-2227
【入浴料】 1500円
【入浴時間】 8:30~15:30
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 白鳥山温泉 喜楽苑HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
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logbook #200 白鳥山温泉 喜楽苑
かつては明治初期より炭鉱の町として栄えた福島県いわき市
常磐高速道を北上すると”日立南IC”あたりから海岸にせり出した丘陵地帯に入り
数多くのトンネルが宮城県の仙台平野が開ける阿武隈川まで続きます
日本でも最古の地層カンブリア層を持つ阿武隈高地です
特に日立市からいわき市までの地域は「常磐炭田」が栄え
(水戸藩の常陸国(常)と磐城平藩の磐城国(磐)から名前が付けられた)
当時関東随一の規模を誇りました
その当時の坑道跡が今でも地下深くに無数に張り巡らされていて
この区間の高速道は陥没防止のため全てコンクリート舗装になっています
終戦後エネルギー革命による石炭採掘の斜陽化を受け
次々と全国の炭鉱が閉山
ここ常磐炭鉱も閉山を道を辿ります
多くの労働者を抱えたこの地域では豊富な源泉を生かし
「いわき湯本温泉」の活性化や「常磐ハワイアンセンター(現ハワイアンズ)」建設など
観光化を図り大きく発展してきました
映画「フラガール」の舞台としても有名ですね
そのハワイアンズからわずか車で5分という場所に
今回ご紹介する「白鳥山温泉 喜楽苑」はあります
常磐自動車道 いわき湯本ICからも目と鼻の先のこの場所に
これだけの自然の残る秘境があるなんて全く知りませんでした
白鳥山とよばれる小高い丘を上がった原生林を抜けると
すぐ近くにはJRAの「馬の温泉」なる施設があり
G1競走馬など多くの馬が訪れリハビリを行っています
山の斜面をうまく利用した喜楽苑の1万坪の敷地には
16の客室と池や遊歩道など持つ贅沢な造りで
落ち着いた雰囲気の隠れ家的な気分を味わえます
休日には多くの宿泊者や立ち寄り客でにぎわいを見せるそうです
なので平日がお勧め♪
混浴の露天風呂は敷地の一番奥にあり
より一層の静けさを感じられます
男女別の脱衣所の先に岩で組まれた10以上入れる湯船
一部は崖の斜面を掘った洞窟風呂も作られています
屋根も半分近くを覆っているので
日差しの強い夏や雨の日でも安心して入ることができそうです
ただ目隠しもなくお湯も透明なので
女性にはハードルが高いかもしれませんね
白鳥山温泉独自の源泉は鉱泉で、宿泊者専用の内湯のみに使われています
混浴露天風呂のお湯は自家源泉ではなく
12km先にある湯本の温泉街の源泉から引湯しています
含硫黄-ナトリウム-塩化物・ 硫酸塩温泉のお湯は
硫黄臭は湯本に比べると随分薄れてはいるものの
このロケーションがそれを忘れさせてくれるくらい
気持ちの良い湯浴みを提供してくれます
日本秘湯を守る会の宿でもある喜楽苑
秘湯感は感じられないものの
「日常のオアシス」的な雰囲気は抜群の自然豊富な景観
でもグーグルマップでこの宿の位置を確認すると
露天風呂の向こうの谷の先には実に100程先まで
大きな団地が迫ってきているというから驚き!
そんな気配を全く感じられないロケーション
本当に山あいの秘境にでも来ているかのような
転地効果は抜群の宿です
特に新緑のこの時期
木々の緑がたくさんのエネルギーを分けてくれるでしょう☆
秘境に行くには遠い、近場では味気ない
そんな方には都心からもアクセスしやすい白鳥山温泉
「灯台下暗し」的な穴場♪
日常のオアシスを感じてみてください
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【住所】 福島県いわき市常磐白鳥町勝丘119
【☎︎】 0246-43-2227
【入浴料】 1500円
【入浴時間】 8:30~15:30
【定休日】 不定休(要確認)
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2016.03.20
神々の国の湯之助の宿
神々の国の湯之助の宿
logbook #199 玉造温泉 湯之助の宿 長楽園
混浴文化が数少ないと言われる西日本エリアですが
”量より質”という言葉がピンとくるほど
確かに質の良い混浴があります
そんな貴重な混浴文化が今でも残る”質”に拘った宿の一つが
ここ玉造温泉にある「湯之助の宿 長楽園」です
目玉の一つでもある敷地1万坪の日本庭園は
数百種類の樹木や草々や花に彩られ
大小の池巡りや玉砂利の遊歩道を散策することができ
季節ごとに宿泊客の五感を楽しませてくれます
宿は60を超える部屋数を持つ大型ホテルですが
創業145年という歴史も随所に見せてくれます
今回お世話になったお部屋は広い日本庭園の中にある離れで
築70年を超える日本家屋
3つある離れの特別室には専用の露天風呂(もちろん源泉掛け流し)や専用の庭もあり
縁側に腰掛けてひと時を過ごせば
日常ではなかなか味わう事のできない
日本人の持つ本来の”和”の文化に触れ
忘れていた懐かしさや心地よさという感覚が
あなたのDNAに訴えかけてくるでしょう
お気に入りの浴衣をチョイスして
温泉以外の付加価値を楽しめるのも
この宿の魅力のひとつではないでしょうか☆
長楽園のある玉造温泉は
出雲の国の神代の頃よりスクナビコナが発見したという開湯伝説が伝わり
平安時代には清少納言が枕草子で紹介し
当時の都にまでその名は伝わっていました
江戸時代に入ると松江藩藩主の直轄の別荘も作られ
代々の藩主が訪れています
そのため元湯・公衆浴場の管理、湯賃の取り立てなどの一切を取り仕切る
官職「湯之助」が任命されるようになり
その体制は明治維新まで続いてきました
藩が解体されると「湯之助」の末裔である長谷川家は
現在の屋号を用いて温泉宿を開きます
それがココ長楽園というから本物の湯使いが守られている証ですね
そもそも「玉造温泉」の玉造とは、この周辺の山々で採掘されていた瑪瑙(めのう)を使い
地域の人々が古くから勾玉(まがたま)の製造を生業としてきたことにより名付けられています
出雲の国だけにご利益のありそうな由来ですね
宿から一歩出れば玉湯川沿いに宿が連なり
風情漂う温泉街が形成されています
そこには歓楽街の要素は見られず、歴史ある数寄屋風の旅館が建ち並び
高級な温泉街という印象☆
足湯なども併設され、温泉街の至る所に
数々の出雲神話の情景を描いたオブジェがあり
浴衣姿で歩く多くの観光客の目を楽しませています
もうネットなどでもお馴染み
長楽園の代名詞とも言える混浴大露天風呂が「龍宮の湯」
120坪の広さには誰もが驚かされます
実際に目にすれば、その大きさに「池」?と思わせるほど
当然これだけ広いとレジオネラ菌などの問題も含めて
塩素消毒は仕方がないことと思いますが
さすが「湯之助」の湯使いだけあって最小限に抑えているので
実際に湯につかっても全く気になりません
お湯が薄く緑色に見えるのは自然繁殖しているクロレラの影響
つまりそれだけ新鮮なお湯を保てているということです
そして源泉掛け流しのお湯の温度にムラがなく
ちょうど良いのもさすがであり、嬉しいところですね
日本一の広さを持つ混浴露天風呂と謳っている「龍宮の湯」
きっとそれ以上に広い露天風呂もあるとは思いますが
西日本では実質一番の広さがあるでしょう
深さはある程度あって、ワタシの背では腰までくるので
湯底にくつろいで...という訳にいきませんが
周りには浅瀬があったり、寝湯のエリアがあったりと配慮されています
一番の配慮といえば女性に用意されている湯浴み着☆
しかも女性内湯よりアクセスする際も
湯につかった状態で混浴露天に出ることができる事と、何せこの広さです(笑)
他の人たちの視線を気にする事なく、ご夫婦やカップルで
それぞれゆったりとした時を過ごせる事が
この宿の人気の理由でしょうね
昼間は青空の下での混浴を楽しみ
夜は幻想的なライティングの中
神秘的な雰囲気を楽しむ事ができます
ワタシ達が入浴した時は、昼夜とも終始貸切状態(笑)
えっ?いいの?って思うくらいに贅沢な時間を過ごせました
現在は日帰り・立ち寄り入浴が不可になっていますが、以前はOKだったみたいですね
混浴ファンにとっては立ち寄り湯の復活を心待ちにしている事でしょう
立ち寄り湯をやめてしまった理由
おそらく宿泊客がゆっくりと湯を楽しむためだろうと考えていました
でも実際に足を運んでみて分かった事は
見事なほどの宿のホスピタリティ、素晴らしいお部屋や日本庭園
山陰の旬の食材を使った料理
メインの「龍宮の湯」はもちろん、他のどのひとつ取ってみても
それぞれが素晴らしすぎるサービスであり欠かせないものであるが故
宿としても全てをゆっくり味わってほしいという願いがあるのでは?と感じました
事実、立ち寄り湯のように短時間や慌ただしい時間の中で
この歴史ある「玉造温泉」や「長楽園」の良さを感じ、楽しむ事は
不可能に近いでしょう
松江観光や出雲大社詣にとてもアクセスの良い玉造温泉☆
慌ただしさを忘れ、時の流れをじっくりと楽しむ
植物の色や食材の旬、空を見上げることで
四季を感じる事ができる
ここは”みうたん”一押しの宿です♪
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆
【住所】 島根県松江市玉湯町玉造323
【☎︎】 0120-62-0171
【入浴料】
【入浴時間】 日帰り・立ち寄り湯不可
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 湯之助の宿 長楽園HP
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logbook #199 玉造温泉 湯之助の宿 長楽園
混浴文化が数少ないと言われる西日本エリアですが
”量より質”という言葉がピンとくるほど
確かに質の良い混浴があります
そんな貴重な混浴文化が今でも残る”質”に拘った宿の一つが
ここ玉造温泉にある「湯之助の宿 長楽園」です
目玉の一つでもある敷地1万坪の日本庭園は
数百種類の樹木や草々や花に彩られ
大小の池巡りや玉砂利の遊歩道を散策することができ
季節ごとに宿泊客の五感を楽しませてくれます
宿は60を超える部屋数を持つ大型ホテルですが
創業145年という歴史も随所に見せてくれます
今回お世話になったお部屋は広い日本庭園の中にある離れで
築70年を超える日本家屋
3つある離れの特別室には専用の露天風呂(もちろん源泉掛け流し)や専用の庭もあり
縁側に腰掛けてひと時を過ごせば
日常ではなかなか味わう事のできない
日本人の持つ本来の”和”の文化に触れ
忘れていた懐かしさや心地よさという感覚が
あなたのDNAに訴えかけてくるでしょう
お気に入りの浴衣をチョイスして
温泉以外の付加価値を楽しめるのも
この宿の魅力のひとつではないでしょうか☆
長楽園のある玉造温泉は
出雲の国の神代の頃よりスクナビコナが発見したという開湯伝説が伝わり
平安時代には清少納言が枕草子で紹介し
当時の都にまでその名は伝わっていました
江戸時代に入ると松江藩藩主の直轄の別荘も作られ
代々の藩主が訪れています
そのため元湯・公衆浴場の管理、湯賃の取り立てなどの一切を取り仕切る
官職「湯之助」が任命されるようになり
その体制は明治維新まで続いてきました
藩が解体されると「湯之助」の末裔である長谷川家は
現在の屋号を用いて温泉宿を開きます
それがココ長楽園というから本物の湯使いが守られている証ですね
そもそも「玉造温泉」の玉造とは、この周辺の山々で採掘されていた瑪瑙(めのう)を使い
地域の人々が古くから勾玉(まがたま)の製造を生業としてきたことにより名付けられています
出雲の国だけにご利益のありそうな由来ですね
宿から一歩出れば玉湯川沿いに宿が連なり
風情漂う温泉街が形成されています
そこには歓楽街の要素は見られず、歴史ある数寄屋風の旅館が建ち並び
高級な温泉街という印象☆
足湯なども併設され、温泉街の至る所に
数々の出雲神話の情景を描いたオブジェがあり
浴衣姿で歩く多くの観光客の目を楽しませています
もうネットなどでもお馴染み
長楽園の代名詞とも言える混浴大露天風呂が「龍宮の湯」
120坪の広さには誰もが驚かされます
実際に目にすれば、その大きさに「池」?と思わせるほど
当然これだけ広いとレジオネラ菌などの問題も含めて
塩素消毒は仕方がないことと思いますが
さすが「湯之助」の湯使いだけあって最小限に抑えているので
実際に湯につかっても全く気になりません
お湯が薄く緑色に見えるのは自然繁殖しているクロレラの影響
つまりそれだけ新鮮なお湯を保てているということです
そして源泉掛け流しのお湯の温度にムラがなく
ちょうど良いのもさすがであり、嬉しいところですね
日本一の広さを持つ混浴露天風呂と謳っている「龍宮の湯」
きっとそれ以上に広い露天風呂もあるとは思いますが
西日本では実質一番の広さがあるでしょう
深さはある程度あって、ワタシの背では腰までくるので
湯底にくつろいで...という訳にいきませんが
周りには浅瀬があったり、寝湯のエリアがあったりと配慮されています
一番の配慮といえば女性に用意されている湯浴み着☆
しかも女性内湯よりアクセスする際も
湯につかった状態で混浴露天に出ることができる事と、何せこの広さです(笑)
他の人たちの視線を気にする事なく、ご夫婦やカップルで
それぞれゆったりとした時を過ごせる事が
この宿の人気の理由でしょうね
昼間は青空の下での混浴を楽しみ
夜は幻想的なライティングの中
神秘的な雰囲気を楽しむ事ができます
ワタシ達が入浴した時は、昼夜とも終始貸切状態(笑)
えっ?いいの?って思うくらいに贅沢な時間を過ごせました
現在は日帰り・立ち寄り入浴が不可になっていますが、以前はOKだったみたいですね
混浴ファンにとっては立ち寄り湯の復活を心待ちにしている事でしょう
立ち寄り湯をやめてしまった理由
おそらく宿泊客がゆっくりと湯を楽しむためだろうと考えていました
でも実際に足を運んでみて分かった事は
見事なほどの宿のホスピタリティ、素晴らしいお部屋や日本庭園
山陰の旬の食材を使った料理
メインの「龍宮の湯」はもちろん、他のどのひとつ取ってみても
それぞれが素晴らしすぎるサービスであり欠かせないものであるが故
宿としても全てをゆっくり味わってほしいという願いがあるのでは?と感じました
事実、立ち寄り湯のように短時間や慌ただしい時間の中で
この歴史ある「玉造温泉」や「長楽園」の良さを感じ、楽しむ事は
不可能に近いでしょう
松江観光や出雲大社詣にとてもアクセスの良い玉造温泉☆
慌ただしさを忘れ、時の流れをじっくりと楽しむ
植物の色や食材の旬、空を見上げることで
四季を感じる事ができる
ここは”みうたん”一押しの宿です♪
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆
【住所】 島根県松江市玉湯町玉造323
【☎︎】 0120-62-0171
【入浴料】
【入浴時間】 日帰り・立ち寄り湯不可
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 湯之助の宿 長楽園HP
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2016.03.04
出雲国の薬湯
出雲国の薬湯
logbook #198 出雲湯村温泉 川辺の露天風呂
出雲大社をはじめとする
神話の世界では数々の舞台となっている出雲国
天平5年(733年)に編集されたと言われる「出雲風土記」に
「漆仁(しつに)の薬湯」として紹介されている
実に1300年以上の歴史を誇る名湯があります
飯石郡の境の漆仁川のほとりに薬湯があり
身体はやすらかになり病気にきき
老若男女昼夜を問わず行列するように通い
ききめが無いということがないので
土地の人は薬湯と呼んでいる
現在は斐伊川(ひいかわ)沿いに2軒の宿と1軒の共同湯を持つ
静かな温泉地「出雲湯村温泉」
奈良時代にはすでに湯治場として知られていました
湯村温泉湯乃上館のすぐ近くのコンクリート小屋の後ろから
川辺に伸びる何とも心もとない木の階段を降りたところに
「川辺の露天風呂」はあります
地元の方の手入れが行き届いていて清潔感はバッチリです
岩をコンクリートで固めながらも
湯底は砂という野湯の雰囲気を十分に楽しめる造り
足元よりアルカリ単純泉がプクプクと自噴し
少しづつ川へかけ流されています
斐伊川と同じ目線の高さで手を伸ばせばそこはもう川の水
夏は日差しが強そうですが
暑くなればそのまま川会飛び込めば
開放感抜群の水遊びが出来そう☆
お湯に浸かった状態からの視界は
野趣溢れる景色で文句の付けようがありません
素敵でしょ??♡
日本の原風景を楽しみながら
春の陽気の中で至福の時間です
湯温も適温で、この日は暑くもなく寒くもなく
暑くなれば岩に腰掛け春風に身を任せ
冷えてきたらお湯に身を沈め川の音を聞きながらリラックス
贅沢この上ない気持ちになれます
川に目をやると小さなお魚が楽しそうに泳いでいます
湯船の中にも増水時に迷い込んで出られなくなった小魚が☆
次の増水まで頑張って~
このような野湯の場合、天候によって水没してしまったりすることもよくあります
せっかく遠路はるばる来たのに~って場面も多々ありますね
でも自然相手の恩恵である以上仕方のない事
つまり天のみぞ知る、貴重なお風呂です
ワタシ達が入浴していたら
上の道路からこちらの様子を伺う若い殿方の姿が..
入りたそうにしているのですが入れなさそうな感じ(汗)
すいません、気を使わせてしまいましたね
関東圏からはなかなか気軽には足を運ぶのは難しいかもしれませんが
ここは神々の宿る地”出雲”
パワースポットを巡る旅の一つとして
ぜひこの漆仁の薬湯は超おすすめ!
なかなか日常では味わうことのできない”心の贅沢”を
生まれたままの姿で開放的に体験することができるはず
ぜひ時間を作ってでも行ってみてください!
その価値は大いにアリです
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【出雲湯村温泉 川辺の露天風呂】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆
【住所】 島根県雲南市木次町湯村1340付近
【☎︎】
【入浴料】 無料
【入浴時間】 24h
【定休日】
【HP】
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logbook #198 出雲湯村温泉 川辺の露天風呂
出雲大社をはじめとする
神話の世界では数々の舞台となっている出雲国
天平5年(733年)に編集されたと言われる「出雲風土記」に
「漆仁(しつに)の薬湯」として紹介されている
実に1300年以上の歴史を誇る名湯があります
飯石郡の境の漆仁川のほとりに薬湯があり
身体はやすらかになり病気にきき
老若男女昼夜を問わず行列するように通い
ききめが無いということがないので
土地の人は薬湯と呼んでいる
現在は斐伊川(ひいかわ)沿いに2軒の宿と1軒の共同湯を持つ
静かな温泉地「出雲湯村温泉」
奈良時代にはすでに湯治場として知られていました
湯村温泉湯乃上館のすぐ近くのコンクリート小屋の後ろから
川辺に伸びる何とも心もとない木の階段を降りたところに
「川辺の露天風呂」はあります
地元の方の手入れが行き届いていて清潔感はバッチリです
岩をコンクリートで固めながらも
湯底は砂という野湯の雰囲気を十分に楽しめる造り
足元よりアルカリ単純泉がプクプクと自噴し
少しづつ川へかけ流されています
斐伊川と同じ目線の高さで手を伸ばせばそこはもう川の水
夏は日差しが強そうですが
暑くなればそのまま川会飛び込めば
開放感抜群の水遊びが出来そう☆
お湯に浸かった状態からの視界は
野趣溢れる景色で文句の付けようがありません
素敵でしょ??♡
日本の原風景を楽しみながら
春の陽気の中で至福の時間です
湯温も適温で、この日は暑くもなく寒くもなく
暑くなれば岩に腰掛け春風に身を任せ
冷えてきたらお湯に身を沈め川の音を聞きながらリラックス
贅沢この上ない気持ちになれます
川に目をやると小さなお魚が楽しそうに泳いでいます
湯船の中にも増水時に迷い込んで出られなくなった小魚が☆
次の増水まで頑張って~
このような野湯の場合、天候によって水没してしまったりすることもよくあります
せっかく遠路はるばる来たのに~って場面も多々ありますね
でも自然相手の恩恵である以上仕方のない事
つまり天のみぞ知る、貴重なお風呂です
ワタシ達が入浴していたら
上の道路からこちらの様子を伺う若い殿方の姿が..
入りたそうにしているのですが入れなさそうな感じ(汗)
すいません、気を使わせてしまいましたね
関東圏からはなかなか気軽には足を運ぶのは難しいかもしれませんが
ここは神々の宿る地”出雲”
パワースポットを巡る旅の一つとして
ぜひこの漆仁の薬湯は超おすすめ!
なかなか日常では味わうことのできない”心の贅沢”を
生まれたままの姿で開放的に体験することができるはず
ぜひ時間を作ってでも行ってみてください!
その価値は大いにアリです
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【出雲湯村温泉 川辺の露天風呂】
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2016.02.25
至福の天空露天風呂
至福の天空露天風呂
logbook #197 新祖谷温泉 ホテルかずら橋
ケーブルカーに乗って露天風呂を目指す☆
全国には伊豆の伊東にある陽気館や奥飛騨温泉郷の山のホテルが有名です
ガタンゴトンとゆっくり進んでいく時間が
露天風呂へのワクワク感を更に向上させます
四国にわずか2軒を残すのみとなった混浴宿
その貴重な宿のひとつが徳島の山あいにある「ホテルかずら橋」
日本三大秘境に数えられ”平家の落人伝説”の残るこの地域は
祖谷(いや)渓と呼ばれるV字峡谷の続く景勝地
標高1000m以上の峠を経由する山道を越えなければ
外部との往来が困難だったため
明治までは地元の豪族が地域を統治し
当時の藩政も届かない独自の支配体制が行われてきました
なので、この地域には独自の文化・習俗・口承文芸が今でも残されています
明治以後の1920年に開通した”祖谷街道”により
地域は林業などの産業で発展を遂げますが
昭和30年の頃には過疎化が進みます
景勝地として知られるとなっている”大歩危(おおぼけ)・小歩危(こぼけ)”と祖谷を結ぶ
祖谷渓道路が1974年に開通したことで”平家の落人”ゆかりの土地として観光化されていきます
地域の有志たちが過疎化対策として温泉を掘り当て
1988年に”新祖谷温泉”の開湯として「ホテルかずら橋」がオープンしました
秘境の中にありながら5階建ての立派な外観
宿泊部屋は全26室を誇ります
夕食には地元の郷土料理”そば米雑炊”などを振る舞い
有名な美人若女将による地元民謡”祖谷の粉ひき歌”を披露するなど
ホスピタリティーは万全☆
冷え込む温泉業界の中での努力が見えますね
宿の名物であるケーブルカーに乗って目指すは「天空露天風呂」
手入れされたエントランスを進むと男女別露天風呂、貸切の五右衛門風呂
西祖谷の集落を見渡せる展望台や湯上り処”半兵衛の家”など
様々な趣向を凝らした作りになっています
目的の混浴露天風呂は「筍の湯」
湯船は7~8人ほどの大きさの岩風呂です
無色透明の単純硫黄泉
源泉温度は17度なので加熱されていますが
天空露天風呂から見渡せる素晴らしい景色と
混浴露天を覆う立派な屋根、自然を生かした生木の柱など
全てにおいて満足できる湯浴みが楽しめます
夜の天空露天風呂はひときわ静けさを増し
湧出口から流れてくるお湯の音だけが響きます
ホテルかずら橋のサービスの一つに
夜間の”かずら橋ライトアップ”への無料送迎があります
日本三大暴れ川の吉野川の支流である祖谷川
流れが早く100mを超える急峻な河谷をまたぐのも至難の技だった昔
深山渓谷地帯の唯一の交通手段だったのが
国の重要湯系民俗文化財にしていされる「かずら橋」です
サルナシという葛類の”シラクチカズラ”を使って作られた橋で
空海が祖谷の人々のためにかけたという説や
祖谷に逃げ込んだ平家の落人が源氏の追っ手が来たときに
いつでも切り落とせる様に葛を使ったという説があります
シラクチカズラは葛の中でも標高600m以上の山岳地帯に自生し
その茎は極めて強靭であり、腐りにくく火であぶると柔軟になるので
網合わせるのには適しているため使われたそうです
渡るのには怖そう...(汗)
橋床には隙間がって14m下の渓谷に吸い込まれそうですね
現在はもちろん内部にワイヤーが張ってあり
3年に一度編み変えをおこなっているそうです(安心))
源平合戦のひとつ”屋島の戦い”で破れた平家の一族は
四国に渡り阿讃山脈を越え、命からがら落ち延び
その年の大晦日に雪の降る祖谷渓にたどり着いたと言われます
壇ノ浦で入水した幼い安徳天皇と平國盛
実は屋島の戦いの後この地にやってきたという
「もうひとつの平家物語」が祖谷に息づいています
かずら橋の近くにある落差50mの「琵琶の滝」
そこで彼らは昔日の京に想いを馳せ琵琶を弾き
違いを慰めあっていたそうです
またいつの日か..と平氏再興の望みをつないでいたのですね
時を超え、いまは平成の世
その山々の姿や祖谷の景色は今も変わらず
素晴らしい景色をワタシ達の記憶に刻み続けてくれます
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【新祖谷温泉 ホテルかずら橋】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆
【住所】 徳島三好市西祖谷山村善徳33-1
【☎︎】 0883-87-2171
【入浴料】 大人:1,200円 6歳から12歳:600円
3歳から5歳:300円 3歳まで:無料
【入浴時間】 10:00~16:00
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 ホテルかずら橋HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
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logbook #197 新祖谷温泉 ホテルかずら橋
ケーブルカーに乗って露天風呂を目指す☆
全国には伊豆の伊東にある陽気館や奥飛騨温泉郷の山のホテルが有名です
ガタンゴトンとゆっくり進んでいく時間が
露天風呂へのワクワク感を更に向上させます
四国にわずか2軒を残すのみとなった混浴宿
その貴重な宿のひとつが徳島の山あいにある「ホテルかずら橋」
日本三大秘境に数えられ”平家の落人伝説”の残るこの地域は
祖谷(いや)渓と呼ばれるV字峡谷の続く景勝地
標高1000m以上の峠を経由する山道を越えなければ
外部との往来が困難だったため
明治までは地元の豪族が地域を統治し
当時の藩政も届かない独自の支配体制が行われてきました
なので、この地域には独自の文化・習俗・口承文芸が今でも残されています
明治以後の1920年に開通した”祖谷街道”により
地域は林業などの産業で発展を遂げますが
昭和30年の頃には過疎化が進みます
景勝地として知られるとなっている”大歩危(おおぼけ)・小歩危(こぼけ)”と祖谷を結ぶ
祖谷渓道路が1974年に開通したことで”平家の落人”ゆかりの土地として観光化されていきます
地域の有志たちが過疎化対策として温泉を掘り当て
1988年に”新祖谷温泉”の開湯として「ホテルかずら橋」がオープンしました
秘境の中にありながら5階建ての立派な外観
宿泊部屋は全26室を誇ります
夕食には地元の郷土料理”そば米雑炊”などを振る舞い
有名な美人若女将による地元民謡”祖谷の粉ひき歌”を披露するなど
ホスピタリティーは万全☆
冷え込む温泉業界の中での努力が見えますね
宿の名物であるケーブルカーに乗って目指すは「天空露天風呂」
手入れされたエントランスを進むと男女別露天風呂、貸切の五右衛門風呂
西祖谷の集落を見渡せる展望台や湯上り処”半兵衛の家”など
様々な趣向を凝らした作りになっています
目的の混浴露天風呂は「筍の湯」
湯船は7~8人ほどの大きさの岩風呂です
無色透明の単純硫黄泉
源泉温度は17度なので加熱されていますが
天空露天風呂から見渡せる素晴らしい景色と
混浴露天を覆う立派な屋根、自然を生かした生木の柱など
全てにおいて満足できる湯浴みが楽しめます
夜の天空露天風呂はひときわ静けさを増し
湧出口から流れてくるお湯の音だけが響きます
ホテルかずら橋のサービスの一つに
夜間の”かずら橋ライトアップ”への無料送迎があります
日本三大暴れ川の吉野川の支流である祖谷川
流れが早く100mを超える急峻な河谷をまたぐのも至難の技だった昔
深山渓谷地帯の唯一の交通手段だったのが
国の重要湯系民俗文化財にしていされる「かずら橋」です
サルナシという葛類の”シラクチカズラ”を使って作られた橋で
空海が祖谷の人々のためにかけたという説や
祖谷に逃げ込んだ平家の落人が源氏の追っ手が来たときに
いつでも切り落とせる様に葛を使ったという説があります
シラクチカズラは葛の中でも標高600m以上の山岳地帯に自生し
その茎は極めて強靭であり、腐りにくく火であぶると柔軟になるので
網合わせるのには適しているため使われたそうです
渡るのには怖そう...(汗)
橋床には隙間がって14m下の渓谷に吸い込まれそうですね
現在はもちろん内部にワイヤーが張ってあり
3年に一度編み変えをおこなっているそうです(安心))
源平合戦のひとつ”屋島の戦い”で破れた平家の一族は
四国に渡り阿讃山脈を越え、命からがら落ち延び
その年の大晦日に雪の降る祖谷渓にたどり着いたと言われます
壇ノ浦で入水した幼い安徳天皇と平國盛
実は屋島の戦いの後この地にやってきたという
「もうひとつの平家物語」が祖谷に息づいています
かずら橋の近くにある落差50mの「琵琶の滝」
そこで彼らは昔日の京に想いを馳せ琵琶を弾き
違いを慰めあっていたそうです
またいつの日か..と平氏再興の望みをつないでいたのですね
時を超え、いまは平成の世
その山々の姿や祖谷の景色は今も変わらず
素晴らしい景色をワタシ達の記憶に刻み続けてくれます
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【新祖谷温泉 ホテルかずら橋】
みうたんお気に入り度☆☆☆☆
【住所】 徳島三好市西祖谷山村善徳33-1
【☎︎】 0883-87-2171
【入浴料】 大人:1,200円 6歳から12歳:600円
3歳から5歳:300円 3歳まで:無料
【入浴時間】 10:00~16:00
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 ホテルかずら橋HP
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2016.02.09
こんぴらさん♪
こんぴらさん♪
logbook #196 こんぴら温泉 湯元八千代
四国は全国的に見ても混浴文化の数少ないエリア
その中で今でも残る貴重な混浴温泉を持つ宿
こんぴら温泉「湯元八千代」
7階建て今風のビジネスホテルのような外観とロビーですが
宿の歴史は古く、創業は江戸時代の享保10年だそうです
エレベーターで最上階まで上がり階段を使って屋上に出ます
男女兼用の脱衣所には女性用の手作りの湯浴みが並べられていて
どれも可愛い柄で選ぶのも楽しい♪
露天風呂へ出ると屋上には長方形の湯船が斜めに配置されています
10人も入ればいっぱいになるくらいの大きさで視界を遮るものもないので
混浴初心者女性には抵抗あるかもしれませんが
湯浴み着OKなので、ぜひチャレンジしてみてください♪
ただ、日差しを遮るものがないので
真夏や紫外線の強い5月頃は厳しいかも...
こんぴら温泉のある琴平町は古くから「こんぴらさん」参拝者の宿場町として栄えてきました
温泉街としての歴史は浅く、1997年にあるホテル経営者が私有地を掘削し湯脈を見つけ
近隣のホテルに供給したのが始まり
2007年の供給契約切れを機に町有地での掘削を開始、現在では12軒が温泉を保有しています
湯元八千代は自家源泉らしく、こんぴら温泉では唯一の含食塩重炭酸土類泉と掲げてありました
お湯は無色透明で少々塩素臭がしていました
こんぴら温泉全体が湯温は低いので加温されています
それほどお湯には特徴はありません
ただ何よりこの露天風呂の魅力は素晴らしい眺望にあります
讃岐平野や遠くには讃岐富士
そしてすぐ近くには「こんぴらさん」が望めます
ここは漁師の守り神とされ、五穀豊穣、大漁祈願、商売繁盛など
幅広い海の神さまとして多くの人たちが参拝に訪れてきました
名物の石段は奥社まで1368段!その参道の両脇には茶屋やお土産やさんが並びます
通称「こんぴらさん」で親しまれる金刀比羅宮というこの神社
もともとは真言宗の象頭山金光院松尾寺金毘羅大権現というお寺で
お釈迦さまを御本尊とし、その守護神として”金毘羅さま”を祀っていました
奥に見えるのが象頭山の斜面に鎮座する金刀比羅宮
こんぴらさん?金毘羅さん?
ことひらさん?金刀比羅?琴平?
ワタシの頭は完全にこんがらがってしまいます(汗)
明治の初期、国家神道を成立させるために
政府の打ち出した神仏分離
全国では過剰に解釈した人たちによって
寺に押し入り、仏像を壊したり捨てたりするという事件が相次ぎました
のちに言う廃仏毀釈です
こんぴらさん(松尾寺)でもいち早く対応すべく
金光院の僧侶も神主になり
御本尊もお釈迦さまから大物主大神と崇徳天皇という主祭神に変え
名前も「金刀比羅宮」に改称します
金毘羅(こんぴら)とはもともとインドの古代語サンスクリットの「クンピーラ」
女神ガンガーがガンジスを渡る時の乗り物である水神のサメの名前に由来します
つまり金毘羅(金比羅)は梵語であるため神道には似つかわしくないのです
かといって多くの人に親しまれた”こんぴら”という響きを残さなくてはいけない
それで「金刀比羅」になったそうです
明治政府の徹底している神仏分離はこれだけではありません
琴平町という町も昭和30年に琴平村と榎井村が合併して今に至りますが
この旧琴平村も”金毘羅村”を明治6年に琴平村に改名したといいます
徹底していますね~
”金刀比羅村”にしなかったのは漢字が難しいこともあるのかな?
金刀比羅宮のある象頭山は山頂が「平」らで
風が吹くと山の木々が「琴」を奏でるように無くことから「琴平」になったといういわれもあります
こんぴらふねふね~追風に帆かけてシュラシュシュシュ ♪
誰もが幼いころ耳にした民謡
漢字が変わったのはお上の人たちの都合であって
やはり”こんぴらさん”の愛称も、この宿場町も人々も
昔と変わらず暖かい雰囲気が
今もこの町には息づいていました
5月の爽やかな風とともに
金刀比羅宮から溢れるエネルギーを感じることができる湯浴みでした☆
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【こんぴら温泉 湯元八千代】
みうたんお気に入り度☆☆☆
【住所】 香川県仲多度郡琴平町661
【☎︎】 0877-75-3261
【入浴料】 750円
【入浴時間】 10:00~16:00(受付15:30)
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 湯元八千代HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
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logbook #196 こんぴら温泉 湯元八千代
四国は全国的に見ても混浴文化の数少ないエリア
その中で今でも残る貴重な混浴温泉を持つ宿
こんぴら温泉「湯元八千代」
7階建て今風のビジネスホテルのような外観とロビーですが
宿の歴史は古く、創業は江戸時代の享保10年だそうです
エレベーターで最上階まで上がり階段を使って屋上に出ます
男女兼用の脱衣所には女性用の手作りの湯浴みが並べられていて
どれも可愛い柄で選ぶのも楽しい♪
露天風呂へ出ると屋上には長方形の湯船が斜めに配置されています
10人も入ればいっぱいになるくらいの大きさで視界を遮るものもないので
混浴初心者女性には抵抗あるかもしれませんが
湯浴み着OKなので、ぜひチャレンジしてみてください♪
ただ、日差しを遮るものがないので
真夏や紫外線の強い5月頃は厳しいかも...
こんぴら温泉のある琴平町は古くから「こんぴらさん」参拝者の宿場町として栄えてきました
温泉街としての歴史は浅く、1997年にあるホテル経営者が私有地を掘削し湯脈を見つけ
近隣のホテルに供給したのが始まり
2007年の供給契約切れを機に町有地での掘削を開始、現在では12軒が温泉を保有しています
湯元八千代は自家源泉らしく、こんぴら温泉では唯一の含食塩重炭酸土類泉と掲げてありました
お湯は無色透明で少々塩素臭がしていました
こんぴら温泉全体が湯温は低いので加温されています
それほどお湯には特徴はありません
ただ何よりこの露天風呂の魅力は素晴らしい眺望にあります
讃岐平野や遠くには讃岐富士
そしてすぐ近くには「こんぴらさん」が望めます
ここは漁師の守り神とされ、五穀豊穣、大漁祈願、商売繁盛など
幅広い海の神さまとして多くの人たちが参拝に訪れてきました
名物の石段は奥社まで1368段!その参道の両脇には茶屋やお土産やさんが並びます
通称「こんぴらさん」で親しまれる金刀比羅宮というこの神社
もともとは真言宗の象頭山金光院松尾寺金毘羅大権現というお寺で
お釈迦さまを御本尊とし、その守護神として”金毘羅さま”を祀っていました
奥に見えるのが象頭山の斜面に鎮座する金刀比羅宮
こんぴらさん?金毘羅さん?
ことひらさん?金刀比羅?琴平?
ワタシの頭は完全にこんがらがってしまいます(汗)
明治の初期、国家神道を成立させるために
政府の打ち出した神仏分離
全国では過剰に解釈した人たちによって
寺に押し入り、仏像を壊したり捨てたりするという事件が相次ぎました
のちに言う廃仏毀釈です
こんぴらさん(松尾寺)でもいち早く対応すべく
金光院の僧侶も神主になり
御本尊もお釈迦さまから大物主大神と崇徳天皇という主祭神に変え
名前も「金刀比羅宮」に改称します
金毘羅(こんぴら)とはもともとインドの古代語サンスクリットの「クンピーラ」
女神ガンガーがガンジスを渡る時の乗り物である水神のサメの名前に由来します
つまり金毘羅(金比羅)は梵語であるため神道には似つかわしくないのです
かといって多くの人に親しまれた”こんぴら”という響きを残さなくてはいけない
それで「金刀比羅」になったそうです
明治政府の徹底している神仏分離はこれだけではありません
琴平町という町も昭和30年に琴平村と榎井村が合併して今に至りますが
この旧琴平村も”金毘羅村”を明治6年に琴平村に改名したといいます
徹底していますね~
”金刀比羅村”にしなかったのは漢字が難しいこともあるのかな?
金刀比羅宮のある象頭山は山頂が「平」らで
風が吹くと山の木々が「琴」を奏でるように無くことから「琴平」になったといういわれもあります
こんぴらふねふね~追風に帆かけてシュラシュシュシュ ♪
誰もが幼いころ耳にした民謡
漢字が変わったのはお上の人たちの都合であって
やはり”こんぴらさん”の愛称も、この宿場町も人々も
昔と変わらず暖かい雰囲気が
今もこの町には息づいていました
5月の爽やかな風とともに
金刀比羅宮から溢れるエネルギーを感じることができる湯浴みでした☆
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【こんぴら温泉 湯元八千代】
みうたんお気に入り度☆☆☆
【住所】 香川県仲多度郡琴平町661
【☎︎】 0877-75-3261
【入浴料】 750円
【入浴時間】 10:00~16:00(受付15:30)
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 湯元八千代HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
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