2016.11.02
黒湯☆
黒湯☆
logbook #229 乳頭温泉郷 黒湯温泉
☆PCビューで見る方がより画像の質が良くなります☆
「混浴みう散歩」
全国の混浴を歩かせていただいていますが
有名な混浴でありながら、未だ訪れていない宿があります
今回の訪問地”乳頭温泉郷”☆
あまりの人気故に撮影も困難だろうと
しばらく遠のいてしまっていたエアスポット...
人気の温泉郷を紹介していないのもおかしいので
今回遅ればせながら”みうたん”参上仕りましてございます!!”(笑)
まず最初に訪問した宿は
乳頭温泉郷でも人気宿のひとつ「黒湯温泉」
もうひとつの宿「孫六温泉」と並び
乳頭温泉郷の最奥に位置する温泉宿です
共にどちらの宿も駐車場に車を止めたら
数百mほど徒歩で向かいます
大きな荷物を持っての移動には、ちょっと厳しいかも
黒湯温泉の駐車場から長いスロープのような坂を下り切ると
黒い板作りの宿が見えてきます
中には茅葺き屋根も見られたりと
秘湯の雰囲気抜群の宿ですよ
受付の事務所棟に行くまでは
途中に湧き水の飲水処があったり喫茶室があります
ここは乳頭山への登山道になっている事もあり
登山者への気配りも施されているようです
湧き水で冷やされたラムネが美味しそう~
全部で7つの棟より構成される黒湯温泉
”上の湯”と”下の湯”に分けられた湯小屋
旅館棟に茅葺き屋根が目を引く自炊棟
何より「黒湯温泉」の名物のひとつになっているのが
この見事な湯畑☆
乳頭温泉の中で唯一源泉地帯を敷地内に持つこの宿は
温泉郷随一の湯量を誇ります
この湯畑のみを見学に来る観光客も多いそうですが
毎年無理にお湯を触って火傷をする人が多かったため
現在は立ち入り禁止になっています
~”上の湯”「混浴内湯」~
前述した通り黒湯温泉のお風呂は
”上の湯”と”下の湯”のエリアに分かれていて
”下の湯”エリアには「男女別内湯と露天風呂」「貸切打たせ湯」が
”上の湯”エリアには「混浴内湯」「混浴露天風呂」「混浴打たせ湯」があります
もちろん向かったのは”上の湯”エリア☆
黒湯温泉の混浴のお風呂は、どれも決して広さはなく
どちらかといえばこじんまりした大きさ
なので一般の女性の混浴は
結構ハードルが高いかも..(汗)
でも狭い分、初対面同士和気藹々とした雰囲気でいいのですが☆
やはり慣れが必要ですね
...ワタシは”慣れすぎ”なのかも...(笑)
ふたつのエリアの泉質は微妙に違って
ここ”上の湯”は源泉温度71℃の単純硫化水素泉
”下の湯”は源泉85℃の酸性硫黄泉
共に”乳頭温泉らしい”青みがかった白濁湯です
~”上の湯”打たせ湯~
混浴内湯の奥へ進むと黒湯温泉名物のひとつ「打たせ湯」があります
ここもしっかり混浴風呂!湯船はありませんが混浴です
いくらタオルを巻いていたとしても
他の殿方がいたら無防備な姿を晒すのは厳しいですよね
むしろ打たせ湯はタオルをつけず
正装そのままで味わっての醍醐味がありますからね
勇気を出して打たれましょう~!!(笑)
でもひとつ注意!
あまり開放的に打たせ湯を楽しんでいると
混浴の露天風呂から覗かれてしまいますのでお気をつけくださいませ
~”上の湯”混浴露天風呂”~
黒湯温泉に来たならば外せないお風呂がこの「混浴露天風呂」☆
屋根のついた半露天風呂で柱は丸太の丸みをそのまま生かし
まるで「流木アート」のような不思議な仕上がり
景観は山でもなく森でもなく笹薮が広がっています
う~ん..きっとここも5~6人も入ればいっぱいになるでしょうね
人気の宿だけに休日や日中は
乳頭温泉郷の湯めぐり帖を片手に
たくさんの人たちで賑わうこと間違い無しですが
立ち寄り入浴の終わった時間帯の
静かな夕暮れ時の黒湯の雰囲気を味わうには
間違いなく宿泊がオススメ♪
時間帯を狙えば女性もゆっくり入れるかもです
「乳頭温泉」の名前のごとくお湯の白さから”母乳”的な由来があると思っていましたが
この温泉郷を麓に抱える山が”乳房”に見えたことから”乳頭山”と名付けられ
その麓に湧く温泉ということで「乳頭温泉」と呼ばれるようになったそうです
それはともかくとして
ワタシ達日本人にとっては”白いお湯”と聞くだけで
高い効能がありそう~と思ってしまいます♪
だからこそ昔から根強い人気があるのかもしれません
江戸時代から続く秘湯の乳頭温泉郷
黒湯温泉のノスタルジックな雰囲気に包まれて
今宵はぐっすり休みたいと思いま~す♪
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
みうたんお気に入り度☆☆☆☆
【住所】 秋田県仙北市田沢湖生保内2番地1
【☎︎】 0187-46-2214
【入浴料】 600円
【入浴時間】 9:00~16:00
【定休日】11月中旬~4月中旬は休業
【HP】 黒湯温泉HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
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logbook #229 乳頭温泉郷 黒湯温泉
☆PCビューで見る方がより画像の質が良くなります☆
「混浴みう散歩」
全国の混浴を歩かせていただいていますが
有名な混浴でありながら、未だ訪れていない宿があります
今回の訪問地”乳頭温泉郷”☆
あまりの人気故に撮影も困難だろうと
しばらく遠のいてしまっていたエアスポット...
人気の温泉郷を紹介していないのもおかしいので
今回遅ればせながら”みうたん”参上仕りましてございます!!”(笑)
まず最初に訪問した宿は
乳頭温泉郷でも人気宿のひとつ「黒湯温泉」
もうひとつの宿「孫六温泉」と並び
乳頭温泉郷の最奥に位置する温泉宿です
共にどちらの宿も駐車場に車を止めたら
数百mほど徒歩で向かいます
大きな荷物を持っての移動には、ちょっと厳しいかも
黒湯温泉の駐車場から長いスロープのような坂を下り切ると
黒い板作りの宿が見えてきます
中には茅葺き屋根も見られたりと
秘湯の雰囲気抜群の宿ですよ
受付の事務所棟に行くまでは
途中に湧き水の飲水処があったり喫茶室があります
ここは乳頭山への登山道になっている事もあり
登山者への気配りも施されているようです
湧き水で冷やされたラムネが美味しそう~
全部で7つの棟より構成される黒湯温泉
”上の湯”と”下の湯”に分けられた湯小屋
旅館棟に茅葺き屋根が目を引く自炊棟
何より「黒湯温泉」の名物のひとつになっているのが
この見事な湯畑☆
乳頭温泉の中で唯一源泉地帯を敷地内に持つこの宿は
温泉郷随一の湯量を誇ります
この湯畑のみを見学に来る観光客も多いそうですが
毎年無理にお湯を触って火傷をする人が多かったため
現在は立ち入り禁止になっています
~”上の湯”「混浴内湯」~
前述した通り黒湯温泉のお風呂は
”上の湯”と”下の湯”のエリアに分かれていて
”下の湯”エリアには「男女別内湯と露天風呂」「貸切打たせ湯」が
”上の湯”エリアには「混浴内湯」「混浴露天風呂」「混浴打たせ湯」があります
もちろん向かったのは”上の湯”エリア☆
黒湯温泉の混浴のお風呂は、どれも決して広さはなく
どちらかといえばこじんまりした大きさ
なので一般の女性の混浴は
結構ハードルが高いかも..(汗)
でも狭い分、初対面同士和気藹々とした雰囲気でいいのですが☆
やはり慣れが必要ですね
...ワタシは”慣れすぎ”なのかも...(笑)
ふたつのエリアの泉質は微妙に違って
ここ”上の湯”は源泉温度71℃の単純硫化水素泉
”下の湯”は源泉85℃の酸性硫黄泉
共に”乳頭温泉らしい”青みがかった白濁湯です
~”上の湯”打たせ湯~
混浴内湯の奥へ進むと黒湯温泉名物のひとつ「打たせ湯」があります
ここもしっかり混浴風呂!湯船はありませんが混浴です
いくらタオルを巻いていたとしても
他の殿方がいたら無防備な姿を晒すのは厳しいですよね
むしろ打たせ湯はタオルをつけず
正装そのままで味わっての醍醐味がありますからね
勇気を出して打たれましょう~!!(笑)
でもひとつ注意!
あまり開放的に打たせ湯を楽しんでいると
混浴の露天風呂から覗かれてしまいますのでお気をつけくださいませ
~”上の湯”混浴露天風呂”~
黒湯温泉に来たならば外せないお風呂がこの「混浴露天風呂」☆
屋根のついた半露天風呂で柱は丸太の丸みをそのまま生かし
まるで「流木アート」のような不思議な仕上がり
景観は山でもなく森でもなく笹薮が広がっています
う~ん..きっとここも5~6人も入ればいっぱいになるでしょうね
人気の宿だけに休日や日中は
乳頭温泉郷の湯めぐり帖を片手に
たくさんの人たちで賑わうこと間違い無しですが
立ち寄り入浴の終わった時間帯の
静かな夕暮れ時の黒湯の雰囲気を味わうには
間違いなく宿泊がオススメ♪
時間帯を狙えば女性もゆっくり入れるかもです
「乳頭温泉」の名前のごとくお湯の白さから”母乳”的な由来があると思っていましたが
この温泉郷を麓に抱える山が”乳房”に見えたことから”乳頭山”と名付けられ
その麓に湧く温泉ということで「乳頭温泉」と呼ばれるようになったそうです
それはともかくとして
ワタシ達日本人にとっては”白いお湯”と聞くだけで
高い効能がありそう~と思ってしまいます♪
だからこそ昔から根強い人気があるのかもしれません
江戸時代から続く秘湯の乳頭温泉郷
黒湯温泉のノスタルジックな雰囲気に包まれて
今宵はぐっすり休みたいと思いま~す♪
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
みうたんお気に入り度☆☆☆☆
【住所】 秋田県仙北市田沢湖生保内2番地1
【☎︎】 0187-46-2214
【入浴料】 600円
【入浴時間】 9:00~16:00
【定休日】11月中旬~4月中旬は休業
【HP】 黒湯温泉HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
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2016.10.19
八甲田山の名湯♪
八甲田山の名湯へ♪
logbook #228 酸ヶ湯温泉
☆PCビューで見る方がより画像の質が良くなります☆
青森県が誇る全国区の混浴温泉といえば
ココ「酸ヶ湯温泉」の名前が挙がります
温泉としてはもちろんなのですが
「酸ヶ湯」の名前を全国に轟かせるのが
真冬の天気予報やニュースでの酸ヶ湯周辺の”降雪量”!
ゆうに4mを超える積雪は世界有数の降雪量です
ちなみに世界の年間降雪量ベスト3は
1位 青森市 792cm
2位 札幌市 485cm
3位 富山市 363cm
ベスト3がなんと日本!
特に1位の青森県の降雪量の平均を引き上げているのは
紛れもなくココ酸ヶ湯のある八甲田山系の積雪によるもです
2013年に記録した積雪量は566cm!
およそ一般家庭の2階建ての高さ...
1902年(明治35年)に起きた世界最大の山岳遭難事故
”八甲田山雪中行軍”の舞台もまさにココ酸ヶ湯温泉の目と鼻の先
まさに冬の八甲田山では
大自然の猛威に誰もが
「天は我々を見放した」と呟いてしまうのでしょうね...
湯治客から観光客まで幅広く人気を誇る
酸ヶ湯温泉の名物大浴場「千人風呂」!
見てください☆この迫力!
広さは実に160畳を誇ります
見事な湯気抜きを持った大きな天井を
中央に柱を持つことなく支えてるのって凄~い
だって真冬はあれだけの降雪ですよ...!
総ヒバ造りの浴室は、まさに全てが芸術作品です
江戸時代前期1684年に地元の狩人が
仕留め損なった手負いの鹿を追いこの付近まで探したところ
数日前に傷を負ったはずの鹿が
元気に山を駆け上がっていく姿を見て驚き
付近を探してみると山中にコンコンと湧き出るお湯を発見
(現在の”熱湯”付近)
その後このお湯の効能を知り
当時は「鹿湯(しかゆ)」となずけられました
それ以来古くから湯治場として人が通う様になり
地元の人が湯小屋を建て
山菜採りや狩人、マタギの人々へ開放しました
ちなみに「すかゆ」という名前は
もともとの「しかゆ(鹿湯)」が訛って語られる様になり
白濁した八甲田山系の火山特有の酸性硫黄泉の強い酸性から
「"酸"ヶ湯(すかゆ)」となったといいます
300年の歴史を誇るこのお湯は
1954年に四万温泉・日光湯元と共に国民保養地第一号に認定されました
山深い秘境の温泉の一軒宿だけに
建物も大きく”旅館部”と”湯治部”に分けられた建物も7つ
部屋数129室、収容人数は180名の大型旅館!
玄関のある本館をはじめ
イ棟・7号棟が旅館部で部屋には広縁や床の間がつきます
2号棟・3号棟・5号棟・6号棟は湯治部
共にトイレは共同になります
新しい棟でも築50年は超えている様ですが
清掃は行き届き、良い意味で鄙びた感を味わえます
食事処やお土産やさん、マッサージ室や売店などの施設も充実していますが
増築による増築のせいか
館内は迷路のようなので、しっかり説明を受けてくださいね
全国の混浴が廃止に追い込まれている昨今ですが
ココはなんとか混浴を守り通している貴重な宿
でも数年前に女性客から、男性客のマナーの悪さによる苦情が相次ぎ
一時完全に男女の間の間仕切りをしたそうですが
常連客により”間仕切りに関する苦情”により
2005年に男女共に代表を立てての「混浴を守る会」を発足
正しい混浴マナーの啓蒙活動の元
なんとか混浴を維持していくことができました
確かに男性だけの団体では説得力がありませんが
女性の代表を立てることは必要ですね(笑)
その「混浴を守る会」が打ち立てた看板もユニーク♪
「見ればまいね(いけません)、見せればまいね」
津軽弁がいいですね~
5つの源泉を持つ酸ヶ湯温泉
現在は「千人風呂(混浴)」と男女別内湯「玉の湯」があり
人気の千人風呂には4つのお風呂に分けられます
それぞれが別源泉という違いがあるのも魅力の一つですね
千人風呂へ入ると大きな湯船が二つ、手前と奥にあります
休日にもなれば立ち寄り客も含めて
たくさんの入浴客で大混雑...それはそれで
よく見かける千人風呂のポスターの如く大迫力ですが
ゆっくりとお湯を楽しみたい方には
やはり宿泊をお勧めします
ここでは別源泉の4つのお湯の入浴方法をお勧めしています
①まずはじめに手前の大きな湯船「熱の湯」で5分見を沈めます
「熱湯」は100%源泉かけ流し
名前とは裏腹にちょっと”ぬるめ”でびっくりしました(笑)
それでも白濁したお湯がジンジンと体の芯に語りかけてくるのがわかります
~「熱湯」~
②次に奥の大きな湯船「四分六分の湯」に5分浸かります
またまたびっくり!
こちらの方が「熱湯」よりも熱めです
ワタシはてっきり熱湯の熱さの”四分六分”なのかと思っていました...
このお湯は源泉が「熱湯」の源泉よりも熱いので
水で薄めた混合泉となっています
入浴中は「熱湯」よりも熱く感じますが
入浴後のぬくもりの持続力が「熱湯」より弱く
その持続具合が「熱湯」の”四分六分”という事からつけられたネーミングだそうです
なるほど~
面白いですね
~「四分六分の湯」~
③二つの湯船で温まった後は「冷の湯」へ
ひぇ~...(汗)つ、冷たい水の洗礼を受ける訳??
ここは浸かる湯船ではなく「掛け湯」「かぶり湯」☆
つまりここで「冷の湯」を頭からかぶるという事です
..かぶったと言う事で(笑)
でもご安心を
ここも名前の如く”冷たい水”ではなく、ぬるめの正真正銘源泉です
ことごとくネーーミング通りではないですね(笑)
~「冷の湯」~
④「打たせ湯」で3分
ワタシの大好きな打たせ湯~♪
なのですが、先ほどの「冷の湯」と、この「打たせ湯」は
共に浴室内の男性側にあり、一般の女性にはちょっと厳しいかも..って感じです
女性時間にお試しください
だって、打たせ湯ってタオル巻きや湯浴み着の場合
水の勢いでズレそうになりますから..
ポロり!なんて大変
”打たせ湯”のこの気持ち良さ、無防備なリラックス状態で楽しみたいですからね(笑)
~「打たせ湯」~
⑤最後にもう一度「熱湯」で3分温まります
これを1セットで1日3回(慣れるまでの数日は2回)として
3日で1廻り、全部で3廻り
つまり9~10日の湯治を推奨していました
うんうん、とても効能ありそう~♪
6月ごろまで雪の残る八甲田の西麓の名湯”酸ヶ湯温泉”
一年のうちの半分以上が雪に閉ざされてきた秘湯
300年の歴史の中で酸ヶ湯温泉は
地域の人々にはなくてはならない体を治癒するための場であり
日頃の疲れの憩いの場、心の拠り所であったことでしょう
多くの人たちの手で守られてきた混浴・温泉文化を
ワタシたち一人一人の手でも大切に存続させていきたいですね
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆
【住所】 青森県青森市荒川南荒川国有林酸湯沢50
【☎︎】 017-738-6400
【入浴料】 600円
【入浴時間】 7:00~17:30
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 酸ヶ湯温泉HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
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logbook #228 酸ヶ湯温泉
☆PCビューで見る方がより画像の質が良くなります☆
青森県が誇る全国区の混浴温泉といえば
ココ「酸ヶ湯温泉」の名前が挙がります
温泉としてはもちろんなのですが
「酸ヶ湯」の名前を全国に轟かせるのが
真冬の天気予報やニュースでの酸ヶ湯周辺の”降雪量”!
ゆうに4mを超える積雪は世界有数の降雪量です
ちなみに世界の年間降雪量ベスト3は
1位 青森市 792cm
2位 札幌市 485cm
3位 富山市 363cm
ベスト3がなんと日本!
特に1位の青森県の降雪量の平均を引き上げているのは
紛れもなくココ酸ヶ湯のある八甲田山系の積雪によるもです
2013年に記録した積雪量は566cm!
およそ一般家庭の2階建ての高さ...
1902年(明治35年)に起きた世界最大の山岳遭難事故
”八甲田山雪中行軍”の舞台もまさにココ酸ヶ湯温泉の目と鼻の先
まさに冬の八甲田山では
大自然の猛威に誰もが
「天は我々を見放した」と呟いてしまうのでしょうね...
湯治客から観光客まで幅広く人気を誇る
酸ヶ湯温泉の名物大浴場「千人風呂」!
見てください☆この迫力!
広さは実に160畳を誇ります
見事な湯気抜きを持った大きな天井を
中央に柱を持つことなく支えてるのって凄~い
だって真冬はあれだけの降雪ですよ...!
総ヒバ造りの浴室は、まさに全てが芸術作品です
江戸時代前期1684年に地元の狩人が
仕留め損なった手負いの鹿を追いこの付近まで探したところ
数日前に傷を負ったはずの鹿が
元気に山を駆け上がっていく姿を見て驚き
付近を探してみると山中にコンコンと湧き出るお湯を発見
(現在の”熱湯”付近)
その後このお湯の効能を知り
当時は「鹿湯(しかゆ)」となずけられました
それ以来古くから湯治場として人が通う様になり
地元の人が湯小屋を建て
山菜採りや狩人、マタギの人々へ開放しました
ちなみに「すかゆ」という名前は
もともとの「しかゆ(鹿湯)」が訛って語られる様になり
白濁した八甲田山系の火山特有の酸性硫黄泉の強い酸性から
「"酸"ヶ湯(すかゆ)」となったといいます
300年の歴史を誇るこのお湯は
1954年に四万温泉・日光湯元と共に国民保養地第一号に認定されました
山深い秘境の温泉の一軒宿だけに
建物も大きく”旅館部”と”湯治部”に分けられた建物も7つ
部屋数129室、収容人数は180名の大型旅館!
玄関のある本館をはじめ
イ棟・7号棟が旅館部で部屋には広縁や床の間がつきます
2号棟・3号棟・5号棟・6号棟は湯治部
共にトイレは共同になります
新しい棟でも築50年は超えている様ですが
清掃は行き届き、良い意味で鄙びた感を味わえます
食事処やお土産やさん、マッサージ室や売店などの施設も充実していますが
増築による増築のせいか
館内は迷路のようなので、しっかり説明を受けてくださいね
全国の混浴が廃止に追い込まれている昨今ですが
ココはなんとか混浴を守り通している貴重な宿
でも数年前に女性客から、男性客のマナーの悪さによる苦情が相次ぎ
一時完全に男女の間の間仕切りをしたそうですが
常連客により”間仕切りに関する苦情”により
2005年に男女共に代表を立てての「混浴を守る会」を発足
正しい混浴マナーの啓蒙活動の元
なんとか混浴を維持していくことができました
確かに男性だけの団体では説得力がありませんが
女性の代表を立てることは必要ですね(笑)
その「混浴を守る会」が打ち立てた看板もユニーク♪
「見ればまいね(いけません)、見せればまいね」
津軽弁がいいですね~
5つの源泉を持つ酸ヶ湯温泉
現在は「千人風呂(混浴)」と男女別内湯「玉の湯」があり
人気の千人風呂には4つのお風呂に分けられます
それぞれが別源泉という違いがあるのも魅力の一つですね
千人風呂へ入ると大きな湯船が二つ、手前と奥にあります
休日にもなれば立ち寄り客も含めて
たくさんの入浴客で大混雑...それはそれで
よく見かける千人風呂のポスターの如く大迫力ですが
ゆっくりとお湯を楽しみたい方には
やはり宿泊をお勧めします
ここでは別源泉の4つのお湯の入浴方法をお勧めしています
①まずはじめに手前の大きな湯船「熱の湯」で5分見を沈めます
「熱湯」は100%源泉かけ流し
名前とは裏腹にちょっと”ぬるめ”でびっくりしました(笑)
それでも白濁したお湯がジンジンと体の芯に語りかけてくるのがわかります
~「熱湯」~
②次に奥の大きな湯船「四分六分の湯」に5分浸かります
またまたびっくり!
こちらの方が「熱湯」よりも熱めです
ワタシはてっきり熱湯の熱さの”四分六分”なのかと思っていました...
このお湯は源泉が「熱湯」の源泉よりも熱いので
水で薄めた混合泉となっています
入浴中は「熱湯」よりも熱く感じますが
入浴後のぬくもりの持続力が「熱湯」より弱く
その持続具合が「熱湯」の”四分六分”という事からつけられたネーミングだそうです
なるほど~
面白いですね
~「四分六分の湯」~
③二つの湯船で温まった後は「冷の湯」へ
ひぇ~...(汗)つ、冷たい水の洗礼を受ける訳??
ここは浸かる湯船ではなく「掛け湯」「かぶり湯」☆
つまりここで「冷の湯」を頭からかぶるという事です
..かぶったと言う事で(笑)
でもご安心を
ここも名前の如く”冷たい水”ではなく、ぬるめの正真正銘源泉です
ことごとくネーーミング通りではないですね(笑)
~「冷の湯」~
④「打たせ湯」で3分
ワタシの大好きな打たせ湯~♪
なのですが、先ほどの「冷の湯」と、この「打たせ湯」は
共に浴室内の男性側にあり、一般の女性にはちょっと厳しいかも..って感じです
女性時間にお試しください
だって、打たせ湯ってタオル巻きや湯浴み着の場合
水の勢いでズレそうになりますから..
ポロり!なんて大変
”打たせ湯”のこの気持ち良さ、無防備なリラックス状態で楽しみたいですからね(笑)
~「打たせ湯」~
⑤最後にもう一度「熱湯」で3分温まります
これを1セットで1日3回(慣れるまでの数日は2回)として
3日で1廻り、全部で3廻り
つまり9~10日の湯治を推奨していました
うんうん、とても効能ありそう~♪
6月ごろまで雪の残る八甲田の西麓の名湯”酸ヶ湯温泉”
一年のうちの半分以上が雪に閉ざされてきた秘湯
300年の歴史の中で酸ヶ湯温泉は
地域の人々にはなくてはならない体を治癒するための場であり
日頃の疲れの憩いの場、心の拠り所であったことでしょう
多くの人たちの手で守られてきた混浴・温泉文化を
ワタシたち一人一人の手でも大切に存続させていきたいですね
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆
【住所】 青森県青森市荒川南荒川国有林酸湯沢50
【☎︎】 017-738-6400
【入浴料】 600円
【入浴時間】 7:00~17:30
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 酸ヶ湯温泉HP
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2016.10.08
初!?あの世の混浴体験☆
初!?あの世の混浴体験☆
logbook #227 恐山菩提寺温泉
☆PCビューで見る方がより画像の質が良くなります☆
本州最果ての地「下北半島」には
天台宗の開祖”最澄”の弟子”慈覚大師(円仁)”が開いた霊場があります
平安時代(貞観4年)に唐への留学中
夢枕に立った高僧の”東国に霊場を開き、その地に仏道をひろめよ”のお告げにより
帰国後、東国をさまよい辿り着いたのが
ここ霊場”恐山”です
日本三大霊場の一つに数えられる恐山菩提寺
”あの世の入り口”や”生と死の接点”といわれ
亜硫酸ガスの立ち込める地獄地帯に積み上げられた石
恐山のカルデラ湖である宇曽利湖に広がる美しい絶景は
誰もが日常ではなかなか向き合うことのできない”死”と向き合える
まさに”あの世”を体感できる不思議な場所です
4月~11月の開山時期、特に恐山大祭や恐山秋詣りには
全国から多くの参拝者が訪れ、故人を偲び
亡き大切な人との対話するためにイタコの口寄せに並ぶ人の姿もみられます
本堂を過ぎると一面に荒涼な景観が広がる”地獄”
あちこちから噴出する火山性ガスの影響で
ここには鳥の姿はおろか、草木も生えません
お線香やロウソクなどは引火の危険があるために
恐山では”風車”をお供えしますが
カラカラと音を立てて回る風車が
どこか心の虚空間に”生と死”というものを訴えかけ
ワタシ達の”生”は多くのご先祖さま達の”死”の上にあるということを
改めて思い出させてくれます
ワタシの中でも「霊場」としての「恐山」のイメージが先行する中
まさかココに温泉があるなんてびっくりしましたが
これだけの地獄の広がる火山地帯
素晴らしいお湯がある事は間違いありません
特にびっくりしたのが上の写真でわかるように
境内の本堂に続く参道の両側に鎮座する3つの木造りの湯小屋☆
ええっ!??そんなところにまさか...
そのまさかで(笑)
2つの男性用湯小屋(古滝の湯、薬師の湯)と1つの女性用湯小屋(冷抜の湯)があります
古くは山深い森をかき分けてやってくる参拝者
俗世の汚れを温泉で洗い流し、身を清めたそうです
つまり熊野詣での湯垢離(ゆごり)場である”つぼ湯”のように
これらの湯小屋そんな役割を持つお湯なのです
但し境内の3つの湯小屋、さすがに女湯はないと思いますが
参拝客や観光客の誰もが、ワタシ同様「こんな所にお風呂?」と
興味津々で覗いて行くだけの人も多いとの事
それではゆったりと入浴~とはいかないかもしれませんね
もしゆったりと入浴したい方は
菩提寺内に宿坊”吉祥閣”でのご宿泊をお勧め☆
施設内は案内を見ると、リニューアルをして
高級温泉ホテルのようです
とても恐山にいる事すら忘れてしまいそうな感じ
内湯も含め外湯も24時間入浴可能です☆
ただ参拝客が帰り、誰もいなくなった境内の湯小屋は寂しく
ましてや”霊場 恐山”...夜中に入りに行く勇気もないですが...(汗)
今回入浴したのは男湯でも女湯でもなく
混浴王を目指すものとして、当然「混浴湯小屋”花染の湯”」
この湯小屋だけは参道から離れ社務所と宿坊の先の外れた場所にあります
そこは湯小屋の窓から外を見れば
ただただ遠くまで広がるワイルドな地獄地帯
所々で源泉がブクブクと音を立てて湧き上がっていました
混浴「花染の湯」も他の3同様、木造りの雰囲気ある湯小屋
参道から離れているせいか、誰もいなくて貸切でした♪
中は長方形の湯船が中央にあるだけのシンプルな作りですが
何気に天井の湯気抜き、やしっかりした梁などの造りが
ワタシ好みのお風呂です♪
お湯は、さすが火山性のエネルギーを感じる酸性硫黄泉
特にピリピリとした強い刺激は感じませんが
硫黄臭はかなり強いです
浴室内には湯船があるだけで、上がり湯用の蛇口もなし
なので湯上りは洋服やバスタオルはもちろん
帰りの車の車内まで硫黄泉という思い出を持ち帰る事になります(笑)
入浴の注意書きにも「10分以上は入らない事」とありました
なので浸かっては休み、また浸かっての繰り返し
かなり体が温まります☆
霊場にいる!という先入観なのか
この木造りの湯小屋内はとても居心地がよく
火照った身体を床に横たえるとヒヤッとした感じも
また気持ち良く
静けさの中、まるで”胎内堂”にいるような安心感を覚えます
こんな時にいきなり男の人が入ってきたらビックリされちゃいますね~
全裸の女が寝てるっ!って(笑)
恐山って「死んだ人が行く場所」や「心霊体験がある」などの
怖~いイメージが先行してしまいがちですが
行ってみての感想は、お風呂はもちろんの事
菩提寺や地獄、極楽浄土に至るまで
とても心清らかになれる場所でした☆
ここは是非とも一度は訪れる場所であり
今の自分の当たり前の生活
そして目の前に起きる”いい出来事”も”悪い出来事”も
全てに”生”を感じられる毎日全てに感謝の気持ちを自然と持てる
いい時間になるのではないでしょうか☆
下北半島
本州最果ての混浴温泉でした☆
ちなみに...
恐山菩提寺に入る手前に「三途の川」があり
赤い立派な太鼓橋がありますが
この橋、悪人には針の山に見えて渡れないそうです
皆さんにはどう見えるかな??(笑)
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆
【住所】 青森県むつ市田名部宇曽利山3-2
【☎︎】 0175-22-3825 (恐山社務所)
【入浴料】 500円(参拝料であり境内のお風呂は無料)
【入浴時間】 6:00~18:00
【定休日】 11月~4月(閉山期間)
【HP】 むつ下北観光協会
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
ブログランキング
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logbook #227 恐山菩提寺温泉
☆PCビューで見る方がより画像の質が良くなります☆
本州最果ての地「下北半島」には
天台宗の開祖”最澄”の弟子”慈覚大師(円仁)”が開いた霊場があります
平安時代(貞観4年)に唐への留学中
夢枕に立った高僧の”東国に霊場を開き、その地に仏道をひろめよ”のお告げにより
帰国後、東国をさまよい辿り着いたのが
ここ霊場”恐山”です
日本三大霊場の一つに数えられる恐山菩提寺
”あの世の入り口”や”生と死の接点”といわれ
亜硫酸ガスの立ち込める地獄地帯に積み上げられた石
恐山のカルデラ湖である宇曽利湖に広がる美しい絶景は
誰もが日常ではなかなか向き合うことのできない”死”と向き合える
まさに”あの世”を体感できる不思議な場所です
4月~11月の開山時期、特に恐山大祭や恐山秋詣りには
全国から多くの参拝者が訪れ、故人を偲び
亡き大切な人との対話するためにイタコの口寄せに並ぶ人の姿もみられます
本堂を過ぎると一面に荒涼な景観が広がる”地獄”
あちこちから噴出する火山性ガスの影響で
ここには鳥の姿はおろか、草木も生えません
お線香やロウソクなどは引火の危険があるために
恐山では”風車”をお供えしますが
カラカラと音を立てて回る風車が
どこか心の虚空間に”生と死”というものを訴えかけ
ワタシ達の”生”は多くのご先祖さま達の”死”の上にあるということを
改めて思い出させてくれます
ワタシの中でも「霊場」としての「恐山」のイメージが先行する中
まさかココに温泉があるなんてびっくりしましたが
これだけの地獄の広がる火山地帯
素晴らしいお湯がある事は間違いありません
特にびっくりしたのが上の写真でわかるように
境内の本堂に続く参道の両側に鎮座する3つの木造りの湯小屋☆
ええっ!??そんなところにまさか...
そのまさかで(笑)
2つの男性用湯小屋(古滝の湯、薬師の湯)と1つの女性用湯小屋(冷抜の湯)があります
古くは山深い森をかき分けてやってくる参拝者
俗世の汚れを温泉で洗い流し、身を清めたそうです
つまり熊野詣での湯垢離(ゆごり)場である”つぼ湯”のように
これらの湯小屋そんな役割を持つお湯なのです
但し境内の3つの湯小屋、さすがに女湯はないと思いますが
参拝客や観光客の誰もが、ワタシ同様「こんな所にお風呂?」と
興味津々で覗いて行くだけの人も多いとの事
それではゆったりと入浴~とはいかないかもしれませんね
もしゆったりと入浴したい方は
菩提寺内に宿坊”吉祥閣”でのご宿泊をお勧め☆
施設内は案内を見ると、リニューアルをして
高級温泉ホテルのようです
とても恐山にいる事すら忘れてしまいそうな感じ
内湯も含め外湯も24時間入浴可能です☆
ただ参拝客が帰り、誰もいなくなった境内の湯小屋は寂しく
ましてや”霊場 恐山”...夜中に入りに行く勇気もないですが...(汗)
今回入浴したのは男湯でも女湯でもなく
混浴王を目指すものとして、当然「混浴湯小屋”花染の湯”」
この湯小屋だけは参道から離れ社務所と宿坊の先の外れた場所にあります
そこは湯小屋の窓から外を見れば
ただただ遠くまで広がるワイルドな地獄地帯
所々で源泉がブクブクと音を立てて湧き上がっていました
混浴「花染の湯」も他の3同様、木造りの雰囲気ある湯小屋
参道から離れているせいか、誰もいなくて貸切でした♪
中は長方形の湯船が中央にあるだけのシンプルな作りですが
何気に天井の湯気抜き、やしっかりした梁などの造りが
ワタシ好みのお風呂です♪
お湯は、さすが火山性のエネルギーを感じる酸性硫黄泉
特にピリピリとした強い刺激は感じませんが
硫黄臭はかなり強いです
浴室内には湯船があるだけで、上がり湯用の蛇口もなし
なので湯上りは洋服やバスタオルはもちろん
帰りの車の車内まで硫黄泉という思い出を持ち帰る事になります(笑)
入浴の注意書きにも「10分以上は入らない事」とありました
なので浸かっては休み、また浸かっての繰り返し
かなり体が温まります☆
霊場にいる!という先入観なのか
この木造りの湯小屋内はとても居心地がよく
火照った身体を床に横たえるとヒヤッとした感じも
また気持ち良く
静けさの中、まるで”胎内堂”にいるような安心感を覚えます
こんな時にいきなり男の人が入ってきたらビックリされちゃいますね~
全裸の女が寝てるっ!って(笑)
恐山って「死んだ人が行く場所」や「心霊体験がある」などの
怖~いイメージが先行してしまいがちですが
行ってみての感想は、お風呂はもちろんの事
菩提寺や地獄、極楽浄土に至るまで
とても心清らかになれる場所でした☆
ここは是非とも一度は訪れる場所であり
今の自分の当たり前の生活
そして目の前に起きる”いい出来事”も”悪い出来事”も
全てに”生”を感じられる毎日全てに感謝の気持ちを自然と持てる
いい時間になるのではないでしょうか☆
下北半島
本州最果ての混浴温泉でした☆
ちなみに...
恐山菩提寺に入る手前に「三途の川」があり
赤い立派な太鼓橋がありますが
この橋、悪人には針の山に見えて渡れないそうです
皆さんにはどう見えるかな??(笑)
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【住所】 青森県むつ市田名部宇曽利山3-2
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【入浴料】 500円(参拝料であり境内のお風呂は無料)
【入浴時間】 6:00~18:00
【定休日】 11月~4月(閉山期間)
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2016.10.02
嶽きみ♡
嶽きみ♡
logbook #226 嶽温泉 田沢旅館
☆PCビューで見る方がより画像の質が良くなります☆
かつては弘前津軽藩の治めた津軽平野
弘前市には津軽氏の居城「弘前城」を中心に
明治時代に建てられた歴史を今に残す数多くの洋館が残り
弘前城は当時の天守の原型をとどめる現存12守のひとつになります
太平洋戦争当時、空襲を免れた事で
これらの歴史的遺産が守られたとされています
夏には”弘前ねぷた”で賑わう津軽平野を見下ろすように
悠然とそびえる名峰”岩木山”
その南西麓の湯の沢に湧く白濁のいで湯が
「嶽温泉」です
お盆の季節を迎えると
岩木山を囲む鯵ヶ沢街道沿いには所狭しと
名物「嶽きみ」を販売する直販所や屋台で賑わいを見せます
「嶽きみ」とは嶽地区・百沢地区で採れるトウモロコシで
寒暖差が広がる事で圧倒的な甘さになるんです
めちゃ美味しかった~♡
ちなみに「きみ」とは津軽弁で「トウモロコシ」の意
(トウモロコシ→とうきび→きび→きみ)だそうです
今回訪れた嶽温泉「田沢旅館」
一見すると旅館というより
食堂かお土産やさんといった外観です
ここにも「嶽きみ」がずらっと並び
多くのお客さんで賑わっていました
店内や旅館内でも家族総出で全国に発送する「嶽きみ」の準備に忙しそうで
いい意味で活気のある宿です
一階がお土産やさんと食堂(一部住居スペース)
二階が旅館になっていて、部屋数は6室と小規模の宿☆
忙しそうな雰囲気の中
入り口付近殿待っていると
超美人な若奥様が笑顔で対応してくださり
案内で館内奥のお風呂へと向かいます
男女別の脱衣所を出ると
男女に分かれた小さめの浴槽の内湯があり
その先に混浴の広めの浴槽の内湯と続きます
手前は男女別といっても扉がある訳でもなく
ちょっとした波板トタンが目捲くし程度にあるだけで
混浴と同じスペースと考えてよいでしょう
混浴エリアでは源泉が頭上の塩びパイプから
滝のようにドバドバと掛け流されて
浴槽から豊富なお湯がオーバーフローしています
ミルキーなお湯は酸性-カルシウム塩化物泉
ブルーの浴槽床が白の温泉成分で塗られていました
綺麗~♪
特徴的なのがヌルヌルとしたお湯
浴室内を知らずに不用意に歩こうものなら
間違いなくスッテンコロリンしてしまう程のレベル
福島県の新菊島温泉(ph8.5)に匹敵するレベル!
なるほど
確かに「浴場内、滑るので注意!」の張り紙が
浴室入り口と脱衣所に2箇所も貼ってあったので
よほど注意してね~という意味なのでしょう
皆様もくれぐれもご注意してくださいね!
今まで全国の温泉を300近く回ってきたワタシの経験上
このようなヌルヌルのお湯ってアルカリだけだと勝手に思っていましたが
ここはph2.17の酸性泉なのですが
これだけのヌルヌル感があるのにはびっくりしました
ここの滑走度!?(笑)は半端なく
ワタシが湯船の縁で休んでいる状態で
カレがワタシの体を勢いよく押せば
カーリングの如く浴室の端の方まで滑っていきます(笑)
映像でお見せできないのが残念ですが
(もののふのへやでは公開中!笑)
しばらく貸切状態の中
”滑りごっこ”??を二人で楽しみました☆
↓トタンの向こう側は男性用内湯スペース
嶽温泉の開湯は1674年(延宝2年)
百沢村の杣夫(材伐。造木に従事する労働者の旧称)が
岩木のシトギ森に薪切りに行き仕事をしていたら
一匹の狐が昼ごはんの包みをくわえて逃げていくのをに気づきます
それを追いかけ、ようやく追いつきそうになった時
狐は包みを雪穴に落として逃げ去ったそうです
その後、雪穴を降りてみると
そこにだけ雪がなく湯気が立ち上り温泉が湧いていたといいます
ここが湯の沢であり、今の嶽温泉のはじまりと伝えられます
素晴らしい湯の評判は広まり
津軽藩4代藩主の津軽信政により正式に湯小屋が建てられ
湯治宿としての温泉が開かれました
実に400年の歴史を持つ温泉宿なのです
現在は6軒ほどの宿が集まる小さな温泉地ですが
(嶽温泉旅行組合所属の宿)
多くの観光客やリピーターを持つ温泉☆
その中でもココ田沢旅館は江戸時代から続く老舗宿
現在の若旦那さんで9代目になるそうです
裏庭から聴こえてくる地元の方の「津軽弁」
その心地よい”音”を聴きながら
火照った体を窓際でクールダウン
気持ちいい~♪
雪深い津軽の地で
この素晴らしいお湯を代々受け継ぎ
守られてきた湯守の方達に
改めて感謝です☆
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【住所】 青森県弘前市大字常盤野字湯の沢10
【☎︎】 0172-83-2752
【入浴料】 300円
【入浴時間】 10:00~19:00
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 田沢旅館 嶽温泉旅行組合HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
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logbook #226 嶽温泉 田沢旅館
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かつては弘前津軽藩の治めた津軽平野
弘前市には津軽氏の居城「弘前城」を中心に
明治時代に建てられた歴史を今に残す数多くの洋館が残り
弘前城は当時の天守の原型をとどめる現存12守のひとつになります
太平洋戦争当時、空襲を免れた事で
これらの歴史的遺産が守られたとされています
夏には”弘前ねぷた”で賑わう津軽平野を見下ろすように
悠然とそびえる名峰”岩木山”
その南西麓の湯の沢に湧く白濁のいで湯が
「嶽温泉」です
お盆の季節を迎えると
岩木山を囲む鯵ヶ沢街道沿いには所狭しと
名物「嶽きみ」を販売する直販所や屋台で賑わいを見せます
「嶽きみ」とは嶽地区・百沢地区で採れるトウモロコシで
寒暖差が広がる事で圧倒的な甘さになるんです
めちゃ美味しかった~♡
ちなみに「きみ」とは津軽弁で「トウモロコシ」の意
(トウモロコシ→とうきび→きび→きみ)だそうです
今回訪れた嶽温泉「田沢旅館」
一見すると旅館というより
食堂かお土産やさんといった外観です
ここにも「嶽きみ」がずらっと並び
多くのお客さんで賑わっていました
店内や旅館内でも家族総出で全国に発送する「嶽きみ」の準備に忙しそうで
いい意味で活気のある宿です
一階がお土産やさんと食堂(一部住居スペース)
二階が旅館になっていて、部屋数は6室と小規模の宿☆
忙しそうな雰囲気の中
入り口付近殿待っていると
超美人な若奥様が笑顔で対応してくださり
案内で館内奥のお風呂へと向かいます
男女別の脱衣所を出ると
男女に分かれた小さめの浴槽の内湯があり
その先に混浴の広めの浴槽の内湯と続きます
手前は男女別といっても扉がある訳でもなく
ちょっとした波板トタンが目捲くし程度にあるだけで
混浴と同じスペースと考えてよいでしょう
混浴エリアでは源泉が頭上の塩びパイプから
滝のようにドバドバと掛け流されて
浴槽から豊富なお湯がオーバーフローしています
ミルキーなお湯は酸性-カルシウム塩化物泉
ブルーの浴槽床が白の温泉成分で塗られていました
綺麗~♪
特徴的なのがヌルヌルとしたお湯
浴室内を知らずに不用意に歩こうものなら
間違いなくスッテンコロリンしてしまう程のレベル
福島県の新菊島温泉(ph8.5)に匹敵するレベル!
なるほど
確かに「浴場内、滑るので注意!」の張り紙が
浴室入り口と脱衣所に2箇所も貼ってあったので
よほど注意してね~という意味なのでしょう
皆様もくれぐれもご注意してくださいね!
今まで全国の温泉を300近く回ってきたワタシの経験上
このようなヌルヌルのお湯ってアルカリだけだと勝手に思っていましたが
ここはph2.17の酸性泉なのですが
これだけのヌルヌル感があるのにはびっくりしました
ここの滑走度!?(笑)は半端なく
ワタシが湯船の縁で休んでいる状態で
カレがワタシの体を勢いよく押せば
カーリングの如く浴室の端の方まで滑っていきます(笑)
映像でお見せできないのが残念ですが
(もののふのへやでは公開中!笑)
しばらく貸切状態の中
”滑りごっこ”??を二人で楽しみました☆
↓トタンの向こう側は男性用内湯スペース
嶽温泉の開湯は1674年(延宝2年)
百沢村の杣夫(材伐。造木に従事する労働者の旧称)が
岩木のシトギ森に薪切りに行き仕事をしていたら
一匹の狐が昼ごはんの包みをくわえて逃げていくのをに気づきます
それを追いかけ、ようやく追いつきそうになった時
狐は包みを雪穴に落として逃げ去ったそうです
その後、雪穴を降りてみると
そこにだけ雪がなく湯気が立ち上り温泉が湧いていたといいます
ここが湯の沢であり、今の嶽温泉のはじまりと伝えられます
素晴らしい湯の評判は広まり
津軽藩4代藩主の津軽信政により正式に湯小屋が建てられ
湯治宿としての温泉が開かれました
実に400年の歴史を持つ温泉宿なのです
現在は6軒ほどの宿が集まる小さな温泉地ですが
(嶽温泉旅行組合所属の宿)
多くの観光客やリピーターを持つ温泉☆
その中でもココ田沢旅館は江戸時代から続く老舗宿
現在の若旦那さんで9代目になるそうです
裏庭から聴こえてくる地元の方の「津軽弁」
その心地よい”音”を聴きながら
火照った体を窓際でクールダウン
気持ちいい~♪
雪深い津軽の地で
この素晴らしいお湯を代々受け継ぎ
守られてきた湯守の方達に
改めて感謝です☆
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【住所】 青森県弘前市大字常盤野字湯の沢10
【☎︎】 0172-83-2752
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【入浴時間】 10:00~19:00
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 田沢旅館 嶽温泉旅行組合HP
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2016.09.23
陸の孤島へ
陸の孤島へ
logbook #225 杣(そま)温泉 湯の沢湯本 杣温泉旅館
☆PCビューで見る方がより画像の質が良くなります☆
ノースブルー(みうたん的に東北のことです 笑)は今でこそ交通網の発達により
気軽に行ける場所になりましたが
2010年の新青森までの東北新幹線全面開通するまでは
決して”ちょっとそこまで...”的な場所ではありませんでした
ましてや交通のアクセスが比較的よかった奥羽山脈の東側(宮城・岩手)に比べて
西側(山形・秋田)は、今でこそ山形新幹線や秋田新幹線、同様に山形道、秋田道などが
発達したことによって以前に比べればアクセスしやすくなりましたが
一昔前まではアクセスも悪く、冬はとても雪深いせいで
地理的には近いようで遠い「陸の孤島」と呼ばれていました
そんな陸の孤島の中でも素晴らしい温泉が多く
”乳頭温泉郷”を始め”玉川温泉””後生掛温泉””泥湯温泉”など数え切れないほど☆
どれもまさに秘境と言えるロケーションばかりですが
更に山深い場所に素晴らしい温泉があります
地元の人からは「秋田山」と親しまれる
標高1454mの「森吉山」の北麓の山裾を流れる小又川の上流
うっそうとしたブナの原生林に囲まれた静かな一軒宿
「杣(そま)温泉 湯の沢湯本 杣温泉旅館」です
秋田市から鹿角市へ抜ける小又峠
人工湖である太平湖の森吉ダムへ向かう県道309号線から逸れた
小又川の支流沿いにある鄙びた温泉宿
宿泊者には昔ながらの地元の食材や川魚、時には熊肉など
杣温泉の”あるがまま”を提供する宿で
現在のご主人は、なんと現役バリバリのマタギでもあります☆
実際に館内に入ると彼の戦利品!?のクマの剥製や毛皮が並べられています
杣温泉旅館から一歩表に踏み出すと、そこは手つかずの自然
ちょっと散歩でもしようものなら
”ある~日、森の中~クマさんと~♪”なんて確率が高そうな空気が漂います
ご主人も「クマなら良くこの周りで見かけるよ~」と
秋田弁で豪快に笑いながら話していました...やばいでしょ~(汗)
そんなご主人の手作りでもある混浴露天風呂♪
杣温泉旅館には露天風呂の他に男女別の内湯があります
混浴の露天風呂は内湯とは繋がっていないので
一度表に出て入浴するタイプのお風呂です
男女別に分かれた脱衣所も、かなりしっかりとした造りで
これなら女性の方も安心して脱衣できそうですよ
露天風呂はとても広く
10~15人はゆっくり入れそうな広さを持ちます
お湯はナトリウム・カルシウム塩化物硫酸泉
無色透明のお湯もほどよくすんなり入れる感じでした
訪れたのが夏のお盆過ぎだったせいか
熱過ぎもせずちょうどいいです
夏は気軽に立ち寄り入浴が可能ですが
冬季になると雪深いこの地域
宿泊客がいない限りは、毎回露天風呂の掃除をするのは骨が折れるとのことで
基本的に混浴露天はクローズにするそうです
湯底には石のタイルも引いてあり、とても凝った造りになっていますね
視覚的な印象ってとても結構大事だと思います♪
葦簀の囲いこそあるものの閉塞感は全くなく
(葦簀はなくてもいいのですが、目の前の駐車場から丸見え...)
露天風呂の山側の斜面からはブナの木々がアーチを作るように迫ります
此処には宿の前に流れる支流の川の音と
所々の山肌からは湧き出た山水がちょろちょろと流れ落ちる音
時折山からの風に揺れるブナの枝の音が心地よく
まさに最高のリラックス気分になれます
冒頭にも記したように
交通網が発達する以前は
陸の孤島としてなかなか足を伸ばせる場所ではなかったこの地域
江戸からの陸路よりも京の都からの海路の方が便が良かったようで
未だに山形(鶴岡)や秋田(角館など)には京の文化が残っています
だからこその独自の文化が守られてきました
同時に杣温泉のような”秘境”も
ワタシたちから見れば
”そうは簡単には行けない場所”イコール
どこか”特別な場所”のような感覚があり
その大自然いっぱいの空気と
普段では決して味わえない転地効果が
より温泉の効能を高めてくれるのかもしれません
冒険気分で杣温泉を訪ねてみるのもいいかも♪
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
みうたんお気に入り度☆☆☆
【住所】 秋田県北秋田市森吉字湯ノ沢7
【☎︎】 0186-76-2311
【入浴料】 400円
【入浴時間】 7:00~20:00
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 湯の沢湯本 杣温泉旅館
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logbook #225 杣(そま)温泉 湯の沢湯本 杣温泉旅館
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ノースブルー(みうたん的に東北のことです 笑)は今でこそ交通網の発達により
気軽に行ける場所になりましたが
2010年の新青森までの東北新幹線全面開通するまでは
決して”ちょっとそこまで...”的な場所ではありませんでした
ましてや交通のアクセスが比較的よかった奥羽山脈の東側(宮城・岩手)に比べて
西側(山形・秋田)は、今でこそ山形新幹線や秋田新幹線、同様に山形道、秋田道などが
発達したことによって以前に比べればアクセスしやすくなりましたが
一昔前まではアクセスも悪く、冬はとても雪深いせいで
地理的には近いようで遠い「陸の孤島」と呼ばれていました
そんな陸の孤島の中でも素晴らしい温泉が多く
”乳頭温泉郷”を始め”玉川温泉””後生掛温泉””泥湯温泉”など数え切れないほど☆
どれもまさに秘境と言えるロケーションばかりですが
更に山深い場所に素晴らしい温泉があります
地元の人からは「秋田山」と親しまれる
標高1454mの「森吉山」の北麓の山裾を流れる小又川の上流
うっそうとしたブナの原生林に囲まれた静かな一軒宿
「杣(そま)温泉 湯の沢湯本 杣温泉旅館」です
秋田市から鹿角市へ抜ける小又峠
人工湖である太平湖の森吉ダムへ向かう県道309号線から逸れた
小又川の支流沿いにある鄙びた温泉宿
宿泊者には昔ながらの地元の食材や川魚、時には熊肉など
杣温泉の”あるがまま”を提供する宿で
現在のご主人は、なんと現役バリバリのマタギでもあります☆
実際に館内に入ると彼の戦利品!?のクマの剥製や毛皮が並べられています
杣温泉旅館から一歩表に踏み出すと、そこは手つかずの自然
ちょっと散歩でもしようものなら
”ある~日、森の中~クマさんと~♪”なんて確率が高そうな空気が漂います
ご主人も「クマなら良くこの周りで見かけるよ~」と
秋田弁で豪快に笑いながら話していました...やばいでしょ~(汗)
そんなご主人の手作りでもある混浴露天風呂♪
杣温泉旅館には露天風呂の他に男女別の内湯があります
混浴の露天風呂は内湯とは繋がっていないので
一度表に出て入浴するタイプのお風呂です
男女別に分かれた脱衣所も、かなりしっかりとした造りで
これなら女性の方も安心して脱衣できそうですよ
露天風呂はとても広く
10~15人はゆっくり入れそうな広さを持ちます
お湯はナトリウム・カルシウム塩化物硫酸泉
無色透明のお湯もほどよくすんなり入れる感じでした
訪れたのが夏のお盆過ぎだったせいか
熱過ぎもせずちょうどいいです
夏は気軽に立ち寄り入浴が可能ですが
冬季になると雪深いこの地域
宿泊客がいない限りは、毎回露天風呂の掃除をするのは骨が折れるとのことで
基本的に混浴露天はクローズにするそうです
湯底には石のタイルも引いてあり、とても凝った造りになっていますね
視覚的な印象ってとても結構大事だと思います♪
葦簀の囲いこそあるものの閉塞感は全くなく
(葦簀はなくてもいいのですが、目の前の駐車場から丸見え...)
露天風呂の山側の斜面からはブナの木々がアーチを作るように迫ります
此処には宿の前に流れる支流の川の音と
所々の山肌からは湧き出た山水がちょろちょろと流れ落ちる音
時折山からの風に揺れるブナの枝の音が心地よく
まさに最高のリラックス気分になれます
冒頭にも記したように
交通網が発達する以前は
陸の孤島としてなかなか足を伸ばせる場所ではなかったこの地域
江戸からの陸路よりも京の都からの海路の方が便が良かったようで
未だに山形(鶴岡)や秋田(角館など)には京の文化が残っています
だからこその独自の文化が守られてきました
同時に杣温泉のような”秘境”も
ワタシたちから見れば
”そうは簡単には行けない場所”イコール
どこか”特別な場所”のような感覚があり
その大自然いっぱいの空気と
普段では決して味わえない転地効果が
より温泉の効能を高めてくれるのかもしれません
冒険気分で杣温泉を訪ねてみるのもいいかも♪
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みうたんお気に入り度☆☆☆
【住所】 秋田県北秋田市森吉字湯ノ沢7
【☎︎】 0186-76-2311
【入浴料】 400円
【入浴時間】 7:00~20:00
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 湯の沢湯本 杣温泉旅館
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