2016.07.06
拘り(こだわり)の宿
拘り(こだわり)の宿
logbook #215 鳴子温泉郷 東鳴子温泉 いさぜん旅館
旅人が転地効果と温泉効果を求め
日頃の疲れを癒しにくる旅籠(はたご)
地域や歴史など宿により様々なこだわりや特色を見る事ができます
そういった宿や主人の「拘り」に触れるのも
旅の醍醐味でもあります
今回訪れた宿もそんな「拘り」を持つ温泉宿です
鄙びた雰囲気の東鳴子温泉
ここは近代的なホテルは皆無と言っていいくらいに
昔ながらの湯治宿が軒を連ねるノスタルジックな温泉街
その中に東鳴子の人気の宿「いさぜん旅館」はあります
二階建ての木造建築の玄関前には
「長寿の松」という立派なアーチがあり
くぐると長生きするといわれています☆
というより、くぐらないと玄関には入れませんが(笑)
旅館部と自炊部を持つ「いさぜん旅館」
3つの泉質と4つの浴室が用意されています
混浴の「いさぜんの湯」
男性用の「大浴場」女性用の「中浴場」
小さな湯船の「貸切風呂」☆
今回はもちろん混浴の「いさぜんの湯」へ!
男女共用の脱衣所から数段降りた所に湯船が2つ
向かって左側に四角の湯船の「炭酸泉」(いさぜんの湯1号2号混合泉)
右側にひょうたんの様な形をした「鉄鉱泉」(いさぜんの湯V3号+東鳴子重曹泉)があり
しっかりとしたタイル張りのコンクリートの壁で隔てられています
混浴と言っても余程どちらにも入浴者がいるパターンを除けば
片方が空いているのに、わざわざ女性が入っている湯船に
入浴しようとする輩(殿方)はいないでしょうね
もしいたとしたら不審者もしくは「ワ◯さん」認定です(汗)
なので混浴初心者の女性でも安心かも
東鳴子は古くから”湯治”としての混浴文化が色濃いので
今でもマナーを守った湯治客が多いのも特徴のひとつ
ここを覗いて誰かが入っているな~と思えば
上がるまで入ってくることはないと思います☆
こちらのお湯は名前通り「炭酸泉」
”炭酸泉”といえばワタシはプクプクとした気泡をイメージしますが
紅茶の様な深い赤茶のお湯には、それらしいものは見られませんでした
このお湯は正式には”ナトリウム-炭酸水素泉”
旧泉質名以前の時代ではこれらの泉質も一律「炭酸泉」としていたそうです
昔の名残のまま”湯船の分類”として残っているのでしょう
激アツがスタンダードの東鳴子のお湯
当然アツアツをイメージしていたのですが
どちらかといえば”ぬる湯”に近い40度ほど
ちょっと拍子抜けしました
しか~し、あなどるなかれ!
この炭酸泉は新陳代謝とデトックス効果が非常に高く
”一日3~4回・時間は一回15分位”という
入浴方法に関する注意書きがあるほど☆
それだけ反応が強いのでしょうね
ありがたく身を沈めます♡
入浴法を忠実に守り15分で
隣の「鉄鉱泉」へ移動です
こちらは少し熱めのお湯ですが
入れないほどの熱さでもありません
泉質は”ナトリウム-炭酸水素泉・塩化物硫酸塩泉”
こちらの「鉄鉱泉」という表記も
旧・旧炭酸泉に若干鉄分含んでるってことから
昔に命名されたものと思われます
なので温泉成分表の表記ではなく湯船の分類名ということで☆
どちらも紅茶の様な深い赤茶のモール泉に見られる色で
東鳴子のお湯の特徴でもあるタイヤの様な「アブラ臭」がします
特にこちらの「鉄鉱泉」の方が臭が強めに感じました
この「鉄鉱泉」は効能の強い「炭酸泉」の上がり湯として
体を引き締め仕上げる効果があります
上がった後も2つの泉質の順番浴で短時間でありながらも体がポカポカとして
新陳代謝とデトックス効果をしっかり体感できた様な気がします☆
この名物とも言える「いさぜんの湯」が
多くのリピーターが愛するお湯であることは納得です
では「いさぜん旅館」の拘りは?
お湯もさる事ながら館内に入れば
一目で主人が阪神タイガースのファンであることが理解できるほど
ロビーや廊下の置物や飾り、大浴場・中浴場の桶や椅子まで”トラ柄”で統一されています
ここまでやるかぁ?というレベル(笑)
拘りはそれだけではなく
廊下のガラスケースにUFOキャッチャーの如く並べられた
怪獣やウルトラマン系のフィギアに驚かされます
お子さんかお孫さんのものかなと思いきや
マニアであるご主人のもの☆
館内を自由に闊歩する猫ちゃんたちの名前は
「くぐつ陣内」とか「がま法師」
これはワタシの知らない昔のTV番組「赤影」の悪役の名前だったり
男子大浴場の名前が「大豪寺の湯」
これまた昔のドラマ「柔道一直線」に出てきた大豪寺虎男という
主人公のライバルの名前らしいです(笑)
館内の注意書きにこんなのもありました
「夜間の入浴はワントップではなくツートップで!」とか
「アウェーでの湯治を楽しみましょう!」とか
サッカーの大ファンでもある事もわかりますが
おそらく年配の湯治客が見ても解読不能でしょうね....(笑)
そんな拘りを持つご主人はいさぜん旅館の2代目☆
初代主人”砂金善市(いさごぜんいち)"さんの名前をとって
「砂善旅館」と名付けられたこの宿
湯治宿という一般的な常識にとらわれず
自由奔放かつのんびりホワっとした雰囲気が
東鳴子を代表する人気宿の秘密なのでしょうね
ぜひ気さくなご主人に会いに
いさぜん旅館を訪れてみてください☆
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆
【住所】 宮城県大崎市鳴子温泉赤湯11
【☎︎】 0229-83-3448
【入浴料】 500円
【入浴時間】 10:00~20:00
【定休日】 無休
【HP】 いさぜん旅館HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
ブログランキング
どれかひとつに”おまけ”画像ありま~す☆
励みになります☆
混浴王を目指すワタシへポチっとお願いします♡
logbook #215 鳴子温泉郷 東鳴子温泉 いさぜん旅館
旅人が転地効果と温泉効果を求め
日頃の疲れを癒しにくる旅籠(はたご)
地域や歴史など宿により様々なこだわりや特色を見る事ができます
そういった宿や主人の「拘り」に触れるのも
旅の醍醐味でもあります
今回訪れた宿もそんな「拘り」を持つ温泉宿です
鄙びた雰囲気の東鳴子温泉
ここは近代的なホテルは皆無と言っていいくらいに
昔ながらの湯治宿が軒を連ねるノスタルジックな温泉街
その中に東鳴子の人気の宿「いさぜん旅館」はあります
二階建ての木造建築の玄関前には
「長寿の松」という立派なアーチがあり
くぐると長生きするといわれています☆
というより、くぐらないと玄関には入れませんが(笑)
旅館部と自炊部を持つ「いさぜん旅館」
3つの泉質と4つの浴室が用意されています
混浴の「いさぜんの湯」
男性用の「大浴場」女性用の「中浴場」
小さな湯船の「貸切風呂」☆
今回はもちろん混浴の「いさぜんの湯」へ!
男女共用の脱衣所から数段降りた所に湯船が2つ
向かって左側に四角の湯船の「炭酸泉」(いさぜんの湯1号2号混合泉)
右側にひょうたんの様な形をした「鉄鉱泉」(いさぜんの湯V3号+東鳴子重曹泉)があり
しっかりとしたタイル張りのコンクリートの壁で隔てられています
混浴と言っても余程どちらにも入浴者がいるパターンを除けば
片方が空いているのに、わざわざ女性が入っている湯船に
入浴しようとする輩(殿方)はいないでしょうね
もしいたとしたら不審者もしくは「ワ◯さん」認定です(汗)
なので混浴初心者の女性でも安心かも
東鳴子は古くから”湯治”としての混浴文化が色濃いので
今でもマナーを守った湯治客が多いのも特徴のひとつ
ここを覗いて誰かが入っているな~と思えば
上がるまで入ってくることはないと思います☆
こちらのお湯は名前通り「炭酸泉」
”炭酸泉”といえばワタシはプクプクとした気泡をイメージしますが
紅茶の様な深い赤茶のお湯には、それらしいものは見られませんでした
このお湯は正式には”ナトリウム-炭酸水素泉”
旧泉質名以前の時代ではこれらの泉質も一律「炭酸泉」としていたそうです
昔の名残のまま”湯船の分類”として残っているのでしょう
激アツがスタンダードの東鳴子のお湯
当然アツアツをイメージしていたのですが
どちらかといえば”ぬる湯”に近い40度ほど
ちょっと拍子抜けしました
しか~し、あなどるなかれ!
この炭酸泉は新陳代謝とデトックス効果が非常に高く
”一日3~4回・時間は一回15分位”という
入浴方法に関する注意書きがあるほど☆
それだけ反応が強いのでしょうね
ありがたく身を沈めます♡
入浴法を忠実に守り15分で
隣の「鉄鉱泉」へ移動です
こちらは少し熱めのお湯ですが
入れないほどの熱さでもありません
泉質は”ナトリウム-炭酸水素泉・塩化物硫酸塩泉”
こちらの「鉄鉱泉」という表記も
旧・旧炭酸泉に若干鉄分含んでるってことから
昔に命名されたものと思われます
なので温泉成分表の表記ではなく湯船の分類名ということで☆
どちらも紅茶の様な深い赤茶のモール泉に見られる色で
東鳴子のお湯の特徴でもあるタイヤの様な「アブラ臭」がします
特にこちらの「鉄鉱泉」の方が臭が強めに感じました
この「鉄鉱泉」は効能の強い「炭酸泉」の上がり湯として
体を引き締め仕上げる効果があります
上がった後も2つの泉質の順番浴で短時間でありながらも体がポカポカとして
新陳代謝とデトックス効果をしっかり体感できた様な気がします☆
この名物とも言える「いさぜんの湯」が
多くのリピーターが愛するお湯であることは納得です
では「いさぜん旅館」の拘りは?
お湯もさる事ながら館内に入れば
一目で主人が阪神タイガースのファンであることが理解できるほど
ロビーや廊下の置物や飾り、大浴場・中浴場の桶や椅子まで”トラ柄”で統一されています
ここまでやるかぁ?というレベル(笑)
拘りはそれだけではなく
廊下のガラスケースにUFOキャッチャーの如く並べられた
怪獣やウルトラマン系のフィギアに驚かされます
お子さんかお孫さんのものかなと思いきや
マニアであるご主人のもの☆
館内を自由に闊歩する猫ちゃんたちの名前は
「くぐつ陣内」とか「がま法師」
これはワタシの知らない昔のTV番組「赤影」の悪役の名前だったり
男子大浴場の名前が「大豪寺の湯」
これまた昔のドラマ「柔道一直線」に出てきた大豪寺虎男という
主人公のライバルの名前らしいです(笑)
館内の注意書きにこんなのもありました
「夜間の入浴はワントップではなくツートップで!」とか
「アウェーでの湯治を楽しみましょう!」とか
サッカーの大ファンでもある事もわかりますが
おそらく年配の湯治客が見ても解読不能でしょうね....(笑)
そんな拘りを持つご主人はいさぜん旅館の2代目☆
初代主人”砂金善市(いさごぜんいち)"さんの名前をとって
「砂善旅館」と名付けられたこの宿
湯治宿という一般的な常識にとらわれず
自由奔放かつのんびりホワっとした雰囲気が
東鳴子を代表する人気宿の秘密なのでしょうね
ぜひ気さくなご主人に会いに
いさぜん旅館を訪れてみてください☆
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆
【住所】 宮城県大崎市鳴子温泉赤湯11
【☎︎】 0229-83-3448
【入浴料】 500円
【入浴時間】 10:00~20:00
【定休日】 無休
【HP】 いさぜん旅館HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
ブログランキング
どれかひとつに”おまけ”画像ありま~す☆
励みになります☆
混浴王を目指すワタシへポチっとお願いします♡
2016.06.29
恍惚のアブラ臭
恍惚のアブラ臭
logbook #214 鳴子温泉郷 東鳴子温泉 高友旅館
鳴子温泉郷の中でも、特に湯治色の強い温泉地といえば
東鳴子温泉の名前が挙がる事でしょう
鳴子温泉が高度経済成長期に観光地として大型ホテル化を進める中でも
長い間、昔ながらの湯治場として自炊宿を中心とした形を守ってきました
鳴子温泉郷の中心部の鳴子温泉は組合員施設の”農民の家”に象徴されるように
農家の方々の湯治場として発展したのに対して
東鳴子は三陸の漁師さん達の湯治場として賑わってきた歴史があります
~高友旅館「もみじ風呂」~
観光化されてしまった宿やホテルはほとんどなく
昔ながらの旅館が東鳴子の温泉街に軒を連ね
ピーク時は20軒あったの旅館も、バブル崩壊、震災を経て
現在では11軒に減ったものの
その中で8軒に自炊部があり、さらに7軒に混浴宿が残るなど
全国でも珍しい混浴密集エリアが構成されています
今回訪れた宿は東鳴子温泉の中でも人気の宿の一つ「高友旅館」
本館、別館、52年館(自炊部)からなる大きな旅館で
4つの泉質と7つの湯つぼを持つ湯治宿です
休日には多くの立ち寄り客で賑わいを見せます
高友旅館に訪れる方々の一番のお目当は
何と言っても「黒湯」
本館左奥にある大きな浴室の混浴風呂です
~高友旅館「黒湯」~
高友旅館の建物は増築を重ねた事で
7つある浴室も館内の離れた所に点在し
初めての入浴客はしっかりと説明を受けないと
間違いなく迷ってしまうほど複雑な作り(汗)
さらに館内のノスタルジックな雰囲気も重なり
高友ワールドのラビリンスに迷い込むことになります
一番人気の「黒湯」は男女兼用の脱衣所があり
浴室に足を踏み入れるとまず目に飛び込んでくるのが
温泉成分によって変色した床と高い天井
壁には源泉を送る何本ものパイプが化学工場のように露出し
観光ホテルの”見せる”浴室の作りには程遠い
湯治場特有の世界観を作り出しています
細長い円形を形取った湯船には「黒湯」の名前通り
暗緑のお湯が注ぎ込まれています
そして奥には一段高い場所に黒湯とは別源泉
”顕の湯”の「プール風呂」があります
「黒湯」の湯船に身を沈めると
このお湯の最大の特徴でもある
刺激の強い強烈な匂いがワタシの鼻を打ちます
コールタールのようなアブラ臭
東鳴子温泉を代表する独特の匂いのお湯は
地中の生物由来の有機物を多く含む事で
原油とまったく同起源の同じ物質が薄いながらも含まれる事から
この独特の香りを発します
まるでタイヤに囲まれたかのような感じ..
ワタシは...ちょっと苦手なのですが...(汗)
それでも全国からこの”アブラ臭”のお湯を求め
多くの方が東鳴子を訪れます
一般ウケではなく玄人ウケする
まさに温泉通を唸らせるお湯なのです
一方もうひとつの「プール風呂」は別泉質の”顕の湯”から引く
ナトリウム-カルシウム-炭酸水素塩泉☆
「もみじ風呂」と同じ源泉で
もともとは無色透明のお湯ですが
時間の経過や化学反応で濁り湯になったり
薄いブルーがかった色に変化します
プール風呂の周りにも濃い温泉成分が
長年蓄積して作った噴泉塔のような析出物もみられ
効能の高さ感じます
この一段高いプール風呂から眺める「黒湯」は
東鳴子温泉の貴重な遺跡とも言える貫禄
代々受け継いでいきたい宝物に見えました
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
みうたんお気に入り度☆☆☆
【住所】 宮城県大崎市鳴子温泉字鷲ノ巣18
【☎︎】 0229-83-3170
【入浴料】 500円
【入浴時間】 10:00~15:00
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 高友旅館HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
ブログランキング
どれかひとつに”おまけ”画像ありま~す☆
励みになります☆
混浴王を目指すワタシへポチっとお願いします♡
logbook #214 鳴子温泉郷 東鳴子温泉 高友旅館
鳴子温泉郷の中でも、特に湯治色の強い温泉地といえば
東鳴子温泉の名前が挙がる事でしょう
鳴子温泉が高度経済成長期に観光地として大型ホテル化を進める中でも
長い間、昔ながらの湯治場として自炊宿を中心とした形を守ってきました
鳴子温泉郷の中心部の鳴子温泉は組合員施設の”農民の家”に象徴されるように
農家の方々の湯治場として発展したのに対して
東鳴子は三陸の漁師さん達の湯治場として賑わってきた歴史があります
~高友旅館「もみじ風呂」~
観光化されてしまった宿やホテルはほとんどなく
昔ながらの旅館が東鳴子の温泉街に軒を連ね
ピーク時は20軒あったの旅館も、バブル崩壊、震災を経て
現在では11軒に減ったものの
その中で8軒に自炊部があり、さらに7軒に混浴宿が残るなど
全国でも珍しい混浴密集エリアが構成されています
今回訪れた宿は東鳴子温泉の中でも人気の宿の一つ「高友旅館」
本館、別館、52年館(自炊部)からなる大きな旅館で
4つの泉質と7つの湯つぼを持つ湯治宿です
休日には多くの立ち寄り客で賑わいを見せます
高友旅館に訪れる方々の一番のお目当は
何と言っても「黒湯」
本館左奥にある大きな浴室の混浴風呂です
~高友旅館「黒湯」~
高友旅館の建物は増築を重ねた事で
7つある浴室も館内の離れた所に点在し
初めての入浴客はしっかりと説明を受けないと
間違いなく迷ってしまうほど複雑な作り(汗)
さらに館内のノスタルジックな雰囲気も重なり
高友ワールドのラビリンスに迷い込むことになります
一番人気の「黒湯」は男女兼用の脱衣所があり
浴室に足を踏み入れるとまず目に飛び込んでくるのが
温泉成分によって変色した床と高い天井
壁には源泉を送る何本ものパイプが化学工場のように露出し
観光ホテルの”見せる”浴室の作りには程遠い
湯治場特有の世界観を作り出しています
細長い円形を形取った湯船には「黒湯」の名前通り
暗緑のお湯が注ぎ込まれています
そして奥には一段高い場所に黒湯とは別源泉
”顕の湯”の「プール風呂」があります
「黒湯」の湯船に身を沈めると
このお湯の最大の特徴でもある
刺激の強い強烈な匂いがワタシの鼻を打ちます
コールタールのようなアブラ臭
東鳴子温泉を代表する独特の匂いのお湯は
地中の生物由来の有機物を多く含む事で
原油とまったく同起源の同じ物質が薄いながらも含まれる事から
この独特の香りを発します
まるでタイヤに囲まれたかのような感じ..
ワタシは...ちょっと苦手なのですが...(汗)
それでも全国からこの”アブラ臭”のお湯を求め
多くの方が東鳴子を訪れます
一般ウケではなく玄人ウケする
まさに温泉通を唸らせるお湯なのです
一方もうひとつの「プール風呂」は別泉質の”顕の湯”から引く
ナトリウム-カルシウム-炭酸水素塩泉☆
「もみじ風呂」と同じ源泉で
もともとは無色透明のお湯ですが
時間の経過や化学反応で濁り湯になったり
薄いブルーがかった色に変化します
プール風呂の周りにも濃い温泉成分が
長年蓄積して作った噴泉塔のような析出物もみられ
効能の高さ感じます
この一段高いプール風呂から眺める「黒湯」は
東鳴子温泉の貴重な遺跡とも言える貫禄
代々受け継いでいきたい宝物に見えました
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
みうたんお気に入り度☆☆☆
【住所】 宮城県大崎市鳴子温泉字鷲ノ巣18
【☎︎】 0229-83-3170
【入浴料】 500円
【入浴時間】 10:00~15:00
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 高友旅館HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
ブログランキング
どれかひとつに”おまけ”画像ありま~す☆
励みになります☆
混浴王を目指すワタシへポチっとお願いします♡
2016.06.21
意表をつく露天風呂!?
意表をつく露天風呂!?
logbook #213 鬼首間歇泉センター
吹上高原の鬼首温泉エリアには
鬼首リゾートや吹上高原キャンプ場、地獄谷遊歩道など
高原の観光リゾートスポットが多く
「鬼首間歇泉センター」もそのひとつです
源泉を使った温泉卵や
約10分間隔で20メートル近く噴き上がる間欠泉を見るために
休日ともなればたくさんの観光客で賑わいます
園内には散策路や広場もあり湯の川や
湯の滝も見学することができます
そんな敷地の中に茂みと囲いに覆われたエリアがあります
大抵の人は「ここは何?」と考えるでしょう(笑)
大胆にも園内に設けられたこの場所こそ
混浴の露天風呂になります☆
奥に見える三角屋根の建物が男女共用の脱衣所
1/3は屋根のついた半露天ゾーンとなり
2/3は実に開放的な露天風呂ゾーンになります
広さもかなり広く100人以上は余裕で入れる湯船を誇ります
大きさと開放的なシュチュエーションにびっくり!
だって囲いがあると言っても
なんとも頼りなさげな目隠しとよしず...
意図的に覗こうと思えば余裕で見えるし
離れてはいますが、園内にある休憩用の東屋が実は丸見えで
何気に休憩していた殿方と
バッチリ目が合ってしまいました~(汗)
きっと相手も見ようと思って覗いたわけではなく
見回した視界の中に露天風呂が見えてワタシがいた...という感じ
かえってごめんなさ~いっ...
間欠泉センターの敷地内に温泉施設がありますよ~!という存在感ではなく
「え!??こんな所に温泉?しかも混浴??」という
訪問客の意表を突きまくる存在感(笑)
事実、センター内には「混浴露天風呂あります」や
露天風呂の周りにも混浴に関する注意書きなど一切なしなので
まさか敷地内に!?ってびっくりすると思います
ワタシが訪れたのは9月の末
そろそろ葉も色づき始める頃
露天風呂に浸かっていると
木々の間から差し込む木洩れ陽も優しく
高原の風が心地良かったです
こうして湯船のふちでゆったりまったりしていても
何度も数名の方たちが「ここは?」と覗きに来ては
ワタシたちが正装で入浴している事にビックリして出て行くので
少々(かなり)落ち着きませんが(笑)
ましてや休日ともなれば入園者も多いので
さすがに正装でゆっくり寛ぐというのも無理かもしれませんね(きっと無理)
なんでも観光シーズンは着衣の人たちが
この露天風呂エリアにも入り込んで足湯にしている事も多いそうです
きっと正装の入浴者は屋根と囲いのある半露天ゾーンに追いやられているのでしょう(汗)
でも!
いやいや!
あくまでもここは真の混浴露天風呂☆
怒られる心配もなく合法の中
正装(裸)で混浴を楽しむ場所
自信を持って堂々と入浴してくださいね~
湯船のすぐ脇には、吹上温泉 峯雲閣にある
有名な滝壺の露天風呂より流れてくる温泉の小川が流れています
ちょっと変わった雰囲気をも楽しめる
鬼首間欠泉センターの露天風呂☆
もちろんメインの間欠泉見学もお忘れなく
おすすめですよ~
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆
【住所】 宮城県大崎市鳴子温泉鬼首字吹上温泉内
【☎︎】 0229-83-3441
【入浴料】 入園料400円
【入浴時間】 9:00~16:00
【定休日】 冬季休業あり(要確認)
【HP】
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
ブログランキング
どれかひとつに”おまけ”画像ありま~す☆
励みになります☆
混浴王を目指すワタシへポチっとお願いします♡
logbook #213 鬼首間歇泉センター
吹上高原の鬼首温泉エリアには
鬼首リゾートや吹上高原キャンプ場、地獄谷遊歩道など
高原の観光リゾートスポットが多く
「鬼首間歇泉センター」もそのひとつです
源泉を使った温泉卵や
約10分間隔で20メートル近く噴き上がる間欠泉を見るために
休日ともなればたくさんの観光客で賑わいます
園内には散策路や広場もあり湯の川や
湯の滝も見学することができます
そんな敷地の中に茂みと囲いに覆われたエリアがあります
大抵の人は「ここは何?」と考えるでしょう(笑)
大胆にも園内に設けられたこの場所こそ
混浴の露天風呂になります☆
奥に見える三角屋根の建物が男女共用の脱衣所
1/3は屋根のついた半露天ゾーンとなり
2/3は実に開放的な露天風呂ゾーンになります
広さもかなり広く100人以上は余裕で入れる湯船を誇ります
大きさと開放的なシュチュエーションにびっくり!
だって囲いがあると言っても
なんとも頼りなさげな目隠しとよしず...
意図的に覗こうと思えば余裕で見えるし
離れてはいますが、園内にある休憩用の東屋が実は丸見えで
何気に休憩していた殿方と
バッチリ目が合ってしまいました~(汗)
きっと相手も見ようと思って覗いたわけではなく
見回した視界の中に露天風呂が見えてワタシがいた...という感じ
かえってごめんなさ~いっ...
間欠泉センターの敷地内に温泉施設がありますよ~!という存在感ではなく
「え!??こんな所に温泉?しかも混浴??」という
訪問客の意表を突きまくる存在感(笑)
事実、センター内には「混浴露天風呂あります」や
露天風呂の周りにも混浴に関する注意書きなど一切なしなので
まさか敷地内に!?ってびっくりすると思います
ワタシが訪れたのは9月の末
そろそろ葉も色づき始める頃
露天風呂に浸かっていると
木々の間から差し込む木洩れ陽も優しく
高原の風が心地良かったです
こうして湯船のふちでゆったりまったりしていても
何度も数名の方たちが「ここは?」と覗きに来ては
ワタシたちが正装で入浴している事にビックリして出て行くので
少々(かなり)落ち着きませんが(笑)
ましてや休日ともなれば入園者も多いので
さすがに正装でゆっくり寛ぐというのも無理かもしれませんね(きっと無理)
なんでも観光シーズンは着衣の人たちが
この露天風呂エリアにも入り込んで足湯にしている事も多いそうです
きっと正装の入浴者は屋根と囲いのある半露天ゾーンに追いやられているのでしょう(汗)
でも!
いやいや!
あくまでもここは真の混浴露天風呂☆
怒られる心配もなく合法の中
正装(裸)で混浴を楽しむ場所
自信を持って堂々と入浴してくださいね~
湯船のすぐ脇には、吹上温泉 峯雲閣にある
有名な滝壺の露天風呂より流れてくる温泉の小川が流れています
ちょっと変わった雰囲気をも楽しめる
鬼首間欠泉センターの露天風呂☆
もちろんメインの間欠泉見学もお忘れなく
おすすめですよ~
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆
【住所】 宮城県大崎市鳴子温泉鬼首字吹上温泉内
【☎︎】 0229-83-3441
【入浴料】 入園料400円
【入浴時間】 9:00~16:00
【定休日】 冬季休業あり(要確認)
【HP】
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
ブログランキング
どれかひとつに”おまけ”画像ありま~す☆
励みになります☆
混浴王を目指すワタシへポチっとお願いします♡
2016.06.12
高原の風♪
高原の風♪
logbook #212 鳴子温泉郷 鬼首温泉 旅館かむろ荘
鳴子温泉より鬼首に向かう国道108号線
古くから仙台と秋田を最短でつなぐ主要な街道として重要な役割を担ってきました
平安時代の書物にも登場する鬼首街道・羽後街道と呼ばるこの道は
難所として知られ、特に冬季は雪深く自然災害に見舞われる事も多く
明治に入り舗装道になっても土砂崩れなどの通行止も続いたと言います
平成8年に鬼首峠を突き抜ける新道の開通により
それまでとは違って
快適に鬼首の高原を進む事が可能となり
リゾート地としての鬼首も賑わいを見せます
4つの温泉地からなる鬼首温泉
平成15年に全面開通した「花渕山バイパス」で更に鬼首が近くなったものの
以前の荒雄湖沿いの神滝エリアはスルーする形になってしまいました
残りの3つの温泉、轟、宮沢、吹上は
鬼首の集落をグルッと一周する一方通行に沿って点在します
今回の宿は三軒の温泉宿が並ぶ”宮沢温泉”にある混浴宿
「旅館かむろ荘」へお邪魔しました
男女別の内湯と混浴の露天風呂からなる”かむろ荘”
鬼首の他の宿と同様、無色透明でほのかに漂う硫黄臭のお湯
アルカリの単純泉なのですが
さすが鬼首の地熱地帯を熱源に持つお湯
足を入れてびっくり!
めちゃ熱すぎ~~
モルタルで固めた岩風呂の真ん中から
チョロチョロと少量のお湯が注ぎ込まれていますが
このかむろ荘の源泉温度はなんと98℃!
ええ==!??カップラーメンできちゃいます(汗))
加水・加温・消毒が一切なしの正真正銘100%掛け流し
なので投入量で調整しているのでしょうけど
それでも熱すぎです...
水道のホースを投入して15分ほどで
ようやく適温に...
とてもなめらかなお湯が、肌に潤いを与えてくれます
脱衣所は男女兼用、しかも簡易的でバス停のような作り(笑)
でも女性時間も宿泊者には設けてありますし
何より自然の緑のアーチに囲まれたような露天風呂は
開放感抜群です☆
訪れたのは5月の新緑の季節
火照った体を岩場で休めながら
爽やかな高原の風を全身で受ければ
日頃の疲れなんて吹き飛ばしてくれますよ☆
そしてもうひとつこの宿の魅力は
田舎で待つ母のようにお客さんを出迎えてくれる
素朴な品のいいおかみさん
鳴子訛りのお話を聞いているだけで
とても癒されますよ
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
みうたんお気に入り度☆☆☆
【住所】 宮城県大崎市鳴子温泉鬼首宮沢24
【☎︎】 0229-86-2301
【入浴料】 500円
【入浴時間】 10:00~15:00
【定休日】 不定休(要確認) 必ず確認した方が良い
【HP】 旅館かむろ荘HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
ブログランキング
どれかひとつに”おまけ”画像ありま~す☆
励みになります☆
混浴王を目指すワタシへポチっとお願いします♡
logbook #212 鳴子温泉郷 鬼首温泉 旅館かむろ荘
鳴子温泉より鬼首に向かう国道108号線
古くから仙台と秋田を最短でつなぐ主要な街道として重要な役割を担ってきました
平安時代の書物にも登場する鬼首街道・羽後街道と呼ばるこの道は
難所として知られ、特に冬季は雪深く自然災害に見舞われる事も多く
明治に入り舗装道になっても土砂崩れなどの通行止も続いたと言います
平成8年に鬼首峠を突き抜ける新道の開通により
それまでとは違って
快適に鬼首の高原を進む事が可能となり
リゾート地としての鬼首も賑わいを見せます
4つの温泉地からなる鬼首温泉
平成15年に全面開通した「花渕山バイパス」で更に鬼首が近くなったものの
以前の荒雄湖沿いの神滝エリアはスルーする形になってしまいました
残りの3つの温泉、轟、宮沢、吹上は
鬼首の集落をグルッと一周する一方通行に沿って点在します
今回の宿は三軒の温泉宿が並ぶ”宮沢温泉”にある混浴宿
「旅館かむろ荘」へお邪魔しました
男女別の内湯と混浴の露天風呂からなる”かむろ荘”
鬼首の他の宿と同様、無色透明でほのかに漂う硫黄臭のお湯
アルカリの単純泉なのですが
さすが鬼首の地熱地帯を熱源に持つお湯
足を入れてびっくり!
めちゃ熱すぎ~~
モルタルで固めた岩風呂の真ん中から
チョロチョロと少量のお湯が注ぎ込まれていますが
このかむろ荘の源泉温度はなんと98℃!
ええ==!??カップラーメンできちゃいます(汗))
加水・加温・消毒が一切なしの正真正銘100%掛け流し
なので投入量で調整しているのでしょうけど
それでも熱すぎです...
水道のホースを投入して15分ほどで
ようやく適温に...
とてもなめらかなお湯が、肌に潤いを与えてくれます
脱衣所は男女兼用、しかも簡易的でバス停のような作り(笑)
でも女性時間も宿泊者には設けてありますし
何より自然の緑のアーチに囲まれたような露天風呂は
開放感抜群です☆
訪れたのは5月の新緑の季節
火照った体を岩場で休めながら
爽やかな高原の風を全身で受ければ
日頃の疲れなんて吹き飛ばしてくれますよ☆
そしてもうひとつこの宿の魅力は
田舎で待つ母のようにお客さんを出迎えてくれる
素朴な品のいいおかみさん
鳴子訛りのお話を聞いているだけで
とても癒されますよ
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
みうたんお気に入り度☆☆☆
【住所】 宮城県大崎市鳴子温泉鬼首宮沢24
【☎︎】 0229-86-2301
【入浴料】 500円
【入浴時間】 10:00~15:00
【定休日】 不定休(要確認) 必ず確認した方が良い
【HP】 旅館かむろ荘HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
ブログランキング
どれかひとつに”おまけ”画像ありま~す☆
励みになります☆
混浴王を目指すワタシへポチっとお願いします♡
2016.06.08
春待ち
春待ち
logbook #211 鳴子温泉郷 鬼首温泉 とどろき旅館
関東では梅が開花し
春の訪れを感じている頃
鬼首は未だ深い雪に閉ざされていました
鳴子ダムのある荒雄湖も厚い氷に覆われ
湖上を吹く地吹雪は
まだまだ厳しい冬を見せつけています
複数の一軒宿温泉が集まる鬼首温泉
そのひとつ「轟温泉」は鬼首のシンボルである”鬼の橋”の正面
山の斜面を背にした落ち着いた佇まいの一軒宿です
鬼首の樹木に抱かれるように構える2階建ての「とどろき旅館」は
過去幾多の水害に見舞われ
現在の建物は昭和30年に建て替えられたもの
この旅館の歴史は古く江戸時代に開湯し
今のご主人で五代目を数えるそうです
男女別内湯と貸切露天風呂
そして混浴露天風呂”荒湯”の4つのお風呂があります
”鬼首”というネーミング
「オニクビ」ではなく「オニコウベ」
平安時代に東北征伐にて坂上田村麻呂がオニのクビをはねたことから
この地が「鬼首」と呼ばれるようになった訳ですが
その怪奇な強烈なインパクトを持つ地名とは裏腹に
ここの泉質は鳴子温泉郷の中でも一番のあっさり系なのには
少々肩透かしを喰らうほど(笑)
荒湯地獄の強烈なお湯の後だった事もありますね
単純泉(低張性弱アルカリ性高温泉)は無色透明
ほとんど匂いもありませんが
湯量は豊富なようで
宿の裏の方からは源泉井戸からもうもうと湯煙が上がっていました
ひとつ強烈だったと言えば
露天風呂のお湯の熱さ!!
人が入っていなかった事もあるのでしょうが
源泉温度80度のお湯が露天風呂の湧出口から
どんどん注ぎ込まれていて
湯もみするのに一苦労でした(笑)
鬼首を走る国道108号線はその昔
仙台と秋田を結ぶ重要な交通路であり
鬼首は難所として冬はその厳しさを極めました
平安時代にはすでに温泉神社があった事から
開湯はそれ以前と考えられています
豊富な湯量のある鬼首は江戸時代中期まで
鳴子の地域で一番栄えた湯治場だったそうです
複数の温泉で構成される鬼首には
もちろん温泉街も歓楽街もありません
ただあるのは自然のみ
露天風呂からは遠くの景観は望めないものの
周りは庭園のように綺麗に整備され
自然の山の木々が癒しの空間を見事に作り上げています
植え込みや湯船の岩も当然人の手加えられたものですが
変に人工的なものは感じません
宿のご主人の手作りであろう木のシャンプー台や
半露天になっている大きな木組みの屋根が温かみを醸し出しているからでしょうね
細部にまでこだわりを持つ事でお客さんへの気配りを感じられ
とても好印象な露天風呂です
混浴ではありますが
脱衣所は男女別になっていて
15人ほどは余裕で入れる広い湯船も
”一応”真ん中に大きな岩が迫り出しているので
男性と女性のそれぞれのテリトリーは確保出来ます
洗い場も完全に分かれているの安心です
ただお湯は透明なので少々恥ずかしいかも
雪国は欠かせない露天風呂の屋根
太い木の柱が頼もしく
周りの木々と見事に調和していました
近くにある「禿岳」の雪崩の音が
春の訪れを告げることから
雪崩の轟音にちなんで「轟温泉」と呼ばれるようになったそうです
まだまだ外気は冬の空気のままですが
お湯の温度が高いため
熱くなったら湯の淵で体を涼め
また寒くなったら熱いお湯に身を沈める
とても至福の時間です☆
地域の人々も
草木や野生の動物たちも皆
春の訪れを今か今かと待ちわびている事でしょう
でもワタシにとっては
この贅沢な時間の中で
心地よい鬼首の3月の凜とした空気を
この露天風呂でもう少し感じていたいな~と
勝手に思わせてしまうほど
素敵な一軒宿のお風呂でした☆
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
みうたんお気に入り度☆☆☆☆
【住所】 宮城県大崎市鳴子温泉鬼首字轟1番地
【☎︎】 0229-86-2311
【入浴料】 500円(1時間程度)
【入浴時間】 10:00~14:00
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 とどろき旅館HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
ブログランキング
どれかひとつに”おまけ”画像ありま~す☆
励みになります☆
混浴王を目指すワタシへポチっとお願いします♡
logbook #211 鳴子温泉郷 鬼首温泉 とどろき旅館
関東では梅が開花し
春の訪れを感じている頃
鬼首は未だ深い雪に閉ざされていました
鳴子ダムのある荒雄湖も厚い氷に覆われ
湖上を吹く地吹雪は
まだまだ厳しい冬を見せつけています
複数の一軒宿温泉が集まる鬼首温泉
そのひとつ「轟温泉」は鬼首のシンボルである”鬼の橋”の正面
山の斜面を背にした落ち着いた佇まいの一軒宿です
鬼首の樹木に抱かれるように構える2階建ての「とどろき旅館」は
過去幾多の水害に見舞われ
現在の建物は昭和30年に建て替えられたもの
この旅館の歴史は古く江戸時代に開湯し
今のご主人で五代目を数えるそうです
男女別内湯と貸切露天風呂
そして混浴露天風呂”荒湯”の4つのお風呂があります
”鬼首”というネーミング
「オニクビ」ではなく「オニコウベ」
平安時代に東北征伐にて坂上田村麻呂がオニのクビをはねたことから
この地が「鬼首」と呼ばれるようになった訳ですが
その怪奇な強烈なインパクトを持つ地名とは裏腹に
ここの泉質は鳴子温泉郷の中でも一番のあっさり系なのには
少々肩透かしを喰らうほど(笑)
荒湯地獄の強烈なお湯の後だった事もありますね
単純泉(低張性弱アルカリ性高温泉)は無色透明
ほとんど匂いもありませんが
湯量は豊富なようで
宿の裏の方からは源泉井戸からもうもうと湯煙が上がっていました
ひとつ強烈だったと言えば
露天風呂のお湯の熱さ!!
人が入っていなかった事もあるのでしょうが
源泉温度80度のお湯が露天風呂の湧出口から
どんどん注ぎ込まれていて
湯もみするのに一苦労でした(笑)
鬼首を走る国道108号線はその昔
仙台と秋田を結ぶ重要な交通路であり
鬼首は難所として冬はその厳しさを極めました
平安時代にはすでに温泉神社があった事から
開湯はそれ以前と考えられています
豊富な湯量のある鬼首は江戸時代中期まで
鳴子の地域で一番栄えた湯治場だったそうです
複数の温泉で構成される鬼首には
もちろん温泉街も歓楽街もありません
ただあるのは自然のみ
露天風呂からは遠くの景観は望めないものの
周りは庭園のように綺麗に整備され
自然の山の木々が癒しの空間を見事に作り上げています
植え込みや湯船の岩も当然人の手加えられたものですが
変に人工的なものは感じません
宿のご主人の手作りであろう木のシャンプー台や
半露天になっている大きな木組みの屋根が温かみを醸し出しているからでしょうね
細部にまでこだわりを持つ事でお客さんへの気配りを感じられ
とても好印象な露天風呂です
混浴ではありますが
脱衣所は男女別になっていて
15人ほどは余裕で入れる広い湯船も
”一応”真ん中に大きな岩が迫り出しているので
男性と女性のそれぞれのテリトリーは確保出来ます
洗い場も完全に分かれているの安心です
ただお湯は透明なので少々恥ずかしいかも
雪国は欠かせない露天風呂の屋根
太い木の柱が頼もしく
周りの木々と見事に調和していました
近くにある「禿岳」の雪崩の音が
春の訪れを告げることから
雪崩の轟音にちなんで「轟温泉」と呼ばれるようになったそうです
まだまだ外気は冬の空気のままですが
お湯の温度が高いため
熱くなったら湯の淵で体を涼め
また寒くなったら熱いお湯に身を沈める
とても至福の時間です☆
地域の人々も
草木や野生の動物たちも皆
春の訪れを今か今かと待ちわびている事でしょう
でもワタシにとっては
この贅沢な時間の中で
心地よい鬼首の3月の凜とした空気を
この露天風呂でもう少し感じていたいな~と
勝手に思わせてしまうほど
素敵な一軒宿のお風呂でした☆
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
みうたんお気に入り度☆☆☆☆
【住所】 宮城県大崎市鳴子温泉鬼首字轟1番地
【☎︎】 0229-86-2311
【入浴料】 500円(1時間程度)
【入浴時間】 10:00~14:00
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 とどろき旅館HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
ブログランキング
どれかひとつに”おまけ”画像ありま~す☆
励みになります☆
混浴王を目指すワタシへポチっとお願いします♡