2017.09.10
高原の温泉♪
高原の温泉♪
logbook #263 奥飛騨温泉郷 中尾温泉 山本館
ワタシ達も何度も訪れている温泉地のひとつが奥飛騨温泉郷
日本の屋根といわれる北アルプスの懐に位置する自然豊富な温泉☆
雪の奥飛騨も素敵ですし、夏は避暑地としてとても過ごしやすい避暑地として
とにかく絶景が広がり国内とは思えないロケーションが最高です
そして温泉地のポテンシャルとしても郷内の湧出量としては別府・由布院に次ぐ湯量を誇ります
ワタシ達が何度も足を運ぶほど魅力的であるとともに
何より”混浴”を持つ宿や露天風呂が数多く残る温泉地でもあるのです
今までも数多く奥飛騨の混浴を紹介してきましたが
まだまだ未訪問や紹介しきれていない混浴が山ほどあります♪
奥飛騨温泉郷は5つの温泉地からなります
◻︎平湯
◻︎福地
◻︎新平湯
◻︎栃尾
◻︎新穂高
その中でも再奥の温泉地が”新穂高温泉”で
奥飛騨温泉郷の混浴のほとんどが集中するといえるでしょう
公共の”新穂高の湯”を筆頭に混浴ファンにとっては聖地のひとつかもしれません
その新穂高温泉の中で最も標高の高い1200mにある高原の温泉地「中尾地区」
焼岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳や錫杖岳など眺望もよく、ペンションやお洒落な旅館が軒を連ね
白樺やカラマツに囲まれた雰囲気はまさに高原のリゾート地☆
更に焼岳に最も近い事から地熱も高く湯量も豊富で
路地の至る所にある源泉井戸や櫓からは
白い湯気がもうもうと立ち上っています
そんな中尾温泉の中では唯一、昭和な鄙びたテイストを残す旅館「山本館」
とんがり屋根の玄関が目印の宿にお邪魔しました
玄関を入ると”温泉あるある”のクマの剥製がお出迎え
う~んやはり館内も昭和ムードたっぷり♪
高齢の女将さんに案内され廊下奥の浴室へ
途中、私物であろう洗濯物が干されているなど
生活感丸出しの雰囲気も「山本館」ならではのご愛嬌です(笑)
男女別の内湯を抜け石段を下った先に
お目当の混浴露天風呂はありました
湯量の多い中尾地区では広めの露天風呂を有する宿が多いのも特徴のひとつ
ここ山本館の混浴露天風呂も10人以上が余裕で入れるほどの大きさでした
湯底のタイルも綺麗で、この日はあいにくの曇り空で山々は見えませんでしたが
晴れていれば北アルプスのダイナミックな眺望を楽しめます☆
きっと夜になれば満天の星空を見る事ができるでしょう
内湯からタオル巻きでダイレクトに露天風呂に移動してきましたが
露天風呂にも専用の男女別脱衣所が用意されていました
蔦が絡まる脱衣所は... 入るにはちょっと勇気が...
混浴露天風呂のお湯のレポートなのですが....
実はこの日の露天風呂、めちゃ激熱すぎて全く入れません
数秒間足湯をするだけで”痛い”ほど...(汗)
山本館のお湯は源泉名”中尾温泉”1・5・6号の混合泉を使用
ph6.6の単純泉の源泉温度は83.5℃と高温
もちろん加温・循環なしの正真正銘の源泉掛け流しですが
普段は湧き水を使って加水しているとの事
確かに山本館に立ち寄る前に事前連絡した時
女将さんが「露天風呂はどうだろうねぇ~多分大丈夫かと」的なニュアンスでした
よく見れば貯められたお湯も決して綺麗とは言えず
(あくまでもワタシ達の立ち寄った時)
掃除もあまり行き届いていない様でした
運が悪いと露天風呂に湯が貼られていない事もあるとか
行く時には事前の電話確認が必要ですね
今、全国の混浴温泉宿の多くが直面している
宿主の高齢化と後継者問題
それにより経営や運営に手が回らず廃業に至るケースも少なくありません
この山本館も、もしかしたらそんな現状に直面しているのかもしれませんね
結局熱すぎて混浴露天風呂は入れず...(泣)
なので内湯に移動しました
他のお客さんもおらず、もう一組のご夫婦さんが
女湯の内湯を独占していたので
(知らずに女湯に戻ったら男の人がいてびっくりww)
ワタシもカレと一緒に男湯へ
この日ばかりは山本館の内湯はそれぞれ貸切風呂仕様になっていました(笑)
内湯の湯加減はとてもよく
肌に優しい無色透明の素晴らしいお湯でした☆
ぜひ、また来る機会があれば
青空のもと北アルプスの山々を眺めながら”いい湯加減”の混浴露天風呂を楽しみたいと思います
それまで何とか存続してもらいたいと切に願いました
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【中尾温泉 山本館】
~訪問 2016.3~
みうたんお気に入り度☆☆☆
【住所】 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷中尾351
【☎︎】 0578-89-2504
【入浴料】 500円
【入浴時間】 10:00~14:00 (事前連絡必須)
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
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logbook #263 奥飛騨温泉郷 中尾温泉 山本館
ワタシ達も何度も訪れている温泉地のひとつが奥飛騨温泉郷
日本の屋根といわれる北アルプスの懐に位置する自然豊富な温泉☆
雪の奥飛騨も素敵ですし、夏は避暑地としてとても過ごしやすい避暑地として
とにかく絶景が広がり国内とは思えないロケーションが最高です
そして温泉地のポテンシャルとしても郷内の湧出量としては別府・由布院に次ぐ湯量を誇ります
ワタシ達が何度も足を運ぶほど魅力的であるとともに
何より”混浴”を持つ宿や露天風呂が数多く残る温泉地でもあるのです
今までも数多く奥飛騨の混浴を紹介してきましたが
まだまだ未訪問や紹介しきれていない混浴が山ほどあります♪
奥飛騨温泉郷は5つの温泉地からなります
◻︎平湯
◻︎福地
◻︎新平湯
◻︎栃尾
◻︎新穂高
その中でも再奥の温泉地が”新穂高温泉”で
奥飛騨温泉郷の混浴のほとんどが集中するといえるでしょう
公共の”新穂高の湯”を筆頭に混浴ファンにとっては聖地のひとつかもしれません
その新穂高温泉の中で最も標高の高い1200mにある高原の温泉地「中尾地区」
焼岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳や錫杖岳など眺望もよく、ペンションやお洒落な旅館が軒を連ね
白樺やカラマツに囲まれた雰囲気はまさに高原のリゾート地☆
更に焼岳に最も近い事から地熱も高く湯量も豊富で
路地の至る所にある源泉井戸や櫓からは
白い湯気がもうもうと立ち上っています
そんな中尾温泉の中では唯一、昭和な鄙びたテイストを残す旅館「山本館」
とんがり屋根の玄関が目印の宿にお邪魔しました
玄関を入ると”温泉あるある”のクマの剥製がお出迎え
う~んやはり館内も昭和ムードたっぷり♪
高齢の女将さんに案内され廊下奥の浴室へ
途中、私物であろう洗濯物が干されているなど
生活感丸出しの雰囲気も「山本館」ならではのご愛嬌です(笑)
男女別の内湯を抜け石段を下った先に
お目当の混浴露天風呂はありました
湯量の多い中尾地区では広めの露天風呂を有する宿が多いのも特徴のひとつ
ここ山本館の混浴露天風呂も10人以上が余裕で入れるほどの大きさでした
湯底のタイルも綺麗で、この日はあいにくの曇り空で山々は見えませんでしたが
晴れていれば北アルプスのダイナミックな眺望を楽しめます☆
きっと夜になれば満天の星空を見る事ができるでしょう
内湯からタオル巻きでダイレクトに露天風呂に移動してきましたが
露天風呂にも専用の男女別脱衣所が用意されていました
蔦が絡まる脱衣所は... 入るにはちょっと勇気が...
混浴露天風呂のお湯のレポートなのですが....
実はこの日の露天風呂、めちゃ激熱すぎて全く入れません
数秒間足湯をするだけで”痛い”ほど...(汗)
山本館のお湯は源泉名”中尾温泉”1・5・6号の混合泉を使用
ph6.6の単純泉の源泉温度は83.5℃と高温
もちろん加温・循環なしの正真正銘の源泉掛け流しですが
普段は湧き水を使って加水しているとの事
確かに山本館に立ち寄る前に事前連絡した時
女将さんが「露天風呂はどうだろうねぇ~多分大丈夫かと」的なニュアンスでした
よく見れば貯められたお湯も決して綺麗とは言えず
(あくまでもワタシ達の立ち寄った時)
掃除もあまり行き届いていない様でした
運が悪いと露天風呂に湯が貼られていない事もあるとか
行く時には事前の電話確認が必要ですね
今、全国の混浴温泉宿の多くが直面している
宿主の高齢化と後継者問題
それにより経営や運営に手が回らず廃業に至るケースも少なくありません
この山本館も、もしかしたらそんな現状に直面しているのかもしれませんね
結局熱すぎて混浴露天風呂は入れず...(泣)
なので内湯に移動しました
他のお客さんもおらず、もう一組のご夫婦さんが
女湯の内湯を独占していたので
(知らずに女湯に戻ったら男の人がいてびっくりww)
ワタシもカレと一緒に男湯へ
この日ばかりは山本館の内湯はそれぞれ貸切風呂仕様になっていました(笑)
内湯の湯加減はとてもよく
肌に優しい無色透明の素晴らしいお湯でした☆
ぜひ、また来る機会があれば
青空のもと北アルプスの山々を眺めながら”いい湯加減”の混浴露天風呂を楽しみたいと思います
それまで何とか存続してもらいたいと切に願いました
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【中尾温泉 山本館】
~訪問 2016.3~
みうたんお気に入り度☆☆☆
【住所】 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷中尾351
【☎︎】 0578-89-2504
【入浴料】 500円
【入浴時間】 10:00~14:00 (事前連絡必須)
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】
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2017.09.01
混浴エアポケットの奇跡!
混浴エアポケットの奇跡!
logbook #262 白浜温泉 浜千鳥の湯 海舟
まだこの様に温泉を巡る旅を始めるまでは
ましてや混浴王を目指すまでは(笑)
「未だに混浴なんてあるの~?」って非現実的な世界だと思っていましたが
実際に混浴行脚の旅を始めてみると
意外に混浴文化って残っているものだと気付かされビックリしたものです
で、こうやって既にここ数年間で300湯もの混浴を回っているワタシ達
人生でこんなにも温泉巡りをする事になるなんて
勿論、夢にも思っていませんでした
そんな風に未だに”混浴”という素晴らしい文化を残す我が国日本ですが
実は混浴”エアポケット”といえる地域があります
それが関西~近畿圏☆
どのような歴史の流れから混浴文化が衰退してしまったのかは分かりませんが
とにかく混浴や混浴を持つ宿が極端に少ない地域です
そのエリアでとても貴重な”混浴”を持つ近畿圏の宿に
今回はやってきました
和歌山白浜温泉”浜千鳥の宿 海舟”
混浴宿というと古い鄙びた山奥の一軒家
もしくは人も寄り付かない
文明社会から取り残されたような秘湯のイメージがありますが
ここ”海舟”は「この宿に本当に混浴があるの?」
と思わせる程の大型観光ホテルでした
昼と夜では景観や雰囲気がガラリと変わる
メインの混浴露天風呂「浜千鳥の湯」
和歌山県の白浜温泉は南紀随一のメジャーな観光地
一年中南国ムードを漂わせるパームツリーが海岸線に並ぶ一方
かつては”熱海温泉”や”別府温泉”とならぶ「日本三大温泉」と言われた名湯
さらに古くは”牟婁(むろ)の湯”と呼ばれ”日本三大古湯”(道後・有馬・白浜)に数えられる歴史があり、万葉集にも登場していたほどの温泉地
そんな白浜の景勝地の一つ”千畳敷”のほど近く
小さな岬に建つのが”浜千鳥の湯 海舟”
2007年10月にオープンした比較的新しい今風の大型観光ホテル
熊野古道をイメージしたエントランスの”梅香の庭”と”風の庭”を抜けると広々としたラウンジがワタシ達を迎えてくれます
それぞれ5階建ての”暁の抄”と”波の抄”
そして今回ワタシ達が宿泊した離れの”浜屋”の全109室からなり
岬そのものが宿屋の敷地になっているため
遥か白浜の海を眺められる見晴らし台も用意されていました
その先端の一番の特等席にあるのが
この混浴露天風呂なんです
夜は暗闇に響く波の音を聞きながら
遠くに見える紀伊半島の夜景を望めます
身を乗り出すと吸い込まれそうでチョット怖いですが
なかなか日常では味わえない幻想的な世界を体感できます
この混浴露天風呂は基本的に男女共湯浴み着着用なので
女性も安心して入浴できると思います☆
入浴時間は15時~24時 5時~10時まで
本館には24時間入浴可能な男女別大浴場「大湯屋 海つばき」があり
それぞれ2つの内風呂と2つの露天風呂が用意され
この宿が持つ2つの源泉(文殊温泉・合気温泉)を楽しめます
大浴場の湯上り処も広くとられ
とっても嬉しいアイスのサービスがあります
飲料水の脇に冷凍庫があり自由に取れるようになっていました
そこにはこの宿に3つある貸切風呂の札がかけられていて
札が掛かっていれば入浴可能☆
その札を持ってそれぞれの貸切風呂の扉に掛ければ”入浴してます”の目印になるシステム
あらかじめ時間を決めて予約するのと違って、気軽な感じで良いですね
ただし休日前はチョット待つようになるかもしれません
~貸切風呂~
・梅香の湯(合気温泉) 樽風呂
・石匠の湯(合気温泉) ひょうたん石
・岩戸の湯(文殊温泉) 岩風呂
先ほどの混浴露天風呂へ降りていく石段の途中にそれぞれありました
今回入浴したのは一番手前の”梅香の湯”
湯船は樽風呂で3人ほど入れる大きさ
目の前に海の広がる混浴露天風呂と違って波の音も届かず
ここは静寂に包まれた林の中の雰囲気
ご家族や好きな人と周りに気兼ねなくリラックスした時間を過ごせるでしょう
食事はお食事どころで海を眺めながら贅沢な紀州地場産の味覚を楽しみます
和歌山・紀州といえば”梅”☆
食前酒の梅酒は絶品でした
お酒の飲めないワタシ達ですが
この時ばかりはペロッといただきました
玄関前の”風の庭”もライトアップされて綺麗☆
今回ワタシが泊まったのは離れ”浜屋”にある「浜菱」というお部屋
60平米の広々としたお部屋で天井も高くとても開放感があります
テラスも広くとってあり海も眺められる絶好の場所
お風呂上りにテラスで涼むと
夜でも2月とは思えない心地よい海からの夜風を感じる事ができます
テラスとリビングはオープンリビングのように見える全面ガラス張り
室内は和を基調とした落ち着ける空間です
もちろん離れにはプライベートの専用露天風呂も♪
好きな時に好きな人と好きなだけ☆
これは特別室の特権ですね♡
二人サイズの檜風呂で潮風を感じながら超リラックスの時間です
朝一でもう一度混浴露天風呂へ
夜の露天風呂もいいけれど
やはり大海原を一望できる湯浴みも格別~♪
白波が陽の光に照らされてキラキラしていました
最近では海辺の混浴露天風呂も少しずつ姿を消しています
このようなロケーションの混浴は貴重だし
ましてや混浴のエアポケットであるこの地域のこの宿
いつまでも混浴スタイルを守り続けて欲しいと切に願います
1300年の歴史ある南紀白浜温泉
今回はちょっと贅沢気分の時間を過ごしてみました♪
みなさんもぜひ☆
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【白浜温泉 海舟】
~訪問2016.2~
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆
【住所】 和歌山県西牟婁郡白浜町1698-1
【☎︎】 0739-82-2220
【入浴料】 立ち寄り入浴不可
【入浴時間】
【定休日】 無休
【HP】 浜千鳥の湯 海舟HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
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まだこの様に温泉を巡る旅を始めるまでは
ましてや混浴王を目指すまでは(笑)
「未だに混浴なんてあるの~?」って非現実的な世界だと思っていましたが
実際に混浴行脚の旅を始めてみると
意外に混浴文化って残っているものだと気付かされビックリしたものです
で、こうやって既にここ数年間で300湯もの混浴を回っているワタシ達
人生でこんなにも温泉巡りをする事になるなんて
勿論、夢にも思っていませんでした
そんな風に未だに”混浴”という素晴らしい文化を残す我が国日本ですが
実は混浴”エアポケット”といえる地域があります
それが関西~近畿圏☆
どのような歴史の流れから混浴文化が衰退してしまったのかは分かりませんが
とにかく混浴や混浴を持つ宿が極端に少ない地域です
そのエリアでとても貴重な”混浴”を持つ近畿圏の宿に
今回はやってきました
和歌山白浜温泉”浜千鳥の宿 海舟”
混浴宿というと古い鄙びた山奥の一軒家
もしくは人も寄り付かない
文明社会から取り残されたような秘湯のイメージがありますが
ここ”海舟”は「この宿に本当に混浴があるの?」
と思わせる程の大型観光ホテルでした
昼と夜では景観や雰囲気がガラリと変わる
メインの混浴露天風呂「浜千鳥の湯」
和歌山県の白浜温泉は南紀随一のメジャーな観光地
一年中南国ムードを漂わせるパームツリーが海岸線に並ぶ一方
かつては”熱海温泉”や”別府温泉”とならぶ「日本三大温泉」と言われた名湯
さらに古くは”牟婁(むろ)の湯”と呼ばれ”日本三大古湯”(道後・有馬・白浜)に数えられる歴史があり、万葉集にも登場していたほどの温泉地
そんな白浜の景勝地の一つ”千畳敷”のほど近く
小さな岬に建つのが”浜千鳥の湯 海舟”
2007年10月にオープンした比較的新しい今風の大型観光ホテル
熊野古道をイメージしたエントランスの”梅香の庭”と”風の庭”を抜けると広々としたラウンジがワタシ達を迎えてくれます
それぞれ5階建ての”暁の抄”と”波の抄”
そして今回ワタシ達が宿泊した離れの”浜屋”の全109室からなり
岬そのものが宿屋の敷地になっているため
遥か白浜の海を眺められる見晴らし台も用意されていました
その先端の一番の特等席にあるのが
この混浴露天風呂なんです
夜は暗闇に響く波の音を聞きながら
遠くに見える紀伊半島の夜景を望めます
身を乗り出すと吸い込まれそうでチョット怖いですが
なかなか日常では味わえない幻想的な世界を体感できます
この混浴露天風呂は基本的に男女共湯浴み着着用なので
女性も安心して入浴できると思います☆
入浴時間は15時~24時 5時~10時まで
本館には24時間入浴可能な男女別大浴場「大湯屋 海つばき」があり
それぞれ2つの内風呂と2つの露天風呂が用意され
この宿が持つ2つの源泉(文殊温泉・合気温泉)を楽しめます
大浴場の湯上り処も広くとられ
とっても嬉しいアイスのサービスがあります
飲料水の脇に冷凍庫があり自由に取れるようになっていました
そこにはこの宿に3つある貸切風呂の札がかけられていて
札が掛かっていれば入浴可能☆
その札を持ってそれぞれの貸切風呂の扉に掛ければ”入浴してます”の目印になるシステム
あらかじめ時間を決めて予約するのと違って、気軽な感じで良いですね
ただし休日前はチョット待つようになるかもしれません
~貸切風呂~
・梅香の湯(合気温泉) 樽風呂
・石匠の湯(合気温泉) ひょうたん石
・岩戸の湯(文殊温泉) 岩風呂
先ほどの混浴露天風呂へ降りていく石段の途中にそれぞれありました
今回入浴したのは一番手前の”梅香の湯”
湯船は樽風呂で3人ほど入れる大きさ
目の前に海の広がる混浴露天風呂と違って波の音も届かず
ここは静寂に包まれた林の中の雰囲気
ご家族や好きな人と周りに気兼ねなくリラックスした時間を過ごせるでしょう
食事はお食事どころで海を眺めながら贅沢な紀州地場産の味覚を楽しみます
和歌山・紀州といえば”梅”☆
食前酒の梅酒は絶品でした
お酒の飲めないワタシ達ですが
この時ばかりはペロッといただきました
玄関前の”風の庭”もライトアップされて綺麗☆
今回ワタシが泊まったのは離れ”浜屋”にある「浜菱」というお部屋
60平米の広々としたお部屋で天井も高くとても開放感があります
テラスも広くとってあり海も眺められる絶好の場所
お風呂上りにテラスで涼むと
夜でも2月とは思えない心地よい海からの夜風を感じる事ができます
テラスとリビングはオープンリビングのように見える全面ガラス張り
室内は和を基調とした落ち着ける空間です
もちろん離れにはプライベートの専用露天風呂も♪
好きな時に好きな人と好きなだけ☆
これは特別室の特権ですね♡
二人サイズの檜風呂で潮風を感じながら超リラックスの時間です
朝一でもう一度混浴露天風呂へ
夜の露天風呂もいいけれど
やはり大海原を一望できる湯浴みも格別~♪
白波が陽の光に照らされてキラキラしていました
最近では海辺の混浴露天風呂も少しずつ姿を消しています
このようなロケーションの混浴は貴重だし
ましてや混浴のエアポケットであるこの地域のこの宿
いつまでも混浴スタイルを守り続けて欲しいと切に願います
1300年の歴史ある南紀白浜温泉
今回はちょっと贅沢気分の時間を過ごしてみました♪
みなさんもぜひ☆
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【白浜温泉 海舟】
~訪問2016.2~
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆
【住所】 和歌山県西牟婁郡白浜町1698-1
【☎︎】 0739-82-2220
【入浴料】 立ち寄り入浴不可
【入浴時間】
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【HP】 浜千鳥の湯 海舟HP
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2017.08.06
湯~園地計画!??
湯~園地計画!??
logbook #261 別府温泉 湯~園地
2017年の別府の夏は史上最高に”熱い”夏になりました~!
前代未聞!?史上初?はたまた奇想天外!?
世界一の源泉数を誇る別府市が”おんせん県”らしく打ち出した「湯~園地構想計画」
なんと遊園地と温泉を癒合させた”spamusement park project”
温泉ファンのみならず多くの人たちに興味津々の話題として注目を浴びましたね
日本、いや世界中の人たちを驚かせたこの計画
事の始まりは2016年11月に突如動画サイト”YOUTUBE”に投稿された動画でした
湯~園地計画動画←まだ見ていない方はコチラをどうぞ♪
とある遊園地の園内をバスタオル一枚の老若男女が歩き回り
湯船のメリーゴーラウンドやお湯が張られたジェットコースター
お風呂の観覧車やケーブルカーなどの映像は多くの人達の心を掴みました
発信元である別府市の長野別府市長が
「この動画再生が100万回を超えたら、この湯~園地構想を実現します!」と宣言
蓋を開けてみたら、なんと3日間で100回再生突破!(笑)
市長として公約通り「湯~園地」実現に向けてのプロジェクトがスタートします
まずは場所の確保です
PR動画の舞台にも使われた別府市の高台にあるローカル遊園地
「ラクテンチ」が候補となります
ここはもともと金や銀を産出する鉱山があった場所ですが時代の流れと共に閉山
広大な敷地と湧出する温泉を有効活用するために
1929年”別府遊園”として開業、現在までに経営者が変わったり休園もありましたが
実に創立88年の歴史ある遊園地なのです
地元や近県の小学校の遠足ではお決まりのコースに入っているので
大分県民にとっては馴染み深い場所と言っていいでしょうね
場所が決まれば次は資金面ですが、長野市長は「税金は一切使いません」と宣言
今回の資金調達は”クラウドファンディング”を適用しました
(クラウドファンディングとは不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆"crowd"と資金調達"funding"を組み合わせた造語)
動画再生の反響もあり7月までに集まった金額は実に8182万円☆
今回の一大イベントの成功の影には長野市長のアイデアは勿論の事
プロデュースに集まったブレインの企画力が決め手になったと思います
ひとつがYOUTUBEやSNSを使った現代風PR戦術
別府市はこれまでにも様々なPRのCMを打ち出しています
「シンフロ」をはじめ「ゆけ!シンフロ部」、そして最近では元シンクロ代表の小谷実可子や青木愛などのそうそうたるメンバーが出演する「シンフロ2」が配信されました
今回の開催直前に公開されたPR動画(”コムアイが湯~園地にやってきた”)には
水曜日のカンパネラのコムアイちゃんを起用☆
企画力・発想力に付け加えて、政治家とは思えない長野市長のエンターティナーぶりには本当に脱帽です
次に湯~園地のアトラクションなどのハード面について。
湯~園地に使用する大量のお湯に関しては
世界有数の湯量を誇る別府ですので問題なくクリア☆
公共の温泉施設などで夜間使用されない間もコンコンと人知れず湧き続けている
使用されない廃湯を有効活用しました
ここで突きつけられたのがPR通りのアトラクション実現化ですが
物理的な問題(お湯を入れたジェットコースターなどは重量制限の問題)などで
やむなく変更しなくてはならない物も多く
それでも多くの人達に楽しんでもらうために試行錯誤し
今回のメインアトラクションである「温泉バブルジェットコースター」では
名前のごとく別府の温泉水と天然の植物性オイルで作った泡を席に注ぎ入れるなど
これまた奇抜な発想で実現化しています
各席には大きなジェット噴射の装置で大量の泡が注がれます
ヒンヤリしてとても気持ちいいんです
ジェットコースターが走り去った後には
飛び出した泡がふわふわと浮かび幻想的でした
もうひとつのメインアトラクション「温泉メリーゴーラウンド」♪
ワタシは子供の頃からメリーゴーラウンドが大好き☆
今回のアトラクションでは通常のラクテンチのメリーゴーラウンドに湯船を3つ設置
PR動画では白濁湯になっていましたが、実際は無色透明のお湯が注がれています
湯そこには玉石が敷かれていて、温泉気分を盛り上げてくれますね
もう一回♪今度は普通にお馬さんにも乗りま~す☆
バスタオル一枚の姿で遊園地のメリーゴーラウンドって
なかなか出来ない経験ですよね(笑)
別府市の夢を乗せてお馬さんが回りま~す♪
その他、園内の坂道を利用して80mのウォータースライダーを設置
浮き輪に乗って一気に滑り降りる「かけ湯スライダー」や
霧状の温泉水を散布しながら回る「散泉飛行スプラッシュグライダー」
「解放!大混浴露天風呂」というプールなど全部で8つのアトラクションを実現することができました
このセンセーショナルな一大イベント
この湯~園地を常設するのは至難の技ということで
今回は期間限定の3日間の開催になりました
そんな貴重な3日間のプレミアムチケットですが、前売り券・当日券共になし!
このプロジェクトにファンディングとして参加した方に
「返礼品」として送られていくる”湯~園地タオル”こそが限定のチケットになっていました
くう~!そんなセンス、素晴らしすぎます☆
タオルは日時指定で色分けされていて、1日目が黄色、二日目が緑、最終日が白という具合☆
開催期間中にツイッターを見たら、倍以上の金額で譲ってくださ~いとの声も上がっていたのにはビックリでした。
この3日間での来場者ですが
1日目 7/29(土) 5,000人
2日目 7/30(日) 5,000人
3日目 7/31(月) 4,000人と
なんと14,000名を超える入場者数!
普段は閑古鳥の泣きそうなローカル遊園地も
この3日間ばかりは大盛り上がり☆
別府温泉の父”油屋熊八”さんもさぞかし大喜びのことでしょうね♪
「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」で知られる別府温泉の仕掛け人”油屋熊八さん”
開催期間中は各局のテレビ取材クルーの姿もたくさん見られました
(写り込まないように細心の注意を払いました~ww)
全国的にいかに注目されていたかが分かりますね
ただこの大人気・大盛況の湯~園地
とにかく人が多いのと日中は気温が33℃を超える猛暑
人気のアトラクションは待ち時間が120~140分待ち...
暑さに弱いワタシ達はその辺りが心配でした
PR動画とはちょっと違ったアトラクションやこの暑さという環境などの”ハード面”を大いにカバーしたのが、今回参加したスタッフの方達による”ソフト面”☆
人気アトラクションの前の長蛇の列には常に彼らが明るい笑顔でドリンクやかき氷などを
面白おかしく販売しに来たり
熱中症対策のために無料でミネラル飲料水を配りに来ます
時には大きな水鉄砲を持ったスタッフがワタシ達の足元狙って冷えた水を打ってきます(笑)
これがまた気持ちいい♪
結果、開催期間中の救急搬送は一切なしとの事。
素晴らしい事です
ちなみにここ湯~園地では至るところから水やらお湯がかかってきます
カレも必死で一眼レフを守っていました(笑)
実は彼ら全員が(一部のアトラクション操作スタッフを覗きます)一般公募によるボランティア
「参加する側の楽しもあれば、迎い入れる側の楽しさもあります
顧問の先生に”思い出に残るから”参加してこい!って言われました」と答えたのは
地元別府市の高校水泳部の女の子
やらされている感の人は皆無。皆イキイキとそれぞれの役割を全うし
別府温泉全体を盛り上げていく素晴らしい雰囲気を作り上げていました
そして待ち時間を飽きさせないエンターティナーなボランティアフタッフ
”謎のハイテンション軍団”のお姉さんは相当楽しませてくれました(笑)
期間中には芸能人の方々も来園
YOUさんや竹内力さん、初日には大分県出身の指原莉乃ちゃんも会場を盛り上げていました
お笑い芸人”ダイノジ”も大活躍でしたよ~
エアギター世界一の人ですね(笑)
園内の放送も”のん(能年玲奈さん)”が担当
”神は細部に宿る”の言葉通り
一瞬たりとも来場者を飽きさせない徹底ぶり
想像以上の楽しさにいい意味で裏切られました~
バスタオル姿で遊園地のアトラクションに乗り込む姿(ワタシ)..
でもこんな非日常な光景や体験って
多くの人の深層心理で求めている事なのかもしれませんね
さてさて混浴ファンの皆さんが一番気になるところ
参加条件の「ドレスコード」ですよね~
PR動画ではバスタオル一枚で園内を多くの人たちが闊歩する姿が印象的でしたが
公序良俗の問題などもあり
「濡れても大丈夫な格好」というのが今回のドレスコードでした
つまり水着が好ましい!という事ですね
でもそれって、各地にあるスパ施設やプールと何ら変わりがないですよね
せっかくの湯~園地の意味がない!って思います
そう思うのはワタシ達だけではありませんでした☆
ここはあくまでも”湯~園地”☆世界の別府温泉ですから
水着の上からバスタオルを巻く”温泉ルック”の女性達も数多く見る事ができました
うんうん♪その方が絶対いい☆
カレも嬉しそうにその光景を眺めていましたww
「バスタオル巻きって7割増だね♪」と訳のわからない事を言ってましたが...(笑)
「湯~覧吊り橋」からの別府の眺めは最高!
中央部では温泉水の散布が行われていて
谷に吹く風に乗ってとても気持ちよかったです☆
今回実現した「湯~園地構想」
ワタシは断然”大成功”だと思います
別府の人たちの”夢”から始まり「そんなの無理~」の声をはねのけ
見事実現させた長野市長、プロディースに参加された方々、ボランティアの皆さん、そして別府をこよなく愛する地域の人たち、お疲れさまでした!心から感謝いたします
この日、この場所にいることが出来た事を嬉しく思います
今後40年で日本から4000万人の人口が減ると言われている日本
機能しなくなる地方時自体がここ数十年で急増するそうです
今回の奇想天外なイベントは、今後の町おこしや地方創生の
大きなチャンスに結びついたのではないでしょうか☆
暗いニュースばかりが飛び交う日本ですが
大丈夫!
まだまだ元気な人たちがここにはいます
そして”温泉業界は永久に不滅で~す”の名言を残させていただきます
またぜひ開催してほしい別府「湯~園地」でした
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【湯~園地(ラクテンチ)】
~2017.7.31訪問~
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆
【住所】 大分県別府市流川通り18丁目
【☎︎】 0977-21-1128 (遊べる温泉都市構想実行委員会事務局)
【入浴料】 クラウドファンディングにて8,000円/1名
【入浴時間】 10:00~17:00
【定休日】 2017年7月29日~31日の3日間限定イベント
【HP】 湯~園地計画HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
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logbook #261 別府温泉 湯~園地
2017年の別府の夏は史上最高に”熱い”夏になりました~!
前代未聞!?史上初?はたまた奇想天外!?
世界一の源泉数を誇る別府市が”おんせん県”らしく打ち出した「湯~園地構想計画」
なんと遊園地と温泉を癒合させた”spamusement park project”
温泉ファンのみならず多くの人たちに興味津々の話題として注目を浴びましたね
日本、いや世界中の人たちを驚かせたこの計画
事の始まりは2016年11月に突如動画サイト”YOUTUBE”に投稿された動画でした
湯~園地計画動画←まだ見ていない方はコチラをどうぞ♪
とある遊園地の園内をバスタオル一枚の老若男女が歩き回り
湯船のメリーゴーラウンドやお湯が張られたジェットコースター
お風呂の観覧車やケーブルカーなどの映像は多くの人達の心を掴みました
発信元である別府市の長野別府市長が
「この動画再生が100万回を超えたら、この湯~園地構想を実現します!」と宣言
蓋を開けてみたら、なんと3日間で100回再生突破!(笑)
市長として公約通り「湯~園地」実現に向けてのプロジェクトがスタートします
まずは場所の確保です
PR動画の舞台にも使われた別府市の高台にあるローカル遊園地
「ラクテンチ」が候補となります
ここはもともと金や銀を産出する鉱山があった場所ですが時代の流れと共に閉山
広大な敷地と湧出する温泉を有効活用するために
1929年”別府遊園”として開業、現在までに経営者が変わったり休園もありましたが
実に創立88年の歴史ある遊園地なのです
地元や近県の小学校の遠足ではお決まりのコースに入っているので
大分県民にとっては馴染み深い場所と言っていいでしょうね
場所が決まれば次は資金面ですが、長野市長は「税金は一切使いません」と宣言
今回の資金調達は”クラウドファンディング”を適用しました
(クラウドファンディングとは不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆"crowd"と資金調達"funding"を組み合わせた造語)
動画再生の反響もあり7月までに集まった金額は実に8182万円☆
今回の一大イベントの成功の影には長野市長のアイデアは勿論の事
プロデュースに集まったブレインの企画力が決め手になったと思います
ひとつがYOUTUBEやSNSを使った現代風PR戦術
別府市はこれまでにも様々なPRのCMを打ち出しています
「シンフロ」をはじめ「ゆけ!シンフロ部」、そして最近では元シンクロ代表の小谷実可子や青木愛などのそうそうたるメンバーが出演する「シンフロ2」が配信されました
今回の開催直前に公開されたPR動画(”コムアイが湯~園地にやってきた”)には
水曜日のカンパネラのコムアイちゃんを起用☆
企画力・発想力に付け加えて、政治家とは思えない長野市長のエンターティナーぶりには本当に脱帽です
次に湯~園地のアトラクションなどのハード面について。
湯~園地に使用する大量のお湯に関しては
世界有数の湯量を誇る別府ですので問題なくクリア☆
公共の温泉施設などで夜間使用されない間もコンコンと人知れず湧き続けている
使用されない廃湯を有効活用しました
ここで突きつけられたのがPR通りのアトラクション実現化ですが
物理的な問題(お湯を入れたジェットコースターなどは重量制限の問題)などで
やむなく変更しなくてはならない物も多く
それでも多くの人達に楽しんでもらうために試行錯誤し
今回のメインアトラクションである「温泉バブルジェットコースター」では
名前のごとく別府の温泉水と天然の植物性オイルで作った泡を席に注ぎ入れるなど
これまた奇抜な発想で実現化しています
各席には大きなジェット噴射の装置で大量の泡が注がれます
ヒンヤリしてとても気持ちいいんです
ジェットコースターが走り去った後には
飛び出した泡がふわふわと浮かび幻想的でした
もうひとつのメインアトラクション「温泉メリーゴーラウンド」♪
ワタシは子供の頃からメリーゴーラウンドが大好き☆
今回のアトラクションでは通常のラクテンチのメリーゴーラウンドに湯船を3つ設置
PR動画では白濁湯になっていましたが、実際は無色透明のお湯が注がれています
湯そこには玉石が敷かれていて、温泉気分を盛り上げてくれますね
もう一回♪今度は普通にお馬さんにも乗りま~す☆
バスタオル一枚の姿で遊園地のメリーゴーラウンドって
なかなか出来ない経験ですよね(笑)
別府市の夢を乗せてお馬さんが回りま~す♪
その他、園内の坂道を利用して80mのウォータースライダーを設置
浮き輪に乗って一気に滑り降りる「かけ湯スライダー」や
霧状の温泉水を散布しながら回る「散泉飛行スプラッシュグライダー」
「解放!大混浴露天風呂」というプールなど全部で8つのアトラクションを実現することができました
このセンセーショナルな一大イベント
この湯~園地を常設するのは至難の技ということで
今回は期間限定の3日間の開催になりました
そんな貴重な3日間のプレミアムチケットですが、前売り券・当日券共になし!
このプロジェクトにファンディングとして参加した方に
「返礼品」として送られていくる”湯~園地タオル”こそが限定のチケットになっていました
くう~!そんなセンス、素晴らしすぎます☆
タオルは日時指定で色分けされていて、1日目が黄色、二日目が緑、最終日が白という具合☆
開催期間中にツイッターを見たら、倍以上の金額で譲ってくださ~いとの声も上がっていたのにはビックリでした。
この3日間での来場者ですが
1日目 7/29(土) 5,000人
2日目 7/30(日) 5,000人
3日目 7/31(月) 4,000人と
なんと14,000名を超える入場者数!
普段は閑古鳥の泣きそうなローカル遊園地も
この3日間ばかりは大盛り上がり☆
別府温泉の父”油屋熊八”さんもさぞかし大喜びのことでしょうね♪
「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」で知られる別府温泉の仕掛け人”油屋熊八さん”
開催期間中は各局のテレビ取材クルーの姿もたくさん見られました
(写り込まないように細心の注意を払いました~ww)
全国的にいかに注目されていたかが分かりますね
ただこの大人気・大盛況の湯~園地
とにかく人が多いのと日中は気温が33℃を超える猛暑
人気のアトラクションは待ち時間が120~140分待ち...
暑さに弱いワタシ達はその辺りが心配でした
PR動画とはちょっと違ったアトラクションやこの暑さという環境などの”ハード面”を大いにカバーしたのが、今回参加したスタッフの方達による”ソフト面”☆
人気アトラクションの前の長蛇の列には常に彼らが明るい笑顔でドリンクやかき氷などを
面白おかしく販売しに来たり
熱中症対策のために無料でミネラル飲料水を配りに来ます
時には大きな水鉄砲を持ったスタッフがワタシ達の足元狙って冷えた水を打ってきます(笑)
これがまた気持ちいい♪
結果、開催期間中の救急搬送は一切なしとの事。
素晴らしい事です
ちなみにここ湯~園地では至るところから水やらお湯がかかってきます
カレも必死で一眼レフを守っていました(笑)
実は彼ら全員が(一部のアトラクション操作スタッフを覗きます)一般公募によるボランティア
「参加する側の楽しもあれば、迎い入れる側の楽しさもあります
顧問の先生に”思い出に残るから”参加してこい!って言われました」と答えたのは
地元別府市の高校水泳部の女の子
やらされている感の人は皆無。皆イキイキとそれぞれの役割を全うし
別府温泉全体を盛り上げていく素晴らしい雰囲気を作り上げていました
そして待ち時間を飽きさせないエンターティナーなボランティアフタッフ
”謎のハイテンション軍団”のお姉さんは相当楽しませてくれました(笑)
期間中には芸能人の方々も来園
YOUさんや竹内力さん、初日には大分県出身の指原莉乃ちゃんも会場を盛り上げていました
お笑い芸人”ダイノジ”も大活躍でしたよ~
エアギター世界一の人ですね(笑)
園内の放送も”のん(能年玲奈さん)”が担当
”神は細部に宿る”の言葉通り
一瞬たりとも来場者を飽きさせない徹底ぶり
想像以上の楽しさにいい意味で裏切られました~
バスタオル姿で遊園地のアトラクションに乗り込む姿(ワタシ)..
でもこんな非日常な光景や体験って
多くの人の深層心理で求めている事なのかもしれませんね
さてさて混浴ファンの皆さんが一番気になるところ
参加条件の「ドレスコード」ですよね~
PR動画ではバスタオル一枚で園内を多くの人たちが闊歩する姿が印象的でしたが
公序良俗の問題などもあり
「濡れても大丈夫な格好」というのが今回のドレスコードでした
つまり水着が好ましい!という事ですね
でもそれって、各地にあるスパ施設やプールと何ら変わりがないですよね
せっかくの湯~園地の意味がない!って思います
そう思うのはワタシ達だけではありませんでした☆
ここはあくまでも”湯~園地”☆世界の別府温泉ですから
水着の上からバスタオルを巻く”温泉ルック”の女性達も数多く見る事ができました
うんうん♪その方が絶対いい☆
カレも嬉しそうにその光景を眺めていましたww
「バスタオル巻きって7割増だね♪」と訳のわからない事を言ってましたが...(笑)
「湯~覧吊り橋」からの別府の眺めは最高!
中央部では温泉水の散布が行われていて
谷に吹く風に乗ってとても気持ちよかったです☆
今回実現した「湯~園地構想」
ワタシは断然”大成功”だと思います
別府の人たちの”夢”から始まり「そんなの無理~」の声をはねのけ
見事実現させた長野市長、プロディースに参加された方々、ボランティアの皆さん、そして別府をこよなく愛する地域の人たち、お疲れさまでした!心から感謝いたします
この日、この場所にいることが出来た事を嬉しく思います
今後40年で日本から4000万人の人口が減ると言われている日本
機能しなくなる地方時自体がここ数十年で急増するそうです
今回の奇想天外なイベントは、今後の町おこしや地方創生の
大きなチャンスに結びついたのではないでしょうか☆
暗いニュースばかりが飛び交う日本ですが
大丈夫!
まだまだ元気な人たちがここにはいます
そして”温泉業界は永久に不滅で~す”の名言を残させていただきます
またぜひ開催してほしい別府「湯~園地」でした
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【湯~園地(ラクテンチ)】
~2017.7.31訪問~
みうたんお気に入り度☆☆☆☆☆
【住所】 大分県別府市流川通り18丁目
【☎︎】 0977-21-1128 (遊べる温泉都市構想実行委員会事務局)
【入浴料】 クラウドファンディングにて8,000円/1名
【入浴時間】 10:00~17:00
【定休日】 2017年7月29日~31日の3日間限定イベント
【HP】 湯~園地計画HP
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2017.08.01
一宿一飯の宿♪
一宿一飯の宿♪
logbook #260 湯野上温泉 清水屋旅館
広大な面積を持つ福島県
そのエリアは3つに分けれ
東から浜通り、中通り、会津とそれぞれぞれ同じ県内でありながら
気候や風習、方言など大きく違ってきます
今回訪問した宿は福島県会津エリアの「湯野上温泉」☆
古くは奈良時代に発見されたと伝わる大川沿いの温泉地です
正確には明治に入り、それまで商人の行き交う宿場町
(近くには江戸の宿場町”大内宿”があります)でしたが
国道121号線(新日光街道)が整備されたことにより
多く人達が行き交うようになった事で温泉街として発展
現在18軒の旅館や民宿が立ち並ぶ温泉街を形成しています
その中でもひときわ古く明治23年(1889)に営業を開始したのが
湯野上温泉きっての老舗旅館「清水屋旅館」になります
これでもかという位、国道ギリギリにせまる二階建ての建物
よく見れば緩やかな行動のカーブに沿って湾曲していましたww
明治創業という面影は現在の建物から見ることはできませんが
それでも昭和中期に建てられたであろう外観は独特の存在感があります
館内も昭和に建てられた当時のままのフロントロビーですが
一歩脚を踏み入れると感じる外観とのギャップも、またこの宿の魅力の一つ
若い主人への世代交代によるものでしょう
ところどころポイント的に現代風アートが見られ
少しずつ改装されているような印象があります
部屋はおそらく当時のままの様ですが
廊下などはリニューアルされ綺麗に清掃もされていました
その雰囲気はしっかりと宿の打ち出す
”ノスタルジックな香り漂う 源泉かけ流しの宿 清水屋旅館”のイメージそのもの☆
ただ単に古い・昭和=ノスタルジーではないですからね(笑)
バラエティーに富んだ湯船を用意してある混浴露天風呂
清水屋には館内に男女別の内湯の他に
混浴となる露天風呂には滝の湯・砂利湯・舟湯・松の湯・平湯と
5つの湯船が用意されていました。
サウナ?のような設備もありましたが現在は使用されていない様です
湯野上温泉の泉質は弱アルカリ性単純泉☆源泉温度は55℃
ここ清水屋旅館は独自源泉”名舟湯”を持ち豊富なお湯を源泉100%掛け流ししてあります
湯船によって温度も40℃~44℃までと変えてあるので
好みのお湯を選んで入ると良いでしょう
混浴露天風呂は”露天”でありながらしっかりと屋根も付いているので
天気を気にせず湯浴みを楽しむことができます
これは積雪の多い地域には必要不可欠な作りですね
バラエティーに富んだたくさんの湯船と手作り感のあるこの宿
「混浴ワンダーランド」と呼ぶにふさわしい☆
ただそれはディズニーランドやUSJのように洗練されたイメージより
いい意味で「花やしき」のような素朴なイメージかな(笑)
平湯の淵に佇む観音様も摩訶不思議な存在感を出していました
一番広い湯船"平湯”
全12室のこの宿は学生さん向けの合宿所などにも使われることが多く
(若い子達の合宿で混浴って...ドキドキものでしょうね 笑)
30人以上になれば貸切もOKな対応をしています
館内には”ホール”と呼ばれる広間があり
混浴露天へ行くにはこの”ホール”を通って行くのですが
ここがまた昭和レトロな空間で
紅白の垂れ幕に木馬の置物、ビリヤード台が設置されています
お風呂上りに”温泉卓球”ならぬ”温泉ビリヤード”!
浴衣で9ボールもオツなものでメチャ楽しめます♪
何よりも宿泊料金のコスパが素晴らしく
平日であれば素泊まりトイレなし部屋なんとお一人様3,500円!
(トイレ付きでも3,800円)
休日前でも5,500円(5,800円)で納得以上の温泉と遊びの空間を満喫できます
これはオススメです!
変な話ですが、カップルさんであれば
ラブホwwに泊まるよりも数倍楽しめると思います☆
近くには江戸時代の宿場町の面影を残す「大内宿(おおうちじゅく)」
日本で二箇所しかない茅葺屋根の駅舎”湯野上温泉駅"や
百万年以上の歳月をかけて作り上げられた奇形奇岩の「塔のへつり」など見所も多く
観光拠点としても最適です
素泊まりのお客さんにも夜食として”おにぎり”のサービス付き
こういった”まごころ”の心遣いって嬉しいですよね
一番熱めの扇型のお風呂”松の湯"
冬の寒さの厳しい会津地方の朝
身が引き締まるような凜とした冷たい外気のなか
熱い湯船に身を沈めると
贅沢に湯気をたたえながら湯船からかけ流された豊富かつ新鮮なお湯が
音を立てながらオーバーフローして溢れていきます
この光景を見ただけで温泉好きにはたまらない贅沢感を味わえます♡
この宿のHPでは昭和な外観や昔ながらの屋号は見られず
”一宿一飯のOnsenハウス しみずや Shimizuya”と
かなり若者にターゲット層にしたものになっていたのにはビックリしました
おそらくHPのみを見て足を運んだ人は
実際に外観を目にした瞬間に”え??ここ??”と戸惑いそう...ww
もちろんその先入観さえ払拭できれば
最高の居心地を提供する良い宿ということはワタシが太鼓判を押します!
きっと世代交代したであろう若き主人も
今後の温泉旅館のあり方や方向性に試行錯誤しているような印象を持ちました
今はその途中段階の模索中といったところでしょうか
それでもHPで銘打っている”一宿一飯(いっしゅくいっぱん)”という言葉
もともと昔の博徒や渡世人、いわゆる任侠と呼ばれる世界の人達☆
当時で言えば清水次郎長や国定忠治!
ちょっとした恩義でも決して忘れてはならないという戒めの言葉であり
一度でも世話になったことを一生の恩義とする大切な風潮です
現在社会においては忘れがちな大切なことですよね
”与えた恩は川に流せ、もらった恩は石に刻め”
”一期一会”のようなひとつひとつの出会いを大切にしている宿
そんな主人の思いが、あの”おにぎり”にぎっしりと詰められていたような気がします
いつまでもホッとできるような
素敵な宿であり続けて欲しいと思えた
福島会津地方の老舗旅館でした
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【湯野上温泉 清水屋旅館】
~2016.2訪問~
みうたんお気に入り度☆☆☆☆
【住所】 福島県南会津郡下郷町湯野上居平乙762
【☎︎】 0241-68-2211
【入浴料】 500円
【入浴時間】 9:00~16:00
【定休日】 不定休(要確認)
【HP】 清水屋旅館HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
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logbook #260 湯野上温泉 清水屋旅館
広大な面積を持つ福島県
そのエリアは3つに分けれ
東から浜通り、中通り、会津とそれぞれぞれ同じ県内でありながら
気候や風習、方言など大きく違ってきます
今回訪問した宿は福島県会津エリアの「湯野上温泉」☆
古くは奈良時代に発見されたと伝わる大川沿いの温泉地です
正確には明治に入り、それまで商人の行き交う宿場町
(近くには江戸の宿場町”大内宿”があります)でしたが
国道121号線(新日光街道)が整備されたことにより
多く人達が行き交うようになった事で温泉街として発展
現在18軒の旅館や民宿が立ち並ぶ温泉街を形成しています
その中でもひときわ古く明治23年(1889)に営業を開始したのが
湯野上温泉きっての老舗旅館「清水屋旅館」になります
これでもかという位、国道ギリギリにせまる二階建ての建物
よく見れば緩やかな行動のカーブに沿って湾曲していましたww
明治創業という面影は現在の建物から見ることはできませんが
それでも昭和中期に建てられたであろう外観は独特の存在感があります
館内も昭和に建てられた当時のままのフロントロビーですが
一歩脚を踏み入れると感じる外観とのギャップも、またこの宿の魅力の一つ
若い主人への世代交代によるものでしょう
ところどころポイント的に現代風アートが見られ
少しずつ改装されているような印象があります
部屋はおそらく当時のままの様ですが
廊下などはリニューアルされ綺麗に清掃もされていました
その雰囲気はしっかりと宿の打ち出す
”ノスタルジックな香り漂う 源泉かけ流しの宿 清水屋旅館”のイメージそのもの☆
ただ単に古い・昭和=ノスタルジーではないですからね(笑)
バラエティーに富んだ湯船を用意してある混浴露天風呂
清水屋には館内に男女別の内湯の他に
混浴となる露天風呂には滝の湯・砂利湯・舟湯・松の湯・平湯と
5つの湯船が用意されていました。
サウナ?のような設備もありましたが現在は使用されていない様です
湯野上温泉の泉質は弱アルカリ性単純泉☆源泉温度は55℃
ここ清水屋旅館は独自源泉”名舟湯”を持ち豊富なお湯を源泉100%掛け流ししてあります
湯船によって温度も40℃~44℃までと変えてあるので
好みのお湯を選んで入ると良いでしょう
混浴露天風呂は”露天”でありながらしっかりと屋根も付いているので
天気を気にせず湯浴みを楽しむことができます
これは積雪の多い地域には必要不可欠な作りですね
バラエティーに富んだたくさんの湯船と手作り感のあるこの宿
「混浴ワンダーランド」と呼ぶにふさわしい☆
ただそれはディズニーランドやUSJのように洗練されたイメージより
いい意味で「花やしき」のような素朴なイメージかな(笑)
平湯の淵に佇む観音様も摩訶不思議な存在感を出していました
一番広い湯船"平湯”
全12室のこの宿は学生さん向けの合宿所などにも使われることが多く
(若い子達の合宿で混浴って...ドキドキものでしょうね 笑)
30人以上になれば貸切もOKな対応をしています
館内には”ホール”と呼ばれる広間があり
混浴露天へ行くにはこの”ホール”を通って行くのですが
ここがまた昭和レトロな空間で
紅白の垂れ幕に木馬の置物、ビリヤード台が設置されています
お風呂上りに”温泉卓球”ならぬ”温泉ビリヤード”!
浴衣で9ボールもオツなものでメチャ楽しめます♪
何よりも宿泊料金のコスパが素晴らしく
平日であれば素泊まりトイレなし部屋なんとお一人様3,500円!
(トイレ付きでも3,800円)
休日前でも5,500円(5,800円)で納得以上の温泉と遊びの空間を満喫できます
これはオススメです!
変な話ですが、カップルさんであれば
ラブホwwに泊まるよりも数倍楽しめると思います☆
近くには江戸時代の宿場町の面影を残す「大内宿(おおうちじゅく)」
日本で二箇所しかない茅葺屋根の駅舎”湯野上温泉駅"や
百万年以上の歳月をかけて作り上げられた奇形奇岩の「塔のへつり」など見所も多く
観光拠点としても最適です
素泊まりのお客さんにも夜食として”おにぎり”のサービス付き
こういった”まごころ”の心遣いって嬉しいですよね
一番熱めの扇型のお風呂”松の湯"
冬の寒さの厳しい会津地方の朝
身が引き締まるような凜とした冷たい外気のなか
熱い湯船に身を沈めると
贅沢に湯気をたたえながら湯船からかけ流された豊富かつ新鮮なお湯が
音を立てながらオーバーフローして溢れていきます
この光景を見ただけで温泉好きにはたまらない贅沢感を味わえます♡
この宿のHPでは昭和な外観や昔ながらの屋号は見られず
”一宿一飯のOnsenハウス しみずや Shimizuya”と
かなり若者にターゲット層にしたものになっていたのにはビックリしました
おそらくHPのみを見て足を運んだ人は
実際に外観を目にした瞬間に”え??ここ??”と戸惑いそう...ww
もちろんその先入観さえ払拭できれば
最高の居心地を提供する良い宿ということはワタシが太鼓判を押します!
きっと世代交代したであろう若き主人も
今後の温泉旅館のあり方や方向性に試行錯誤しているような印象を持ちました
今はその途中段階の模索中といったところでしょうか
それでもHPで銘打っている”一宿一飯(いっしゅくいっぱん)”という言葉
もともと昔の博徒や渡世人、いわゆる任侠と呼ばれる世界の人達☆
当時で言えば清水次郎長や国定忠治!
ちょっとした恩義でも決して忘れてはならないという戒めの言葉であり
一度でも世話になったことを一生の恩義とする大切な風潮です
現在社会においては忘れがちな大切なことですよね
”与えた恩は川に流せ、もらった恩は石に刻め”
”一期一会”のようなひとつひとつの出会いを大切にしている宿
そんな主人の思いが、あの”おにぎり”にぎっしりと詰められていたような気がします
いつまでもホッとできるような
素敵な宿であり続けて欲しいと思えた
福島会津地方の老舗旅館でした
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【湯野上温泉 清水屋旅館】
~2016.2訪問~
みうたんお気に入り度☆☆☆☆
【住所】 福島県南会津郡下郷町湯野上居平乙762
【☎︎】 0241-68-2211
【入浴料】 500円
【入浴時間】 9:00~16:00
【定休日】 不定休(要確認)
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2017.07.18
風評被害に負けるな!
風評被害に負けるな!
logbook #259 土湯温泉 山水荘
2011年の東日本大震災から6年が経つ今でも風評被害によって大打撃を受けている温泉地が福島県内には数多くあります。
その中でも福島を代表する温泉地「土湯温泉」は最も被害の大きかった場所といえるでしょう
震災後に追い打ちをかける様にして起こった原発事故後に
第二次避難所として多くの被災者を受け入れた結果
同年8月を目処に避難者が他所の仮設住宅に移った事で稼働率が3割未満に急落
人件費など過剰となった運営費用が旅館経営を圧迫する結果を招き一気に経営が悪化し
実に土湯温泉にある16の旅館ホテルのうち
5件が廃業に追い込まれてしまいました
これは福島県内で最も廃業の多かった温泉地です
福島県中通りにある土湯温泉は
東京から新幹線で最寄りの福島駅まで120分、そこからバスで50分
車でのアクセスは川口JCTから福島西ICまで180分、一般道15分と
地の利の良さもあり近隣の飯坂温泉と並び
昔から多くの人たちが足を運ぶ
福島県内きっての温泉地として栄えてきました
今回訪れた「山水荘」は客室数70を超える大型観光ホテル
いくつものお風呂を持つ人気の宿です
館内には6Fに「淵の湯」(浅湯・深湯・ぬる湯・見晴らし湯の内湯と露天風呂)
「瀧の湯」(大きな内湯と露天風呂)があり時間制で男女が分けられます
1Fには「つれづれの湯」と「たまゆらの湯」の男女別内湯
その他5つの貸切風呂(有料)を用意し
ワタシ達の目的である混浴露天風呂「太子の湯」があります
これは混浴ファンのみならず温泉ファンにとっては最高に嬉しい宿ですね
日帰りや立ち寄り入浴も用意されているのですが
残念ながら混浴露天風呂の「太子の湯」と貸切風呂は宿泊者専用という事で
宿泊しないと入れません
でも夜の露天風呂の雰囲気や館内の充実感、食事を考えれば
ぜひぜひ宿泊してもらいたい宿です
近くには大玉温泉 金泉閣や不動湯温泉 白雲荘がありますので
山水荘を拠点として日帰り混浴めぐりをするのもオススメの宿です☆
安達太良山近く吾妻連峰の中腹450mの高原に抱かれる様に位置する土湯温泉
目の前には荒川の渓流が流れ、人工的ではありますが夜には二段の瀧がライトアップ
耳に届くのは山々に響き渡る渓流の音とお湯の湧出される音のみ
質の高い土湯のお湯に身を沈めれば
それはそれは贅沢な気分に浸れます♪
10種類以上ある土湯温泉の泉質
ここ山水荘のお湯は無色透明の単純泉
毎分230ℓという豊富なお湯は高温で
自然の湧き水により加水され館内のお風呂へ湧出しています
混浴の「太子の湯」は手前に桶風呂
奥に広めの岩風呂が配置されています
館内により一度出てエントランスを歩いた先に露天風呂の入り口があり
男女別の脱衣所も用意されています
女性には安心ですね☆
しかも女性に優しい女性専用時間が5時間!と
なかなか珍しい長い時間帯を設けています
なので逆に男性の方は太子の湯へ入れる混浴時間
(15時~18時・翌5時~10時)を間違えないようにしてくださいね
つまり男性はチェックイン後18時までに入らないと
次の日まで入れないという事なのでご注意を♪
夜の露天風呂「太子の湯」も
明るい時間の雰囲気も
どちらも最高ですよ♪
そんな風評被害に大打撃を受けた土湯温泉ですが
ただ黙って観光客の足が戻るのを待ってる温泉地ではありませんでした☆
「ふくしまからはじめよう。若い力による風評被害対策事業」の一環として
温泉地の若い力に注目!
「若旦那図鑑」が制作された経緯から角川文庫の女性コミック誌”シルフ”にて連載を開始
若い層の顧客獲得に乗り出します
若旦那5人衆として
ジュリアン(イケメン) 山根屋旅館・渡邉樹璃案
リオ 山水荘・渡邉利生
ツヨシ はるみや旅館・今泉強
アキラ 向瀧旅館・佐久間輝
トモヒロ 向瀧旅館・佐久間智啓
がクローズアップ☆
という訳でワタシも山水荘の若旦那”リオ”と記念撮影(笑)
5人衆の中でも最年少だそうです
連載漫画の中の5人衆
山水荘の若旦那”渡邉利生”さんは左から2番目ですね
似ているか似ていないかの判断はあなた次第(笑)
ぜひ盛り上がりを見せて欲しいですね♪
そして土湯温泉最大の復活劇が地熱発電利用でした
高温である土湯温泉の特色を生かし
(源泉16号の温度は139℃)
総工費7億円をかけたバイナリー方式と呼ばれる地熱発電方式を採用
高温の温泉は発電の熱源として活用され
発電に使われて温度が下がった温泉は温泉施設で入浴用に利用するもの
これは地熱発電大国である大分県の筋湯温泉で行われていますね
土湯温泉も収益の柱を地熱発電という形で
観光以外のエネルギー事業へ活路を見出した結果
年間1億円という収益を得ることができました
これは大きいですね♪
先日のニュースで知りましたが
16軒あった旅館のうち5軒が廃業となっていましたが
うち3軒が復活の動きを見せ始めたそうです
もちろん経営権が移ったり、別の会社が買い取っての事ですが
苦難が続いた温泉地を復興の光が照らし始めたといって良いでしょう
その中の「旧土湯ホテル」を再生させるのは今回の「山水荘」だそうです
2017年10月に復興作業関係者用の宿泊施設としてオープンさせるそうで
ゆくゆくは観光客のための宿泊施設に戻していきたいとの事
素晴らしいですね
最近は全国的に見ても混浴温泉や混浴宿の廃業や廃止のニュースばかりが続いていました
衰退産業になりつつある温泉業界や各地の温泉地にとっても
今回のケースがいい成功例になれればと思っています
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【土湯温泉 山水荘】
~2016.1.24訪問~
みうたんお気に入り度☆☆☆☆
【住所】 福島県福島市土湯温泉町字油畑55
【☎︎】 024-595-2141
【入浴料】 800円
【入浴時間】 10:00~15:00(14:00受付終了) 混浴露天は不可
【定休日】 無休
【HP】 山水荘HP
参考であり、変更もしくは過去のデータである恐れがありますのでご理解ください
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logbook #259 土湯温泉 山水荘
2011年の東日本大震災から6年が経つ今でも風評被害によって大打撃を受けている温泉地が福島県内には数多くあります。
その中でも福島を代表する温泉地「土湯温泉」は最も被害の大きかった場所といえるでしょう
震災後に追い打ちをかける様にして起こった原発事故後に
第二次避難所として多くの被災者を受け入れた結果
同年8月を目処に避難者が他所の仮設住宅に移った事で稼働率が3割未満に急落
人件費など過剰となった運営費用が旅館経営を圧迫する結果を招き一気に経営が悪化し
実に土湯温泉にある16の旅館ホテルのうち
5件が廃業に追い込まれてしまいました
これは福島県内で最も廃業の多かった温泉地です
福島県中通りにある土湯温泉は
東京から新幹線で最寄りの福島駅まで120分、そこからバスで50分
車でのアクセスは川口JCTから福島西ICまで180分、一般道15分と
地の利の良さもあり近隣の飯坂温泉と並び
昔から多くの人たちが足を運ぶ
福島県内きっての温泉地として栄えてきました
今回訪れた「山水荘」は客室数70を超える大型観光ホテル
いくつものお風呂を持つ人気の宿です
館内には6Fに「淵の湯」(浅湯・深湯・ぬる湯・見晴らし湯の内湯と露天風呂)
「瀧の湯」(大きな内湯と露天風呂)があり時間制で男女が分けられます
1Fには「つれづれの湯」と「たまゆらの湯」の男女別内湯
その他5つの貸切風呂(有料)を用意し
ワタシ達の目的である混浴露天風呂「太子の湯」があります
これは混浴ファンのみならず温泉ファンにとっては最高に嬉しい宿ですね
日帰りや立ち寄り入浴も用意されているのですが
残念ながら混浴露天風呂の「太子の湯」と貸切風呂は宿泊者専用という事で
宿泊しないと入れません
でも夜の露天風呂の雰囲気や館内の充実感、食事を考えれば
ぜひぜひ宿泊してもらいたい宿です
近くには大玉温泉 金泉閣や不動湯温泉 白雲荘がありますので
山水荘を拠点として日帰り混浴めぐりをするのもオススメの宿です☆
安達太良山近く吾妻連峰の中腹450mの高原に抱かれる様に位置する土湯温泉
目の前には荒川の渓流が流れ、人工的ではありますが夜には二段の瀧がライトアップ
耳に届くのは山々に響き渡る渓流の音とお湯の湧出される音のみ
質の高い土湯のお湯に身を沈めれば
それはそれは贅沢な気分に浸れます♪
10種類以上ある土湯温泉の泉質
ここ山水荘のお湯は無色透明の単純泉
毎分230ℓという豊富なお湯は高温で
自然の湧き水により加水され館内のお風呂へ湧出しています
混浴の「太子の湯」は手前に桶風呂
奥に広めの岩風呂が配置されています
館内により一度出てエントランスを歩いた先に露天風呂の入り口があり
男女別の脱衣所も用意されています
女性には安心ですね☆
しかも女性に優しい女性専用時間が5時間!と
なかなか珍しい長い時間帯を設けています
なので逆に男性の方は太子の湯へ入れる混浴時間
(15時~18時・翌5時~10時)を間違えないようにしてくださいね
つまり男性はチェックイン後18時までに入らないと
次の日まで入れないという事なのでご注意を♪
夜の露天風呂「太子の湯」も
明るい時間の雰囲気も
どちらも最高ですよ♪
そんな風評被害に大打撃を受けた土湯温泉ですが
ただ黙って観光客の足が戻るのを待ってる温泉地ではありませんでした☆
「ふくしまからはじめよう。若い力による風評被害対策事業」の一環として
温泉地の若い力に注目!
「若旦那図鑑」が制作された経緯から角川文庫の女性コミック誌”シルフ”にて連載を開始
若い層の顧客獲得に乗り出します
若旦那5人衆として
ジュリアン(イケメン) 山根屋旅館・渡邉樹璃案
リオ 山水荘・渡邉利生
ツヨシ はるみや旅館・今泉強
アキラ 向瀧旅館・佐久間輝
トモヒロ 向瀧旅館・佐久間智啓
がクローズアップ☆
という訳でワタシも山水荘の若旦那”リオ”と記念撮影(笑)
5人衆の中でも最年少だそうです
連載漫画の中の5人衆
山水荘の若旦那”渡邉利生”さんは左から2番目ですね
似ているか似ていないかの判断はあなた次第(笑)
ぜひ盛り上がりを見せて欲しいですね♪
そして土湯温泉最大の復活劇が地熱発電利用でした
高温である土湯温泉の特色を生かし
(源泉16号の温度は139℃)
総工費7億円をかけたバイナリー方式と呼ばれる地熱発電方式を採用
高温の温泉は発電の熱源として活用され
発電に使われて温度が下がった温泉は温泉施設で入浴用に利用するもの
これは地熱発電大国である大分県の筋湯温泉で行われていますね
土湯温泉も収益の柱を地熱発電という形で
観光以外のエネルギー事業へ活路を見出した結果
年間1億円という収益を得ることができました
これは大きいですね♪
先日のニュースで知りましたが
16軒あった旅館のうち5軒が廃業となっていましたが
うち3軒が復活の動きを見せ始めたそうです
もちろん経営権が移ったり、別の会社が買い取っての事ですが
苦難が続いた温泉地を復興の光が照らし始めたといって良いでしょう
その中の「旧土湯ホテル」を再生させるのは今回の「山水荘」だそうです
2017年10月に復興作業関係者用の宿泊施設としてオープンさせるそうで
ゆくゆくは観光客のための宿泊施設に戻していきたいとの事
素晴らしいですね
最近は全国的に見ても混浴温泉や混浴宿の廃業や廃止のニュースばかりが続いていました
衰退産業になりつつある温泉業界や各地の温泉地にとっても
今回のケースがいい成功例になれればと思っています
みうたん☆クローバーZの混浴ログ♪
【土湯温泉 山水荘】
~2016.1.24訪問~
みうたんお気に入り度☆☆☆☆
【住所】 福島県福島市土湯温泉町字油畑55
【☎︎】 024-595-2141
【入浴料】 800円
【入浴時間】 10:00~15:00(14:00受付終了) 混浴露天は不可
【定休日】 無休
【HP】 山水荘HP
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